10月10日はマグロの日
726年10月10日、山部赤人が聖武天皇のおともで、
マグロ漁で盛んな地域である明石へ
行った時に詠んだ歌<万葉集>に由来。
1986年、日本かつお・まぐろ漁業協同組合連合会が
もっとマグロを食べてほしい、理解を深めて欲しいという願いを込めて制定しました。
マグロは一生眠らずに泳ぎ続ける!?
マグロは常に口を開けて泳いでいるそうです。
泳ぐことで口から海水を取り込み、絶えずエラに海水を送り込みます。
泳ぎを止めると酸欠状態で窒息死してしまいます。
このため、マグロは泳ぎを止めることはできません。
また体型は紡錘形で高速遊泳に適していて、
通常は時速30~60kmくらいで泳ぎますが、最高では時速160kmで泳ぐと
の報告もあるそうで、海の最速の魚ともいえます。
日本人がマグロを食用としてたことは、
古くは古事記や万葉集にも記述されてるようです。
江戸時代には濃口醤油が調味料として普及しはじめ、
これによりマグロの身を醤油漬けにする「ヅケ」と呼ばれる新たな保存方法が、
握り寿司のネタとしても登場しました。
ちなみにマグロの漬けは、早ければ数十分で美味しく食べられますが、
時間をかければかけるほど余分な水分が抜けきって、
マグロのねっとりとした味わいが楽しめるようです。