耐震等級とは?

1503306.jpg

耐震等級とは1~3までありますが等級によっては地震保険が安くなります。


耐震等級1のレベル

一般の建物全てが該当するレベルです。
建築基準法で定められている、最低限の耐震性能と言えます。

100年に一度クラスの地震(およそ震度6~7、阪神淡路大震災など)に対しても

倒壊・崩壊しない強度を持つとされています。

しかし、あくまでも倒壊しないだけで、傾いたり破損することは大いに考えられます。

また、数十年に一度クラスの大地震(およそ震度5)に対しては、損傷しない程度の強度があると言えます。

あくまでひとつの目安として考えるべきです。

耐震等級2のレベル

耐震等級2は、上で示した耐震等級1の1.25倍の倍率の耐震強度があることを示しています。

「長期優良住宅」として認定されるには、耐震等級2以上の強度を持たねばなりません。

災害時の避難場所として指定される学校や病院・警察などの公共施設は、

必ず耐震等級2以上の強度を持つことが定められています。

耐震等級3のレベル

耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍の耐震強度があることを示しています。

住宅性能表示制度で定められた耐震性の中でも最も高いレベルであり、

災害時の救護活動・災害復興の拠点となる消防署・警察署などは、その多く

が耐震等級3で建設されています。


地震保険料の割引

耐震等級1.2.3により地震保険の割引率も変わります。

耐震等級1:10%・等級2:30%・等級3:50%となります。

また割引を受けるには指定の提出書類も必要になります。