【おうちづくりコラム】投資と生活費とゆとり費と

本気で貯蓄をするなら、
収入から支出を差し引いた残りを
貯蓄に回すのではなく、
まずは貯蓄に回すお金を差し引き
残ったお金で生活するという
スタンスにした方がいいと言われています。

つまり
「収入-支出=貯蓄」ではなく
「収入-貯蓄=支出」にすべきだ
ということなのですが、
個人的には、これから家を建てる方には
この法則に従ってライフプランを
組んでいただきたいと思っています。

というわけで今回は、
貯蓄を優先することを前提とした場合、
家づくりをどのように考えたらいいのかについて
お伝えしていきたいと思います。

あくまで個人的な価値観であり、
賛同出来ない方もいるとは思いますが
とりあえず最後までお付き合いいただければと思います。

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✔️固定費の考え方

「支出」の中には、
生活していく上で最低限必要な費用と
遊びに行ったり好きなものを買ったりする
ゆとり費用の2つがあります。

ゆえ「収入-貯蓄=支出」という選択をとった場合、
もちろんいずれも削らざるを得ないのですが、
この場合、より優先して削るべきは、
生活していく上で最低限必要となる費用の方ではないでしょうか。

ゆとり費を大幅に削るとなれば、
旅行はおろか、遊びに行くことも出来ない、
好きなものを全く買うことが出来ない、
趣味や楽しみを満喫することが出来ないなど、
なんだか窮屈な人生になってしまいそうですからね。

子供と過ごすかけがえのない時間に
全力を注ぎ込もうとすれば、
それなりに費用がかかるわけですしね。

ゆえ、個人的には生活していく上で最低限かかる
費用を見直すことをオススメしています。
では、そのためにどうすればいいのか?

生活費にはかかる費用が毎月変動する変動費と
かかる費用が毎月同じの固定費の2つが存在しますが、
僕が出来るだけ抑えるべきだと考えているのが
後者の固定費の一部である「住居費」と「車」です。

実際、私自身も車にこだわらないというか、
固執しないこともあって、
車にかけるコストを出来るだけ抑えられるように
故障が少なく維持費が抑えられそうな国産車一択にしているし、
そもそも価格の高い車を選択肢から削除しています

また、家に関しても、
家を建てる仕事をしている私が
こんなことを言うのもなんですが、
マイホームには華美な装飾や
過度な設備を採用していません。
結果、毎月の返済額は
以前住んでいたアパートの家賃より安く済んでいます。
もちろん、購入したのが十数年前なので
そもそも家のコストも違うし、
今の家に比べると性能もガクンと落ちるので、
夏はやたらと暑いし冬はやたらと寒いですけどね。

まー、でもエアコンをつけていたら
それらの問題は解消出来るので、
全く気にもならないですけどね。
太陽光発電をつけているので
昼間は全く電気代を気にしなくていいし、
これに加えてそのうち蓄電池をつければ、
昼夜問わず電気代を気にしなくて良くなるので、
快適に暮らせそうですしね。

やがて蓄電池を設置すれば、
電気自動車の普及が進んだ時、
ガソリン代もゼロに出来ますしね。

そんなわけで、個人的には
家計の中で大きな割合を閉めるこの2つを
出来るだけ抑えることをオススメしているというわけです。
家も車もどう考えるかによって
それぞれ毎月2〜3万円ぐらいずつ出費が違ってきますしね。

そして、浮いた費用を「貯蓄」に回していただき、
残った費用を豊かな時間を過ごすために
費やして欲しいと思っている次第です。

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✔️投資をオススメする理由

最後に投資をオススメする理由について。
それは「再現性が高いから」です。

例えば、急速的にお金を増やすためには、
自分の時間を切り売りしてお金を稼ぐ
(残業・副業など)のではなく、
事業投資をするのが最短ルートですが、
これは誰もが成功するわけではないし、
成功するかどうかに関わらず「時間」という大きな犠牲を
必ずと言っていいほど払わなければいけません。

つまり大きな見返りを得るために
大切な家族に大きな負担をかける
リスクが高くなるというわけです。

一方で、金融投資にも
短期(中期)的なリスクはつきものですが、
長期的に考えればほぼリスクはゼロであることが
過去のデータを見れば一目瞭然だし、
これは才能によって成功・失敗があるわけでもありません。

ゆえ、個人的には
誰もが長期積立投資をするべきだと思っていて、
そのために毎月の収入の中から最優先でそこに回すお金を
可能な限り確保して欲しいと思っている次第です。

なので、
不透明な未来への不安を少しでも緩和し、
わずか20年足らずの「子育て」というかけがえのない時間を
より豊かに過ごせるようになるためにも、
「見栄」や「欲」という感情を出来るだけ規制することで
固定費を出来るだけ削減し、
再現性の高い長期積立投資や
家族との時間をより豊かにするための「ゆとり費」に
お金を回すようにしていただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】家づくりに潜むリスクとヘッジ対策

2024年以降に新築した家に入居することになる方は、
少なくとも省エネ基準を満たした家にしていないと
住宅ローン控除が適用されなくなります。

住宅ローン控除とは、新築してから13年の間
借入金額の年末残高の0.7%を上限に
税金を還付してくれる制度で、
仮に銀行から借りたお金が3500万円で
1年目の年末残高が3400万円だとしたら
3400万円×0.7%=23.8万円を上限に
税金を返してくれるということですね。

年収が500万円で
払った所得税が15万円だとしたら
年末調整の時に全額国が返してくれて、
控除しきれていない分(8.8万円)は
住民税から控除されるというイメージです。

そして13年間を合計すると
もちろん所得や借入によっても違うのですが、
260万円から±40万円ぐらいの
税金が返ってくるという感じですね。

ゆえ、これから家を建てる方は、
最低でも省エネ基準を満たし、
出来ればZEH水準もしくは長期優良住宅・低炭素住宅を満たした
住まいにしなければいけないのですが、
もちろん、そうなれば申請費用とグレードアップ費用で
家の価格は高くなってしまいます。

現在の資材高騰によるコストアップと合わせると
コロナ前と比べるとざっと500万円~600万円アップ
といったところでしょうか。

結果、コロナ前までは
1500万円で建てることが出来ていた家は
2000万円~2100万円となり、
2000万円で建てることが出来ていた家は、
2500万円~2600万円となり、
2500万円で建てることが出来ていた家は、
3000万円~3100万円になってしまったという感じです。

要するに、これから家を建てる方は、
もはや1000万円代で家を持つことが
出来なくなってしまったというわけですね。

これを受けて家を建てる方と私たち住宅会社が
共に知恵を絞って考えなければいけないことが、
これだけのレベルの負担増を
どうやってヘッジしていくのかということです。

500万円予算が上がったのは仕方ないからと、
単純に借入を増やすという選択を取れば
15,000円も負担が増えてしまうだけですからね。

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✔️負担軽減策その1

まず検討すべきことが、
土地を買わないという選択です。
つまり、どこか使える土地があるのなら、
そこを使うことを前向きに考えるということですね。

土地を買わなくていいとして、
かつ土地にかかるコストも一切負担しなくていいとなれば、
かなり大幅に負担が減るからです。

ゆえ、この選択肢がある方は、
最優先で考えて欲しいと思っている次第です。

今後は電気自動車が急速に普及する可能性が高いので、
それに備えて、家を建てると同時に
太陽光発電と蓄電池さえ設置しておけば、
すぐさま電気自動車に乗り換え出来、
そうなれば通勤距離が遠くなったとしても
むしろ燃料代の負担は減ることになるので、
多少、不便な地域に住んだとしても
金銭的な負担は上がることもありませんしね。

✔️負担軽減策その2

どうしても土地を買わないといけない場合、
負担を増やさないためには、
土地の価格を抑えつつ家の価格も抑えなければいけません。
このどちらかだけでは賄いきれないからです。

ゆえ、住む地域を変えるとか、
買う土地の面積を小さくするとか、
部屋の広さや数を見直すことで
家の面積を出来るだけ小さくするとか、
やりたいことを絞ることで
出来るだけグレードアップを防ぐなどを並列で検討しながら
家づくりを進めていくことをオススメしています。

かつ、馬鹿にならない外構工事のコストも
出来るだけ抑えられるような
土地の選び方と間取りを考えることも
忘れてはいけない大切な要素ですね。

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✔️負担軽減策その3

最後にご紹介するのは、
ローンの返済期間を最大に延ばしつつ、
生命保険、学資保険、医療保険を見直し、
積立投資に可能な限りお金を入れていただく
という戦略です。

個人的には、
負担軽減策1はもちろん
負担軽減策2も出来ないという方は、
この状況を難なく乗り越えていくには
この策を講じるしか手段がないと思っています。

ローンの期間を延ばす理由は、
積立投資に回す資金余力を高めるために
毎月の返済負担を少しでも抑えるため。
3つの保険を見直す(解約・減額)理由も、
積立投資に回す資金余力を高めるため。

積立投資をオススメする理由は、
銀行や保険にお金を預けていても
全くお金が増えないため。
いや、それどころかインフレが進めば、
お金の価値が目減りしてしまうためです。

そんなわけで、
弊社ではこの負担軽減策3までも
サービスとしてお伝えし、
ご希望であればご相談に乗るようにしているというわけです。

たとえ家を持つことが出来ても、
その後の暮らしが苦しくなったのでは、
家を持ったことを後悔すると同時に、
家族の関係まで悪化してしまいます。
これでは本末転倒です。

なので、これから
家を建てようとお考えの方は、
かつてない厳しい状況の中、
建てなければいけないということを
ご理解いただくと共に、
少しでも負担が軽減出来るよう
よく考えて、慎重に家づくりを
進めていっていただければと思います。

【おうちづくりコラム】光と色の特性を活かす

安定的に家の中を明るく保ち続けるためには、
直射光と天空光を上手に使い分けた方がいいということを
前回お伝えさせていただいたのですが、
入ってきた光を効率よく家全体に拡散していくための工夫も
同時に必要なことです。

例えば、弊社では室内の壁のほぼ全てを
「白」で仕上げるようにしているのですが、
この理由は「白」が最も光を反射し拡散してくれる色だからです。

また、壁同様に天井も
基本「白」で仕上げるようにしています。
もちろん、光の拡散効果を狙ってです。

さらに、室内に使用するドアも
壁同様に「白」を基本としているのですが、
これに加えて、室内のドアは全て
凹凸のないフラットなデザインにしつつ、
天井と高さをそろえるようにしています。

理由は、壁とドアを一体化させた方が、
空間がよりスッキリと見えること、
そして、天井と高さをそろえれば
ドアの上に出来る垂れ壁がなくなり、
抜け感が出ると同時に、
反射光をより遠くまで運んでくれるからです。

こうして天空光を中心に採り込んだ優しい光を
家全体に拡散させていくという感じですね。

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このように安定した状態で
明るさを保ち続けるためには
間取りだけじゃなく仕上げにも工夫を施すのですが、
弊社の家の特徴である中庭の
壁を白で仕上げていることが多いのも、
もちろん光の反射効果を狙ってです。

直射光を反射させた光を
中庭を通して室内に届けることが出来れば、
たとえ日当たりが悪い場所に部屋を配置しても、
安定した明るさを保ち続けることが出来るからです。

ゆえ、中庭につくる窓は
基本、大きいサイズを採用しているし、
かつ、窓の高さもドア同様に
天井と合わせるようにしています。
こうすれば、より多くの光を
室内に届けることが出来るからですね。

✔️明るさの最大の秘訣

以上のような手法を使い
どんな土地でも安定した状態で
明るさを保ち続けられるような
住まいづくりを提案しているのですが、
言わずもがな、
これを実現するために最も心がけていることが、
「カーテンありきの窓」をつくらないことです。

外からの丸見えを防ぐために
カーテンをしなければいけないとしたら、
99.99%カーテンが開けられる日が
訪れることはないからです。

つまり、大なり小なり
侵入してくる光を殺してしまい、
自然光だけで日中過ごすのが
難しくなってしまうというわけですね。
そして、四六時中照明が必要な暮らしを強いられます。

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また、カーテンありきで窓を考えると、
採光に不安が残ることから、
不用意にたくさん窓をつくってしまいます。
そして、窓のコストが上がると同時に、
カーテンのコストまでもさらに余分に必要になります。

かつ、窓が増えることによって
耐震性が悪くなり、断熱性が悪くなり、
窓掃除の手間が増えることになり、
戸締りの不安が増えることになり、
外壁の汚れが増えることになり、
家具や家電の配置がやりにくくなり、
設計段階では分からない様々な支障が
暮らしの中で生じることになります。

ゆえ、弊社では、
可能な限りカーテンがいらない窓をつくるようにしています。
カーテンが必要になる時は、視線を遮るためではなく、
入ってき過ぎる直射光を遮るため程度という感じでしょうか。

世間一般とは違った考え方かもしれませんが、
これを知っているかどうかで
家づくりの幅が大きく変わってくるので、
これから家を建てられる方は、
ぜひこの考え方も頭に入れておいていただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】直射光の呪縛から脱出する

家を建てる方の多くが、
直射光だけに頼って採光計画を立てようとしますが、
実のところ「直射光」だけで採光計画を立てると
かえって住みにくい家が出来上がってしまう上、
家づくりにかかる総コストも割高になってしまいます。

というのも、
「直射光だけに頼る=南向きにこだわる」
ということだからです。

南向きにこだわれば
土地代は確実に一番高くなります。
かつ、値引きもしてもらえません。

南向きにこだわれば、
明る過ぎるのと、眩し過ぎるのと、丸見えなのが被さり
カーテンやシャッターなどが必須となり、
建築コストも上がってしまいます。

また、ウッドデッキや庭をつくるにしても
あまりに丸見え過ぎることから
目隠しや植栽、塀などが必要となり、
さらにコストを押し上げることになります。

つまり、南向きにこだわると
土地・家・庭の全てがコストアップ
してしまうというわけですね。
で、ローンにその皺寄せがくる
という結果を招くことになります。

さらに、南向きにこだわれば
自然と2階建ての家になる可能性が高くなります。
全ての部屋を南向きにしなければ
家が暗くなると思っているとしたら、
陰になる場所に部屋を配置することに
抵抗が生まれるからです。

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そして、望んでもいないのに
出来てしまった庭(余白)の維持管理に
四苦八苦しながら暮らし続けることになります。

かつ、使い慣れていないし住み慣れてもいない
2階建ての家を上手く使いこなせず、
片付けや掃除、洗濯に余分な手間を取られることになります。

そんなわけで今回は、
もう1つの光である「天空光」について
お伝えしようと思っている次第です。

「天空光」とは、
太陽光が大気中の水蒸気や塵などで乱反射した光のことで、
直射光ほどの熱の高さや明るさ・眩しさがない一方で、
方向性がないため均一した採光を得ることが出来るという
特徴を持っている光のことですね。

つまり「天空光」の存在さえ
あらかじめ知っておくことが出来れば、
直射光だけに頼らなくても
安定した採光を確保することが出来るというわけです。
もちろん、たとえ日当たりが悪そうな土地だとしても、です。

✔️直射光じゃなきゃダメなところと
直射光じゃなくても良いところ


家を建てる前に知っておいてもらいたいことが、
自分にとって直射光じゃなきゃダメなところと
直射光じゃなくても良いところが
どこなのかということです。

例えば、リビング。
ほとんどの家がリビングに直射光が
ガンガン差し込むように設計しますが、
ここに日光が入り過ぎるとかえって快適じゃなくなってしまいます。
テレビの画面も見にくくなりますしね。

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一方で、洗面や脱衣。
これらも含めて水回りは南以外に配置されることが多く、
かつ窓も小さめに設計されることが多いのですが、
そうなれば薄暗くジメッとした空間が生まれやすくなります。
明るくカラッとした場所にしたいと思っているにもかかわらず、です。
基本、室内干しをする方なんかはなおのことそうではないでしょうか。

続いて、寝室。
ここは文字通り寝るだけの部屋であり、
太陽が沈んでいる時間しか使っていない部屋ですが、
ではこの部屋を南向きでつくる意味は一体なんなのでしょうか。

子供部屋も然りですよね。
南向きにすれば日中ずっと太陽の光が入り続けるため
かえって勉強に集中しにくくなってしまいそうですもんね。

実際、私自身も常に太陽と反対方向に向かって
ブログを書いていますしね。

このように、家を形成する1つ1つの部屋が
一体どちらの光が必要なのかを自分なりに考えてみると、
案外直射光にこだわる必要ってないんだなと気付けるため、
結果的に、ずいぶんと間取りに自由度が生まれることになります。

ヒアリングの際に、
丁寧に部屋の位置まで指定しなくてよくなるからです。

そして、土地に合わせた
より暮らしやすくてより快適な住まいを
つくりやすくなります。

日陰でも部屋を配置しても問題ないと知っていれば、
敷地をフル活用出来るようになるため
「2階建てだけしか無理!」と思っていた土地でも
平屋を建てることが出来ますしね。

というわけなので、
光には「直射光」と「天空光」の
2つがあるということを
覚えておいてもらえたらと思います。

【おうちづくりコラム】最初で最後の最大の壁

「長期積立投資」をやり始める時、
まず決めていただくことが
どこの証券会社で口座を開設するのかということです。

そして、それにあたっては
1:銀行にて証券会社の口座を開設する
2:自分でネット証券の口座を開設する
この2つのいずれかをオススメしているのですが、
それぞれにメリットとデメリットがあるし、
人によって向き不向きもあるので、
今回はそれらについてお伝えしていきたいと思います。

ちなみに私自身は、
銀行とのお付き合いもあるので、
いくつかの銀行を窓口として証券口座を開設し
自動積立を行なっているのですが、
主にはネット証券にて自動積立投資をやっています。

というわけで、まずは私が主に使っている
ネット証券についてからお伝えしていきたいと思います。

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✔️ネット証券の一長一短

私がネット証券を主に使っている理由は、
こっちの方が手軽に操作出来るからと、
「毎日」購入することが出来るからです。

株価は高くなったり安くなったりを日々繰り返していて、
どのタイミングで買うのがベストかなんて
投資のプロじゃない僕らには到底分かるものではないため、
であれば、可能な限りこまめに買っていった方が
よりリスクを小さく出来るのでこうしているという感じですね。

銀行を窓口として購入する場合、月に一回の購入となるので、
仮に毎月30,000円を積立する場合、
銀行だとある特定の日に一気に30,000円分を購入するのに対し、
ネット証券だと毎日1,000円ずつ分散して購入出来るわけですからね。
(実際は、土日は買えないので毎月23回1,304円ずつ購入という感じです)

つまり、ある特定の日に買えば、
30,000円だと300口しか買えなかったものが、
毎日に分散したことによって
同じ30,000円でも330口買えることになるかもしれない
(取得単価が安くなった!)というわけですね。
まー、逆に280口しか買えなかった(取得単価が高くなってしまった・・)
なんてこともあり得るわけですけどね。

いわば、金融商品を購入する際
一度に購入するのではなく
資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して購入していく
「ドルコスト平均法」を長期積立投資では実践していくのですが、
このやり方の究極が「毎日購入」だというわけですね。

そんなわけで、どちらかというと
ネット証券の方をオススメしているのですが、
ここであなたの前に立ちはだかるのが手続きの複雑さです。

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というのも、
ネット証券で積立投資を始めるためには
証券口座を開設すると同時に
ネット銀行の口座も開設しなければいけないからです。

私が使っているSBI証券の場合は、
SBI証券の証券口座を開設すると同時に
住信SBIネット銀行の口座も開設しなければいけないし、
楽天証券の場合は、楽天証券の証券口座を開設すると同時に
楽天銀行の口座も開設しなければいけないという感じですね。

つまり、2つの口座を同時に開設しなければいけないので
手続きに時間を取られる上、
もちろんIDやパスワードも別々に設定しないといけないため、
だんだん面倒くさくなってきて
「あー!もうやめた!」となってしまう、というわけですね。

これがネット証券を開設する際に立ちはだかる壁です。
手続きをしていく途中で初めて聞く単語もたくさん登場するし、
よく分からないような質問ばかりに答えていかないといけませんしね。

一方で、銀行に窓口になってもらえば
銀行口座を開設する必要もないし、
知らないことや分からないことも分かりやすく教えてくれるし、
なにより言われるがまま書類に書いていくだけでいいので、
ほとんどストレスを感じることなく手続きが終わります。

いちいち分からないことを調べたり、
誰かに聞いたりする必要がなければ
時間も大幅に短縮出来ますしね。

ゆえ、面倒くさがりの方や
ネットでの口座開設に不安を感じていらっしゃる方なんかは、
それを理由に積立投資をしないという選択を取ってしまうぐらいなら
銀行で証券口座を開設した方が絶対にいいと思っている次第です。

いかがでしたか?
自分がこれから長期積立投資を始めるとしたら
どっちでやった方が良さそうなのか
イメージしていただけたでしょうか。

長期積立投資をする上では、
「口座開設」という工程が間違いなく最大の障壁となります。
ゆえ、ここでつまずかないように今回の記事を参考にし、
自分に合った方法を選択していただければと思います。

【おうちづくりコラム】誰もが必要な「長期積立投資」とは?

住宅会社のブログであるにもかかわらず
度々登場するのが「長期積立投資」ですが、
そもそもそんなものに興味がない方もいらっしゃれば、
「投資」という言葉を聞くだけで
拒否反応が起こる方もいらっしゃると思います。

また、それなりに興味はあるけど、
何をどのようにすればいいか分からない
という方もいらっしゃると思うのですが、
「長期積立投資」に関しては
家を建てる方は必須項目だと思っているので、
少しでも前向きにお考えいただくために、
今回は「長期積立投資」について
突っ込んでお伝えしていきたいと思います。

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ちなみに我が家も夫婦そろってやっていて、
銀行への預金や保険料以上に
こちらにお金を回しております。

まず理解しておいていただきたいことが、
世間でよく聞くような
投資で全財産を失ったとか、大損こいたなどという話は、
あくまで一攫千金を狙った短期的な取引での話であり、
この長期積立投資では絶対にあり得ないということです。

長期積立投資とは
短期的な利益獲得を目的として取引するものではなく、
「長期的に確実に成長している市場に
長い期間に渡って少しずつコツコツと分散投資していく」
ということですからね。

つまり、短期的な価格の変動はもちろん、
中期的な価格の変動はあるものの、
そんな価格変動を繰り返しながらも
長期的には上昇していくのが資本主義経済であり、
その長期的なトレンドの波に乗っかるのが長期積立投資なので、
そんな価格変動に一喜一憂することなく
買い続けていくことによって資産を増やしましょう
ということですね。

ちなみに長期とは「数年から数十年」なんですが、
私自身は、やがて働けなくなるまでは(働いて収入がある限りは)
ただただ無心で毎日積立投資をやり続けていくつもりです。
かつ、その間はよほど必要に迫られない限りは、
途中でお金をおろすつもりはありません。

運用期間が長くなればなるほど、
また増えたお金を再投資し続けていけばいくほど
複利効果によって雪だるま式にお金が増えていくからです。

そして、やがて収入がなくなった時、
その資金を切り崩しながら生活していくというわけです。
この資金に年金が加われば、
かなり豊かな老後生活を送れるでしょうし、
お金が高い高齢者施設に入るにしても
あるいは大病を患ったとしても
きっと資金的なことで家族に
迷惑をかけることもないでしょうしね。

✔️投資をするとは??

では、ここからは具体的に何を買えばいいのかについて
お伝えしていきたいと思いますが、
長期投資をする場合、絶対におさえておくべき商品が
アメリカの「S&P500」という指標の値動きに連動した
「インデックスファンド」です。

理由は、アメリカが全世界経済の中心的存在だから。
そしてS&P500に選出されている企業は
選りすぐりの素晴らしい企業ばかりだからです。
なんせアップルをはじめとして
グーグル(アルファベット)やアマゾン、テスラやVISAなど
名だたる企業だらけですからね。

つまり、投資をするということは、
世界のトップクラスの500社の企業
全てに出資しているというわけですね。

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そう考えると資産が増えて当たり前だし、
500社に分散投資しているため、
仮にどこかの企業の業績が大きく悪化しても
そのダメージを食らうこともないし、
その上、そんな企業が出てしまったら
すぐさま成長している企業と入れ替えられることになるため、
なおのこと暴落するリスクが少ない
仕組みになっているというわけですね。

また、購入する商品には、
手数料が高いアクティブファンドと
手数料が低いインデックスファンドの2種類があるのですが、
前者ではなく後者をオススメする理由は、
手数料が低い方が、単純にお金が増えやすいから、
かつ、わざわざ高い手数料を支払って
一流のファンドマネージャーが
目聞きで企業を厳選して運用するアクティブファンドを買うよりも、
アメリカ経済の指標に連動しているインデックスファンドを買う方が、
よりお金が増えているというデータが存在しているからです。

そんなわけで、アメリカ経済の総合的な指標に連動した
「S&P500」のインデックスファンドを
購入することをオススメしているというわけですね。

いかがでしたか?
なんとなくご理解いただけました?

では、次回はどこで長期積立投資をやればいいのかと、
長期積立投資をする上で最大の難関となる
「口座開設」についてお伝えしていきたいと思います。

SBI証券や楽天証券といったネット証券で口座開設する場合、
これがちょっとややこしく、
多くの方がここでつまずいているんじゃないかなと思っているので、
せっかくの「やる気」を失わないためにも
次回もぜひご覧いただければと思います。

【おうちづくりコラム】資金計画の真意 その3

前回、家を建てるタイミングで
「生命保険」を見直したほうがいい
というお話をさせていただきましたが、
「学資保険」もまた、
これを機に見直すことを推奨しています。

すでに学資保険に加入されている方は、
ご存知だと思いますが、
以前の郵便局の学資保険のようにお金が増えないからです。

ゆえ、すでに加入されている方は、
解約出来るなら解約していただくことを推奨しているし、
まだ入ってない方に至っては、
検討する必要すらないというのが個人的な意見です。

そして、前回もお伝えしましたが、
その余剰資金を長期積立投資に
回していただくことを推奨しています。

前回の記事をご覧いただければ
お分かりいただけると思いますが、
資産を増やすにためには
これが最良の手段だからです。

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そんなわけで、
生命保険を見直すタイミングで
学資保険も見直していただきたいわけですが、
さらにこのタイミングで
見直していただいてもいいかもしれないのが
「医療保険」です。

というのが、私たちは基本的に全員が
「国民健康保険」という医療保険に加入しており、
わずか3割しか医療費を負担する必要がないからです。

かつ、この国民健康保険に加入していれば
「高額療養費制度」と呼ばれる制度も利用出来るため、
大きな怪我や病気によって手術や入院することになっても、
その大部分を国が負担してくれるようになっているからです。

例えるなら、総額300万円医療費が掛かったとしても、
そもそも90万円しか負担しなくていいし、
これに加えて高額療養費制度を利用すれば、
わずか10万円程度しか負担しなくていいという感じですね。

ゆえ、この医療保険に関しても
もしもに備えて必要以上に入るのではなく、
これらでは網羅出来ない部分だけ
カバーしておけばいいのでないかと思っている次第です。

要は、生命保険にせよ学資保険にせよ医療保険にせよ、
ホント最低限でいいということですね。

というわけで、これらの保険を検討する時は、
こういった内容を教えてくれる人から
入るようにしていただけたらと思います。

間違えても、こういった説明もなく
ただただ加入することだけをすすめてくるような人から
絶対に加入しないようにしてくださいね。
そんな不親切な人にお金を差し上げているようなものですからね。

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✔️金融投資よりも大切な投資

生命保険・学資保険・医療保険を見直しつつ
住宅ローンの返済期間を延ばし、
かつ、家づくりの予算を
可能な限り圧縮することで浮いた資金を
長期積立投資(金融投資)に回していただく。

これこそが僕自身が家づくりをするタイミングで
誰もがやった方がいいと思っていることですが、
金融投資に並行してやっていただきたいと思っていることが
「自分への投資」です。

つまり、お金に対する不安を払拭したいのなら、
また老後資金にしっかりと備えたいのなら、
いつまでも仕事が出来るようにスキルを身につけることと
健康でいることが最良の手段なので、
そのために自分への投資をやり続けることが大事だ
ということですね。

スキルを身につけるためには、
常に学び続けること、
常にチャレンジし続けること、
常にいい人に出会えるように行動することで、
健康でいるためには、
常に食事や睡眠に気をつけること、
常に運動をすること、ですね。

個人的には、
これこそがお金に対する不安を払拭する
最大の秘訣だと思っています。
そして、そう上手くいかなかった時のリスクヘッジとして、
お金にも働いてもらうことが大切だと思っている次第です。

なので、これから家を建てる方は、
保険や貯蓄の方法を間違えないこと、
住宅ローン選びを間違えないこと、
そしてなにより常に自己投資をやり続けられるだけの
資金の余力を残すことと自分への投資を怠らないこと、
この全てを実行していただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】資金計画の真意 その2

前回お伝えさせていただいたように、
家づくりではほぼ確実と言っていいほど
理想の家づくりと理想の返済の間に
大きなギャップが生まれます。

そして、そのギャップを埋めるために
まずは土地や家にかける予算を
再考していただいているのですが、
多くの場合、それだけではこのギャップを
完全に埋めることが出来ないため、
個人的には、このタイミングで
預金・投資・保険の見直しをすることによって
このギャップを完全にカバーすべきだと考えています。

例えば、銀行から3500万円を
金利1.4%(全期間固定金利)で
借り入れしなければいけない場合、
35年ローンだと
毎月105,458円の返済になりますが、
これを40年ローンにしてみただけで
95,270円まで返済額がダウンします。

つまり、毎月の負担が約1万円減るため
その分、家計にゆとりが生まれるということですね。

ゆえ、個人的には
可能な限り返済を長くするという手段を
推奨させていただいています。
そして、その浮いたお金を
長期積立投資に回していただくことを推奨しています。

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とはいえ、
返済期間を長くするということは、
ローンに縛られる期間が長くなるだけだし、
利息の支払いが増えるだけなので、
ダメじゃないかと思ってしまう方も
決して少なくないかと思います。

ですが、住宅ローンの金利の中には
団体信用生命保険という
掛け捨ての生命保険料が含まれていて、
債務者にもしものことが起こった場合、
住宅ローン返済の義務から解放されるという
大きなメリットが存在するため、
個人的にはこの保証期間は
長ければ長いほどいいと考えています。

ゆえ、繰上げ返済することによって
返済期間を圧縮していく必要もない
というのが個人的な考え方です。

かつ、この死亡保証があることを考えると、
現在入っている生命保険を
全て見直してもいいと考えています。

もしものことが起こった場合、
住宅ローン返済という大きな固定費がなくなると共に、
債務者の生活費や車の維持費などもなくなり、
逆に遺族年金が入ってくるため、
たちどころに生活が苦しくなる可能性は
ほぼゼロに近いからです。

そんなわけで、
借入期間は出来るだけ長くすればいいと思っているし、
かつ、この保証があることから
必要なさそうな生命保険を全て解約し、
これらの余剰資金を全て長期積立投資に回すべきだと
考えているというわけですね。

利息に関しては、現在は空前の超低金利状態なので
今のうちに全期間固定を組んでいく方が得策だと考えているし、
たかだか1%強の金利を必死で圧縮するよりも
利回りが5〜10%はあると過去のデータから実証されている
長期積立投資にお金を回す方が、
ずいぶんと合理的だというのが個人的な考え方です。

目先の返済を抑えるために
金利が安い変動金利を選べば、
万が一、金利が上がってしまった場合
急激に返済負担が上がってしまい、
そうなればライフプランが大幅に狂ってしまいますしね。

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ゆえ、わずか1%前後の
住宅ローン金利の差に躍起にならずに、
安心の固定金利を選んでいただきつつ
長期積立投資に目を向けてもらえたら
と思っている次第です。

仮に、返済期間を延ばすことによって
毎月1万円の余剰資金が生まれ、
かつ、生命保険を見直すことによって
毎月さらに1万円の余剰資金が生まれ、
これに銀行への貯蓄に当てていた中から
1万円を加えた合計3万円を
今後40年間長期積立投資に回し続けたら
一体どうなるのか?

毎年の平均利回りを7%で計算すると、
計1440万円の掛け金が、
40年後なんと7875万円まで増える
(約5.46倍になる)ということになります。

あるいは、もっと低めの5%で計算しても、
40年後4578万円まで増える
(約3.18倍になる)ということになります。

いかがですか?上がったとはいえ、
金利わずか0.2 %の定期預金にお金を預けていくよりも
遥かに魅力的で合理的だと思いませんか?

もし、これだけお金が増えるとしたら
老後資金の心配もほとんどしなくていいし、
外壁の塗り替え費用や
家電の買い替え費用はもちろん、
大規模なリフォームも心おきなく出来そうだし、
もしかしたら再び家を建てることも
出来ちゃうかもしれませんしね。

では、今回はここまでにして
次回は家を建てる時に見直すべき
もう2つの保険について
お伝えしていきたいと思います。

もちろん、これらを見直すことによって
生まれた余剰資金も、
老後資金と教育資金を形成するための
長期積立投資に回していただきたいので、
次回もぜひご覧いただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】資金計画の真意

「家づくり」は
誰もが初めての経験であるもの。
ゆえ、住宅会社側から
予算や希望する家の大きさについて
質問を投げかけられても
「どう答えていいのか分からないから困る」
というのが本音ではないでしょうか。

実際、人から聞いた情報や
ネットやSNSなどから仕入れる情報で
なんとなくこれくらいなんだろうなー
という指標を知ることは出来るものの、
あくまでそれは平均的な指標であって
必ずしもそれが自分にとってベストだとは限らないわけですしね。

そんなわけで弊社では、
「予算はいくらぐらいでお考えですか?」
という質問は一切投げかけず、
一緒に予算を導き出していくという作業を
最初のステップとして行っています。
いわゆる「資金計画」という作業ですね。

では、弊社が行う資金計画とは
一体どのようなものなのか。
何をどのように決めていくのか。
これについて今回はお伝えしていきたいと思います。

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✔️理想と現実のギャップを埋める作業

弊社では、
どんな場所に住みたいかやどんな家を建てたいかを
先にお聞きした上で予算を組んでいくのではなく、
まず総予算を算出してから
どんな場所に住みたいかやどんな家を建てたいかを
お聞きするようにしています。

こうしている理由は、
自分たちの理想と現実(理想の家づくりと理想の返済)
との間に生じるギャップがどれくらいあるのかを
まずは知っていただきたいからです。

これを知らないまま家づくりを進めてしまうと、
今後とんでもない状況が
待ち受けることになるかもしませんからね。

例えば、自分が住みたい場所で
自分が建てたい家を建てるとなると
諸経費なども含めると4500万円かかるとしたら、
一方で、固定金利で毎月の返済を
9万円以下に抑えたいとしたら、
借入を3000万円にしないといけないため、
理想の家づくりと理想の返済を両立するためには、
1500万円前後もの自己資金を
準備していただかなくてはいけないのですが、
身内から多額の資金援助でもない限り
これだけの自己資金を準備出来る方は
そうそういらっしゃらないと思います。

ゆえ、こういう状況に陥った場合、
単純にローンの負担を増やすしか手段がなくなってしまいます。

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仮に準備出来る金額が500万円なら
借入が1000万円増えるため
毎月の負担を3万円アップさせるか、
あるいはそのアップは流石にキツいので
返済金額を抑えたいとなれば、
金利が安い変動を選ぶことで
そのアップを1.5万円までに抑えるか、
という感じですね。

まー、変動金利を選ぶ場合は、
金利が上がることによって
下手をしたら3万円以上負担が上がってしまうかもしれない
というリスクを今後ずっと抱えながら
暮らしていかないといけませんけどね。

一方で、準備出来る自己資金と
毎月の返済金額を先に算出した上で、
家づくりを進めるようにすれば、
自己資金500万円と借入3000万円を合計した3500万円の中で
どのような土地を買い、どのような家を建てればいいかを
あらかじめ理解した上で土地選びと設計が出来るようになります。

つまり、今後の暮らしに
大きな負担や不安を背負うことなく
家づくりをすることが出来るというわけですね。

とはいえ、口で言うのは簡単ですが、
実際のところ、理想と現実の間に生じる
1000万円ものギャップを埋めるのは
そう簡単なことではありません。

つまり、家づくりの予算を抑えるために
選ぶ土地や建てる家を見直したとしても
1000万円もコストを落とすのは流石に難しいというわけですね。

ゆえ、弊社では住宅ローン選びや各種保険の見直し、
そして貯蓄の手段の見直しなどをアドバイスしたり
提案させていただくことによって、
家づくりを見直すだけではカバーしきれない部分を
完全にカバーするようにしております。

というわけで次回は、
家づくり以外の部分である
お金のことについての見直しや提案を
どのような考えをもってさせていただいているのかについて
お伝えしていきたいと思います。

建築資材の高騰によって
建築代が上がっている現在では、
この作業はとっても大事なことであり、
これから家を建てるのであれば
例外なく誰もが真剣に考えるべきところだと思うので、
ぜひご覧いただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】最もバランスがいい土地

個人的には、土地を買うとしたら
東向きか西向きの土地がベターなのかなと思っています。
というのも、南向きの土地よりも安く購入出来るし、
防犯対策やプライバシー確保のために
建築費や外構費に余分なコストをかける必要もないからです。

また、北向きの土地のように
外観が不細工になりやすかったり
外壁の汚れが目立つこともないからです。

そんなわけで
防犯対策やプライバシーの確保が比較的しやすく、
外観を美しくつくりつつ保ちやすい東・西向きの土地が
コスト面で考えてもベターだと思っているわけですが、
とはいえ、これらの土地にも「ならでは」のデメリットもあるので、
それを設計によって解消出来るかどうかが
いい家になるかどうかの大きな分かれ目になります。

では、東向きや西向きの土地が抱え持つデメリットとは
一体何でしょうか?

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✔️採光問題

東向きや西向きの土地は、
北向きの土地同様に
基本、南にお家が建っているか、
今後建つことになる可能性が高いため
採光の確保が難しいという特徴があります。

ゆえ、設計によって
その問題を解決しなければならないのですが、
これを解決するためには、

A:南の建物から充分な距離をとった場所に
直射日光を入れたい部屋を配置する

B:南の建物から充分な距離がとれない場合は
吹き抜けをつくり高い位置から光を取り込む

この2つの手段のいずれかを採用します。

しかし、Aの手段を選択する場合、
敷地の南にたっぷり余白をつくりつつ
全ての部屋が南向きの2階建てを建てようとすると、
「リビングからの眺めが悪い」という問題と
「外構工事のコストが高くなる」という
問題が発生してしまいます。

リビングからの眺めが悪くなるのは、
南に建つ建物の裏側が景色になるから。
つまり、勝手口や換気扇、エアコンの室外機や給湯器などを
見ながら暮らすことになるからですね。

外構工事のコストが高くなるのは、
単純に土地の余白が増えるから。
そして、景色の悪さをカバーするためにお洒落な塀を立てたり
手の込んだ外構をしなければいけなくなるからです。

ゆえ、東向きや西向きの土地に家を建てる場合は、
北向きの土地に家を建てる時同様に
「中庭」という手段がベターじゃないかなと思っている次第です。

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直射日光が当たらなくても
天空光や反射光を上手く利用すれば
まるで直射日光が差し込んでいるかの如く
部屋を明るくすることが出来るので、
玄関やホールや水回りはもちろん
寝室や子供部屋などの直射光が必要じゃない部屋は
日陰となる場所に配置しても別段問題ないわけですからね。

敷地を有効活用することで
無駄な余白をなくすことが出来れば、
外構工事のコストも大幅に削減出来るし、
効率よく採光さえ確保出来れば、
家の正面に採光確保のための窓を設ける必要がなくなり、
外観が美しくなると同時に
防犯性がグンとアップすることから
さらに外構工事のコストが削減出来ますしね。

ただし、こういった家の建て方は、
建築コストが割高になるというデメリットがあるため、
建築コストを抑えるための工夫が必要にはるんですけどね。

その工夫をしなければ、
外構工事のコストは削減出来たけど、
それ以上のコストが建築費にかかってしまった
なんてことになりかねませんからね。

というわけなので、
こんな建て方をしているお家に興味を思ってくださったなら、
一度弊社の建てるお家を見に来ていただけたらと思います。
きっと今回のご説明の答え合わせが出来るはずです。