【おうちづくりコラム】資金計画の真意

「家づくり」は
誰もが初めての経験であるもの。
ゆえ、住宅会社側から
予算や希望する家の大きさについて
質問を投げかけられても
「どう答えていいのか分からないから困る」
というのが本音ではないでしょうか。

実際、人から聞いた情報や
ネットやSNSなどから仕入れる情報で
なんとなくこれくらいなんだろうなー
という指標を知ることは出来るものの、
あくまでそれは平均的な指標であって
必ずしもそれが自分にとってベストだとは限らないわけですしね。

そんなわけで弊社では、
「予算はいくらぐらいでお考えですか?」
という質問は一切投げかけず、
一緒に予算を導き出していくという作業を
最初のステップとして行っています。
いわゆる「資金計画」という作業ですね。

では、弊社が行う資金計画とは
一体どのようなものなのか。
何をどのように決めていくのか。
これについて今回はお伝えしていきたいと思います。

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✔️理想と現実のギャップを埋める作業

弊社では、
どんな場所に住みたいかやどんな家を建てたいかを
先にお聞きした上で予算を組んでいくのではなく、
まず総予算を算出してから
どんな場所に住みたいかやどんな家を建てたいかを
お聞きするようにしています。

こうしている理由は、
自分たちの理想と現実(理想の家づくりと理想の返済)
との間に生じるギャップがどれくらいあるのかを
まずは知っていただきたいからです。

これを知らないまま家づくりを進めてしまうと、
今後とんでもない状況が
待ち受けることになるかもしませんからね。

例えば、自分が住みたい場所で
自分が建てたい家を建てるとなると
諸経費なども含めると4500万円かかるとしたら、
一方で、固定金利で毎月の返済を
9万円以下に抑えたいとしたら、
借入を3000万円にしないといけないため、
理想の家づくりと理想の返済を両立するためには、
1500万円前後もの自己資金を
準備していただかなくてはいけないのですが、
身内から多額の資金援助でもない限り
これだけの自己資金を準備出来る方は
そうそういらっしゃらないと思います。

ゆえ、こういう状況に陥った場合、
単純にローンの負担を増やすしか手段がなくなってしまいます。

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仮に準備出来る金額が500万円なら
借入が1000万円増えるため
毎月の負担を3万円アップさせるか、
あるいはそのアップは流石にキツいので
返済金額を抑えたいとなれば、
金利が安い変動を選ぶことで
そのアップを1.5万円までに抑えるか、
という感じですね。

まー、変動金利を選ぶ場合は、
金利が上がることによって
下手をしたら3万円以上負担が上がってしまうかもしれない
というリスクを今後ずっと抱えながら
暮らしていかないといけませんけどね。

一方で、準備出来る自己資金と
毎月の返済金額を先に算出した上で、
家づくりを進めるようにすれば、
自己資金500万円と借入3000万円を合計した3500万円の中で
どのような土地を買い、どのような家を建てればいいかを
あらかじめ理解した上で土地選びと設計が出来るようになります。

つまり、今後の暮らしに
大きな負担や不安を背負うことなく
家づくりをすることが出来るというわけですね。

とはいえ、口で言うのは簡単ですが、
実際のところ、理想と現実の間に生じる
1000万円ものギャップを埋めるのは
そう簡単なことではありません。

つまり、家づくりの予算を抑えるために
選ぶ土地や建てる家を見直したとしても
1000万円もコストを落とすのは流石に難しいというわけですね。

ゆえ、弊社では住宅ローン選びや各種保険の見直し、
そして貯蓄の手段の見直しなどをアドバイスしたり
提案させていただくことによって、
家づくりを見直すだけではカバーしきれない部分を
完全にカバーするようにしております。

というわけで次回は、
家づくり以外の部分である
お金のことについての見直しや提案を
どのような考えをもってさせていただいているのかについて
お伝えしていきたいと思います。

建築資材の高騰によって
建築代が上がっている現在では、
この作業はとっても大事なことであり、
これから家を建てるのであれば
例外なく誰もが真剣に考えるべきところだと思うので、
ぜひご覧いただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】最もバランスがいい土地

個人的には、土地を買うとしたら
東向きか西向きの土地がベターなのかなと思っています。
というのも、南向きの土地よりも安く購入出来るし、
防犯対策やプライバシー確保のために
建築費や外構費に余分なコストをかける必要もないからです。

また、北向きの土地のように
外観が不細工になりやすかったり
外壁の汚れが目立つこともないからです。

そんなわけで
防犯対策やプライバシーの確保が比較的しやすく、
外観を美しくつくりつつ保ちやすい東・西向きの土地が
コスト面で考えてもベターだと思っているわけですが、
とはいえ、これらの土地にも「ならでは」のデメリットもあるので、
それを設計によって解消出来るかどうかが
いい家になるかどうかの大きな分かれ目になります。

では、東向きや西向きの土地が抱え持つデメリットとは
一体何でしょうか?

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✔️採光問題

東向きや西向きの土地は、
北向きの土地同様に
基本、南にお家が建っているか、
今後建つことになる可能性が高いため
採光の確保が難しいという特徴があります。

ゆえ、設計によって
その問題を解決しなければならないのですが、
これを解決するためには、

A:南の建物から充分な距離をとった場所に
直射日光を入れたい部屋を配置する

B:南の建物から充分な距離がとれない場合は
吹き抜けをつくり高い位置から光を取り込む

この2つの手段のいずれかを採用します。

しかし、Aの手段を選択する場合、
敷地の南にたっぷり余白をつくりつつ
全ての部屋が南向きの2階建てを建てようとすると、
「リビングからの眺めが悪い」という問題と
「外構工事のコストが高くなる」という
問題が発生してしまいます。

リビングからの眺めが悪くなるのは、
南に建つ建物の裏側が景色になるから。
つまり、勝手口や換気扇、エアコンの室外機や給湯器などを
見ながら暮らすことになるからですね。

外構工事のコストが高くなるのは、
単純に土地の余白が増えるから。
そして、景色の悪さをカバーするためにお洒落な塀を立てたり
手の込んだ外構をしなければいけなくなるからです。

ゆえ、東向きや西向きの土地に家を建てる場合は、
北向きの土地に家を建てる時同様に
「中庭」という手段がベターじゃないかなと思っている次第です。

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直射日光が当たらなくても
天空光や反射光を上手く利用すれば
まるで直射日光が差し込んでいるかの如く
部屋を明るくすることが出来るので、
玄関やホールや水回りはもちろん
寝室や子供部屋などの直射光が必要じゃない部屋は
日陰となる場所に配置しても別段問題ないわけですからね。

敷地を有効活用することで
無駄な余白をなくすことが出来れば、
外構工事のコストも大幅に削減出来るし、
効率よく採光さえ確保出来れば、
家の正面に採光確保のための窓を設ける必要がなくなり、
外観が美しくなると同時に
防犯性がグンとアップすることから
さらに外構工事のコストが削減出来ますしね。

ただし、こういった家の建て方は、
建築コストが割高になるというデメリットがあるため、
建築コストを抑えるための工夫が必要にはるんですけどね。

その工夫をしなければ、
外構工事のコストは削減出来たけど、
それ以上のコストが建築費にかかってしまった
なんてことになりかねませんからね。

というわけなので、
こんな建て方をしているお家に興味を思ってくださったなら、
一度弊社の建てるお家を見に来ていただけたらと思います。
きっと今回のご説明の答え合わせが出来るはずです。

【おうちづくりコラム】北向きの土地はダメなのか?

一般的に考えて
北向きの土地を積極的に買おうとする人はそういません。
北向きの土地は日当たりが悪いことが多いからです。

なんせ、すぐ南に隣接して家が建っているのは当たり前で、
その上、東や西まで家に囲まれていたら
まさに四面楚歌状態ですからね。

そんなわけで北向きは
そうじゃない土地に比べて価格が安く設定されているし、
かつ価格交渉にも応じてもらいやすい
というメリットがあるのですが、
とはいえ、そうは言っても光が入ってこないというのは
家を建てる上で致命的なデメリットとなりそうなので、
たとえ安く土地が買えるとしても
なかなか手が出ないのが普通だと思います。

また、北向きの土地には
先程申し上げた顕在化されたデメリットの他、
家が完成するまで気が付きにくい潜在的なデメリットもあり、
これが北向きの土地を買ったことを
さらに後悔させる原因となりかねません。

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✔️家が汚くなりやすい

北向きの土地は2つの意味合いで
家が汚くなりやすいというデメリットを備え持っています。

1つ目が外観がカッコ悪くなりやすいことです。
なぜなら、北向きの場合、
洗面、トイレ、お風呂といった水回りや階段スペースなどが
正面となる北面に配置されやすいからです。

つまり、正面に窓がたくさん出来やすい上、
その形や高さなども不均一になりやすいから。
かつ水回りに必須である換気扇なども正面につけられやすいため、
どうしてもスッキリとしない外観になりやすいというわけですね。

場合によったら、
勝手口が正面につけられることもあるし、
給湯器やエアコンの室外機などが
正面に置かれることもあり得ますしね。

2つ目は1つ目を原因とする二次的な被害ですが、
窓から垂れ流れる雨水によって出来る「垂れじみ」や、
換気扇の下に出来る黒い汚れなどが
家の正面に出来てしまうということです。

直射日光が全く当たらない北面は
なおのことこの汚れが出来やすいので、
住んで数年後には見るも無惨な姿になっていることだって
充分あり得ると思われます。

ゆえ、北向きの土地で家を建てる時は、
日照問題と外観問題が同時にクリア出来るように
間取りを設計していかないといけません。

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✔️設計とは土地の問題解決手段

例えば、日当たりが悪い土地で
リビングに充分な光を届けるためには、
土地がそれなりに広い場合は、
直射日光を入れたいリビングを
南に建つ家から充分な距離をとった場所に配置し、
中庭をつくりつつ
リビングの南につくる建物を平屋にするという手段があります。

こうすることによって
光を阻害する障害物がなくなるので、
安定的に光が入ってきます。

また、土地がそれほど広くない場合、
つまり中庭をつくる余裕がない場合は、
リビングに吹き抜けをつくるという手段があります。
1階に充分な光が差し込まないのであれば、
より高い位置から光を取り込めばいいからです。

階段や水回り至っては、
思い切って南に配置すると良かったりします。
階段は吹き抜けとなっているため階段を南につくれば
それだけで自然と光をたっぷりと家の中に取り込んでくれるから。

水回りは南に配置すれば
統一性のない窓や換気扇などを全て家の裏に隠すことが出来るから。
また、中庭がある場合などは
中庭から光を入れれば採光問題もあっさり解決しつつ、
洗濯動線までも抜群に出来るからです。

そんなわけで今回の話の結論としては、
北向きの土地は一般的に最も敬遠されがちですが、
こういった解決策を知っている住宅会社からすると、
実はそう悪くない土地だということです。
いやむしろ価格をグンと抑えられることから
前向きに選んでいただいてもいいと思っています。

というわけで、これから土地をお探しの方は、
ぜひこの記事を参考にしつつ土地探しにのぞんでみてください。

【おうちづくりコラム】おうち時間を豊かにするために最も大切なこと

例えば、リビングやダイニングに設けた大きな窓から
いつも外が感じられるとしたら、
そして空に浮かぶ雲や太陽の光線、
光り輝く星空を当たり前のように見ることが出来るとしたら、
暮らしがより心豊かなものになるのではないでしょうか。

想像してみてください...
晴れた日の朝、
サンサンと朝日が射し込む明るいダイニングテーブルで
外を感じながら朝食をとる姿を。

また、気候がいい時期の休日に
外であるにもかかわらず人目を気にすることのない
デッキテラスでまったりと朝食をとる姿を。

想像してみてください...
照度を抑えた落ち着いたリビングで
デッキテラスに飾られている
ライトアップされた植栽と星空を眺めながら
まったりとソファーで過ごしている姿を。

また、デッキテラスに出て
キラキラと輝く星空の元、ランタンに火を灯し
まるでキャンプ気分で、家族みんなで夕食を食べている姿を。

想像してみてください...
しんしんと雪が舞う中、
うっすらと雪化粧されたデッキと外用のクリスマスツリーを
暖かいリビングから眺めている姿を。

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いかがですか?
これらは全て弊社が建てたお家で体験出来ることばかりなのですが、
きっと、とっても素敵な暮らしだと
感じていただけたのではないでしょうか。

さて、今回はおうち時間をより豊かにするために
最も大切な要素となる「窓」について
お伝えしていきたいと思います。

内容としては、窓が担う3つの役割と
その役割をまっとうしてもらうために
必要なたった1つのことについて、です。

✔️窓が担う3つの役割

窓が担う役割は、
「光を家の中に届けること」
「風が通る家にすること」
「外との一体感を出すこと」
この3つなのですが、
実際に建っているお家を見渡してみると、
およそ90%以上のお家が、
この3つ全てを実現出来ていないのではないでしょうか。

理由は、全ての窓が
カーテンありきの設計になっているからです。
つまり、カーテンによって
光や風はもちろん、外とのつながりまでも
シャットアウトされてしまっているからというわけですね。

ゆえ、この3つを全て実現するためには、
カーテンありきで窓を考えないようにしなければいけません。
カーテンありきで窓を考えてしまうと、
どれだけたくさん窓をつくったとしても
それに比例して家が明るくならない上に、
窓が増えたことによって窓にかかるコストも増えるし、
カーテンにかかるコストも増えるし、
シャッターにかかるコストも増えるし、
窓掃除の手間も増えるし、
家の壁が減ってしまう分、
家の耐震性も悪くなるし、
家の断熱性能も悪くなるし、
家具のレイアウトもしにくくなるし、
収納もつくりにくくなるし、
なにより窓が増え過ぎると
戸締りの心配や防犯面の心配が増えてしまいますからね。
窓が多くばればなるほど、
外壁の汚れも目立ちやすくなりますしね。

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そんなわけで、
弊社ではカーテンありきの窓を
全くつくらないようにしているというわけです。

そしてその結果、
窓の数を減らすことが出来、
窓のコストも削減出来るし、
カーテンコストも限りなくゼロに近くなるし、
シャッターも全く必要ないし、
窓掃除の手間もグンと減るし、
耐震性も断熱性も高くなるし、
家具のレイアウトに困らないし、
収納も少なくならないし、
戸締りの心配もしなくていいし、
なによりプライバシーが担保されるため、
冒頭でお伝えしたような
開放的で贅沢で豊かな暮らしを
日々送ることが出来るというわけですね。

窓をたくさんつくれば
家が明るくなるわけではないということ。
また、窓をたくさんつくれば、
風通しが良くなるわけでもないということ。
そして、窓をたくさんつくれば、
開放感が出るわけでもないということ。

この3つの事実は
思っていた事実とは真逆のことかもしれませんが、
悲しいかなこれが現実なので、
弊社のような考え方があるということも
ぜひ知っておいていただけたらと思います。

きっと、より豊かな住まいづくりが
出来るようになるはずですから。

【おうちづくりコラム】理想的な返済額を実現する2つの手段

たとえ夫婦共働きだとしても、
住宅ローンの毎月の返済額は、ご主人の手取りの30%以内に抑えるのが理想的です。
というのも、奥さんが稼いできたお金は、
家の維持管理費用の積立や、
子供たちの進学費用の積立、
そしてレジャー費、貯蓄などで
そのほとんどが消えていく可能性が高いからです。

ゆえ、たとえ夫婦共働きで、
現在少し家計に余裕があるとしても、
少しでも毎月の返済を抑えるようにした方がいいし、出来ることならご主人の手取りの
30%以内にした方がいいというわけですね。

では、手取りの30%を前提として
家づくりを行った場合、
どのようなコトになるか、お伝えしていきたいと
思います。

理想(希望)と現実(予算)の間にはけっこうなギャップがあって、
現実(予算)を優先した場合、どんな家づくりをすべきなのかという話です。

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✔︎予算圧縮の手段を知ることが肝
 
例えば、ご主人の手取りが30万円だとしたら、
毎月の返済額の上限を90,000円以内に抑えないといけないのですが、
この返済額を1.0%の金利、35年返済で借りるとしたら、
借り入れ出来る額は約3,200万円となります。
 
そして、これに自己資金を合わせた額が
あなたが家づくりにかけていい総予算となるのですが、
仮に、あなたが出せるお金が200万円で
親からの援助が300万円あるとしたら、
あなたの総予算は3,700万円となります。
一方で、銀行経費や火災保険費用、
登記費用などの諸経費や、
家具や家電などの購入費用、
地盤改良費用といった
いわゆる家・土地・庭以外に必要となる
別途経費に合計300万円かかるとしたら、
残りの3,400万円という枠の中で、
土地を買い、家を建て、
庭を仕上げなければいけなくなります。


 
いかがですか?
なかなか厳しい予算だなと感じたのではないでしょうか?
 
しかし、これが多くの方にとって現実的な数字だと思うので、
この予算で家づくりをやりきるための、
2つの手段を知っておく必要があります。

まず1つ目が、
土地と家の予算をいずれも圧縮するという手段です。
みんなと同じように家づくりをすれば
土地に1,000万円、家と庭に3,000万円、
合計4,000万円ぐらいかかるところを、
土地と家(庭)をそれぞれ300万円ずつ圧縮するといった感じですね。
そして、そのための具体的な手段が
・家を少しでも小さくする
・南向きの土地はあえて外す
・建てる家にフィットした土地を買う、といった
ことです。
 
続いての手段は「土地を買わない」という手段です。
つまり、実家に余っている土地があるなら
そこを使った方がいいということですね。
あるいは、土地を買わなくてはいけない場合、
土地代を身内からの贈与で賄うか、です。

個人的には、これが選択出来るとしたら
迷わずそうした方がいいと思っています。
仮に土地にお金がかからないとしたら、
先程の予算でも、思い通りの家を建てることが
出来るでしょうし、
あるいは、家の予算を圧縮すれば借入額をもっと
減らすことが出来ます。
 
家と庭に3,400万円フルでかけるか、
あるいは、家の広さにこだわらないなら、
家と庭を2,900万円に抑えることで500万円借り入れを減らす、
という感じですね。
 
とはいえ、実家の近くに住むのは、
どうしてもメンタル的に嫌だなーと思ってしまうと思うので、
さすがにゴリ押しは出来ませんけどね。
しかし、これからもずっと共働きでガッツリ働き
続けるとしたら、
近くにどちらかの親が居てくれた方が、
子供たちの面倒を見てもらえるため、
仕事の選択肢も広がるし、安心して働きやすくなりますよね。
また、時折晩ご飯をつくってもらえるかもしれないし、
野菜や米や食材などをもらえるかもしれませんよね。
 
そんなこんなで、
こういったことを合理的に考えつつ、
また、予算としっかり向き合いつつ、
家づくりをしてもらえたらと思っているので、
一つの意見としてぜひ参考にしてもらえたらと
思います。

【おうちづくりコラム】白をベースにする理由とその合わせ技

「白」という色は、
「熱を吸収しにくい」ことと
「光を反射しやすい」という
特徴を持っていることから、
弊社では「白」を外壁と内装の
メインカラーとして使用しています。

熱を吸収しにくい「白」を外壁に使えば、
家の中が暑くなりにくいし、
光を反射しやすい「白」を室内の壁と天井に使えば、
光が家全体に拡散しやすく家が明るくなりやすいからです。

とはいえ、ただ単に「白」を外壁に使えば
それだけで快適性が増すわけではなく、
それに加えて良い断熱材を使うという合わせ技が大事なように、
室内とて、ただ単に「白」をメインに使えばそれだけで
家が明るくなるわけではないので、
今回は、どんな土地でも明るい家を実現するための
合わせ技についてお伝えしつつ、
最後に内装を「白」でまとめている
もう1つの理由についてお伝えしていきたいと思います。

では、まずはどんな土地でも
明るい家を実現するための
合わせ技についてから。

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✔️カーテンがいらない家にする

壁や天井で光を拡散するためには、
そもそも家の中に光を入れないといけません。
ゆえ、窓をつくるわけですが、
設計の時に熟考しないといけないのが
この窓のつくり方です。

というのも、闇雲に窓をたくさんつくっても
カーテンがセットになって
ひっついてくるような窓ばかりでは、
充分な光が家の中に入ってこないからです。

ゆえ、弊社では基本カーテンがいらない窓しか
つくらないようにしているのですが、
この合わせ技をやった結果、
たっぷりと室内に光が入ってくると同時に、
窓の数が減りその分コストが削減出来るし、
さらにカーテンもいらないので、
もっとコストを削減することが出来ます。

また昼間から照明をつける必要もなくなるので、
高騰していく電気代も削減することが出来ます。
(曇りの日でも必要ないレベルです)

✔️ハイサッシを使う

そして、窓に関するもう1つの工夫は、
光をたっぷりと採り込みたい窓は
天井まで高さがあるサイズのものを使うということです。

つまり、一般的に使われている
窓の高さは2mですが、
2mは使わず天井と同じ高さの
2m40cmを使うということですね。

わずかこれだけのことですが、
これだけでも窓から入ってくる
光の量が格段に変わります。

というわけで、
カーテンがいらない窓にしつつ
メインで光を入れる窓をハイサッシにする、
という合わせ技をすることで、
「白」による光の拡散効果を
最大限に高めているというわけですね。

では最後に、
「白」を内装のメインカラーとして使っている理由、
もっと言うと内装をシンプルにしている理由について
お伝えしていきたいと思います。

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✔️内装をシンプルにする理由

それは、いざ生活しだすと、
家の中がたくさんの色で氾濫することになるからです。

つまり、ただでさえ
いろんな色で氾濫することになるのに、
その下地となる内装にまで
色をたくさん使い過ぎてしまうと、
家の中がゴチャゴチャし過ぎて
リラックスした状態で
過ごしにくくなってしまうからですね。

ゆえ、弊社では
基本壁と天井の色を「白」にすると共に、
室内ドアの色も「白」にし、
かつ、そのほかの様々な部材も
「白」にしているというわけですね。

いわば、家具や雑貨、そして生活用品などが
そこに加わることを前提として
家をコーディネイトしているという感じでしょうか。

確かに、白を基調とした
色をほとんど使っていない室内は、
なんだか病院を連想させそうだし、
味気なく物足りない感じがしてしまうかもしれません。

しかし、大切なことは、
全てのアイテムが揃った時、
その空間がどうなるかじゃないかな?
と個人的には思っています。

なので、これから家を建てようとお考えの方は、
こういった考え方があることも
ぜひ知っておいていただければと思います。

【おうちづくりコラム】これから土地を買って家を建てる方へ

原材料費の値上がりによって
家の価格は約20%値上がりしているのですが、
おそらくこの価格は高止まり状態が続くと予想されます。

ゆえ、個人的には
住宅ローンの負担を軽減するために、
実家に土地があるなら
そこに家を建てるという選択肢を
これまで以上に前向きに検討した方がいいと思っているのですが、
もちろん、みんながみんな
その選択肢があるわけじゃないと思うので、
今回はその選択を取れない方、
つまり土地を買わないといけない方が
住宅ローンの負担を軽減するためには
どうすればいいのかについて
お伝えしていきたいと思います。

結論から申し上げると、
土地を買って家を建てる方が
やるべきことはシンプルにたった2つ。
土地の面積を少しでも小さくすることと、
家の面積を少しでも小さくすることです。

では、それぞれのやり方を
お伝えしていきたいと思います。

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✔️土地の面積を少しでも小さくする

例えば、
家を建てるにあたって必要な土地の広さは
家+家の周囲スペース+駐車スペースですが、
仮に必要な駐車スペースが3台で
建てたい家が約30坪の平屋だとしたら、
これを実現するためには
最低約55坪の土地が必要となります。

そして、その地域の
土地の価格相場が20万円だとしたら、
単純に土地代に最低1100万円かかることになります。

もちろん、自己資金(貯金・贈与)が多く、
この土地を買ってもローン返済的に全然問題ないのであれば
そのままゴーしていただいても構いませんが、
資金計画の結果、予算を落とすべきだとなったとしたら、
もっと価格が安い地域で土地を探すか、
あるいはそれが嫌だとしたら
土地の面積を削るという選択を取るしかありませんよね。

単純に土地面積を10坪小さくして
45坪の土地を買うようにすれば、
20万円×10坪=200万円も
予算を落とすことが出来るからです。

もちろんこの場合、
土地が10坪小さくなった分、
家に取れる面積も10坪減ることになるので、
家にそのままの広さを求める場合、
平屋は諦めざるを得ず、
どこかの部屋を2階につくらなければいけないのですが、
設計のやり方さえ間違えなければ、
家がコストアップすることもなければ、
住みにくくなることもありません。

理由は、1階部分で20坪取ることが出来るとしたら、
1階には玄関・ホール・土間収納・
LDK(階段)・水回り・中庭に加えて、
寝室とウォークインクローゼットまで
充分取ることが出来るからです。

つまり、子育て期間中にしても、
やがて老後を迎えたとしても、
1階に備わっておいて欲しい
スペースが全て揃ってさえいれば、
建てた後ずっとなんの問題もなく
暮らし続けられるからというわけですね。

そんなわけで、
住む地域を妥協したくないという方には、
こういった柔軟な考え方を持っておいていただくことを
オススメしている次第です。

土地代で200万円削ることが出来れば、
建築コストの上昇を
全て吸収することは出来ずとも、
大幅な負担増は回避出来るわけですからね。

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✔️家の面積を小さくする方法

そして、土地同様に
小さくした方がいいのが家の面積です。
当たり前のことですが、
家が小さくなれば
その分確実に価格も減少するからです。

では、家の面積を小さくするためには、
何をどのようにすればいいのか?

まず削減すべきは、
部屋でもなく収納でもなく「廊下」です。
これに関しては、間取りのつくり方次第で、
1坪~1.5坪ほど削れるはずなので、
40万円~60万円ほどコストを削減出来ると思います。

次に考えるべきが「部屋の数」です。
単刀直入に申し上げると「客間」のことですね。
というのも、仮に時折親御さんが泊まりに来るとしても、
わざわざそのために部屋をつくらずとも、
自分の部屋で寝ていない
小さな子供たちの部屋で寝てもらえばいいからです。

そして、この部屋をつくらなければ
3坪ぐらい面積を削減出来るので、
ざっと考えても150万円ぐらいは
コストを削減出来ると思います。

最後に考えるべきは
寝室や子供部屋などの広さですね。
今の家は昔の家に比べて
ずいぶんと収納が充実しているため、
昔のように家具を持ち込む必要がないからです。
家族みんながリビングで大半の時間を過ごすため、
ただ寝るだけの部屋になっていますしね。

そんなわけで、これらの部屋もミニマムサイズにしても
別段問題ないと思っている次第です。
そして、これを実行すれば3坪~4坪ほど面積がカット出来、
結果、コストも120万円~150万円ほど
カット出来るのではないかと思っています。

いかがでしたか?

少しでも家を小さく出来れば、
自然と土地も小さくすることが出来ます。
そして、いずれのコストも削減出来た結果、
住宅ローンの負担を上げることなく
家を持つことが出来るようになります。

なので、これから家を建てる方で、
どうしても土地から買わないといけない方は、
このシンプルな方法をぜひ実行していただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】王道は常に間違えている?

家を建てる時に、
絶対に考えておいた方がいいことが
子供の教育資金をどのように準備するのか
ということです。

というのも、
子供を1人大学にやろうとしたら
約1000万円は必要だと言われており、
早い段階から計画を立て準備していかないと、
進学を目の前にしてその資金繰りに
確実にあたふたすることになるからです。

そんなわけで今回は、
教育資金についての個人的な考え方を
お伝えしていきたいと思います。

世間一般的には、
貯金や学資保険で準備するのが
当たり前とされていますが、
この低金利時代の現在は、
この2つよりも適切な手段があるので、
ぜひ一つの手段として
知っておいていただけたらと思います。

では早速、独断と偏見による
教育資金の準備方法について
詳しくお伝えしていきたいと思います。

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✔️基本は「積立投資」

現在の銀行の金利は
普通預金で0.001%、
10年の定期預金でも0.01%という
空前絶後の低金利状態です。

また、この低金利の影響は
学資保険にもバッチリ出ていて、
教育資金のド定番とされている
学資保険でさえも掛け金に毛が生えた程度しか
お金が増えない状態となっています。

ゆえ、個人的にはリスクをはって
もっとお金が増える可能性があるところに
お金を預けるべきだと考えていて、
実際、自分自身も貯金の額をグンと減らし、
学資保険なんて一切かけずに、
35年~40年という長期間の積立投資を
ずいぶん前から継続してやっています。

なぜ長期間で考えているのかというと、
株価というものは短期的には
上下するものであるのに対し、
資本主義経済というものは、
アップダウンを繰り返しながらも
長期的には確実に右肩上がりで
株価が上がっていくものだからです。

過去100年の米国の株価を見てみると、
もちろん増えないどころか
減っている年もたくさんあるし、
オイルショックやリーマンショックの時なんかは、
数年間株価は低迷しているものの、
それでも最終的には平均で
年率10.5%ずつ上がっていっている
というデータもありますしね。

そんなわけで、個人的には
わずか1つの会社の株を買うのではなく、
米国のインデックスファンドを中心に
毎月(毎日)同じ額を継続的に
買っていっているというわけです。

こうやって分散して買っていけば、
必然的に株価が高い時には買う量を減らし、
逆に株価が安い時には買う量を増やすことになり、
自ずと仕入れコストが安くなりますしね。

つまり、この買い付けの仕組みこそが
資産を爆発的に増やす要素になる
というわけです。

ましてや「つみたてNISA」という
増えた分に対して通常かかる
約20%の税金が免除になる制度もあるので、
例外なく誰もが貯金や学資保険ではなく
もっと前向きに積立投資をやるべきだ
と思っている次第であります。

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✔️補充は「奨学金」

ただし、積立投資にも
「期間が短い場合、そこまで増えていない可能性が高い」
という弱点があります。

つまり、
子供が中学生ぐらいになってから積立を始めた場合、
積立期間が短いため、
大学進学時にまだそこまでお金が増えてないかもしれない
場合があるというわけですね。

ゆえ、そんな場合には、
まだそこまで増えていない積立投資を切り崩すのではなく、
一旦「奨学金」を借りるという選択を
視野に入れておいてもらえたらと思います。

奨学金の返済が始まるのは、
大学を卒業してから半年後からなので、
4年半投資による恩恵を増やすことが出来るし、
仮にその段階になってもそこまで増えてなかった場合でも、
奨学金の金利は低いことから、
充分に資産が増えるところまで
奨学金返済をしていってもらっても
大した負担にならないからです。

というわけなので、これから家を建てる方は
こういった方法があることもぜひ覚えておいてください。
そして、その上でその積立資金も避けていただいた上で、
家づくりにかける予算を導き出してもらえたらと思います。

いい環境で育ててやることも
充分な教育の機会を与えてやることも、
親として果たすべき責務なので、
ライフプランをよく考えた上で家づくりを行なってください。

【おうちづくりコラム】メンテ費用も織り込んで考える

品質が良いものを
良い状態で長く使い続けるためには、
定期的にメンテナンスを
しなければいけないのですが、
もちろんそのためにはその費用を
積み立てていかないといけません。

良いものの維持管理には、
それなりにコストがかかるからです。

例えば、私は18歳の時、
バイトで必死にお金を貯めてとある時計を買ったのですが、
定期的にしなければいけないオーバーホール(メンテナンス)を
お金をケチってずっと怠っていたため、
先日、思い切ってメンテに出した時、
買った値段とそう変わらないぐらいの
修理費用を払うハメになってしまいました。

なんせ、全くメンテしてなかったせいで
時間はすぐに狂うわ、気がついたら時間が止まっているわ、で
時計としての役割を全く果たしていませんでしたからね・・・

まー、ここ数年は
スマホで時間を確認するようになったので
そんな状態だったとしても
別段支障が出たわけでもないのですが、
とはいえ、新品同様になって戻ってきた時計を見た瞬間に
メンテの重要性を実感したのでした。

というわけで、
これと同じことが家にも言えるなと思い、
今回の記事を書くに至った、というわけです。

家のメンテ周期は時計に比べて長いものの、
その費用は時計とは比べ物にならないし、
その費用を準備しておらず
都度リフォームローンに頼ろうものなら、
数万円もの返済が毎月の住宅ローンに上乗せされることになり、
それが生活を圧迫しかねませんからね。

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✔️毎月4万円の積立

家を良い状態で維持していくためには
出来れば働いてお金を稼いでいる間
毎月4万円維持管理費用として
積立していくことをオススメしています。

では、その根拠を
あなたの年齢が現在35歳で
70歳まで働き90歳までその家に住み続けると仮定して
試算してみましょう。

35年×12ヶ月×4万円=1680万円
まずはこれが維持管理のために
積み立てていって欲しい費用なのですが、
では、リアルに必要となるであろう工事とその費用を
ここから出していってみますね。

・15年ごとに必要となる外壁の塗り替え
→これには足場費用も含めると、
150万円~200万円ほどのコストが都度必要となります。
ゆえ、生涯で3回必要だとしたら、
450万円~600万円必要だということになります。

・20年ごとに必要となる
水回りの入れ替えに伴う簡単なリフォーム
→これには都度250万円~300万円必要になると思われます。
ゆえ、2回この工事が必要だとしたら
500万円~600万円必要だということになります。

いかがですか?
この2つを合わせると、
この時点で950万円~1200万円もの費用が
必要だということになるのですが、
実はもう1つ必要となる費用があるのを
ご存知でしょうか?

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それは、家電の買い替えコストです。
冷蔵庫や洗濯機といったハイコストなものが
10年ごとに壊れるだけじゃなく、
オール電化住宅なら給湯器というハイコストなものまで
10年ごとに壊れるでしょうからね。

では、これらには
一体どれくらいの費用を準備していくべきなのでしょうか?

冷蔵庫を30万円、
洗濯機を20万円、
給湯器を40万円、
その他諸々の家電を10万円だとして、
これらを10年ごとに買い換えるとしたら、
5回は回転することになるので、
500万円ほど必要になりますよね。

ゆえ、これも先程の費用に
プラスして考えてもらえたらと思います。
つまり、1450万円~1700万円は
家を維持管理していくためには
かかると思っていただいた方がいいというわけですね。

この話は、
これから家を建てる方は知っておきたいものの、
僕も含めてあまり目を向けたくない嫌な現実だと思います。

しかし、価値ある資産を持つということは
その維持管理のために
多額の費用がかかるということでもあるので、
この現実をご理解いただいた上で
家づくりに進んでいただけたらと思います。

というわけで、資金計画時には
ランニングコストの積み立て費用も
忘れず組み込むようにしてくださいね。

【おうちづくりコラム】子供の成長とリアルな出費

我が家がまさにそうですが、
子供たちが高校生になると同時に
なんやかんやと出費が激増します。

まず、学費が月に約1万円で
教材費やなんやでざっと月平均1万円。
そして汽車通学となると、
定期代と駐輪場代で約月1万円。

これに塾代が加算されるといった感じですね。
1年生の時が月1.5万円ぐらいで、
2年生になると月2.5万円になり、
塾長によると受験生となる3年生は
月5万円は覚悟しておいてくださいとのこと・・・

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あっ、そうそう。
2年生になると修学旅行があるので、
1年生の時はその積み立て費用として
さらに月1万円ずっとかかっていましたね。

とまあ学校関係の費用だけを見ても
高校になると中学までとは
比べものにならないぐらいお金がかかり出すのですが、
これに付加して洋服代や美容品代や小遣いなども
中学の時とは比べものにならないぐらい必要となってきます。

とはいえ、大学になれば
学費だけでも5~10万円は必要になるし、
これに加えて家賃、光熱費、生活費なども必要になり、
4年間ずっと毎月20万円ぐらいかかり続けるかもしれないので、
この段階からヒーヒー言っている場合じゃないんですけどね。

しかし、このあたりの期間は、
家計が火の車になりやすいのは
どの家庭でも間違いなく同じだと思うので、
個人的には家を建てるタイミングは
この資産形成を始めるには丁度いいタイミングだと思っている次第です。

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✔️資産形成の方法

ではどうやって資産形成していけばいいのか?
これには大きく分けて2つの選択肢があります。

1つ目の選択肢が「銀行への預金」&「学資保険」です。
銀行への預金や保険商品はお金が減るリスクがないので
慎重な方はこれらの選択を取りがちですが、
今の金利状態では全くお金は増えないので
この場合、かなりの資金を預けていかないといけません。

仮にこれから20年で2400万円貯めたいなーと思ったら、
単純に2400万円÷240回なので
毎月10万円は進学資金として
貯金していかないといけないという感じですね。

たとえ共働きだとしても、
継続的にずっとこれだけの貯金を
していくのは結構しんどいですよね。
冒頭にお伝えしたように、
子供の成長とともにかかるお金は
どんどん増えていくわけですしね。

ゆえ、この選択肢の場合
「奨学金」を利用してもらいつつ銀行で教育ローンを組み、
それでも足りない分は稼いだ所得から払っていくという
合わせ技を使っていくことになるかと思います。
これが多くの方が取られている選択肢ではないでしょうか。

そして、もう1つの選択肢が「積立投資」という手段ですが、
個人的にはこちらをオススメしています。
具体的には経済が成長し続けている米国に
毎月(毎日)コツコツと分散投資を
やり続けていくという感じですね。

この場合、前者の銀行預金のように、
預けたお金がどれくらいになりますとは
99.99%言い切れないのですが、
保守的に試算しても年平均6%ずつ成長していっていることから
20年後には預けたお金が2倍以上に
なっている可能性が十分考えられます。

つまり、毎月10万円も貯金しなくても、
その半分の5万円を継続的に積立していけば
2400万円以上貯金が出来ているかもしれないということですね。

しかも「つみたてNISA」で積立をしていけば、
増えた分に対して通常かかる約20%の税金が
全くかからないわけですしね。

なので、これから家を建てようとお考えの方は、
積立投資が出来る余力を残しつつ
家づくりをしていただきながら、
その余力資金で積立投資をすることを
前向きに検討していただければと思います。

問題に直面してからでは
対処できないのがお金の問題なので、
子供たちがまだ小さいであろう
今のタイミングでよく考えてみてもらえたら幸いです。

【おうちづくりコラム】設計図の盲点って?

ここ2年ほど、3Dで立体画像を見ていただきながらプランの説明をしているので、
紙ベースで説明を行っていた以前に比べ説明が楽になったし、
説明を受けるお客さんも、ずいぶんと家のイメージを掴みやすくなったと思います。
外観にしても、360度回転しながら見ることが出来るし、
内観にしても、まるでそこに居るかのような状態で見ることが出来るし、
これに加えて、光の入り具合も、月ごと、
そして時間ごとに見てもらえますしね。
そんなこんなで、現在家を建てている方は
家が仕上がった時、
「あれっ?なんか思っていたのと違う・・」という状況に遭遇することが
限りなくゼロに近くなったのですが、
とはいえ、この立体画像にも盲点があるので、
今回はその点について
お伝えしていきたいと思います。

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✔︎表示されない部材がある

実は、立体画像には、実際はあるものなのに
表示されない部材がいくつかあります。
(設計図の立面図にも表示されません)
・エアコンの室外機 
・エアコンの配管
・水回りの換気扇 
・給湯器 
・雨樋などです。

 なので、立体画像を見る時には、
これらが一体どこに露われるのか想像しながら、
注意深く外観を見なければいけません。
 例えば、北向きの土地の場合、一般的に水回りを北に並べて
配置することが多いのですが、
そうなれば、玄関と同じ面に
たくさんの窓とともに、たくさん換気扇があらわれます。
 そして、そうなると窓からの垂れジミとともに、
換気扇からのドス黒い汚れが正面の壁に付着することになります。
北面は太陽の日が当たらないため、
汚れやすいだけじゃなく、汚れも分解されにくいですからね。 
また、水回りを北に配置すれば、その近くに給湯器を置くことになるので、
家の正面に給湯器が出てきてしまうなんてことも
決して珍しくありません。

 これらの結果、余分な部材によって不細工な仕上がりになってしまうと共に、
家が汚れやすくなることで、よりいっそう不細工になりやすく、
かつ、メンテナンスに余分なコストがかかりやすくなります。
次に南向きの土地の場合、日当たりの恩恵を最大限享受するために、
玄関と共に、リビングやダイニング、
そしてキッチンまで全て南向きで
間取りをつくっているお家がたくさんありますが、
この場合、まず玄関のすぐ横に、
リビングのエアコンの室外機があらわれてくることになります。
 また、この場合キッチン脇に勝手口をつくった方が
ゴミ出しが便利なので、必然的にキッチン脇に勝手口ドアがつき、
そうなれば外には勝手口の下り段が出来ることになります。
 そして、そこには壁付けの照明と、雨をしのぐための庇がつくことになり、
かつ、ゴミやゴミ箱が並べられることになるので、
正面の景観が不細工になると同時に、それらが正面の壁を汚す原因となります。

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✔︎設計図を見るときの注意点 
間取りはものすごく大切なのですが、かといって間取りばかりに夢中になって、
外観を厳かにしてしまうと、このような残念な結果になってしまいます。
そして、これらに後から気付くのですが、
気づいた時には「時すでに遅し」です。 
なので、提案してもらっている設計図を見る時は、
エアコンや換気扇がどこにつくのか、や
雨樋がどのようにつくのかまで意識しながら見るようにしてください。
また、それと同時に、
部屋の窓から外がどのように見えるかと、
外から部屋の中がどのように見えるかを
想像しながら見るようにしてください。

単純に障害物がないからと大きな窓をつくっても、
そこが外から丸見えになってしまうのでは、
結局、カーテンが開けられなくなり、
せっかくの光を殺してしまうことになるからです。
想像力が必要となるので、難しいと感じるかもしれませんが、
これらのことは動線や使い勝手に匹敵するぐらいとても大事なことです。

なので、今回の内容を頭に入れていただきつつ、
間取りばかりに夢中になり過ぎず、
もっと全体を見ながら家づくりをしていただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】家の大きさの「固定概念」

一般的には35~40坪ぐらいが、家の適切な大きさとして認知されています。
そして、実際それぐらいの大きさのお家がたくさん建っているので、
自分自身もそれぐらいの大きさの家を、建てようとお考えになると思います。
現在住んでいる賃貸は、収納は少ないわ、部屋数も少ないわ、
で、荷物が納まらなくて、うんざり...という方が
ほとんどです。
せっかく家を建てるんだったら、
部屋や収納に困らない家にしたいと思うのが普通ですもんね。
とはいえ、実際のところはそこまで面積はいらなかったりします。

というわけで今回は、その理由を家の大きさを分解しながら
お伝えしていきたいと思います。

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■36坪の家の間取りとは?
現在建てられているお家の多くは、1階と2階の
大きさがほぼ等しい2階建てのお家です。
となると、このお家の1階と2階は、
それぞれ18坪ずつということになり、これを帖数に換算すると、
36帖ずつということになります。

(36帖の1階を分解)
・玄関&ホール:2帖 
・玄関土間収納:3帖
・LDK:16帖 
・和室:6帖 
・収納:1帖
・洗面脱衣:3帖 
・トイレ:1帖 
・風呂:2帖
・階段:2帖(うち1帖階段下収納)
※リビング階段を前提

(36帖の2階を分解)
・階段:2帖 
・廊下:3帖 
・トイレ:1帖
・寝室:10帖 
・ウォークインクローゼット:3帖
・子供部屋:6帖×2室 
・クローゼット:1帖×2室
・書斎or納戸:3帖

ごく一般的には、こういった感じだと思います。
では、ここからちょっと突っ込んで、考えてみたいと思います。

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■平屋が高くない理由
仮にあなたが家を建てる土地が55坪以上あるとしたら、そこには平屋を建てることが出来ます。
そして平屋を建てるとしたら、
先程の中からいらなくなるものが出てきますよね?
階段・2階の廊下・2階のトイレです。
となると8帖分家が小さくなります。

また、すべての部屋と収納が1階にある平屋の場合、和室も必要じゃなくなります。
自分たちの部屋をフル活用出来るため、
わざわざ余分な部屋をつくる必要が
なくなるからです。
子供たちのモノは子供部屋に片付ければいいし、
自分たちのモノも寝室に片付ければいいし、
そうなればLDKをいつもキレイ状態で保ちやすく、
来客をLDKに招くことが出来るからです。
ということで、和室の6畳も省くとすると、
合計で14帖(7坪)省くことが出来ます。
 
つまり、2階建てという選択肢ではなく、
平屋という選択肢にしてみただけで、
家の大きさは36坪から29坪まで縮んだということですね。
もちろん、なにかに不自由することもなければ、
むしろ使い勝手が格段に良くなった上で、です。
すべての部屋と収納が同じフロアにあることによって、です。

となると、
実は建築コストも安く納まりやすくなります。
仮に、36坪の2階建てが坪60万円で建てられるとしたら、
建築費は2,160万円になりますが、
これが平屋となることによって
坪単価が10万円上がったとしても、
建築費は2,030万円になるわけですからね。

■そんなこんなで結論
 
一般的には、35~40坪ぐらいの家を建てることが
ごく当たり前となっていますが、
建てる家を「平屋」にすれば、
ざっと計算しただけでも、
7坪ぐらい小さくなるわけだし、
もっと突き詰めて考えていけば、
さらに3~5坪ぐらい小さくしても、
全然問題なかったりします。
 
そして、そうなるとさらに建築コストを抑えることが出来ます。
 
なので、居住性という観点でも、
そして経済性という観点でも、
これからの暮らしの質を高めたいとお考えであれば、
家の大きさの固定概念に縛られることなく
家づくりをしていただければと思います。

【おうちづくりコラム】失敗から学ぶ土地探し

当社を訪れる方の中には、
土地が決まっている方も
土地探しから始められる方も
多くいらっしゃいます。

「良い土地」というのは、
出てきたらすぐに売れてしまいますが、
それでも何百万円何千万円とする高価なものであり、
衝動的に買うわけにもいきませんよね。
チラシを見ても金額を見ただけでため息が出てしまいます。

先日、同じく住宅会社を営む方たちと共に勉強会に参加し、
「土地購入でお客様が失敗した例」というのを
聞いてきましたので、ご紹介したいと思います。

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■ケース1
・隣の空き地にマンションが建ってしまった!

日差しの入る、明るい一戸建てをご希望で、
南側に広い平面月極駐車場のある土地を
購入した方がいたそうです。
そして、吹き抜けのある広々とした家を建築。
数年後、駐車場の場所にマンションが建ってしまい、
家は薄暗い印象の家になってしまいました...

このケースから言えることは
広い駐車場や農地などは、
いずれマンションが建ってしまう
可能性も見込む必要があるかもしれません。

■ケース2
・角地で便利だけれど、ゴミの問題で頭が痛い

数十メートルで幹線道路に出られる
便利な立地の角地を一目ぼれで購入した方がいたそうです

好立地な割に割安な土地でしたが、
工事を始めたのちに、目の前が
ゴミ集積所であったことに気づいたそう

家が建ち、実際に住み始めてみると、
カラスなどによってゴミ袋が荒らされたり
また、ゴミ収集日にニオイが気になるように...

自宅前であるため、ゴミの日に
毎回掃除をすることになってしまったそうです

このケースから言えることは
土地を購入する際は、
ゴミ集積所の場所も確認しておきましょう

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■ケース3
・日当たりを考えて家作りをしたのに、夏がとても暑くなった

学校や駅も程近い利便性のよい土地を
購入した方がいたそうです
その土地は、形が旗竿状になった旗竿地で、
安く買うことができたものの、
周りを家に囲まれているので
1階は暗くなることを予想

そこでキッチンやリビングを2階に配置し、
トップライト(天窓)をたくさん設けた明るい家に。
明るさは確保できましたが、
夏の2階の暑さに悩まされることに...

こちらのケースから言えることは
トップライト(天窓)を作る際は、
太陽光が過度に入ってこないか予測することです


■ケース4
・風の強い日に砂埃が飛んでくるので洗濯物が干せない

子どもの通学に便利がよいところを探していて、
小中学校が近い土地を購入した方がいたそうです

しかしこれがあだとなり、
風の強い日は校庭の砂埃が飛んでくるため
洗濯物を外に干せません。
確かに校庭は砂埃がスゴイですよね
そのため天気がよくても、洗濯物は室内干しとなり、
また布団はクリーニングに出すようになり、
意外な出費がかさむことに...

このケースから言えることは
子育て世代に学校の近の土地は人気ですが、
近すぎると騒音や砂ぼこりにも悩まされるということです


■ケース5
・日中の"抜け道"に面した土地のため、危なくて子どもを庭で遊ばせられない

子どもをのびのびと遊ばせたいと考え、
公園に近く庭も広く取れる土地を購入した方がいたそうです

しかし、土地の目の前にある道路は、
日中、いわゆる"抜け道"となっていて、
ことのほか車の往来が激しいことが発覚!
子供が公園に行きたがるときも、
庭で遊びたがる際にも、
道路に飛び出したら危ないので目を離せない状態に...

このケースから言えることは
家に面した道路の交通量は、
時間帯によって変わる場合があるので、
特に子供が小さいうちは日中の交通量を調べるようにしましょう

以上、土地探しの失敗例をご紹介しました。
土地は高価なものなので、失敗したからと言って
簡単に買い換えられるものではないですよね。
私たちは土地を購入される場合には、
ちゃんと細かな下調べを行った上で
お客様とご相談させていただいています。
長い間安心してお住まいになれる土地を選べるように
精一杯サポートしますので、
分からないことがあったらご質問ください。

【おうちづくりコラム】おうちの価格と工期について

良い土地を見つけて「いよいよお家を建てよう」と決めたら、
新居が完成する時期に合わせた引っ越しを考える必要があります。
お子様のいるご家庭などでは、
「子どもの入学や進級に合わせて4月から新居での生活を始めたい、
そのため3月に入居したい」など、
希望の入居時期がある場合も多いはずです。
この時、建売住宅であれば、完成済みの物件ならすぐに入居が可能です。
完成前の物件でも完成時期は予め決まっているため、
希望の時期に入居できるかどうかはすぐにわかります。

しかし注文住宅の場合、希望の時期に入居するためには、
工期から逆算して、間に合うように着工しなければなりません。
今回は、希望の時期に入居するために知っておきたい、
注文住宅の工期の目安についてお伝えします。

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<住宅の工期と価格の関係>
工期とは、建物の着工から完成までにかかる期間のことです。
一般的に、注文住宅を建てる場合の工期は、
2~6か月程度であることが多いです。
しかし、2か月と6か月では大きな差で、3月に入居できるのか、
または11月に入居となるのか、計画を立てにくくなってしまいます。

そこで知っておきたいことが、
「基本的に価格が高い住宅=工期が長い」、
逆に言うと「工期が長い住宅=価格が高い」という考え方です。
住宅の価格は、使用する建材や設備の価格によっても
当然変わりますが、工期が長くなるほど人件費が多くかかるため、
価格が上がる、というのが一般的な考え方です。

「価格が高いな」と感じる住宅を建てる場合、
工期もほかよりも長くかかるケースも多々あります。

・依頼する業者によっても変わる工期...価格帯によって
工期が変わってくるということは、
注文住宅を依頼する業者によって工期の目安も異なります。

・ハウスメーカー:だいたい2~4か月
ハウスメーカーに依頼する場合の工期は、だいたい2~4か月ほどが一般的です。
ハウスメーカーによって建材や工法にかなり違いがあるため、
工期にも違いが出てきます。
ただし、ハウスメーカーは余裕を持たせた
工期を設定している場合が多いので、
家づくり計画当初の期日に住める場合が多いです。

大手ハウスメーカーで、比較的坪単価が高めの会社の場合は
3~4か月の工期が目安です。
一方、低価格を売りにしているハウスメーカーの場合は、
人件費も抑えることで低価格を実現しているケースが多く、
工期も2~3か月とやや短めな場合が多いです

・地元工務店:だいたい4~5か月
地域密着型の小規模工務店に依頼する場合は、工期はハウスメーカーよりやや長く、
4~5か月となる場合が多いです。
ハウスメーカーのように工場で部材を大量生産しているわけではないため、
現場で必要になる作業が多くなるからです。

しかし、ハウスメーカーのように大々的に広告宣伝をしたり、
モデルハウスを持っていなかったりするため、
工期が長めな割に価格は抑えられるケースも多いです。

・設計事務所:6か月以上の場合も
設計事務所に依頼する場合、1から設計した家を建てることになるため、
工期も長めになることが多いです。
そもそもこだわりが強く、オリジナルな家を建てたい人が設計事務所に依頼することが多く、
それに伴って工期も長くなることが多いです。
こだわりを実現するには、時間もそれなりにかかるものです。

どんな家を建てるかにもよりますが、
半年ほどの工期となるのが一般的で、
中にはさらに長い期間がかかる場合もあります。
これらの工期を参考に、お引越しの時期などを計画するのがオススメです!

【おうちづくりコラム】南向きの土地が損をする理由

あなたが土地を買わないといけないとしたら、
確実に日当たりが良い土地にしたいと
お考えになると思います。
そして、その代名詞である南向きの土地を中心に
土地選びをすることと思います。
 
確かに、南向きの土地は
土地全体に日陰が全く出来ないため、
そうじゃない土地に比べると
抜群の日当たりをほこるわけですが、
一方で、大きなデメリットが2つあることも
知っておく必要があります。
 
では、そのデメリットとは一体どんなことなのでしょうか?
言われてみると「はっ!?」と
感じることなのですが、
案外みんな知らないので、
ぜひ、この機会に覚えておいていただけたらと
思います。

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✔︎高い・高い・高い・高い
 
なぜ「高い」という言葉を4つも並べたのかというと、
土地・家・外構・借り入れ、
この4つが全て最も割高になるのが
この南向きの土地だからです。
 
1つ1つ紐解いていきましょう。まずは土地から。
 
これは誰でも分かることですよね?
あなたが良いと思っているものは、
他のみんなも良いと思っているから。
あなたが欲しいと思っているものは、
他のみんなも欲しいと思っているからですね。
 
つまり、供給よりも需要が上回ると予想される商品には、
自然と高い価格が設定されるというわけです。
かつ値引き枠も一切ないって感じですね。

では、続いて家と外構について。
家と外構が割高になる理由は、
南向きの土地に建つ家をご覧いただくと
一目瞭然です。
南向きの土地に建つ家は、
基本的に外から丸見えになってしまうため、
プライバシーを確保するための工事が必要不可欠となります。
 
例えば、リビングの延長線には
ウッドデッキをつくるのが当たり前ですが、
外から丸見えのままのデッキでは、
落ち着いてバーベキューも出来なければ、
のんびりとリクライニングチェアに座って
日向ぼっこも出来ないですよね?
 
それゆえデッキの周りに目隠しをつくるか、
あるいは敷地の塀を高くするか、
あるいは木を植えないといけなくなり、
それらに余分なコストがかかることになります。

また、南向きの土地に建つ家は、
間取りが一目瞭然で分かるため、
防犯にも配慮する必要があり、
住む地域によってはセコムやアルソックといった
セキュリティ会社にお願いすることも検討する必要があるかもしれません。
となると、数十万円余分な工事費用とその維持費用がかかります。
 
さらに、南向きの土地では、
南面に設置する大きな窓の数も最も多くなりやすいため、シャッター代金もバカになりません。
なんせ、南向きの土地は最も台風の直風を受けやすいため、シャッターが必需品となるからです。

そんなこんなで、
家や外構にも余分な工事が必要となり、
土地に加え家や外構まで高くなりやすいのですが、この結果、高くなるのが銀行からの借り入れというわけですね。

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✔︎せっかく日当たりがいいのに・・・
 
そして、もう1つのデメリットが
ずっとカーテンが開けられないことです。
土地によったら道路から家の中が
丸見えになるため、
レースどころか遮光カーテンまで
ずっと閉めておかないといけませんからね。
この場合、家の中は朝からずっと薄暗い状態に
なってしまいます。
一番メインの窓から光を採り込むことが出来なく
なるからです。
 
結果、朝からずっと照明なしでは過ごせなくなってしまいます。
薄暗いどんよりとしたキッチンで、
料理を作らなくてはいけなくなってしまいます。
薄暗くジメジメとした洗面で
身支度をしなくてはいけなくなってしまいます。
悲しい現実ですが、
これもまた南向きであるがゆえに起こりやすいことなんですよね。

以上の2つの理由から、
南向きの土地にこだわる必要は一切ないと
思っている次第です。
もちろん、南向き同様にその他の土地にも、
必ずメリットとデメリットの両方が
存在するわけですがね。
 
✔︎土地選びで重要な視点

それは、その土地で考えられる
デメリットまで先回りして考えられるかどうかです。
南向きの土地の場合、
プライバシー問題と明るさ問題、
そしてなによりコスト問題ですね。

「えっ!?そんなことまで!?」と思われたかも
しれませんが、ホントに住みやすい家をつくるためには、そこまで考慮しながら土地を選び、
その土地に合わせて間取りを考えなければいけないですし、
そんな家をあなたの予算の範囲内で仕上げることがなにより重要なことです。
 
なので、土地選びは自分たちだけではなく、
また家の専門家でもない不動産屋さんに意見を仰ぐでもなく、
必ず建築のプロである住宅会社と一緒にしてもらえたらと思います。
 
土地選びに失敗しないためには、
あなたが土地に掛けられる予算と、
どれくらいの広さの土地が必要なのかと、
あなたが建てたい家の実現のためには、
どんな土地が理想的なのかを知っておくことが必要不可欠ですから。


【おうちづくりコラム】人生とリスクヘッジと

現在、日本人の平均寿命は
男性が81歳で女性が87歳と言われていますが、
日本人の寿命は10年ごとに2年延びていっており、
どこかの番組で語っていた
ファイナンシャルプランナーの話によると
どうやら4人に1人の割合で
100歳まで生きることになるようです。

ゆえ、私たちは100歳とは言わずとも、
90歳ぐらいまで生きると仮定して
ライフプランを立てた方がいいし、
家づくりも計画を立てた方がいいのですが、
さて、あなたならどのように計画されるでしょうか?

なんて、いきなり言われても
そんな先のことまで具体的に考えるなんて無理ですよね。
子育て期間中は家のことと仕事を両立させるだけで
手一杯なのが当たり前ですからね。

というわけで今回は、
個人的な意見を勝手に述べていきたいと思います。

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✔️まずは現状把握から

現在、年金は65歳からもらえることから
65歳で仕事を辞めてそこからは年金生活で!
的なイメージがなんとなく頭の中にあると思いますが、
もしその通りの生活をするとしたら、
退職後に夫婦2人が必要となる最低生活費は
毎月約22.5万円だと言われています。

そして、旅行や趣味を楽しむなどして
余生を満喫したいとお考えなら
さらに毎月13万円前後は必要になってくるようです。
つまり、セカンドライフを楽しむためには、
毎月35万円ぐらいは必要だというわけですね。

これに対し、平均的な家庭が受け取っている
年金額がいくらかと言うとざっと約22万円らしいのですが、
(国民年金約6.5万円×2人+厚生年金約9万円)
ここから言えることは、
どうやら年金だけでは暮らしていくだけで精一杯で、
悠々自適な暮らしは送ることが出来なさそうだ
ということです。

ゆえ、この不足分を埋めるために
計画的にお金を貯めていかないといけないと言われていて、
これが数年前に当時の麻生大臣が語った
老後2000万円問題というわけですね。

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✔️この問題への個人的な対策案

しかし、簡単にお金を貯めると言っても
子供には想像以上にお金がかかるし、
給料は現状維持のままなかなか上がらないし、
電気料金や食料品をはじめとして
物価がどんどん上がっていっているしで、
そんな絵に描いたようにお金が貯まっていかないのが
現状ではないでしょうか?

なので、個人的には
65歳で退職して年金で生活するのではなく、
75歳まで働くぞ!と割り切って
考えていただくのが良いと思っています。

国民年金は75歳からの受け取りにすれば
65歳からの受け取りよりも
84%増しでもらえることになるし、
(国民年金だけで2人で約24万円もらえます)
そもそも働いていると
お金がもらえる一方でお金を使うことも少なくなりますしね。

かつ、これからは奥さんも
扶養の範囲を超えて働くことで、
2人とも厚生年金をもらえるようにすれば、
これが一番いいのではないかと思っています。

1人あたり6万円ずつでも上乗せがあれば、
合計36万円ぐらいもらえることになり、
結果、仮に仕事を辞めた時点で貯金が全くなかったとしても
年金だけ充分豊かに暮らしていけますしね。

✔️リスクヘッジもしておく

ただし、先程の作戦には
保険をかけておく必要があります。
というのも、日本人の健康寿命は
男性は72歳と言うデータがあるからです。
つまり、誰の手も借りずに
健康でいられる期間が75歳よりも短いということですね。

ゆえ、そのヘッジとして
年金の更なる上乗せ分である
個人型確定拠出年金「iDeCo」を
今すぐにかけ始めることをオススメしています。

仮に、体調不良を理由に
早期に退職しないといけなくなった場合、
この上乗せ分が生活費の足しになってくれるだけじゃなく、
この掛け金は全額所得控除の対象になるし、
この年金は投資信託によって運用されるため、
期間が長くなればなるほどお金は増えるし、
かつ、その増えたお金に課税されないという
無敵の要素を備えているからです。

というわけなので、
もし将来のことが不安でしたら、
ぜひこの記事を参考にして
計画を立てていただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】外構コストをミニマムにするいくつかのステップ

外構工事に予算を取り過ぎてしまうと
建築工事に充分な予算が取れなる可能性が高くなることから、
建築会社が行う資金計画では
最後の工事となる外構工事の予算を
少なめに設定することが多い傾向があります。

もちろん、たとえ少なめに予算を設定されようとも、
その予算で工事が完結出来ればなんの問題もないのですが、
現実は、当初の予算では到底思っているような工事が出来ず、
後から泣く泣く貯金の中から
追い金を出している方も少なくないでしょうし、
あるいはそれが出来ない方は、
工事を後回しにせざるを得なくなり、
未完成な状態のまま暮らしているのではないでしょうか。

そんなわけで今回は、
その予算ギャップをなくすために
知っておいていただきたい知識について
お伝えしていきたいと思います。

まず知っておいてもらいたいことが、
「そもそも論」的なことです。
これを知っておいていただければ、
間違った土地選びや間違った家のプランを
しなくて済む可能性がグンと高くなると思います。

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✔️土地の広さは家に合わせて!

最初にお伝えしたいことが、
土地は自分が建てたい家に合わせて
探した方がいいということです。

つまり、土地を探し始める前に、
土地に費やすことが出来る予算を具体的に試算すると共に、
どんな家を建てたいのかを明確にしておくことが大切だ
ということですね。

例えば、
あなたが建てたい家に必要な土地の面積は
本当は50坪もあれば充分なのに、
なんとなく広い方がいいからと
70坪の土地を契約してしまったら、
単純に20坪分工事面積が増えてしまう
ということになりますよね。

そして、草が生えるのが嫌だからと
そこを全面コンクリートにするとしたら
それだけで55万円~60万円ほど
出費が増えてしまいます。

ゆえ、まずはそもそも買う土地の広さを間違えない
ようにしてもらえたらと思います。

とはいえ、地域によったら
そんな都合がいい広さで土地が売られてない場合もあるので、
そんな場合は次の方法を講じるしかありません。

✔️土地の余白はミニマムに!

例えば、あなたが建てる家に
ちょうどいい土地の広さは50坪だけど、
探してみると70坪以上の土地しか売っていないなんてことも
地域によればあり得ます。

となると、
そのままの計画で建ててしまうと
単純に20坪以上余分に
工事をしなくてはいけなくなります。

ゆえ、個人的には出来るだけその余白を小さくする
工夫をした方がいいと思っています。
つまり、2階建てで計画していたなら、
計画を変更して平屋にした方がいいというわけですね。

これによって外構工事面積が15〜20坪ほど減れば、
無駄な余白が出来なくなり、
当初の計画通りの予算で工事を完遂しやすくなりますしね。

そんなわけで、
当初の予算を大幅に狂わさないためには、
家そのものも土地に合わせて
柔軟な対応をした方がいいということも
覚えておいていただけたらと思います。

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✔️工事項目を削減する!

そして、以上の2つの基本を踏まえた上で
弊社が行っていることが、
外構工事の項目を削減するということです。

例えば、多くのお家が
家の中が周囲から丸見えであり、
かつ間取りも一目瞭然で分かることから、
防犯性やプライバシー性を担保するための
工事を施さなければいけません。

かつ、お世辞にも美しいとは言えない
家の外観をカバーするために
華美な工事を庭に施さなければいけません。

そして、これらに合計100万円以上は
予算を費やすことになると思います。

他方、防犯性とプライバシー性を考慮してつくったお家は
必然的に外観も美しくなるため、
これらの工事に一切予算を注ぎ込む必要がなくなります。
家そのものが美しければ、
むしろ外構を簡素に仕上げることで
家を引き立てた方がいいからです。

また、外部に向かって大きな窓が多いお家は、
外部からの不法侵入者に備えて
塀にも気配りをする必要がありますが、
防犯性とプライバシー性に優れたお家は、
家の壁そのものが塀代わりになるため、
境界塀を立てないという選択を
取ることが出来るようになります。
そして、この費用だけでも50万円~100万円ほど
予算を削減することが出来たりします。

いかがでしたか?

弊社では資金計画の時、
必要な土地面積×1~1.5万円で外構予算を確保しているのですが、
以上の全てを実行出来れば、
当初の予算からはみ出ることはほとんどありません。

他方、土地の広さや、家の建て方を間違え、
かつ、防犯やプライバシーの担保のための工事を
しないといけないとなると、
必要な土地面積×4~5万円は
予算をみておかないといけません。

というわけで、
外構と家は別々の工事ですが、
それぞれが依存し合う密接な関係なので、
資金計画時点で外構の予算設定を間違えないように
していただければと思います。

【おうちづくりコラム】見かけより実は大きい!ダイニングテーブル

本日はダイニングについてお話ししたいと思います!
ダイニングは家族全員が集まる憩いのスペース
そんなダイニングについてです。

突然ですが、家具にこだわりはありますか?
ウッド基調な家具。
好きなブランド。
モノトーンな色の家具。
はたまたカラフルな色の家具をそろえているなど。
皆様それぞれにこだわりはあると思います。

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そんな家具選びはとても楽しい作業です!
特に新しく家を建てるときは、建て主さんにも気合いが入ります。
なかでもダイニングテーブルは別格の存在。
毎日の食事だけでなく、友人を招いたパーティーで囲んだり
ちょっとした書き物に使ったり...
その家の中心として機能するだけに、より一層慎重になります。

「ナラのムク板がいいかな?」
「メープルを使った北欧風デザインも捨てがたいね」など...
本当に悩みはつきませんよね。
その選んでいる時が楽しい時間ですね。
でもちょっと待ってください!

デザインばかり考えていますが、大きさは大丈夫でしょうか?
ダイニングルームは、住宅の中で1番人が集まる場所です。
それだけに、テーブルの周りには人が動けるだけの
空間が十分に確保されていなければなりません。
どのようなテーブルをどのように置くつもりかで
ダイニングルームの設計は大きく変わっていきます。

卓の高さや座の高さにもいろいろな種類があります。
座の高さの例はカウンター席やダイニングテーブル。
卓の高さの例は座卓と掘りごたつ。

ところが、卓の高さと座の高さの相対的な差は
どんな高さの卓であろうとほぼ一定です。
この差を「差卓」といいます。
差卓は体格によっても微妙に異なります。
また和食か洋食か(箸かナイフ・フォークか)によっても
微妙に異なります。
ただ、専門料理店でもない限り、
差尺は270mm前後と覚えておけば良いでしょう。

ダイニングテーブルを置く場所を設計の時から決めておいて
壁を出してしまってもいいですね。
左右対称で壁を出すとバランスよく見えますし
片側だけの壁を出しても個性的で良いですね。

と、いうわけでダイニングの設計は、テーブル廻りの前後左右、
そして上下の寸法を確保する必要があるのです。

【おうちづくりコラム】40年返済という選択はダメなのか?

人生100年時代に突入したと
巷で言われているからなのか?
長寿化に伴って退職年齢が延びていくからなのか?
はたまた、家の価格が上がっていっているからなのか?
住宅ローン返済の最長年数が
35年から40年へと移行しつつあります。

もちろん、住宅ローンは借金なので、
無闇矢鱈に期間を延ばすよりも、
早く返したほうがいいという意見の方が
圧倒的に多いかと思いますが、
個人的には返済年数が延びたのをいい事に
借入金額さえ上げなければ
最長の40年を選択しても良いのではないかと思っています。

では、その理由について
今回はお伝えしていきたいと思います。

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✔️理由1:保険期間が延びるから

住宅ローン金利の中には、
団体信用生命保険という掛け捨ての
生命保険料が含まれているのですが、
この保険があることによって
債務者にもしものことがあった時に
残債がゼロになるというメリットがあります。

ゆえ、個人的には
住宅ローンを借りた時点で、
これまで掛けていた掛け捨ての定期保険があるとしたら、
それは解約したらいいと思うし、
住宅ローンにはせっかく死亡保証がついているのだから
そんなに焦って借金返済をして
無理にその保証をなくす必要もないかと思っています。

というわけで、最長の40年で借りて、
繰上げ返済なんて一切せず
ずっと保証を継続してもらえたらと
思っている次第であります。

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✔️金利圧縮<資産運用

そして、もう1つの理由がこれです。
返済年数を短くしたり
繰上げ返済をすることによって、
1%前後の金利を圧縮するよりも、
返済期間を延ばすことで浮いたお金を
これから40年間「積立投資」に回す方が
はるかに手元にお金が残るからです。

過去のデータを見ても
平均で、年率10%の割合でお金が増えていっているし、
保守的に6%で見積もったとしても、
金利を圧縮するよりも7倍ぐらいお金が増えますからね。

では、簡単に試算してみますね。
仮に住宅ローンを3000万円、
金利1.4%(全期間固定金利)で借りるとして、
返済年数を35年にした場合と40年にした場合とでは
総支払利息が1,231,866円
違ってくる(40年の方が多い)んですが、
返済年数を5年伸ばしたことによって
毎月8,732円お金が浮いてくることになります。

なので、この浮いたお金を
今後40年間ずっと毎月積み立てしていくことにします。

そして、このお金が
年間で6%ずつ増え続けていくと仮定すると、
40年後元本の4,191,360円は
(8732円×12ヶ月×40年=4,191,360円)
12,486,355円となるため、
合計で8,294,995円もお金が増える
ということになるんですよね。
(元本が3倍になっています)

先程お伝えしたように
返済期間を5年延ばすことによって
約120万円利息が増えようとも、
その浮いたお金で約830万円お金が増やせるとしたら、
こっちの方が絶対にいいですよね?

そんなわけで、
個人的には返済期間は長くしてもいいし、
繰上げ返済もする必要もないと思っている次第であります。

もっとも
経済合理性は理解出来ても、
どうしても感覚的に投資に抵抗があるとしたら、
少しでも返済を短くし、
少しでも借入金を減らし、
繰上げ返済した方がいいですけどね。

銀行の預金金利は0.001%なので
そこにお金を置いておくよりは、
1%の金利を圧縮した方が絶対にいいわけですからね。

というわけで、
これから家づくりを検討されている方は、
こんな考え方があるということも
ぜひ知っておいていただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】インフレが進む中での家の持ち方

最低時給は確実に上がっていっているものの、
それ以上に進むインフレによって
確実に私たちの生活は逼迫しているのですが、
そんな中でもマイホームを持ちたいという気持ちは
誰もがお持ちだと思います。

ゆえ、今回は家づくりをするにあたって、
前向きに取り組んでいただきたい2つのことについて
お伝えしていきたいと思います。

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まず1つ目のことが、
「家にお金をかけすぎないこと」です。
要は、単純に毎月の固定費を減らすべきだというわけですね。
そして、そのためには建築代はもちろんのこと、
土地代や外構代なども抑える工夫をしなければいけません。

といっても、建築代に関しては
原油と材木価格の上昇によって
20%~25%ほどコストが上がっているので、
コストを抑えるのはかなり難しい状況になっているのですが。

なので、個人的には、
実家に家を建てることが出来る土地があるのならば、
新たにどこかで土地を買うという選択は
取らないようにした方がいいと考えています。

土地を買うか買わないかによって
場所によっては1000万円以上コストが変わってくるし、
実家の近くに家を建てるとなれば、
親御さんが土地の造成をしてくれたり、
外構費用を負担してくれたりするかもしれませんしね。

親御さんとの距離が近くなると
お互い何かとストレスを感じることが増えるかもしれませんが、
これからの厳しい時代を生きて抜いていくためには、
共働きはマストになるだろうし、
そうなれば相互協力が出来る環境に
身をおいた方がいいでしょうしね。

子供たちの面倒を見てもらえたり、送り迎えに行ってもらえたり、
食材をもらえたり、食事をつくってもらえたり、
畑や田んぼがあるなら、それらを一緒にすれば
お米や野菜などを買わなくてよくなりますしね。
電気料金とともに食料品も
今後まだまだ値上がりしていくかもしれませんからね。

そんなわけで、感情的な理由で反論はあるかと思いますが、
最も家づくりの予算を抑えられる方法がまさにこれなので、
そういった土地があるのなら一つの意見として
前向きに検討していただけたらと思っている次第であります。

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✔️太陽光発電をマストとする

2つ目がこれです。
理由は、電気料金がまだまだ上がっていく可能性が高いからです。
つまり、電気料金という生涯払い続けないといけない
固定費を抑える工夫をすべきだというわけですね。

かつ、同時に「蓄電池」も
設置する方向で考えておいた方がいいと思っています。
昼間に余った電気を蓄電池に貯めておくことが出来れば、
昼間以上に価格が高騰していっている
夜(23時~7時)の電気も電力会社から買わなくてよくなるからです。

とりわけ、職場までの通勤距離が長い方に至っては、
蓄電池を設置すると同時に、車を電気自動車に変えたら、
車の燃料代も大幅に安く出来ますしね。

かつ、自然災害によって電気が止まったとしても、
電気を自給自足していればその影響を受けることもないですしね。
(これに加えてエコキュートを設置していれば、
水が止まってもタンクに溜まった水をトイレに使うことが出来ます)

この他、あなたの大切な資産を守っていくためには、
家を建てるタイミングで
「積立投資」を始めることもマストに加えたいところですが、
これについては、また次回ということで。
それでは、素敵な住まいと豊かな暮らしを手に入れていただくために、
今回の記事もお役立ていただければ幸いです。

【おうちづくりコラム】お母さんの負担が少なくなる工夫

子供たちはやがて出ていくので、
子ども部屋は子どもたちが出て行った後のことまで
考えてつくった方がいいと考えているのですが、
とはいえ、子どもたちは
そこで15年~20年という長い月日を過ごすので、
もちろんその期間中の使いやすさが
なにより大事なのは言うまでもありません。

子どもたちにとっても、
そして家事の多くを担う奥さんにとっても。

では、家事の多くを担う奥さんにとって
ストレスや手間を軽減するためには、
子ども部屋は実際どのようにつくるのがベターなのでしょうか。

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子供部屋を考える際、
最も考慮すべきポイントは「位置」ではないでしょうか。
つまり、一般的に子ども部屋は
「2階」につくるのが当たり前になっていますが、
それが自分たちにとって正解なのかどうかを考えるべきだ
ということですね。

例えば、あなたのお子様がまだ未就学の年齢だとしたら、
きっとお子さんは何をするにも
いつもお母さんの近くでやるのではないでしょうか。

おもちゃを広げて遊ぶにしても
スマホやタブレットでYoutubeを観るにしても、
本を読んだり塗り絵をするにしても、です。

だとしたら、家を建てて部屋をつくってあげたからと言っても
お母さんの姿も見えない、気配も感じられない部屋で
遊ぶことなんてまずありえないと推測出来ますよね。

ゆえ、子ども部屋を2階につくる場合には、
必ずと言っていいほど1階にはリビングとは別に部屋を1つ
つくっておかなくてはいけなくなります。
200万円ほど建築費を加算することによって。

仮にその200万円がしんどいからという理由で
この部屋をつくれないとなると、
こまめに片付けられる人じゃない限りは、
リビングは足の踏み場もないほど
子供たちのものでごった返すことになってしまうだけですからね。

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なので、弊社ではその解決策として
子ども部屋を「1階」につくるという
提案をよくさせていただいています。

自分たちの部屋が1階に出来たら
お母さんの姿も見やすくなるし、
気配も常に感じられるため、
自分たちの部屋で遊びやすくなり、
それだけでもリビングの散らかり度は
大きく違ってくるのではないでしょうか。

たとえリビングにおもちゃなどを持ってきても、
部屋が使いやすい近い場所にあるなら
おもちゃなどを自分のお部屋に
片付けてもらいやすくなるからです。

また、子ども部屋を2階につくる理由の一つに、
思春期のプライバシー問題がありますが、
これもその手段をわざわざ2階だけに限定しなくても、
間取りのつくり方一つで
1階でも充分確保することが出来ます。

寝室やリビングダイニングから
それなりの距離をとってあげることによって。

そんなわけで、個人的には
子ども部屋は「1階」にした方が、
将来的な要素よりも子育て期間中、
より使いやすく合理的なんじゃないかな
と思っている次第であります。

実際、うちの娘たちも中学・高校になった現在は
適度に自分の部屋に篭りますが、
かといって、それが2階じゃなくてもよかったんじゃないかと
むしろ子どもたちの方が言っているぐらいですからね。
教科書が入った重たい鞄を持って階段を上り下りするのは
あの若さでも面倒臭いみたいですしね(笑)

というわけなので、世間一般的に
子ども部屋は2階につくるのが定番化していますが、
それが自分にとってもベターなのかを考え、
「1階」という選択肢も検討した上で、
どうするのがよりいいのかを導き出していただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】掃除の負担を軽減する3つの工夫

キッチンやお風呂を選ぶ際、
見た目だけじゃなく
使いやすさや掃除のしやすさにこだわるように、
本体である家に関しても
見た目以上に使いやすさや掃除のしやすさに
こだわりたいという方が多いのではないでしょうか。

ゆえ、弊社では見た目を美しくするのはもちろん、
それ以上に住まれる方が使いやすく
かつ掃除がしやすい住まいづくりを心がけているわけですが、
では、そのためには一体どのような工夫をしているのかについて
今回はお伝えしていきたいと思います。

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では早速お伝えしていきたいと思いますが、
まず1つ目の工夫が
✔️平屋にするということです。

理由は、平屋にすれば階段がなくなるし、
廊下も少なくしやすいし、
トイレも1つだけでよくなるので、
そもそも家の面積が小さくなること。

そして、階段がいらないため
階段掃除をしなくてよくなること。

ワンフロアでかつバリアフリーにすれば
昼間仕事に行っている時に、
ルンバが勝手に掃除をしてくれること、です。

また、平屋にすれば
部屋や収納が上下で分離しないため、
そもそも片付けがしやすかったり
モノの管理がしやすくなり、
これも掃除の手間が減る大きな要因
となるのではないでしょうか。

平屋にすれば、窓の掃除だって
2階建ての家より遥かにしやすくなりますしね。
手が届くところにしか窓がないわけですからね。

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✔️シンプルな仕上げにする

2つ目の工夫がこれです。
要は、使わなくていい部材を使わないようにすることで
掃除をする場所を減らすというわけですね。

例えば、窓には当たり前のように
「窓枠」という部材がつけられていますが、
この枠の上にも当然埃は溜まります。

また、窓枠と同じように
ドアにも「ドア枠」という部材がつけられていますが、
この枠の上にも当然埃は溜まります。

さらに、窓には当たり前にように
カーテンがつけられていますが、
カーテンを吊り下げるための
カーテンレールにも当然埃は溜まります。

この他、床と壁との取り合いにつける分厚めの巾木は
家全体で200mを超えるのですが、
この巾木の上に溜まった埃の掃除は面倒臭いですよね。

ゆえ、弊社では
窓枠、ドア枠、カーテンレールをゼロにし、
巾木に関しても厚みを薄くすることで
掃除の手間を軽減しているというわけです。

この他、対面キッチン前につくる
造作カウンターの天板に関しても、
料理や食器の受け渡しをスムーズにするために、
幅広でつくるのが一般的ですが、
この天板は何かを置くのに
ちょうどいい高さであることから、
「あれよこれよ」という間にいろんなものが陳列されていき、
とてもじゃないけど料理の受け渡しなんて
出来る状態じゃなくなっているご家庭が多いのではないでしょうか。

ゆえ、弊社では
このカウンターの厚みをかなり薄く仕上げることで
モノを置きにくくするという工夫もしていたりします。

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✔️窓を最小限しかつくらない

そして、最後の工夫が「窓」です。
そもそも平屋にすれば、
窓掃除が随分しやすくなるのですが、
それと同時に窓の数を必要最小限に抑えることによって
さらに掃除の手間を減らすというわけですね。

窓掃除は、ガラスやサッシだけじゃなく
網戸もしなければいけないし、
引き違い窓の場合は、掃除しにくいレールがあり、
思った以上に時間を食っちゃいますからね。

そんなわけで、
弊社では最小限の窓で明るさを確保出来るように
基本カーテンがいらない住まいを
ご提案させていただいているんですよね。

そして、カーテンがいらないことで
カーテンやカーテンレールなどの
掃除もしなくていい家にしているというわけです。
かつ、いつも窓から空が見える心地いい住まいにもなりますしね。

いかがでしたか?
一戸建てのお家は、
アパートやマンションに比べて家も広くなるし窓も多くなるので、
家を維持管理していくための手間がグンと増えます。

なので、毎日少しでも時間にゆとりを持って
暮らし続けていただくためにも、
こういった観点からも家づくりを考えてみてくださいね。

【おうちづくりコラム】頭金も繰上げ返済も必要ない最大の理由

歯止めが効かない高いインフレを抑えるために
利上げをはじめとした金融引き締めに
本格的に乗り出した欧米とは裏腹に、
長期金利の上限幅を引き上げたものの
依然、金融緩和を維持し
金利が上がらないようにしている日本。

というわけで、我が日本は
世界の情勢なんてどこ吹く風で、
かれこれ30年前から続く流れを引き継ぎ
順調に金利が低空飛行しているわけですが、
家を建てる時には、
この低金利を上手く利用すべきではないでしょうか。

つまり、現在の日本はありえないぐらいの低金利なので、
この金利を圧縮したり
より安くすることに全力を注ぐよりも、
出来るだけ長く固定金利で借りておいて、
手元資金や余剰資金を住宅ローンよりも利率が高い
投資商品にお金を回した方がいいというのが、
頭金をたくさん入れたり、
繰上げ返済をする必要がないと考えている
4つ目の理由であり、最大の理由でもあります。

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例えば、家づくりの総予算が3,500万円だとして、
自己資金として投入出来る資金が500万円あったとしたら、
それを全額自己資金として入れることによって圧縮出来る利息は
35年でざっと100万円ぐらいなのですが、
この500万円を35年間分散して積立投資していけば、
過去70年のデータをもとに試算すると
1,200万円ほどお金が増えることになります。
(年利7%で試算しています)

また、毎月コツコツと貯金していけば
10年後、20年後に貯まったお金で
繰上げ返済をすることが出来ますが、
それによって利息を圧縮するよりも
その余剰資金を先程の手元資金に追加して
積立投資に回した方がいいのは、
先程の数字をご覧いただければ一目瞭然だと思います。

そんなわけで、家を建てるタイミングで
積立投資を始めていただくことをオススメしています。
この増えた資金から子供たちの進学資金も捻出出来るし、
定期的に必要となるメンテ資金も捻出出来るし、
ともすれば、宝くじなんかに期待せずとも
老後を目前にして2回目の家づくりが出来るかもしれませんからね。

ただし、これを実行するためには
1つだけ気を付けていただかなくてはいけないことがあります。

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✔️家づくりの総予算を抑える

それがこれです。
家づくりの予算が増えて
毎月の返済負担が高くなり過ぎれば
頭金を入れざるを得なくなるし、
それでも返済負担が高いのだとしたら
生活していくだけでいっぱいになり、
とてもじゃないけど積立投資なんて
出来る余裕がなくなってしまうからです。

まず抑えるべきは「家」の予算ですが、
そのためには適切な家の大きさを知ることが大切です。
また、必要なもの必要じゃないものを
しっかりと見分けられる力も必要です。

続いて抑えるべきは「土地」の予算ですが、
そのためには適切な土地の広さを知ることはもちろん、
いい家を建てるために土地の向きは
全く重要じゃないことを知ることが大切です。

さらに家づくりの総予算を抑えるためには
「外構予算」も抑えなければいけないのですが、
そのためには適切な土地の広さを知ることはもちろん、
無駄な余白をつくらないように
家を建てることを意識しなければいけません。

これらの知識は全て確実に家づくりのコストを圧縮してくれ、
きっとあなたの懐と心に
大いなるゆとりをもたらしてくれることでしょう。

なので、大きく夢が膨らみ
もっと・・もっと・・と欲が出てしまうし、
他のみんながなんとかなっているから
自分もなんとかなるだろうと
ついつい考えてしまいがちですが、
なんとか踏みとどまり冷静な判断が出来るようになってください。

【おうちづくりコラム】頭金も繰上げ返済も必要ない4つの理由

利息の支払いを少しでも減らすため、
あるいは借金を少しでも減らすために、
可能なら出来るだけ頭金を入れた方がいい
と巷では言われています。

また、計画的にコツコツと貯金して
繰上げ返済をすることによって
なるだけ早く返済を終わらせた方がいい
とも巷では言われています。

しかし、個人的には
これからお伝えする4つの理由から
いずれもする必要はないと考えています。

つまり、頭金を無闇矢鱈と
たくさん入れる必要もなければ、
繰上げ返済も無理にする必要もないというわけですね。

というわけで今回は、
住宅ローンを借りる時というか
家づくりをする時に知っておきたい
4つのコトについてお伝えしていきたいと思います。

平たく言うと「借金を上手く利用することで
ネガティブなイメージをポジティブにしましょう!」
ということなので、
金融の知識をつけるためにも最後までお付き合いください。

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✔️その1:団体信用生命保険

住宅ローンの金利には「団体信用生命保険」という
掛け捨ての生命保険料が入っています。

つまり、住宅ローンというものは、
名義人にもしものことが起こった場合、
生命保険によって全額繰上返済される
システムになっているというわけですね。

ゆえ、個人的にはそんなに焦って返済せずに、
出来るだけ長くこの保証をおいておく方がいいと思っています。
人生100年時代に突入したと言われているものの、
いつどこで何が起こるかなんて誰にも分からないですし、
この保証をずっと残しておけば、
他の生命保険に加入する必要だってなくなるわけですしね。

そんなわけで、借入期間は長い方がいいし(保証期間が長くなるから)
頭金の比率を上げて借入金を減らす必要もないし(保証金額が大きくなるから)
繰上げ返済をすることによって無理に返済期間を圧縮する必要もない、
(保証期間も長くなるし保証金額も大きくなるから)
と思っている次第であります。

✔️その2:定年と年金の変化

これからは間違いなく定年の年齢がどんどん延びていき、
とてもじゃないけど65歳なんかで仕事をやめられないし、
健康であるなら80歳ぐらいまで
働き続けるのが当たり前になってくると思います。

ゆえ、45歳未満の方なら35年ローンを組んでいただいても、
40歳未満の方なら40年ローンを組んでいただいても
いいんじゃないかと思っています。
(先程の団体信用生命保険の年齢制限があるかもしれませんが・・)

借金がある方が働く原動力にもなるし、
仮に100歳前後まで生きるのが当たり前になるのだとしたら、
あんまり早く仕事をやめても、
何もしていない退屈な時間が長くなるだけだし、
暇な分、お金も使ってしまいやすいでしょうしね。

また、年金は最大75歳まで
支給を遅らせられるようになったのですが、
その方が65歳からもらうより
1.84倍も多くもらえることになるので、
どうせ長く働くのが当たり前になるのなら、
そうした方がいいのではないでしょうか。

そんなわけで75歳ぐらいまで働き続けることを前提に
ローンを組んでいただくのでいいんじゃないか
と思っている次第です。

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✔️住宅ローン控除

家を建てると13年もの間、
納めた所得税を国が返してくれるし、
所得税で控除しきれなかった場合、
住民税を割引してくれるのですが、
せっかく返してもらえるなら、
なるだけ多く返してもらった方が得だと思いません??

ゆえ、自分が納めている所得税と住民税の額を
あらかじめ知った上で、
借入金をいくらにするか決めなければいけません。

例えば、年収が500万円の方は
所得税が約14万円で住民税が約25万円ですが、
住民税は最大で13.65万円まで控除してくれるので、
所得税と住民税を合わせると年間最大で27.65万円
国から税金を還付してくれることになります。

なので、この方は
仮に建築費と土地代の合計が3,500万円だとしたら、
自己資金があったとしても
手元に残しておいて全額借りた方がいいと思います。

3,500万円×0.7%=24.5万円なので、
3,500万円借りたとしても、
上限いっぱい(27.65万円)まで還付の枠を使えていないからです。

そして、どうしても借金が多いのが嫌だという方は、
この13年間のローン控除が終わった後に
入れなかった頭金を繰上げ返済に回していただいても構わないのですが、
出来ればその手段は使わずに、
次回お伝えする別の手段にお金を回してもらいたいと思っています。

その手段こそが、
いわば家を建てる時に頭金を入れる必要もないし、
返済期間を短くする必要もない最大の理由でもあるので、
引き続き次回もお付き合いいただければと思います。

【おうちづくりコラム】ウッドデッキに必要なたった一つのルール

別名「アウトドアリビング」と呼ばれるウッドデッキは、
暮らしの幅を広げ、質を高めてくれる素晴らしいアイテムです。

バーベキューを楽しんでいる姿を想像しただけで、
とってもワクワクするし、
日々の暮らしの中で、朝ごはん、昼ごはん、晩ごはんを
あえて外に出て食べるというのも風情があっていいですしね。
いわば、ちょっとしたピクニック気分って感じですね。

また、ウッドデッキにテントを張って
キャンプ風にそこで一泊するというのも、
子供たちがとってもワクワクしそうで、
親としては嬉しいことですよね。

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さらに、ウッドデッキに
ハンモックなんかつけようものなら
最高の休日を過ごせそうだと思いませんか?

ユラユラ揺られながら、
日光を浴びてそよ風を感じつつ一眠りするもよし、
文庫本を持っていって読書するもよし、
スマホやタブレットを持っていって映画を楽しむもよし、
という感じですね。

個人的には、
お気に入りのチェアーをデッキに持って出て、
お気に入りのマグカップに温かいカフェラテを注いで
お気に入りの音楽を聴きながらボケーっとするというのが
最高に贅沢だと思っているんですけどね。

あとは、夏のプールなんかもホント最高ですよね。
お昼ご飯の後の昼下がりに厳しい日差しを浴びながら
水遊びをキャハキャハと楽しんだ後は、
冷房でキンキンに冷えたリビングで軽くお昼寝。
想像しただけで幸せな気分になります。

そんなわけで弊社では、家を建てる全ての方に
おうち時間をより豊かにしていただくために
常にウッドデッキをご提案させていただいているわけですが、
このウッドデッキのポテンシャルを最大限に引き出すためには、
守るべきルールがたった1つだけ存在します。

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✔️プライバシーの担保

それがこれです。
いわば、他人の視線が気にならないということですね。
なんせ、周りから丸見えだとしたら
全てのことが気恥ずかしくて出来そうにありませんからね。

友人やご近所さんを招いてのバーベキューならともかく、
家族だけでのバーベキューや食事、
自分たちも水着になってのプール遊び、
ハンモックに寝転がる姿、
チェアーに座ってカフェラテを飲んでいる姿、
優雅に読書をしている姿、
テントを張って模倣キャンプをしている姿。

このどれもが、です。
たとえ目隠しを立てたり、植栽を目隠し代わりにするなどして
視線を防ごうとしても、です。

というわけなので、
ウッドデッキのポテンシャルを最大限に引き出し、
日々の暮らしの質を格段に上げていただくためにも、
このたった1つのルールである「プライバシーの担保」
これを意識しながら家づくりをしていただければと思います。

【おうちづくりコラム】ライフスタイルと間取りづくり

今や家づくりの定番となっている
ダイニングキッチンとリビングに仕切りをつくらず
キッチンを対面式にするスタイルは、
共働きが当たり前となっている現在のライフスタイルに
フィットした合理的な考え方です。

ダイニングで宿題をする子供たちの姿を見ながら、
そしてリビングで遊ぶ子供たちの姿を見ながら
キッチンで食事の準備や後片付けが出来るし、
リビングに取り込んだ洗濯物をたたむことが出来るからです。
また、キッチンで作業をしながら
お風呂に入る子供たちの姿だって見ることが出来るからです。

要するに「ながら作業」がしやすい間取りなのですが、
家事に育児に仕事に忙しい奥さんが
少しでも自分の時間をつくるためには
この合理性は必要不可欠ですよね。

そんなわけで、弊社でも
このリビングダイニングキッチン(LDK)を
生活の中心とした間取りづくりをしているのですが、
このLDKにまつわることで2つ推奨していないことがあります。

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✔️広くし過ぎない

ここでほとんどの時間を過ごすのだから
出来るだけ広くしたいと多くの方がおっしゃるし、
そのお気持ちは凄くよく分かります。

しかし、この空間とて
他のスペース同様に広げれば広げるほど
コストに跳ね返っていきます。

しかも、面積がアップする比率が高いため
その分コストの上がり幅も大きくなり、
他の場所で相殺しようとしても
とてもじゃないけど追いつかない
ということになりかねません。

また、リビングダイニングを広げた場合、
どこに余白が出来るのかというと
ダイニングとリビングの間です。
つまりダイニングテーブルとソファーの間に
スペースが出来るというわけですね。

そしてこの結果、
子供たちがこの余白に色んなものを
置き散らかしていくことになります。

いつも使うものを
いちいち自分の部屋に片付けるのって面倒臭いし、
ましてや自分の部屋が2階だとしたら
なおのこと置きっぱなしにしちゃいますよね。

以上の理由から、闇雲に広げるのではなく
ちょうどいい広さでつくるのが
一番良いと思っている次第であります。
経験から申し上げると、16帖という広さが
最もちょうどいい広さではないでしょうか。

人は余白があると埋めたくなるという
性質を備え持っているため、
仮にLDKを広げ過ぎたせいで
1階に充分な収納が取れなかった場合、
せっかくの広々リビングの周辺に
チェストや収納家具を置いていくことになり、
そのせいで部屋が狭く感じることになってしまうだけですしね。

要するに、更なる出費をすることによって
空間を狭くしようとするという
非合理的な行動をするというわけですね。

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✔️家事室ってホントに必要?

そしてもう1つ、
コストを上げる原因となるため
つくらなくていいかなと思っているスペースが
この「家事室」です。

だって、せっかく子供たちの様子が見えるところで
家事をすることが出来る間取りになっているのに、
わざわざ分離した部屋で家事をこなす
必要なんてないと思いません?

確かにリビングダイニングを
いつもキレイに保ちたいとか、
出来るだけ生活感を出したくない
という気持ちはよく分かります。
また、家事動線をさらに短縮し、
より合理的に家事をこなしたい
という気持ちもよく分かります。

しかし、仮にこのスペースを3帖でつくったとしたら、
それだけで家の価格が100万円ほど高くなってしまいます。
また、このスペースで快適に家事をするために
この部屋にも冷暖房を設置するとなれば、
さらに出費が増えることになります。

なので、これから家を建てる方は、
「コスト」という観点にも目を向け
不用意に面積が広がらないように意識しながら
家づくりをしていただければと思います。

現在は、以前に比べて家の価格が高くなっているし、
原油次第で今後さらに価格が上がることも充分考えられますしね。

【おうちづくりコラム】家づくりの一丁目一番地

家づくりの資金計画では、
土地取得費+建築費+外構費+別途経費=自己資金+借入金、
この計算式の左右のバランスを整えていくわけですが、
左から計算を進めていくのと右から計算を進めていくのでは、
家づくりの進め方や建てた後の暮らしに違いが生じます。

結論から申し上げると、
左から計算を進めていけば
土地にせよ家にせよ理想に近い状況を実現しやすい反面
資金面に皺寄せが来やすいのに対し、
右から計算を進めていけば
資金面を優先することになるため、
土地にせよ家にせよ
厳しい現実を目の当たりにしやすくなるというわけですね。

もちろんこれは自己資金や所得、
土地のあるなしによって異なるため、
一概には言えないのですが、
ほとんど自己資金を入れない状態で
土地から買って家を建てる方には
「家づくりで最も大事なことだ」
と言っても過言ではないと思うので、
どうぞ最後までお付き合いいただければと思います。

では、分かりやすく
リアルに具体的な数字を挙げながら
その違いを説明していきますね。

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✔️左から計算を進めていった場合

例えば、住みたいエリアの
土地相場が1000万円だとして、
建てたい家の大きさが40坪ぐらいだとしたら
家の総額は3000万円ぐらいになるのですが、
これに外構費用として200万円、
地盤改良費として100万円、
それ以外に必要な経費として200万円、
が別途でかかるとしたら
家づくりの総予算は4500万円となります。

そして出せる自己資金が300万円だとしたら
4200万円を銀行から借りることになるのですが、
これをボーナス払いなしで借りる場合、
0.7%の固定金利選択型の場合なら
毎月の返済額が112,778円で、
1.4%の固定金利型の場合なら
毎月の返済額が126,550円となります。

つまり、これから35年という長期間
どんなことがあってもこの金額を
銀行に返し続けないといけないというわけなのですが、
果たしてこれは現実的な話なのでしょうか。

仮に夫の収入が400万円だとしたら
手取りの半分がローン返済で飛んでいくことになるし、
500万円あったとしても
手取りの40%以上がローン返済で飛んでいくことになるし、
600万円もあったとしても
手取りの33%ぐらいがローン返済で飛んでいくことに
なりますからね。

問答無用で奥さんは
働き続けないといけないですよね。

おそらく今後は、
所得が上がるどころか下がる可能性の方が高いし、
倒産やクビになるリスクもゼロではないし、
それ以外にも健康的リスクもあれば、
親の介護問題なども可能性としては
全くないわけではありませんからね。

そんなわけで個人的には
左から進めていくやり方ではなく、
資金面を大切にする右から進めていくやり方を
オススメしているというわけです。

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✔️右から進めていった場合

右から進めていった場合、
先程お伝えした300万円の自己資金に
無理のない返済額から
逆算した借入金を合わせた額で、
家づくりの計画を立てていきます。

仮に毎月の返済額を
8.5万円までに抑えたくて、
かつ固定金利にしたいのであれば、
借入額は2900万円が上限となるので、
合計3200万円で土地・家・外構の
予算振り分けを行なっていくという感じですね。

となれば、
別途経費と地盤改良を合わせた
300万円は同じようにかかるので、
残りの2900万円で
予算の振り分けを行うのですが、
この場合弊社であれば、
外構工事は「土地の坪数×1万円」で計算するので
土地面積を50坪にするなら50万円にし、
残りの2850万円でどんな家を建て、どこで土地を買うか
を相談していくという流れをとっています。

具体的には、仮に家の予算を2300万円にするなら、
土地予算が550万円となりますが、
この場合2300万円という予算をなるだけ超えないように
間取りのヒアリングをさせていただくし、
550万円という予算の中でまずは土地を探すようにしている
といった感じでしょうか。

もちろん、土地予算も建築予算も
ずいぶんと厳しいものになるので、
やりたいことを厳選していただくことになる可能性は
高くなってしまうかもれません。
いや、おそらくそうなるでしょう。

しかし、今後35年もの間ずっと
毎月の可処分所得が3〜4万円も違うとなれば、
かなり違ってくるのではないでしょうか。

オススメはその浮いた資金を
積立投資に回していただくことですが、
右から計算して家づくりを行いつつ
積立投資を35年間し続けた方と、
左から計算して家づくりを行い
積立投資をしなかった方とでは、
35年後には5000万円以上
保有資産に差が生じているかもしれません。

なので、この違いをご理解いただき、
暮らしの豊かさと経済的な豊かさのバランスが取れた
家づくりをしていただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】品質とコストのバランスがいい家づくり

品質を落とすことなく
家のコストを圧縮する最良の方法が
面積を小さくすることですが、
とはいえ、家が小さくなれば
生活に何かと支障が出るんじゃないか
という不安が頭の中を襲ってくるため、
ただ単に聞いただけでは
どうしても拒否反応が出てしまうのが
ほとんどの方の本音だと思います。

ゆえ、今回はその誤解を解くべく
その具体的な手段について
お伝えしていきたいと思います。

いくつかの合わせ技によって
面積を縮めていくのですが、
なにも必ず全てを採用してくださいという話ではなく、
あくまでコストカットの手段を
知っておいてもらいたいだけなので、
その点を勘違いせず最後まで
お付き合いいただければ幸いです。

ちなみに巷では
35~40坪ぐらいの大きさが
一般的な面積だと言われていますが、
この考え方を知ると、
30坪以上の家になることは
ほぼゼロに等しくなるかと思います。

まずお伝えしたいことが、
面積をカットするにあたって
基本中の基本となる考え方です。

おそらく多くの方が
逆のイメージをお持ちであるため
意外だと感じられるかもしれませんが、
これは面積をカットするための
一丁目一番地みたいなものだと
思っていただいて支障ないかと思います。

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✔️平屋にすること

なぜ平屋にすると面積がカット出来るのか?
これにはいくつかの理由があります。

1つ目が「階段」がなくなることです。
これは当たり前のことですが、
2階建ての家では階段が上下階合わせて2坪あるため、
まずはこれが必要なくなるというわけですね。

2つ目は「トイレ」が基本1つだけで良くなることです。
2階建てで部屋が全て2階にある場合は、
夜中にいちいち1階まで下りるのは面倒くさいため、
どうしても2階にも設置したくなりますからね。

3つ目が「廊下」をほぼゼロにしやすいことです。
これは平屋にしたら絶対になくなるのか
というと決してそうではなく、
もちろんなくなるような設計をしないといけないんですけどね。

ただ一つ言えるのは、
高断熱・高気密化している今の家は
冷暖房効果を最大化するためにも
極力廊下をゼロにした方が良いということです。

理由は、廊下はペアガラスの空気層と同じように、
廊下そのものが空気を遮断する
断熱材のような役割を果たしてしまうからですね。

4つ目が「たまにしか使わないような部屋」が
いらなくなることです。

理由は、2階建ての場合、
1階にはリビングとは別にもう1つ部屋がないと
子供が小さいうちは何かと不便だし、
老後のことを考えると
1階に部屋がないと困るような気がするのに対し、
平屋にすると、
寝室も子供部屋も収納も全てが1階にあるため、
そんな心配がなくなるからです。

親御さんが泊まりに来た時も、
まだ完全に使っていない子供部屋で寝てもらえばそれで済むし、
あるいは、たまにならリビングに布団を敷いて
寝てもらえばいいわけですしね。

以上の4点が平屋にすることによって
縮められる要素というわけですね。
もちろん、別段生活になんの支障もなく。

おそらくこれらを合わせると、
7坪前後は家を縮められるのではないでしょうか。

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✔️適度な広さが一番

そして、次なる選択肢としては「部屋の広さ」です。
例えば、寝室。
あなたはここに一体何を置く予定でしょうか?
ダブルベッドを2台?
それともシングルベッドとダブルベッド?
それともベッドは置かずマットレス?

寝室の広さは、
そこに置く予定のものの大きさに依存することになります。
ゆえ、何を置くのかを明確にすれば
自ずと適切な広さが見えてくるんですよね。

今は昔のようにドレッサーやタンスを部屋に置かないし、
テレビも置かないでしょうし(置いても薄型なので場所を取りませんよね)
隣接して巨大なウォークインクローゼットがあるでしょうから、
そもそも部屋に何も置かないでしょうしね。
その上、ただ寝るだけの部屋ですしね。

そして、部屋の広さに関しては子供部屋も然りです。
スマホが普及したこともあってか、
今の子供たちは部屋に篭りっきりにならず
寝る寸前までリビングで過ごすことが多いし、
広くつくればつくるほど部屋に荷物が増えやすい原因となるし、
なにより子供たちは、そのうち家から出ていって
それっきり帰ってこない可能性が高いですからね。

そんなわけで、
部屋の広さも大手ハウスメーカーのモデルハウスのように
余白だらけの贅沢スペースにする必要なんて
一切ないというわけですね。
もちろん、資金的にゆとりがあるなら
縮めていただく必要もない場所でもあるんですけどね。

いかがでしたか?
仮に全てを受け入れていただき
面積を最大限カットしたとしても、
別段支障が起こりそうな感じは
なかったのではないでしょうか?

というわけで、
前回の記事も含めて、
家づくりの大切な知識として
持っておいてもらえたらと思います。

家が小さくなれば、
その分、土地も小さく出来ますしね。

【おうちづくりコラム】引き算を覚える

家づくりにかける費用を圧縮するためには、
土地や外構の費用を圧縮すると共に、
家の費用も圧縮しなければいけません。

しかし、家の費用の圧縮は、
以下の3つの理由から以前に比べて難しくなっています。

1つ目が、建てる家の基準が
以前に比べて格段に上がったこと。
つまり、耐震や断熱などの基準が上がったことによって
建築コストが上がったということですね。

2つ目は、脱炭素&戦争による原油高にともなって
原材料費が高騰してしまったことです。
かつ、おそらく建築費はさらに高騰し、
かつ高止まりするのではないか?
と言われています。

そして厄介なのがこの3つ目。
SNSの普及によって
欲求に歯止めが効きにくくなったことです。
なんせキラキラ投稿が主体であるインスタグラムには、
憧れのアイデアが無数に投稿されているわけですからね。

そんなわけで現在の建築事情としては、
コストを下げるどころか
逆に以前に比べてだいぶとコストが上がってしまっている
というわけですね。

ゆえ、弊社では
このプラス地獄の中から抜け出すために、
マイナス手段をお伝えすることで
不用意な建築コストの上昇を防いでいるわけですが、
その手段は大きく2つのカテゴリーに分かれます。

1つが、部材点数を減らすこと。
そしてもう1つが家の面積を減らすことです。

もちろん、後者を実現すれば
必然的に部材点数は減るので、
後者は前者の意味も含んでいるのですが、
ここでお伝えする前者は面積とは関係のない部材なので、
あえて分けてお伝えさせていただくことにします。
では今回は、前者について。

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✔️無意識に増やしてしまう2つの部材

家という買い物は、
他の買い物と違って
1つ1つの商品に値札がつけられていません。
ゆえ、価格を意識することなく知らず知らずの間に
コストがアップする言葉をたくさん発してしまいます。

例えば、家の中のドアの本数です。
一般的に使用されている
高さが2mのドアなら約3万円、
弊社が標準で使用している
高さが2.4mのドアなら約4万円が
ドア1枚あたりに必要なのですが、
設計の段階でこの価格を知っている方は
まずいないと思います。

ゆえ、至る所に収納をつくっては
その全ての箇所にドアを設置していこうとします。

また、収納を通り抜ける動線が
今や当たり前となりつつありますが、
通り抜けるということは
入口と出口が別々になるということなので、
必然的にドアの本数は増えることになります。

さらに、家の中に廊下が多くなれば、
これもまたドアを増やす原因となります。
部屋から部屋へと移動するのに、
一旦廊下に出るとなれば、
その分ドアが余分に必要となるからです。

そんなわけで、
知らない間にドアがたくさん出来、
結果、コストを押し上げてしまうというわけですね。

イメージとしては、
1本あたりのコストが高いハイドアを
数を抑えながら設置したお家と、
1本あたりのコストが安い普通のドアを
数を意識することなく設置したお家では、
全然コストが違うという感じですね。

一例を挙げると、
4万円×10本=40万円(ハイドア)
3万円×20本=60万円(普通のドア)
という感じですね。

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そして、ドア同様に
無意識に増やしてしまうもう1つの部材が窓です。

窓が少ないと暗い気がするし、
風通しも悪そうな気がするからです。
また、それに加えて、
親や知人といった周りの人たちが
窓はたくさんつくるように
アドバイスをしてくれるからです。

しかし、実際のところは、
家の明るさは窓の多さに比例しません。
なぜなら、どれだけ窓をつくっても、
ほとんどの家がカーテンによって
光を遮断してしまっているからです。

ゆえ、本質的には
光を遮断しない窓をつくることの方が
よっぽど大事だったりするんですよね。
闇雲に窓をたくさんつくるのではなく。

で、カーテンがいらない窓を中心につくることが出来れば、
窓そのものの本数を格段に減らすことも出来るし、
カーテンという部材までも同時にカットすることが出来ます。

おまけに窓が減れば、
耐震性もアップするし、断熱性もアップするし、
家具のレイアウトの自由度も上がるし、
コンセントの数も増やせるし、
窓掃除の手間も減るし、戸締りの心配も減るし、
外壁も汚れも減るし、収納もより多くつくれるし、
と良いことだらけですしね。
カーテン掃除もしなくて良いですしね。

そんなわけで、
間取りを考える時には、
ドアと同様に窓についても
真剣に考えていただけたらと思います。

おそらく窓のコストだけで2~30万円、
カーテンまで入れると合計5~60万円ぐらい、
それに加えてシャッターも必要なくなれば、
さらに2~30万円ぐらいコストが圧縮出来るし、
先程のドアも加えるとさらに2~30万円ほど、
つまり合計100万円ほど
コストが変わってくるかもしれないので、
ぜひ意識しながら家づくりを行ってみてください!

では、次回は面積カットについて
具体的にお伝えしていきたいと思います。

【おうちづくりコラム】これからの住宅ローン選び

歯止めが効かないインフレを抑えるために、
とんでもないスピードで利上げを実行し
金融引き締めを実行しているアメリカは、
住宅ローン金利が7%超に到達したと
日経ニュースで報じられていました。

他方、物価は着々と上がっている中、
利上げになかなか踏み込めず、
住宅ローン金利もほぼ変わっていない日本は、
今後どのような流れになるのでしょうか。

というわけで今回は、
これから家を建てる方に
住宅ローンの選び方について
お伝えしていきたいと思います。

あくまで現状の世界情勢を踏まえた上での
個人的な予測と見解であり、
そうなるかどうかは分からないので、
一つの意見として
頭の片隅に置いていただければと思います。

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✔️世界に逆行する日本

冒頭でもお伝えしたように
急ピッチで利上げを進めつつ
金融引き締めを実行しているアメリカとは裏腹に、
日本は長期金利の上限の引き上げはしたものの、
依然金融緩和政策の継続は変わらず、
金利はほぼ上がっていないのですが、
とはいえ、アメリカが利上げをすれば、
したくなくても新興国は利上げをせざるを得なくなること、
ヨーロッパの中央銀行も、
加速するインフレを止めるためにさらに利上げしそうなこと、
日本同様にマイナス金利を適用してきたスイスも
大幅な利上げをしたことなどを踏まえると、
おそらく今後日本にも利上げの圧力がかかってくる
と考えておいた方がいいんじゃないか、
というのが個人的な予測です。
たとえ、利上げという選択が
正しい選択ではなかったとしても、です。

ゆえ、個人的には、
これから家を建てようとお考えの方は、
「全期間固定金利」を選んでおいた方が
いいんじゃないかと思っています。

理由は、利上げをする可能性が高まれば、
変動金利よりも固定金利の方が
先に金利が上がることになるから。
つまり、金利が上がりだしてから
固定金利に切り替えたのでは「時すでに遅し」だからですね。

また、変動金利は上がり出すと
固定金利を超えた金利まで上がるリスクをも
秘めているからです。

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✔️全期間固定金利の注意点

とはいえ、全期間固定金利は
変動金利に比べて金利が高い分、
同じ返済額で試算する場合、
借り入れ可能額が減ってしまうので、
自ずと家づくりの予算も減ってしまいます。

例えば、
毎月の返済額を8万円に設定した場合、
変動金利だと借り入れ可能額は
3,029万円ですが(金利0.6%で試算)、
固定金利を選択すると
借り入れ可能額は
2,655万円まで減ってしまうため、
(金利1.4%で試算)
単純に374万円家づくりにかける予算を
減らさなければいけなくなります。

かつ、全期間固定金利を選ぶ場合、
融資手数料という銀行に支払う経費が
余分にかかってしまうため、
さらに26.55万円~53.1万円
家や土地にかけられる予算が
減ってしまうことになります。

ゆえ、その目減りした分、
家や土地にかける予算を落とすか、
あるいは貯金や親からの資金援助で
まかなわなければいけません。

また、家を建てるにあたって
全く自己資金がない人に至っては、
返済額を上げるという選択肢は
かなりキツイと思うので、
実家に土地があるのであれば、
絶対にそこに家を建てた方がいいと思います。

かつ、返済年数を40年にし、
毎月の返済負担を落としつつ、
その浮いた資金を「つみたてNISA」にて
積み立てしていくことをオススメします。

というわけで、
たとえ景気が良くなってなかったとしても、
近い将来、けっこう高い可能性で
日本も金利が上がるような気がするので、
それも踏まえた上で、
住宅ローン選びと家づくりの計画を
していただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】土地探しの順番は3番目がベスト

土地を探す前に知っておくといいことが、
「あなたが具体的に家に使える予算と
その予算の中でどんな家が建てられるか」
ということです。

というのも、自分の予算で
どれくらいの広さの家が建てられるのかを知っていれば、
必然的にそのためにどれくらいの広さの土地にすべきか
が分かるからです。

なので、土地はいきなり探さず、
まずは資金計画によって土地の予算と家の予算を出し、
かつ、その予算でどんな家が建てられるのかを
明確にした上で探すものだ
と覚えておいてもらえたらと思います。

例えば、あなたの予算が2,300万円で
あなたが平屋を建てたいとお考えだとしたら、
弊社では総施工面積(中庭含む)が
28坪前後の平屋をプランさせていただくことになりますが、
この場合、弊社では、
車を3台止めたいとお考えであれば、
55坪前後の広さの土地を
オススメするようにしています。

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つまり、この場合
建てたい家の面積とは別で
27坪前後必要だということなのですが、
この根拠は以下の通りです。

まず、家の周囲3方向につくる
エアコンの室外機や給湯器を置いたり、
給排水の配管を通したり、
ぐるぐると回るための余白に10坪前後。
そして、車1台あたり4.5坪前後必要。
(2.5m×6m=15㎡=約4.5坪)
4.5坪×3台=13.5坪。
10坪+13.5坪=23.5坪。
土地の形状によっては無駄なスペースもあることから
少しゆとりを持たせて27坪ぐらい、
という感じですね。

そんなわけで、
弊社では資金計画によって
まずは土地と建物の予算を同時に出し、
その予算で建てられる家を
ある程度明確にした上で、
土地の予算と家の大きさに合わせて
土地を探すようにしているというわけなんですよね。

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✔️「土地」も「外構」も「家」に依存する?

この考え方で土地を探すと、
土地に無駄な予算を
かけなくて良くなると同時に、
外構工事費用も随分とカット出来ます。

敷地内に余分な余白が
ほとんど出来なくなれば、
外構工事の施工面積が最小化するからです。

ただし、これはあくまで
弊社の家づくりに合わせた考え方であって、
そのまま他社で使えるのかというと、
そうでもなかったります。

例えば、弊社ではどんな土地でも
明るさとプライバシーを両立させるために
「中庭」や「吹き抜け」といった手段を
当たり前のように採用していて、
こういったスペースから
十分な採光が確保出来るからこそ、
敷地いっぱいに家を建てることが出来るのですが、
こういったスペースをつくらないお家は、
十分な日当たりを確保するために、
それなりの余白が余分に必要となります。

となると、先程と同条件の
「平屋」を建てるためには、
おそらく20坪~30坪余分に
土地を買わなくてはいけなくなるのではないでしょうか。

つまり、仮に土地の坪単価が15万円の地域だとしたら
300万円~450万円ほど土地代が高くなってしまう
ということですね。

また、それと同時に
土地面積が広くなった分、外構予算も上がってしまいます。

かつ、プライバシーが担保されていないとしたら
植栽や目隠しや塀などを余分につくる必要があるので、
さらにその分予算が上がってしまいますしね。
おそらく最低でも100万円ぐらいは、
妥当なところだと200万円ぐらいは
余分に外構予算を見ておく必要があるかと思います。

まとめると、どんな家を建てるのかによって
家の予算はもちろん、探す土地の広さも違ってくるし、
土地にかけられる予算も違ってくるし、
外構工事にかける予算も違ってくるので、
家を建てようと思った時、
いきなり土地を探し始めるのではなく、
まずはどこの会社で家を建てるのかを決めてから
初めて土地を探すようにしていただけたらと思います。

これが、弊社がオススメしている
土地探しのベストな方法であり、
最後まで予算を狂わさずに家づくりをやり切るために
必要な知識だと思うので、
ぜひ覚えておいてもらえたらと思います。

【おうちづくりコラム】土地の考え方

前回お伝えしたように
これから家を建てる方は、
家づくりをするタイミングで
「積立投資」を始めていただきたい
と考えているのですが、
その積立資金を捻出するために
家計の中の固定費と変動費の見直しを
していただくと共に、
家づくりにかけるコストも
見直すべきではないでしょうか?

原油高に伴う原材料費の高騰によって
現在はコロナ前と同じ家を建てても
500万円以上高くなっているし、
この価格も高止まりする可能性が高く、
これまで通りの考え方で家を建てていたら
ただただ単純に負担が増えるだけで、
とてもじゃないけど積立投資なんか
している余裕すらなくなってしまいますからね。

欲望のままにプランしていけば
簡単に予算はアップしますが、
予算を下げるのは、
この知識がないと絶対に出来ないと思うので、
大切な家族の未来を守るために
最後までお付き合いください。

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✔️予算カットの具体的手段

まず考えていただきたいことが、
「実家に使える土地が余っていないか」
ということです。
土地を買わなくて良くなれば、
それだけで1000万円近い
予算カットになりますからね。

ただ、これに関しては
感情的な理由もあるので、
無理強いすることも出来ません。

しかし、今後は
津波リスクがある場所で
土地開発が出来なくなるかもしれず、
そうなれば安全な場所の土地価格は
確実に高くなることが予想されます。

つまり、家だけじゃなく
土地まで値上がりするかもしれない
というわけですね。

ゆえ、土地を買わないという選択肢を
これまで以上に真剣に
考えなければいけないんじゃないかと考えています。

ただ、どうしても
土地を買わなくてはいけない方も
けっこういらっしゃるかと思います。
実家に土地が余っていない方ですね。

この場合
まず心がけていただきたいことが、
特定の地域に拘らないということです。
土地が高い地域なら、なおのことです。

かつ、販売されている土地が
少ない地域の場合も。
割高な土地を買うしかない、からです。

そしてその上で
覚えておいていただきたいことが、
「南向き」や「日当たりの良さ」に拘らない
ということです。

いずれも最も割高に
価格が設定されているからですね。
かつ、これらの土地に至っては、
防犯やプライバシー対策のために、
外構工事費用も家の費用も
割高になりやすいからです。

つまり、土地・家・外構の
3つ全てが割高になりやすく、
あなたに降りかかる負担が
最も大きくなってしまいやすい
というわけですね。

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いかがでしたか?

要は、土地が余っているなら
そこを使った方がよくて、
それが無理な場合は、
地域に拘り過ぎないことと
南向き以外の土地を中心に
探した方がいいというのが
個人的な意見です。

家の明るさや心地よさは、
土地の日当たりの良さと
相関関係がほぼほぼありませんしね。

もちろん
こうやって説明するのは簡単で、
実際のところはこんな単純で
簡単な問題ではないと思いますが、
家づくりの予算をカットするためには、
土地の予算カットが
家の予算カット同様に
欠かすことが出来ない要素なので、
ぜひ柔軟に考えてみていただけたらと思います。

では次回は、
土地予算をカットするための
もう1つの知識について
お伝えしていきたいと思います。
この知識を持っていれば、
外構費用も最小限に抑えやすくなるので、
次回もぜひご覧いただければと思います。

【おうちづくりコラム】頭金と借入金

家を建てるにあたり
仮にあなたが頭金として
500万円準備出来るとしても、
その資金は頭金として使うのではなく、
全額積立投資に回すべきだというのが
私自身の本音です。

というのも、
現在の住宅ローン金利、
変動0.4%~0.8%
固定1.0%~1.4%に対して、
積立投資の利回りは
6%~8%ほどあると
過去150年の歴史の中で
すでに実証されているからです。

そんなわけで個人的には、
これまで積立投資と縁がなかった方にも
家づくりをきっかけに
始めて欲しいと思っているわけですが、
そうなれば銀行からの借入予算だけで
家づくりをすることになるため、
弊社では家づくりの総予算が
抑えられる提案を心がけています。

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では、今回は
その500万円の具体的な使い道について
お伝えしていきたいと思います。
答えは簡単で全額を「つみたてNISA」に
注ぎ込んでくださいということです。
現在は年間上限額も年数も縛りがありますが、
年が明けたらその縛りがかなり緩くなりますしね。

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✔︎枠を上限いっぱいまで使い切るイメージ

来年から始まる新NISA制度では、
「つみたてNISA」の枠が現行の800万円から
1,800万円まで大きく広がります。
そして、これまでのNISAと違い年数に縛りもなくなります。
(これまでは20年という期間の縛りがありました)

ゆえ、現在の年齢も踏まえて
何年をかけて上限いっぱいまで積み立てていくかを
考えていただく必要があります。

仮に、あなたの年齢が35歳だとして
65歳まで積み立てていくとしたら30年かけて
コツコツと積み立てていくことになるので、
1,800万円÷30年÷12ヶ月=毎月5万円ずつ
今後ずっと積み立てていくという感じですね。

家計に余裕があるなら、
この手元資金500万円を30年にわたって分散しながら
(500万円÷30年÷12ヶ月=13,888円)
不足分である36,112円(50,000円-13,888円)を
収入の中から手出ししていただいてもいいし、
それが厳しそうなら子供たちが巣立つまでの間は、
手元資金から捻出する比率を高くしていただいてもいいし、
といった感じです。

あるいは、家を建てることを機に、
入っていても意味がないといっても過言ではない
生命保険、学資保険を見直すことによって
積み立て資金を捻出していただくのもいいと思います。

では仮に、今後30年間で1,800万円という枠を
全て使い切っていただいたとして、
毎年6%ずつお金が増えていくとしたら
一体どうなるのかというと、
なんと1,800万円の元本が
4,977万円にまで増えることになります。

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子供たちに最もお金がかかる20年後でも、
1,200万円の元本が2,301万円にまで増えているので、
これだけあればお子さんが2人いるとしても
教育ローンや奨学金に頼ることなく
大学に通わせてやれるのではないでしょうか。

とはいえ、積立投資は複利でお金が増えていくものであり、
複利は期間が長くなればなるほどお金が増える傾向があるので、
個人的には、このタイミングでも極力お金を引き出さず
奨学金に頼った方がいいと思っているんですけどね。

それはさておき、これから家を建てる方は
手元資金を「つみたてNISA」枠を上限まで使いつつ
積立投資をやっていただければと思います。

これをやっておけば、
定期的に必要となる外壁の塗り替え工事のために
リフォームローンを組むこともなければ、
水回り入れ替えに伴う大掛かりなリフォーム工事のために
リフォームローンを組むこともないでしょうし、
定期的に壊れる家電製品の買い替え費用なども
この資金の中から捻出出来るようになると思います。

あるいは、積立投資によって貯まった資金で
建て替えまで出来るようになるかもしれないし、
住む場所を変えて家を建てることだって出来るかもしれません。

これを知っているかどうか、
そしてこれを実行していただくかどうかで
未来に大きな差が生まれるのは
火を見るより明らかなことなので、
ある程度お金の知識をつけてから
家づくりを行っていただければと思います。

【おうちづくりコラム】損失回避マインドと家づくり

人は「得をする」ことよりも
「損をする」ことに対して
過剰に反応する生き物だと言われています。
要は、本能的に損失を回避しようとする
生き物だというわけですね。

例えば、100円玉を投げて、
表が出たら10万円が手に入り
裏が出たら5万円を失うという
賭けがあるとした場合、
確率論的に考えると、
この賭けには本来乗るべきですよね。
表と裏が出る確率は50%だからです。

つまり、この賭けを2回やった場合、
どっちも勝って20万円得をする可能性と、
どっちも負けて10万円損をする可能性もあるものの、
確率論的には半々になって
5万円得をする可能性が一番高いので、
乗るべきだということなんですが、
しかし、頭では理解していながらも、
本能的にそうは出来ないのが人ってもんですよねー。

実際、自分だっていざこの勝負を目の前にすると、
おそらく怯んでしまうでしょうしね(笑)

だって、もしかしたらどっちも負けて
10万円損しちゃうかもしれませんからね。
そんなことになる可能性があるぐらいなら
最初からやらない方がマシだと
思ってしまうのが普通ですよね。

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そんなわけで、どうやら僕たちは
損をする可能性があるものには、
なかなか思い切って挑戦しにくいように
なってしまっているようです。

実際、貯金に関しても、
全く増えないと分かっていても
絶対に減ることはないので、
とりあえず銀行に預けておけばいい
というのもこの損失回避マインドだし、
保険に至っては、
長くかけておけば損をしないどころか、
もしもの時の補償まで備えているわけですしね。

そりゃ、みんな
海のものとも山のものとも分からない積立投資よりも
こっちを優先するのはごく当たり前だと思います。

まー、そうは言っても、
これから先をお金の不安をなく生きていくためには、
銀行預金や保険を掛けつつも
積立投資もしていかないといけないので、
弊社で家を建てる方には、
半ば強制的にオススメさせていただいていますけどね。

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✔️家づくりにおける損失回避

そして、こと家づくりにおいても、
この損失回避マインドは必ずあります。
と言っても、金銭的なことではなく
「後悔するぐらいなら」ってやつですが。
後から出来ないことは後悔しなくていいように
今のうちにやっておこうか、的なやつです。

仮にそれらによって
家の価格が上がったとしても、
35年ローンに慣らしてしまえば
毎月わずか数千円の負担で
メンタル的な損失が回避出来ちゃうわけですからね。

まー実際は、
今後この負担増がボディブローのように
地味に効いてくるわけなんですが。

この代表的なものが、
「部屋の数」や「部屋の広さ」ですね。
もし、子供がもう1人出来たら。
もし、誰かが泊まりに来たら。
もし、親と同居になったら。
もし、荷物がもっと増えたら。
もし、収納が足りなかったら。
と考えたら、予算的にいけそうなら
それらに備えておいて損はない
と思ってしまいますからね。
まだまだ、他にもいっぱいありますけどね。

まー、予算的に問題ないなら、
やりたいことをガンガン詰め込んでいただいても
いいんですけどね。

あくまで問題なのは
その損失回避マインドを満たすために、
予算的な無理をしてしまうことなので、
なかなか難しいことではありますが、
そのバランスをとりながら
家づくりをしていただけたらと思います。

個人的には、勢いに任せて一気に進むのではなく、
巷に溢れた様々な情報を
自分たちの中で咀嚼しながら進めるために
ゆっくりと時間を取ることも
大事なのではないかと思います。

【おうちづくりコラム】本当に大切な要望を打ち消す要望

「こうしたい!」という要望を伝えつつも、
同時にその要望から遠く離れてしまうようなことを
伝えてしまうことが多いのが家づくりの困ったところです。

例えば「温度差の少ない快適な家にしたい」という要望を叶えるためには、
ただ単に断熱材や窓の性能が良いだけではダメで、
それに加えて幾つかの条件を備えておかないといけないのですが、
あまりに性能だけを重視する考え方が浸透し過ぎたせいもあるのか、
実際建っている家の多くは、
その性能の良さを殺してしまっているような気がします。

というわけで今回は、
ハイスペック(高性能)住宅のポテンシャルを最大に引き出せる
3つの基礎的要素についてお伝えしていきたいと思います。

3つ全てを網羅出来れば
より快適な住まいになるのはもちろん、
確実にコストも安くなるはずなので、
必要な知識として吸収していただけたらと思います。

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✔️窓はより少ない方がいい

まず1つ目がこれです。
窓と壁とを比べた時、確実に壁の方が、断熱性能が高いからです。

ゆえ、出来るだけ不要な窓は減らした方がいいのですが、
そうすると暗くなるんじゃないか?という懸念点から
多くの方が窓を増やしてしまっているというのが現実だと思います。

まー、実際たとえ窓を増やしたとて
そのほとんどにカーテンをつけるので
明るくなるかというとそうでもないんですけどね。

それどころか、むしろ断熱性能を劣化させると同時に、
窓とカーテンに余分なコストがかかり、
経済的な負担だけが上がってしまっているといったところでしょうか。

✔️家はコンパクトな方がいい

2つ目がこれです。
面積が小さくなれば体積も小さくなり
家全体に冷暖房が循環しやすくなるからです。

ゆえ、なくても問題がない場所は
出来るだけ省くようにすべきなのですが、
先入観や見栄からか、部屋数や部屋の広さ、そして家の坪数にこだわるあまり、
むやみやたらと家を大きくしてしまっている方が
かなりたくさんいらっしゃると思います。

また、「廊下」は空気を遮断する
いわば断熱材のような役割を果たしてしまうため、
ハイスペック住宅では基本つくるべきではありません。
ゆえ、出来るだけ廊下をなくすように設計することも
とっても大切なことなんですよね。

実際、廊下がなくなれば、
空気が循環しやすくなると同時に廊下分だけコストが削減出来るし、
それだけじゃなく家の中のドアの本数だって削減出来ますからね。

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✔️家は平屋の方がいい

そして最後の要素がこれです。
2階建ては上下の空気が確実に分断されてしまいますからね。
簡単に申し上げると、
夏は下が涼しいのに上が暑い、冬は下が寒いのに上が暖かい、
という環境が出来上がってしまいやすいというわけです。

ゆえ、2階建ての場合は、
この自然現象を緩和し家の中の温度差を最小限にするために、
冷暖房と換気システムを利用した空調システムを導入することを
オススメする住宅会社がたくさんいらっしゃいます。

もちろん、この空調システムはとっても良いものですし、
あるのとないのとでは快適性がものすごく違うと思うのですが、
しかし、これにも莫大なコストがかかる
ということも決して忘れてはいけません。

安価なものでも100万円ぐらいはするし、
メーカーによっては2、300万円する場合もありますからね。
しかも、電気製品なのでゆくゆく故障する可能性が高いし、
その場合、また途方もない費用がかかるかもしれませんしね。

そんなわけで、
そんなものが必要なくてもそもそも温度差を生みにくい
平屋にすべきだと思っている次第であります。
それだけでかなりコストが削減出来ますからね。

というわけで、
これから家を建てようと思っている方は、
この3つをぜひ覚えておいて、
建てる時にこの3つと反対のことを
伝えないようにしてもらえたらと思います。

「カーテンがいらないコンパクトな平屋」
これにハイスペックが加われば、
とっても快適に暮らせること間違いなしだと思います。

【おうちづくりコラム】設計の考え方と土地を見る視点 その2

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この写真の土地は、
間口約16.10m×奥行き約20.30mのきれいな形をした
約98.5坪の南向きの土地(分譲地の一画)ですが、
仮にあなたがこの土地に家を建てるとしたら、
どのような家をご想像されますか?

さて、今回も前回に引き続き実在する土地を例に挙げつつ、
設計や土地の考え方についてお伝えしていきたいと思います。
前回は北向きで50坪をやや切る土地だったのに対し、
今回は南向きで100坪近くある
いわば前回と正反対のような土地についてお伝えしていくので、
「南向きの土地がいい!」とか
「広い土地がいい!」とお考えの方は、
ぜひ最後までご覧いただけたらと思います。

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✔️この土地でやってはいけない2つのこと

まずこの土地でやってはいけないのが
「こんな広い土地なのに2階建てを建てる」
ということです。

平屋を建てたとしても莫大な余白が出来てしまうのに、
2階建てなんて建ててしまった時には、
さらに敷地に余白が出来てしまうだけ、ですからね。

仮に1階が20坪の家を建てるとなれば余白が78.5坪も出来るのですが、
そのうちどうしても必要なのが、家の周りの通路分として約10坪、
3台分の駐車場として13.5坪だけだとしたら、
(駐車場は1台4.5坪(2.5m×6m))
残りの約55坪はなくても良いと言っても過言じゃありませんからね。

であれば、平屋にすることで敷地の無駄な余白を少なくし、
外構工事にかかる負担を少しでも減らした方が
経済的にもそして維持管理の手間的にも絶対に良いですよね?
もっとも、余白を少なくすると言っても、
そもそも土地が広すぎるので限界はありますが・・

ゆえ、個人的にはその地域ならでは、の特別な事情でもない限りは
(その広さの土地しか売っていない)
こんな広すぎる土地は買わない方がいいと思っています。
具体的には、平屋を建てるにしても最大60坪、
2階建てにしたいなら最大45坪もあれば充分といったところでしょうか。

土地が小さくなれば、外構工事面積が小さくなる分、
外構費用は安くなるし、庭の維持管理も楽になるし、
そもそも土地の価格も抑えられるし、固定資産税だって安くなりますしね。

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✔️南向きの土地の欠点

2つ目の「やってはいけない」ことは南向きならでは、のことですが、
「日当たりが良いからといって南向きの部屋に拘らない」
ということです。

というのも、写真だけでは読み取りにくいのですが、
この土地は分譲地の一画であり
奥に何軒か家が建つことになるため、
常時、家の前の道を奥の家の方が通ることになるからです。

つまり、南向きの部屋をつくり南向きの窓をつくったとしても、
見られている感が否めないことからカーテンが開けられない家になり、
思っていたような明るさや開放感を感じにくくなってしまう可能性が高い
というわけですね。

また、敷地も広いことから
大きなウッドデッキを南につくることも出来ますが、
それもプライバシーが担保されていなければリラックスして使いにくいため、
ほとんど使わないただの飾りになってしまう可能性だって充分考えられます。

ゆえ、実際暮らし出した時どうなるのかまで想像しながら
間取りを考えるようにしなければいけないんですよね。

もっともこの土地の場合、敷地が広いことから
部屋やデッキや庭のプライバシーをガッチリ確保出来そうな
要塞みたいな塀をつくることも出来ますが、
そんなのをつくろうものなら、
それだけで200万円以上かかってしまうので、
これはこれで全く現実的な話じゃありませんしね。

そんなわけでこの土地で家を建てる場合、
庭にまでたっぷりと予算がかけられるとしたら、
具体的には外構工事費用に4~500万円ほどかけられるなら
全開南向きプランで考えても良いですが、
出来るだけ予算を抑えながら家を建てたいとお考えだとしたら、
「南向きの部屋に拘らない」ようにしていただけたらと思います。

光には「直射光」と「天空光」の2種類があるのですが、
直射光だけに頼って設計するのではなく
この2つの光を部屋の用途に応じて上手く使い分けることが
明るく開放的な家をつくる上で最も大切なことなので、
これをぜひ覚えておいてくださいね!

【おうちづくりコラム】設計の考え方と土地を見る視点

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この写真の土地はとある場所にある売り土地で、
法務局に備え付けられている寸法図によると
間口約9.25m×奥行き約16.75m 、
面積約47坪の北向きの土地なのですが、
さて、あなたがこの土地で家を建てなければいけないとしたら
どんな家を想像するでしょうか?

というわけで今回は、
この土地に家を建てなければいけないとしたら
弊社ではどんな住まいを提案するのかについて
お伝えしていきたいと思います。

あくまで「弊社ならでは」の考え方ではありますが、
これから土地選びをする方はもちろん、
すでに土地を買ってしまった方も
多少なりとも参考になる内容だと思うので、
ぜひ最後までお付き合いください!

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✔️考えられるデメリットを解決する

まず、家を建てる方みんなにお伝えしていることが、
「間取りは建てる方の要望だけじゃなく
環境を考慮しておかないといけない」ということです。

環境を無視して家を建てると、
いざ住んでみると確実に
「あれっ?こんなはずじゃなかったのに」となってしまうからです。

その代表的なことが、
日当たりも良いし窓もたくさんつくったにもかかわらず
照明なしでは過ごせないという状況です。

この土地は北向きであり、かつ奥行きも深めであるため、
リビングを道路と反対側に配置しやすいし、採光も確保しやすいし、
南向きの土地に比べてプライバシーも担保しやすいものの、
通過する電車やその向こうのにある教習所から見られやすいことから
単純に南に大きな窓をつくりそこからの採光を頼りにし過ぎると
そのような状況になりかねませんからね。

また、今は両隣ともに平屋であるため、
東・西そろって採光が確保しやすいのですが、
この古さを見る限りいつ建て替えが行われてもおかしくないので、
それも考慮しておくべきです。
2階建てが建つとなると、
比較的太陽高度が低い東、西は採光に影響が出るでしょうからね。

さらに、この土地は間口がそれほど広くないため、
居室の日当たりを優先し
水回りを北にまとめて配置しがちになりますが、
これも大きな後悔を引き起こす原因となります。

北に水回りをまとめると、
窓や換気扇や給湯器が全て北に存在することになり、
これらが家を汚す原因となるからです。
北は直射日光が当たらない分、
ただでさえ汚れやすいのに、
それに拍車をかけてしまうわけですからね。

結果、家の正面が汚れやすく、
メンテナンス周期が早くなる可能性が高くなるというわけです。
家の正面だってカッコよく設計しにくいわけですしね。

そんなわけで、
考えられるこういったデメリットを全て解決する方法も考えながら、
どんな家にしたいのかという要望をお聞きしていくという流れになります。
これが、土地が決定した時点で行う「ヒアリング」という作業です。

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✔️敷地を有効に使う

そして、どんな土地であっても
弊社では「平屋」に出来ないかを優先して考えるようにしています。

この土地の場合、車を3台置きつつ駐輪場もつくれて、
かつ最大89.43㎡(約27坪)という(間口8.19m×奥行き10.92mで計算)
建築面積の平屋を建てることが出来ます。

仮に玄関ポーチを0.5坪(1帖)、中庭を3坪(6帖)つくるとしたら、
延床23.5坪の平屋なら建てることが出来るというわけですね。

では、その平屋は一体どれくらいの広さなのでしょうか?
1坪=2帖なので23.5坪×2=47帖だとして、
どれくらいの家になるのか考えていってみますね。

玄関とホールに2帖、玄関収納に1帖、LDKに16帖、
寝室に6帖、子供部屋に4.5帖ずつ、トイレに1帖、洗面に1帖、
脱衣に2帖、風呂に2帖、ウォークインクローゼットに3帖、
子供部屋に合計2帖のクローゼット、パントリーに2帖、
これで合計47帖(=23.5坪)ですが、
仮にあなたが「あれっ?これで全然いけそうじゃない?」
「っていうか、これで充分!」と感じられるのであれば、
実は、この広さの土地でも平屋を建てることが出来てしまうんですよね。

いかがでしたか?
たった47坪しかないのに「平屋」が建つなんて何だかビックリでしょ?
しかも「中庭付き」で。
これに加えて、敷地に無駄な余白を残さなくなる分、
外構面積も小さくなるため外構費用だって抑えられますしね。

というわけで、
今回は弊社の家づくりの考え方を
具体的に土地に落とし込んでお伝えしてみました。

【おうちづくりコラム】現地でチェックすべきお金に関わる2つのこと

土地は土地代だけで買えるわけではなく、
付随して様々な費用がかかるし、
その費用も土地の状況によって異なるため、
あらかじめ現地でそのチェックをしておく必要があります。

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例えば、この土地は分譲地ではなく、
昔ながらの家に囲まれた土地なのですが、
このような土地を見に行った時には、
写真に(汚く)書き込まれている5つを現地でチェックした上で、
不動産屋さんに確認するなり自ら調べるなどしなければいけません。
この5つは全て費用に直結することだからです。

そして、それらの費用がどれくらいかかるのかを織り込んだ上で
この土地を買うかどうかを考えるべき、なんですよね。

というわけで今回は、
土地のチェックポイントについて
具体例を挙げながらお伝えしていきたいと思います。
簡単なのでぜひ覚えておいてください!

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✔️隣地との境界

①~③は全て隣地との境界ですが、
①・②・③全てそれぞれ若干状況が違うので、
あえて分けてお伝えさせていただきます。

まず①ですが、
奥半分ぐらいには境界の基礎のような構造物が目視出来るのに対し、
手前半分には境界基礎のような構造物がなく
アスファルト舗装された道路のようなものが目視出来ます。

なので、確認すべきことは、
この道が道路として認定されているのか?
それとも、奥の土地の方の所有物なのか?
(私道か?)ということです。

確認すべき理由は、
これが道路として認定されているとしたら、
4mに満ちていない場合は
道路の中心から2mのところが新たな境界となるため、
そこまでは構造物をつくることが出来ないからです。

つまり、仮に境界をつくるとしたら
今の道路との境目ではなく、
道路から2mのラインに合わせて
境界をつくらなければいけなくなるということですね。

もちろん、この場合その費用は
全額自分で負担しなければいけないので、
その費用も計算しておかなくてはいけません。

そして、奥の半分には基礎のようなものがありますが、
これも奥まで道路が続いていて
それが道路として認定されているとしたら、
この基礎は一旦取り壊さなければいけないかもしれません。
道路の中心から2mのところが新しい境界になるからです。

そして、そうだとしたら
その費用は売主の負担なのか?あるいは買主の負担なのか?
これをあらかじめ聞いておかないといけません。
かつ、この境目に境界基礎をつくるのだとしたら、
その費用も計上しておかないといけません。
これが①のラインで確認しておきたい事ですね。

続いてが②の境界なのですが、
この直線には境界の基礎のようなものが目視出来ます。
(黒い線のせいで見えませんが・・・)

なので、これが境界だとしたら、
この基礎が使えるものなのか?
そのまま使えないとしたら補強をすれば使えるのか?
あるいは一旦壊して新設しないといけないのか?
を確認しておかなくてはいけません。
そして、やり直す場合は、
どれくらい費用がかかるのかも計算しておかないといけません。

続いてが③ですね。
これも①同様に奥には境界壁があり手前には何もないという状態ですね。
この場合、奥のブロックまで積んでいる境界が隣との中心なのか?
自分たち側に入っているのか?あるいは隣側に入っているのか?を
不動産屋さんに確認してください。

これによって手前の何もないところに境界をどうつくるかが違ってくるし、
費用負担も全く違ってくるからです。

もちろん、一旦壊してやり直すのが、一番コストがかかるので、
出来れば使えるものはそのまま使いたいところですが、
これだけ古そうだと強度的な問題も否めませんからね。

なので、まずはとっても大切な境界について
不動産屋さんに必ず聞くようにしてください。
これを見落とすと後からとんでもない費用が必要になるので絶対にお忘れなく。

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✔️水道と排水

そしてもう1つ現地で
チェックしておいて欲しいことが水道と排水です。

④をご覧いただくとお分かりいただけますが、
この土地は水道が入ったままになっています。
コーンが立っているところには水道の立ち上げがあるし、
その横にメーターボックスがあるからです。

ゆえ、もしかしたらこの土地は水道をそのまま使えるかもしれないし、
そのままではダメなので再度引き込まないといけないかもしれないのですが、
もちろん、このどちらなのかでこれにかかる費用が大きく異なってきます。

なので、この水道がそのまま使えるのか?
あるいはやり直さないといけないのかを
必ず不動産屋さんに確認いただけたらと思います。
(不動産屋さんが曖昧なら市役所の水道課に行くと丁寧に教えてくれます)

排水については⑤の矢印をご覧いただくと分かるように、
敷地に接した道路の隅っこに側溝と呼ばれる蓋付きの溝があるかどうかを
チェックしておいてください。

そして仮に、これが敷地に接してない場合は
道路の反対側にないかを、
道路の反対側にもない場合は、どこに排水すれば良いのかを
不動産屋さんに確認しなければいけません。
排水が出来ないとなれば、
かなり高い確率で家を建てることが出来ませんからね。

ちなみにこの土地に関しては、
道路の真ん中あたりにでっかいマンホールがあり、
この蓋に「おすい」と書かれているため下水道地域ということになります。
つまり浄化槽を設置する必要がないということですね。

いかがでしたか?
かなり長くなってしまいましたが、
実例を挙げながらご説明させていただくと、
少し分かりやすかったのではないでしょうか。

というわけで、この2つのチェックポイントを
現地で見逃さないことを意識しながら
土地の下見に行ってもらえたらと思います。

【おうちづくりコラム】資金計画の事前準備のやり方

以前、ローンの返済額を決めるに当たって
まずは家計の収支を把握してくださいというお話をしましたが、
では、あなたはどれくらい家計の収支状況を把握されているでしょうか?

ぶっちゃけた話、
どんなものにお金がいっているのかはなんとなくは理解しているけど、
じゃあ具体的にどれくらいなのかまで把握している方は
割と少ないのでないかと思います。

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なので、今回は予行練習がてら
一般的だと思われる家庭(子供2人)をモデルにして
家計の収支を洗い出していってみたいと思います。

では、まずは収入からですが、
仮にご主人の年収が400万円で
奥さんの年収が300万円だとしたら、
おそらくご主人の手取りは毎月平均26万円ぐらいで、
奥さんの手取りは毎月平均20万円ぐらいだと思います。
つまり毎月46万円ぐらいが世帯収入ということですね。

続いて支出です。
前回お伝えした項目に数字を当てはめていってみますね。
・家賃+駐車場代=月75,000円
・電気代=月平均6,000円、
・ガス代=月平均6,000円、
・水道+下水道代=月平均4,000円、
・家財保険代=月平均1,000円、
・車のローン(2台分)=月50,000円
・ガソリン代(2台分)=月平均30,000円
・車検代(2台分)=月平均10,000円
・車の保険代(2台分)=月平均10,000円
・車の税金(2台分)=月平均5,000円
・車のメンテ代(2台分)=月平均2,000円(オイル、バッテリー、タイヤ交換など)
・習い事代(2人分)=20,000円
・携帯代=12,000円
・ネット&TV代=7,000円
・美容室代(2人分)=月平均12,000円
・外食代=月平均10,000円
・旅行代=月平均10,000円
・サブスク代=月5,000円(ネットフリックスやアマゾンなど)
・食料品代=月平均100,000円(日用品代・化粧品代・衣料品代なども含む)
・小遣い(2人分)=40,000円
・生命保険代=月10,000円
・医療保険代=月5,000円
・学資保険代(2人分)=20,000円
ざっとこんな感じでしょうか。

これらを合計すると450,000円となったので、
仮にこれに加えて奨学金があるとしたら、
貯金が出来ないどころか、
これまで貯めた貯金を吐き出すような
状態になっているということになります。

それゆえ、このご家庭に関しては、
返済額をいくらにするかの前に家計を矯正しなければいけません。
現状では家賃並みの返済でも貯金を吐き出し続けてしまうだけですからね。

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✔️見直すべき点は固定費

まず、見直すべきところは車にかけるお金です。
上記項目の中で車に関連した費用を合計すると
1台所有すれば毎月5万円以上かかるわけですからね。

なので、車の台数を1台にするとか(これが最も効果があります)
あるいは、買う車を中古にし、車体価格をグンと抑えるとか、
ランニングコストとなる燃費をグンと抑えられる車にする
といった工夫をなるだけ早くすべきだと思います。

続いて見直すべきところは保険です。

生命保険に関しては、家を建てると必然的に
団体信用生命保険という掛け捨ての定期保険に入ることになるため、
万が一の死亡保証に備える必要がなくなると
考えていただいて問題ないと思います。

学資保険に関しても、
保険期間が短過ぎることから残念ながら全くお金が増えないので、
入っている意味はほぼないと考えていただいても問題ないかと思います。

というわけで、保険に関しても家を建てると同時に
思い切って見直してみていただけたらと思います。

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そして、ここで浮いてきたお金は全て「つみたてNISA」に
注ぎ込んでいただきたいと考えています。
もちろん、夫婦そろってです。

理由は、銀行にお金を預けておくよりも、
また保険で運用するよりもお金が増える可能性が高いから、
そして、必要なタイミングでお金を引き出すことも出来るからです。

個人的には、ここまでしていただいた上で、
家づくりに取り掛かっていただきたいと考えています。

先程リアルに数字をご覧いただきましたが、
よほど突き抜けて収入が高くない限りは、
たとえ共働きだとしても決して生活が楽なわけではないはずです。

なので、これから家を建てようとお考えの方は、
夫婦で未来の計画についてよく話し合っていただいた上で、
より正確な資金計画が立てられるよう
収入と支出について考えていただければと思います。

【おうちづくりコラム】住宅ローンのリスクヘッジ

家という大きな買い物をする場合、
借金をゼロにすることは不可能ですが、
なるだけ減らすことを意識しつつ、
ローン返済に並行して借りた利息以上のお金を生み出すなにかを
同時にした方がいいと個人的には考えています。

例えば、住みたい地域で土地を買って家を建てようと思えば、
銀行から4,000万円お金を借りなければいけないとします。

この場合、おそらく800~1,000万円ほど
利息を払わなければいけないのですが、
仮に、何らかの方法によってその予算を1,000万円圧縮出来れば、
単純に200~250万円も利息の支払いを圧縮することが出来ます。

実家に土地があってそれを使ってもいいとか、
親御さんが土地を買ってくれたとか、
住むエリアを変更しつつ建てる家を小さくするなどの方法によってです。

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そして、次に考えていただきたいことが
利息を帳消しにする方法についてです。

まず考えられることは、自らの収入をアップさせる方法ですが、
それはスキルアップかもしれないし、
転職かもしれないし、副業(複業)をすることかもしれません。

とにかく手段は人それぞれですが、
どのみち子供の成長とともに出費は増えていくばかりなので、
これは誰もが真剣に考えるべきところですよね。

今後、消費税や所得税などの増税も十分考えられますし、
社会保険料の負担も上がり続けていくため、
給料がそのままだと実質の手取りは下がっていくばかりですしね。

続いての方法が、節税によってお金を増やすということです。
例えば、あなたの年収が500万円だとしたら、
所得税と住民税の税率はそれぞれ10%なのですが、
仮に個人型確定拠出年金「iDeCo」に
毎月2万円積み立てていくとしたら、
今後年末調整によって毎年2.4万円所得税が返ってきて、
翌年の住民税が2.4万円安くなるため、
年間で合計4.8万円お金が増えたということになります。

これに加えて、家を建てたら13年間は
住宅ローン控除という節税制度の恩恵を受けられ、
もちろんこれは借入額によるものの、
大抵の場合、所得税は丸々返還で住民税もかなりの額が控除されます。

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この他、「ふるさと納税」も所得控除の対象になりながら
住民税を納めた市町村からなんらかの返礼品もいただけるので、
iDeCo同様に前向きにやっていただくといいのではないでしょうか。

最後に、チャレンジしていただきたいことが、
長期積立投資を行うということですね。
銀行への貯金ではなく投資信託をこれからずっと
毎日・あるいは毎月買い続けていくということです。

仮に毎年2%ずつお金が増えていったとしたら、
35年後には元本が約2倍に膨れ上がるし、
ここから得られるリターンは長期になればなるほど大きくなるので、
それを遥かに上回る可能性が高いでしょうしね。

そんなわけで、
家を建てるにあたり住宅ローンをたくさん組むのだとしたら、
以上の3つ全てに取り組んでいただきたいと思っている次第であります。

今後、土地の資産価値はそう大きく変化しないと思いますが、
家は建てた時が、一番評価(価値)が高く、
以降、その価値は徐々に目減りしていき
35年後には価値がほぼゼロになってしまいます。
これに加えて家を維持管理していくための費用だって
生きている限りずっとかかり続けます。

なので、家を建てるにあたっては、
出来るだけ予算を減らす方法がないかを模索してみること、
そして、収入アップ、節税、積立投資に前向きに取り組むこと、
この2つを意識していただければと思います。

これらの合わせ技をやることで、
家を建てた後も豊かに暮らし続けていきましょう!

【おうちづくりコラム】平屋に最適な広さ

もちろんこの話は必ずしもそうだとは限らないのですが、
個人的には家族3~4人で暮らす平屋を建てるにあたって
最適な土地の広さは「55坪」ではないかと思っています。

例えば、この土地は
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弊社の近くにある分譲地の一画で、
間口約12m×奥行き約15mの約55坪の長方形の土地なのですが、
この土地には基準法的にも建築面積約33坪の平屋を建てることが出来るし、
実際、車を4~5台置けるようにしながらも
建築面積約27.55 坪の平屋を建てることが出来るし、
あるいは駐車スペースはもっと少なくて良いのであれば、
もっと面積を広げることも出来ます。

しかし、一般的にはこの広さの土地には
95%以上の確率で2階建てが建てられているし、
おそらく今後もこの確率が減る可能性もかなり低いのではないかと思います。

というわけで今回は、
その理由についてお伝えしていきたいと思います。

では早速。
2つあるので1つずつご説明していきたいと思います。

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✔️平屋では日当たりが確保出来ないから

まず1つ目の理由がこれです。
つまり、平屋を建てるには土地が狭すぎると思っている方が
圧倒的に多いということですね。
住宅会社、不動産会社も含めて。

なんせ、この広さに平屋を建てるとなれば、
駐車スペース以外は敷地いっぱい使うことになりますからね。
ましてや、この土地なんかは南側に2階建ての家が建っていて、
いかにも日当たりの悪さを醸し出してくれていますからね。
その上、東と西両隣に2階建ての家なんて建とうものなら
まさに「四面楚歌」状態になってしまいますしね。

そんなこんなで、
南に建つ家との距離を十分に開けるために
2階建ての家にするというわけですね。
そして、リビングだけじゃなく寝室や子供部屋といった
部屋という部屋をなるだけ南向きで設計するというわけです。
日が沈んだ時間に使う寝室や
昼間、眩しすぎて結局カーテンを閉めっぱなしにしている子供部屋までです。

いわば、直射光一本頼みの「南向き信者」になってしまっている人は、
こういった設計しか手段を知らないまま
家を建てざるを得ないというわけですね。

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✔️平屋は高いから

そして、もう1つの理由がこれです。
もちろん、同じ広さで価格を比べた場合、
2階建てより平屋の方が高くなるのは紛れもない事実です。

しかし、平屋には階段がありません。
2階建てのように無駄な廊下も必要ありません。
トイレだって1つで大丈夫です。
2階建てでは1階にリビングとは別で1つ部屋がないと使い勝手が悪いですが、
平屋はそんな部屋をつくる必要がありません。

そして、これらを組み合わせていくと、
2階建てに比べて面積がかなり小さくなるので、
むしろ安い価格で建てられるようになります。
そして、家が小さくなった分、
55坪の土地にも十分収まるようになります。

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✔️この土地に建つ平屋とは?

弊社がこの土地で平屋を建てるとしたら以下のように考えます。

・リビングダイニングキッチンには絶対に直射光を入れたい
・直射光を入れるためには、南の家から十分な距離を開けた場所に
リビングダイニングキッチンを配置しなければいけない
・寝室や子供部屋は明るくしたいが、かといって直射光じゃなくても良い
・であれば、天空光や反射光を使って明るく出来る場所に配置すればいい
・洗面や脱衣室にこそ直射光が入るように出来ないか?
・かつ、キッチンかリビングから近い場所に水回りをつくれないか?
・玄関を明るくするためにはどのように光を入れればいいか?

こんな感じでしょうか。
そして、これらが全て叶う平屋をこの土地に合わせて提案させていただきます。

とにかく個人的には、たとえ少々日当たりが悪かろうと
55坪もあれば平屋を建てるには十分だと思っているので、
平屋を建てたいけど土地の広さや日当たりや家の価格のことで
悩んでいらっしゃる方は一度ご相談にお越しいただければと思います。

きっと何らかの突破口が見つかると思いますよ!

【おうちづくりコラム】スペックの基準

脱炭素の流れに伴い、
住宅の高性能化が著しく進んできたここ数年ですが、
正味の話、若干行き過ぎた感が否めないなと感じている方も
少なくないのではないでしょうか。

また、どこに行っても性能の話をされるものの、
どこも同じような話ばかりだし、
その違いもイマイチ理解出来ないため
その説明にうんざりしている方も
少なくないのではないでしょうか。

というわけで、
今回は業界の中で加熱し過ぎている
「オーバースペック(過剰性能)」
についてお伝えしていきたいと思います。

要は、お施主さんが最高の形で暮らせるぐらいの
ハイスペック(高性能)を備えておくのは
プロとして当たり前のことですが、
それを超えた「オーバースペック」は、
不要だと言っても過言ではない
というのが個人的な意見なので、
その理由についてお伝えしていきたいと思います。

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✔️オーバースペックとは?

ウィキペディア曰く、
「オーバースペック(過剰性能)」とは、
利用者が求めるよりもさらに高く持っている性能と、
その性能を持つ機械の総称ですが、
過剰という言葉が指し示す通り
利用者にとっては不要なものだし、
多くの場合「宝の持ち腐れ」になってしまっていると思います。

「いやいや、そんなことないでしょ!
施主が求めている以上のものを搭載してくれているのだから
素晴らしいじゃないですか!」

このようにお考えになる方もいらっしゃるかもしれませんが、
ハッキリと申し上げると、
お施主さんが求めている以上のものを搭載するために
かけるコストが絶望的に無駄だと思っています。

そもそも平屋にすれば、
99.9999%必要じゃない「制震ダンパ」
これだけでも40~50万円の負担増です。

また、この地域では、
「UA値0.87」という数値さえクリアしていれば
最高クラスの断熱性能を備えているし、
あるいは「0.6」という数値をクリアしていれば、
ZEH基準すらもクリアしていて
超快適に暮らしていけるにも関わらず、
なぜかその遥か上を行く北海道級の数値を標準にするという
謎の快適性の追求。
なのに、空気の循環を遮る「廊下」を大量につくるという
矛盾だらけの提案をする住宅会社。

この2つの要素を兼ね備えているだけで、
100万円~200万円はコストの無駄を
叩き出しているのではないでしょうか。

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この他、200万円~300万円ほどする全館空調システムなんかも
体感したら「これ欲しいー!!」となりやすいアイテムですが、
これだって確実に製品寿命がやってくるので、
後々のメンテナンスコストまで踏まえると
かなり大きな負担増になるのではないでしょうか。

そんなわけで、
住む人のためにというよりは
むしろ他社との差別化のためだけに、
お施主さんが負担するコストを犠牲にしてまで
「自社の強み」を作り出すのは間違った考え方ではないか
と思っている次第であります。

現在は、木材をはじめとした原材料費の高騰によって
かなり負担増になっているので、
本来私たちはコストを抑える工夫や提案をすべきですからね。

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✔️活かすも殺すも間取り次第

私たち住宅会社は、
お施主さんが最高の状態で暮らせるように
ハイスペックを備えておく必要はありますが、
コストを犠牲にして
それ以上の「オーバー(過剰)スペック」を備えるのではなく、
そのハイスペックを活かす間取りを
考えることが大切ではないでしょうか。

先程お伝えした「制震ダンパ」は
平屋にすれば設置する必要すらありません。
また、平屋にしつつ空気を遮断する廊下をなくせば、
体積も小さくなり冷暖房効率が格段に高くなるので、
過剰な数値を追いかける必要もありません。
かつ、平屋にすれば階段による
上下階の温度差が生まれなくなるので、
全館空調システムだって必要なくなります。

つまり、間取りによって
暮らしの中で起こる問題を解決することさえ出来れば、
不用意にコストを上げることなく
最上級に暮らしやすい住まいを提供することが出来るというわけですね。

なので、オーバースペック(過剰性能)は
確かに魅力的に感じるかもしれませんが、
それは確実にコストに跳ね返るということ、
そして、そんなことをしなくてもいい間取りさえ出来れば、
一般的なハイスペック(高性能)住宅で
充分過ぎるぐらいだということを
覚えておいていただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】コスト調整の秘策

一生に一回の家づくり。
であれば、なるだけ後悔がないように、
予算が許す限りは出来るだけやりたいことを詰め込みたい!
誰もがそうお考えになると思います。

どっこい、
そう上手くいかないのが家づくりの困ったところ。

たいていの場合、
予算と要望の間には大きなギャップが生まれ、
予算にその皺寄せがいくというパターンが圧倒的に多い
というのが現実です。

というわけで今回は、
やりたいことの皺寄せをなるだけ予算にいかせないためには
どのように考え、どのように対処していくべきなのかについて
具体的にお伝えしていきたいと思います。

結論としては、
「何か1つだけで解決するのではなく合わせ技によって解決しましょう」
ということであり、
そのためには今回お伝えする知識が絶対に必要なので、
最後までお付き合いいただければと思います。

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✔️小さなことをコツコツと!

例えば、家を建てるにあたって
どうしても床暖房をキッチンとダイニングとリビングの
3箇所に設置したいとなった場合、
無垢の床を使用しているとしたら、
そのグレードアップ費用まで含めると
約80万円コストアップするのですが、
そうは言っても家の予算は上げられないとしたら、
このアップ分をなにかを減らすことによって埋めなければいけません。

この場合、1.5坪(=3帖)ほど
1階の面積を削れば相殺できることになるですが、
いざ、それを実行するとなると
そう簡単に削ることが出来ないのが現実です。

無駄な廊下がたくさんあれば一瞬で解決ですが、
そうじゃない場合、1階の3帖はとっても貴重ですからね。
それによって1階にファミリークローゼットが
作れるか作れないかってことになってくるわけですからね。

なので、面積だけに集中するのではなく、
家に使われている材料が減らせないかにも同時に着目することが大切です。

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1つは「窓」の数です。
外に出られる大きな窓なら1本あたり12万円~15万円するし、
小さな窓でも1本あたり4万円~5万円しますからね。

なので、大きな窓を減らしその分小さな窓に出来ないかとか、
あるいは、そもそも大きな窓の数を減らせないかとか、
かつ、同時に小さな窓の数も減らせないかということを
同時に検討してみることも大事かと思います。

窓を減らすことが出来れば、
カーテンなしでは過ごせない家の場合、
同時にカーテン代までカットすることが出来るわけですからね。

続いて着目していただきたいことが家の中のドアの本数です。
ドアも1枚あたり4万円~5万円するし、
引き違い戸やクローゼットの折戸に至っては、
1箇所だけでドアが2、3枚必要ですからね。

ゆえ、個室ごとにクローゼットが必要なのか、
クローゼットは必要だとしてもドアは必要なのか、
ホントはドアがない方が便利なのに
ドアを設置してしまっていないか、
なども同時に考えていただくといいかと思います。

そして仮に窓で15万円ほど削減出来て、
カーテンで10万円ほど削減出来て、
ドアで15万円ほど削減出来そうだとしたら、
その分、カットしなければいけない面積は
先程の半分で済むということになりますからね。

少ない窓でも採光さえキッチリと取れるのであれば、
窓が減り、壁が増えることによって
耐震性も断熱性もアップするわけですしね。

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また、家だけでコストの調整を考えるのではなく、
土地に分散してみてもイイかと思います。
仮に、建てようと思っている家が2階建てだとしたら、
55坪ぐらいの土地を買おうとしているのを
50坪にするといった感じですね。
あるいはもっと削らなければいけないとしたら
45坪ぐらいまで削るといった感じです。

この場合、土地の坪単価が15万円だとしたら
5坪削れただけで75万円安くなります。
となると、家のコストは一切削らなくても
よくなるかもしれません。

あるいは、10坪まで削れたとしたら150万円安くなるので、
床暖房に加えて、巷で人気の衣類ガス乾燥機や
海外製の食洗機を設置出来るかもしれません。

まー、口で言うのは簡単ですが、
実際はこんなに上手い具合には
なかなかいかないものなんですけどね。

とはいえ、
こういったコストダウンの方法を頭で理解出来ているのと
理解出来ていないのとでは全く違うと思うので、
本当にやりたいことを実現していただくためにも、
こんな方法もあるんだよということを
ぜひ覚えておいてもらえたらと思います。

【おうちづくりコラム】資金計画より大事なこと

家づくりを具体的に進める前に「資金計画」をすることは
どこの住宅会社でも当たり前になりつつありますが、
この資金計画をするにあたり、なにより大事なことが
「何を根拠にローンの返済額をその金額に決めたのか?」です。

この根拠がしっかりしていないと、
あれよあれよという間に予算が上がってしまいやすいから、
そして住宅会社の都合が良いように予算を上げられやすいからです。

とりわけ原材料費のインフレによって
建築コストが上がりつつある現在は、
その度合いも大きくなりがちなので、
どこまでなら大丈夫でどこからがダメなのかのラインを
自分自身が把握しておけるように、
資金計画をする前に一手間かけていただくことをオススメしています。

というわけで今回は、
「資金計画の前準備」についてお伝えしていきたいと思います。
要は、資金計画では最初に銀行からの借入額を決定するので、
借入額を決定するにあたり必要な三要素
「返済額」「金利」「年数」の中の「返済額」をいくらにすべきなのかを
決定するための根拠を出すということですね。

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✔️家計の収支と今後を考える

現実と向き合い過ぎるとブルーになるので、
僕自身もあまり正確に収入や支出を把握したくないのですが、
家を建てる時、まずここから始めるべきなのは間違いありません。

どれくらいずつ収入があって、
その中で何にどれくらいお金を使っていて、
どれくらいを貯金や保険に回しているのかを
全て洗い出して把握するということですね。

出費の内訳としては、
家賃、駐車場代、電気代、ガス代、水道代(下水道代)、家の家財保険代、
車のローン、ガソリン代、車検代、車の保険代、車の税金、車のメンテ代、
習い事代(塾代)、携帯代、ネット&TV代、美容室代、外食代、衣料品代、
旅行代、サブスク代(音楽・本・新聞・映画など)、食料品代、日用品代、
小遣い、貯金、生命保険代、医療保険代、学資保険代、
といったところでしょうかね。
あと奨学金がある場合、そのローン返済と。

なので、まずはこれらにどれくらいお金がいっているのか
ある程度正確に把握することから始めていただければと思います。

そして、次に考えていただきたいのが、
今後はもっと出費が増えるということと、
家を持つとさらに出費が増えるということです。

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出費が増える理由は、子供の成長と共に
食費・旅費・習い事や塾代・携帯代などが高くなるからです。
その上、大学に行くとなれば、
県外なら学費の上に家賃と生活費が、
県内なら学費の上に車代とガソリン代、車検代と保険代と税金が
それぞれ必要になってくるので、
早い段階からその備えをしていかないと
家計が火の車になるのは必至です。

また、家を持ったからには当然
維持していくためのお金も必要となります。

まず、4月に納税通知が届く固定資産税。
次に、火災保険。(入るなら地震保険も)
そして、定期的な外壁塗り替え費用。
(15年に一度ぐらいにペースです)
さらに、水回りの入れ替えに伴う修繕工事。
(20~25年に一度ぐらいのペースです)
最後に、家電製品の買い替え費用。

これらが家を持っている限り必要となるコストなのですが、
要はこれらの資金のことまで考慮した上で
毎月のローン返済額を決めた方がいいというわけですね。

じゃないと、家のローンに上積みして
子供たちの進学資金や定期的な修繕費用をローンに頼ることになり、
死ぬまでずっと借金地獄から抜け出せなくなってしまいますからね。
家計が厳しくなれば車だってローンで買うしかなくなるでしょうしね。

というわけなので、
単純に家賃と比較していけるかどうかを決めるという
危険な賭けだけは絶対にしないでもらえたらと思います。

家計の収支と今後の必要経費を全てテーブルの上に出し
把握した上で返済額を決める。
面倒臭がらずこのルールに従って
家づくりを一歩一歩進めていただければと思います。