【おうちづくりコラム】誰もが必要な「長期積立投資」とは?

住宅会社のブログであるにもかかわらず
度々登場するのが「長期積立投資」ですが、
そもそもそんなものに興味がない方もいらっしゃれば、
「投資」という言葉を聞くだけで
拒否反応が起こる方もいらっしゃると思います。

また、それなりに興味はあるけど、
何をどのようにすればいいか分からない
という方もいらっしゃると思うのですが、
「長期積立投資」に関しては
家を建てる方は必須項目だと思っているので、
少しでも前向きにお考えいただくために、
今回は「長期積立投資」について
突っ込んでお伝えしていきたいと思います。

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ちなみに我が家も夫婦そろってやっていて、
銀行への預金や保険料以上に
こちらにお金を回しております。

まず理解しておいていただきたいことが、
世間でよく聞くような
投資で全財産を失ったとか、大損こいたなどという話は、
あくまで一攫千金を狙った短期的な取引での話であり、
この長期積立投資では絶対にあり得ないということです。

長期積立投資とは
短期的な利益獲得を目的として取引するものではなく、
「長期的に確実に成長している市場に
長い期間に渡って少しずつコツコツと分散投資していく」
ということですからね。

つまり、短期的な価格の変動はもちろん、
中期的な価格の変動はあるものの、
そんな価格変動を繰り返しながらも
長期的には上昇していくのが資本主義経済であり、
その長期的なトレンドの波に乗っかるのが長期積立投資なので、
そんな価格変動に一喜一憂することなく
買い続けていくことによって資産を増やしましょう
ということですね。

ちなみに長期とは「数年から数十年」なんですが、
私自身は、やがて働けなくなるまでは(働いて収入がある限りは)
ただただ無心で毎日積立投資をやり続けていくつもりです。
かつ、その間はよほど必要に迫られない限りは、
途中でお金をおろすつもりはありません。

運用期間が長くなればなるほど、
また増えたお金を再投資し続けていけばいくほど
複利効果によって雪だるま式にお金が増えていくからです。

そして、やがて収入がなくなった時、
その資金を切り崩しながら生活していくというわけです。
この資金に年金が加われば、
かなり豊かな老後生活を送れるでしょうし、
お金が高い高齢者施設に入るにしても
あるいは大病を患ったとしても
きっと資金的なことで家族に
迷惑をかけることもないでしょうしね。

✔️投資をするとは??

では、ここからは具体的に何を買えばいいのかについて
お伝えしていきたいと思いますが、
長期投資をする場合、絶対におさえておくべき商品が
アメリカの「S&P500」という指標の値動きに連動した
「インデックスファンド」です。

理由は、アメリカが全世界経済の中心的存在だから。
そしてS&P500に選出されている企業は
選りすぐりの素晴らしい企業ばかりだからです。
なんせアップルをはじめとして
グーグル(アルファベット)やアマゾン、テスラやVISAなど
名だたる企業だらけですからね。

つまり、投資をするということは、
世界のトップクラスの500社の企業
全てに出資しているというわけですね。

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そう考えると資産が増えて当たり前だし、
500社に分散投資しているため、
仮にどこかの企業の業績が大きく悪化しても
そのダメージを食らうこともないし、
その上、そんな企業が出てしまったら
すぐさま成長している企業と入れ替えられることになるため、
なおのこと暴落するリスクが少ない
仕組みになっているというわけですね。

また、購入する商品には、
手数料が高いアクティブファンドと
手数料が低いインデックスファンドの2種類があるのですが、
前者ではなく後者をオススメする理由は、
手数料が低い方が、単純にお金が増えやすいから、
かつ、わざわざ高い手数料を支払って
一流のファンドマネージャーが
目聞きで企業を厳選して運用するアクティブファンドを買うよりも、
アメリカ経済の指標に連動しているインデックスファンドを買う方が、
よりお金が増えているというデータが存在しているからです。

そんなわけで、アメリカ経済の総合的な指標に連動した
「S&P500」のインデックスファンドを
購入することをオススメしているというわけですね。

いかがでしたか?
なんとなくご理解いただけました?

では、次回はどこで長期積立投資をやればいいのかと、
長期積立投資をする上で最大の難関となる
「口座開設」についてお伝えしていきたいと思います。

SBI証券や楽天証券といったネット証券で口座開設する場合、
これがちょっとややこしく、
多くの方がここでつまずいているんじゃないかなと思っているので、
せっかくの「やる気」を失わないためにも
次回もぜひご覧いただければと思います。

【おうちづくりコラム】資金計画の真意 その3

前回、家を建てるタイミングで
「生命保険」を見直したほうがいい
というお話をさせていただきましたが、
「学資保険」もまた、
これを機に見直すことを推奨しています。

すでに学資保険に加入されている方は、
ご存知だと思いますが、
以前の郵便局の学資保険のようにお金が増えないからです。

ゆえ、すでに加入されている方は、
解約出来るなら解約していただくことを推奨しているし、
まだ入ってない方に至っては、
検討する必要すらないというのが個人的な意見です。

そして、前回もお伝えしましたが、
その余剰資金を長期積立投資に
回していただくことを推奨しています。

前回の記事をご覧いただければ
お分かりいただけると思いますが、
資産を増やすにためには
これが最良の手段だからです。

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そんなわけで、
生命保険を見直すタイミングで
学資保険も見直していただきたいわけですが、
さらにこのタイミングで
見直していただいてもいいかもしれないのが
「医療保険」です。

というのが、私たちは基本的に全員が
「国民健康保険」という医療保険に加入しており、
わずか3割しか医療費を負担する必要がないからです。

かつ、この国民健康保険に加入していれば
「高額療養費制度」と呼ばれる制度も利用出来るため、
大きな怪我や病気によって手術や入院することになっても、
その大部分を国が負担してくれるようになっているからです。

例えるなら、総額300万円医療費が掛かったとしても、
そもそも90万円しか負担しなくていいし、
これに加えて高額療養費制度を利用すれば、
わずか10万円程度しか負担しなくていいという感じですね。

ゆえ、この医療保険に関しても
もしもに備えて必要以上に入るのではなく、
これらでは網羅出来ない部分だけ
カバーしておけばいいのでないかと思っている次第です。

要は、生命保険にせよ学資保険にせよ医療保険にせよ、
ホント最低限でいいということですね。

というわけで、これらの保険を検討する時は、
こういった内容を教えてくれる人から
入るようにしていただけたらと思います。

間違えても、こういった説明もなく
ただただ加入することだけをすすめてくるような人から
絶対に加入しないようにしてくださいね。
そんな不親切な人にお金を差し上げているようなものですからね。

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✔️金融投資よりも大切な投資

生命保険・学資保険・医療保険を見直しつつ
住宅ローンの返済期間を延ばし、
かつ、家づくりの予算を
可能な限り圧縮することで浮いた資金を
長期積立投資(金融投資)に回していただく。

これこそが僕自身が家づくりをするタイミングで
誰もがやった方がいいと思っていることですが、
金融投資に並行してやっていただきたいと思っていることが
「自分への投資」です。

つまり、お金に対する不安を払拭したいのなら、
また老後資金にしっかりと備えたいのなら、
いつまでも仕事が出来るようにスキルを身につけることと
健康でいることが最良の手段なので、
そのために自分への投資をやり続けることが大事だ
ということですね。

スキルを身につけるためには、
常に学び続けること、
常にチャレンジし続けること、
常にいい人に出会えるように行動することで、
健康でいるためには、
常に食事や睡眠に気をつけること、
常に運動をすること、ですね。

個人的には、
これこそがお金に対する不安を払拭する
最大の秘訣だと思っています。
そして、そう上手くいかなかった時のリスクヘッジとして、
お金にも働いてもらうことが大切だと思っている次第です。

なので、これから家を建てる方は、
保険や貯蓄の方法を間違えないこと、
住宅ローン選びを間違えないこと、
そしてなにより常に自己投資をやり続けられるだけの
資金の余力を残すことと自分への投資を怠らないこと、
この全てを実行していただけたらと思います。