【おうちづくりコラム】2階建てありきで家を考えていませんか?

家の基本は「平屋」から始まります。
つまり、その敷地の中に平屋が建つだけのゆとりがあるのなら、
基本的には平屋で間取りを考えるようにすべきである、ということですね。

というのも、平屋にすることで、様々なメリットがあなたにもたらされるからです。

まず、平屋にすれば、必然的に耐震性が高くなります。
家の重心が低くなり、2階からの荷重もなくなるからです。

2260433_s.jpg

家は、重量車両が通行すれば揺れるし、台風や強風などによっても揺れるのですが、
その影響は、平屋よりも2階建て住宅の方が、より受けることになります。
2階建ては平屋よりも重心が高く、かつ1階の柱や壁の量が
2階に比べると少ないため、平屋に比べて不安定になるからです。

その結果、重量車両が通ればその影響を受けて家が振動し、
耐震金物が緩んでいく原因になります。
また、台風の時などに強風を受ければ、家が左右に揺れ、
これも耐震金物が緩んでいく原因になります。

そして、もし金物が緩んでしまった状態で地震が起こったとしたら......?
確実に1階よりも重くなってしまう2階が、地震によって激しく揺らされるとしたら......?

ですよね。地震による倒壊リスクが高くなってしまいますよね。

その点、平屋は重量車両の通行による振動の影響も受けにくいし、
台風の時などの強風の影響も受けにくくなります。
また、柱も壁の量も多く、地面に対する設置面も広いため、
2階建てに比べて地震の被害を受けにくくなっています。

つまり、天然で地震に強いのはもちろんですが、
"長持ち"という「耐久性」で考えてみても、
2階建てよりも高いということが言えるんですよね。

この他、コスト面や暮らしやすさにおいても、
2階建てに比べてよりたくさんのメリットを享受できますしね。
(これらはまた次回、詳しくお伝えさせていただきます )

DSC02073.jpg

✔ 平屋に対して多くの方が持っている「思い込み」

多くの方が、「平屋=高い」と思い込んでしまっていたり、
「平屋=土地が広く必要=土地代が高くなる」と思い込んでしまっているのではないでしょうか?

そしてその理由は、不動産屋や住宅会社からそう言われたからではないでしょうか。

この思い込みに縛られたまま家づくりを進めてしまうと、
平屋を建てられる土地であるにもかかわらず、
当たり前のように2階建てを建ててしまいます。
自分たちの土地にはとてもじゃないけど
平屋なんて建てることができないと、初めから諦めてしまうことになります。

ですが、当たり前のように建てられている2階建ての家は、
本当に住みやすい家なのでしょうか?
また、その住みやすさはいつまでも続くのでしょうか?

そして、コスト面で考えてみても、
平屋に比べて本当に割安なのでのでしょうか?
イニシャルコストだけでなく、ランニングコストにおいてまで...