【おうちづくりコラム】「貯金」が出来る家づくり

毎月、確実に貯金をしていくためには、
住宅ローンの負担をなるだけ軽減出来るような
予算計画を立てなければいけません。

というのも、家という資産を持つと
賃貸生活ではなかった固定資産税の支払いもあれば、
火災保険費用もグンとアップするからです。

また、将来的なメンテや改装コストを
折り込んだ上で予算を立てないと、
そういった局面に立った時、
住宅ローンに上乗せして
金利が高いリフォームローンを組まざるを得なくなり、
ますます貯金が遠のいていきます。

ゆえ、自分の身の丈に合った適正な予算を算出し、
その中で実現可能な家づくりをすることが
とっても大事なんですよね。

では今回は家づくりで最も大事なことだ
といっても過言ではない
「自分の予算と建てる家のギャップを埋める方法」
についてお伝えしていきたいと思います。

ただ、これを理解したとしても、
これだけ情報に満ち溢れた中で
これを実行することは並々ならぬ忍耐強さが必要であり
相当難しいことだと思いますが、
知らないことには実行することすら出来ないので、
ぜひ最後までお付き合いただければと思います。

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✔️毎月の返済額は手取りの◯%までに

建築費が高騰してしまった現在でも、
収入が上がっているわけではないので、
本音を言うと、毎月の返済負担を
上げるべきではありません。

そして、個人的には、
家を建てつつ貯金をしていくためには、
手取りの25%以内がベターで、
限界点が手取りの30%じゃないかなと考えています。

仮に税込年収が400万円の方なら、
手取りが月26万円ぐらいなので
ベターなのが6.5万円で限界点が7.8万円、
税込年収が500万円の方なら、
手取りが33万円ぐらいなので
ベターなのが8.25 万円で
限界点が9.9万円といったところでしょうか。

なので、出来ればベターな額から
逆算した金額を銀行から資金調達し、
それに出せる範囲の自己資金を足すというのが
理想的な家づくりの予算だと思っています。

年収500万円の方なら
銀行から借りてもいい額は
2900万円前後という感じですね。
(金利1%・期間35年で試算)で
そして、これに出せる自己資金を
合わせた額で家づくりをするのが
ベターという感じでしょうか。

ただ、建築費が高騰してしまった現在、
この予算で土地を買って家を建てるのは
かなり難しい状況となっています。

ゆえ、これから家を建てる方に至っては、
住む場所を柔軟に考えることが
とっても大事なことだと考えています。

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例えば、実家に土地があるのなら、
そこに建てるという選択肢も検討する。
あるいはもっと土地が安く手に入るエリアも検討する。
といったところです。

ここ福島に住んでいる限りは、
たとえ福島の中心部に住んでいようとも
車がいらなくなるわけでもないし、
電気自動車が普及すれば
太陽光発電と蓄電池さえ設置していれば、
少々通勤距離が長くなったとしても
燃料費が高くなることもありませんしね。

そんなわけで少しでも土地価格を抑えることを
まずは考えていただければと思います。

そしてその上で建築費を抑える努力も必要となってきます。
情報が氾濫している今の環境では、
設備や仕様などでコストを抑えるのが
限りなく難しくなってきているので、
住みやすさを損なうことなくコストを抑えようと思うと、
ただただ面積を抑える工夫をするしかないわけですが、、、

というわけで次回は、
家の面積を抑えるために必要なことについて
お伝えしていきたいと思います。

これは建てる方の理解なしでは
実現不可能なことなので、
ぜひ次回もご覧いただければ幸いです。

【おうちづくりコラム】美しいが故のシナジー効果

美しい外観は周辺環境に配慮しながら
合理的に間取りをつくることによって
必然的に得られるものですが、
家の正面は人目に晒され、
また自分たちも必ず毎日見る方向であることから
とりわけそのデザインに配慮すべき場所ではないでしょうか。

ゆえ、弊社ではどの方位が家の正面になろうとも
家の顔となる正面が美しく、
かつその美しさがなるだけ持続するように
外観を考えているわけですが、
では具体的にそのためにはどのようにし
それにどのような効果を期待しているのかについて
今回はお伝えしていきたいと思います。

美しい正面をつくるためには
そもそも景観を損なう恐れがあるものを
正面につくらないことが大前提となるのは
もはや言うまでもないと思います。

・不均一な窓(勝手口含む)
・換気扇の外部フード
・エアコンの室外機と配管カバー
・給湯器
・樋(とい)
などが景観を損なう恐れとなるものですね。

ゆえ、正面に窓をつくらずとも
風が通るような住まいにすること、
水回りを家の正面に配置しないこと、
エアコンの位置まで考えながら間取りを考えること、
給湯器の位置も踏まえた上で水回りの位置を考えること、
太陽光発電を設置することや
樋の落ち口まで考えながら屋根の形状を考えること、
これら全てを動線や要望と並行して
考えていく必要があるんですよね。

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✔️見た目が美しくなることによる利点

家の見た目が美しくなれば、
間違いなくその家で住むことが
よりいっそう楽しくなると思います。
遊びに来た友達からは褒められるどころか
きっと羨ましがられるでしょうし、
見ず知らずの人にまで褒められるでしょうしね。

建てられている家の多くが
デザイン的な観点が抜け落ちているので、
個人的にはこれが最大の利点だと思っています。

続いての利点が、
外構工事のコストを大幅に削減出来ることです。
理由は、外部に窓が少ないことで
防犯やプライバシーの担保のために
塀、目隠し、植栽などに
コストをかける必要がないからが1つ。

とりわけ塀に至っては、
家の外壁そのものが塀のような存在となるので、
立地条件によったらそもそも塀を立てる必要すら
ない場合もありますからね。

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そしてもう1つは、
家のデザインが美しければ外構工事によって
家を美しく見せようとする必要がなくなるからです。

つまり、家そのものが美しくなれば
そもそも装飾のための工事を
する必要がないということですね。

最後の利点は、
メンテナンスコストが抑えやすい
ということでしょうか。

外壁が汚れる原因となる部材を
家の正面から全て排除しているため、
美しい状態がより持続しやすくなるからです。

もちろん、これは立地条件や
使用する外壁材によっても違ってくるので
一概にそうとは言えないのですが、
とはいえ、正面から汚れの原因となる
部材の一切を取り除いておけば、
正面が汚れにくくなるのは
理屈的には正しいのではないでしょうか。

そんなわけで弊社では
「正面を美しくつくる」ことを推奨させていただいているので、
これから家を建てようとお考えの方は
こういった目線も持っていただきつつ、
ぜひ弊社の施工実例をご覧いただけたらと思います。