【おうちづくりコラム】モノとコストが増えにくい家づくり

アパート・マンションの収納不足問題は、
どんどん荷物が増えていく子育て世代にとって
なんとも悩ましい問題ですが、
とはいえ、新築時に収納をつくり過ぎると
2つ別の問題を発症します。

1つは「コスト増加問題」。
収納が増えれば家の床面積が増える。
そして、家の床面積が増えれば家の価格が増えるからです。

もう1つは、
「さらにものが増えやすくなる」という問題なのですが、
これは、そもそも人が余白(空白)を埋めたくなる
という習性を持っているがために発生する問題です。

おそらく経験があるかと思いますが、
スーパーで買い物カゴを持ったが最後、
カゴの余白を埋めるためについつい買わなくていいものまで
ついでに買ってしまうのと同じですね。

ゆえ、収納をつくる時は
「無さ過ぎて困らないように、
でもつくり過ぎて別の問題を引き起こさないように」
の丁度良い塩梅のところを攻めていくことが大切な要素となります。
要は、コストと機能性のバランスを図ることが大切だということですね。

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では、そのためにはどうすればいいか?
それは、まず収納づくりの焦点を
「管理がしやすいこと」に当てることです。

例えば、アパート・マンションなどに多い
「押入れ」と呼ばれるいわゆる奥行きが深い収納は、
「管理がしやすい」に焦点を当てた場合
決して「Yes」ではありませんよね。

子供部屋や寝室などは
布団を置くことがあるのでともかくとして、
リビングやキッチンといったいつもみんなが過ごすところには
そもそも奥行きが必要なものがなに一つないからです。

ゆえ、収納づくりでは棚の奥行きを
出来るだけ浅くしていただくことをオススメしています。

棚の奥行きが深くなると、
置いたものの手前にさらにものを置いてしまいやすくなり、
結果、奥のものが取り出しにくくなったり、
奥に置いてあるものが分からなくなり、
あるのにまた同じものを買ってしまうという
悪循環を生み出す原因になってしまいますからね。

結論としては、
奥行きを半分にし、その分幅を2倍にする。
これが最良の手段ではないでしょうか。

床面積を増やすことなく(=コストを増やすことなく)
収納量が単純に2倍になるからです。
かつ、手前に被ってものが置けないため自然と管理もしやすくなる。
そして、高さも配慮しながら棚の枚数を増やしてやれば、
さらに置けるものの量が増えるというわけですからね。

なにも考えずに収納をつくった場合より、
コストを上げることなく分量を3倍にも4倍にも出来る、
かつ管理もしやすくなり無駄な出費の連鎖も防ぐことが出来る、
素晴らしい方法だと思います。

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✔️廊下をなくす

管理のしやすさを意識して収納をつくるようにすれば、
床面積を増やすことなく収納量を増やすことが出来るのですが、
とはいえ、せっかく合理的に増やした収納量を
あっという間に減らしてしまうのが「通り抜け動線」です。

「通り抜ける=通路(廊下)が出来る」
→「廊下が出来る=壁が使えなくなる」
→「壁が使えない=棚がつくれない」
→「棚がない=収納として機能しない」
ことになるからです。

ゆえに、通り抜け動線に関しては、
「その利便性は収納量を減らしてまでやる価値があるのか?」まで
一歩踏み込んで考えていただいた上で
ご採用いただくことをオススメしています。

それによって収納が減り、
それをカバーするために別で収納をつくるなんてことになれば
コストアップの原因となってしまうし、
その予算をカットした場合、
収納不足に悩むことになるかもしれませんからね。

以上、これから家づくりをされる方は
これらを意識しながら図面を見るようにしていただければと思います。

【おうちづくりコラム】ズボラな人に優しい家づくり

掃除が出来るか出来ないは「結局性格によるものだ」
なんて言われてしまうと元も子もありませんし、
確かにそうなのかもしれませんが、
全く掃除が好きじゃない人からすると、
楽々と掃除が出来る仕組みというか
ウルトラC的なものを家そのものに求めたくなるものです。

そもそも散らかりにくい仕組みとか
埃が溜まりにくい仕組みとか、
ものが増えにくい仕組みとか、
勝手に掃除してくれる仕組みとか。
(これはルンバがありますね笑)

そんなわけで、
そんな仕組みを日々考えながらこの仕事をしているわけですが、
そんなズボラな人にきっと寄与出来る工夫がいくつか存在するので、
今回はそれらについてお伝えしていきたいと思います。

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では、まず散らかりにくい仕組みについてからですが、
これに関しては2つあります。
1つ目が「子供部屋を1階につくる」
そしてもう1つが
「キッチン背面に広めのパントリーをつくる」です。

子供部屋を2階につくっても
子供が小さいうちはその部屋を使うことがないし、
そもそもリビング周辺に散らかるものは
子供のものばかりだからです。

ゆえ、リビングから近い場所であり
かつ水平移動だけで行き来出来る場所に
子供部屋をつくることが、
散らかりにくい家にするための
最も優れた手段だと考えている次第です。

キッチン背面に広めのパントリーをつくった方がいい理由は、
キッチンの裏に収納があれば
そこに細々としたもの(食材や日用品)
を全て隠すことが出来ると同時に、
ペタペタと貼ってしまう冷蔵庫も
見えないように出来るからです。

奥さんのテリトリーであるキッチン付近に
まとまって物が置ける収納があった方が
なにかと使い勝手がいいでしょうし、
食品のストックだけじゃなく
リビングで使うような細々したものも
(ハサミ・爪切り・文房具などなど)
きっと管理もしやすいでしょうしね。

以上2つが、散らかりやすいリビングダイニングキッチンを
スッキリ保ちやすくするアイデアですが、
これに加えてキッチン前のカウンターに
なにも置けないようにすれば
さらにスッキリさせやすくなると思います。

キッチンの手元を隠すためにつくるカウンターを
ものが置けるようにつくってしまうと、
そこはちょうどものが置きやすい高さで仕上げることになるため
自然といろんなものを置いてしまう可能性が高いし、
そうなるとキッチン周辺がゴチャゴチャしてしまいますからね。
キッチンの背面同様にキッチンカウンターの上は
リビングやダイニングから一番よく見える場所ですからね。

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✔️スッキリとしたおさまりにする

続いて、お伝えさせていただくのが
埃が溜まりにくい仕組みについて。
これに関しては埃が溜まる場所を減らすことですが、
そのためにやっていることが
スッキリとしたおさまりにすることです。

例えば、室内ドア。
一般的ドアは2mの高さのものを使いますが、
そうなるとドア枠が必要となりその上に埃が溜まります。
他方、天井までのドアを使えば
ドア枠の上に埃が溜まる心配がありません。

例えば、窓。
一般的に窓には窓枠設置しガラスも透明のものを使用しますが、
そうなると窓枠の上に埃が溜まるし
かつそこにカーテンを設置するとなると、
カーテンやカーテンレールの上にも埃が溜まります。

他方、窓枠をなくせば埃が溜まる場所を減らせるし、
かつ、曇りガラスを使用したり窓の設置する高さを工夫すれば、
カーテンやカーテンレールを設置しなくてよくなるため、
さらに埃掃除の手間が省けます。

例えば、ニッチ(飾り棚)。
ニッチをつくればそこになにかを飾ることが出来、
空間を彩ってくれるのですが、
そこにも埃は溜まるしなにかを置いているため
掃除がしにくいという難点があるのもまた一つの事実です。
ゆえに掃除の手間を増やしたくないとしたら
つくり過ぎには要注意です。

例えば、キッチン前カウンター。
先程述べたこの棚に関しては
他の場所に比べて水や油によって埃が固まりやすいため、
その観点からしてもものが置きにくいつくりにしておいた方が
掃除の手間を減らすには大いに寄与すると考えています。

などなど。
スッキリを意識していただくことが
掃除の手間減につながることを
覚えておいていただければと思います。

この他、2階建てにすれば必ず階段が出来ますが、
この階段にも埃は溜まるし
(踏板の上だけじゃなく、幅木・手摺・手摺のブラケット)
階段は隅々まで掃除がしにくいので、
平屋にすることも埃掃除の手間を減らす隠れた秘訣だったりします。

断熱等性能等級とは?等級4・5・6の違いと地域区分・調べ方を解説|無垢人home

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1. 断熱等性能等級とは?住宅の「断熱力」を数値で示す指標

「断熱等性能等級」とは、住宅の断熱性能を国が定めた基準で評価する制度のことです。
簡単にいえば、「どれくらい外気温の影響を受けにくい家か」を示す客観的な指標です。

等級が高いほど、家の中の温度が外気の影響を受けにくく、省エネで快適に暮らすことができます。
冷暖房効率が上がり、光熱費の削減にもつながるため、これからの住宅選びでは欠かせない基準といえます。

本記事では、等級4・5・6の違いや仕様基準、地域区分による違い、さらに調べ方のポイントまでわかりやすく解説。
福島・会津地方で高断熱住宅を手がける無垢人homeが、実際の家づくりに役立つ情報をお伝えします。

2. 断熱等性能等級の基礎知識|等級4・5・6の違い

断熱等性能等級は、住宅の外皮(壁・屋根・床など)からどれだけ熱が逃げるかを示す**「UA値(外皮平均熱貫流率)」**によって評価されます。
このUA値が小さいほど、断熱性能が高いということになります。

それぞれの等級の概要は次のとおりです。

・等級4(平成28年基準)

長年、日本の住宅で標準とされてきた断熱水準。現在の「最低基準」ともいえます。

・等級5(ZEH基準・2022年新設)

 ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準の断熱性能を持つ住宅。エネルギーを自給自足できる家を目指す基準です。

・等級6(G2レベル相当)

 さらに上位の基準で、少ない冷暖房エネルギーで快適に暮らせる高断熱住宅。寒冷地でも一年中快適な室内環境を保てます。

現在はさらに上の**等級7(G3レベル相当)**の導入も検討されています。

家づくりの際は、将来的な基準の引き上げも視野に入れ、等級5以上を目指すことが理想的です。

3. 断熱等性能等級の仕様基準を理解しよう

等級の基準は、国が定める「住宅の品質確保促進法」に基づく性能表示制度によって規定されています。
主に「UA値」と「ηAC値(日射熱取得率)」という数値で評価され、
建物の形状、窓の性能、断熱材の種類や厚みなど、さまざまな要素が影響します。

たとえば、壁や屋根の断熱材を厚くしたり、樹脂サッシやLow-E複層ガラスを採用したりすることで、UA値を低く抑えることが可能です。
この基準をクリアすると、省エネ基準適合住宅として認められ、各種補助金の対象にもなります。

断熱等性能等級は、単なる「数字」ではなく、家の快適性と長寿命を左右する重要な性能指標といえるでしょう。

4. 地域によって異なる「地域区分」と等級基準

日本全国で同じ断熱性能が求められるわけではありません。
気候の違いを考慮して、日本は1〜8地域に分けられ、それぞれに必要なUA値の基準が定められています。

・地域1〜2:北海道など寒冷地。非常に高い断熱性能が求められる。

・地域3〜5:東北・北関東・北陸など。冷え込みが厳しく、断熱性能を重視する地域。

・地域6〜8:西日本や沖縄など温暖地。通風や日射遮蔽の工夫が重要。

福島県は主に3〜5地域に該当し、全国でも寒暖差が大きいエリア。
そのため、断熱性能等級6相当の高断熱住宅が特に効果を発揮します。

地域に合った断熱仕様を選ぶことが、快適で省エネな家づくりの第一歩です。

5. 断熱等性能等級の「調べ方」

「自分の家がどの地域区分にあたるのか」「どの等級を目指せばよいか」を調べる方法は次のとおりです。

1.国土交通省や省エネポータルサイトで確認

 所在地の郵便番号を入力すれば、地域区分とUA値基準を調べられます。

2.建築会社にUA値計算を依頼

 図面や仕様書をもとに、建物の外皮面積・断熱材性能などから計算してもらう方法です。

3.性能評価書を確認

 「住宅性能表示制度」や「BELS認証」などの書類で、UA値や等級を客観的に確認できます。

不明点がある場合は、高断熱住宅の実績がある工務店に相談するのが確実です。

無垢人homeでは、地域区分に応じた断熱設計を一棟ずつ丁寧に行い、性能値を明確に提示しています。

6. 等級5・6を実現するための断熱仕様とは?

高断熱住宅を実現するには、単に断熱材を厚くするだけでは不十分です。
熱の出入りを最小限にするための総合的な設計が求められます。

・高性能断熱材の採用

 セルロースファイバーや高性能グラスウールなどを適材適所に使用。

・開口部(窓・サッシ)の強化

 樹脂サッシ・Low-Eガラスを採用し、熱損失を抑制。

・気密性の高い施工

 壁と床・天井の取り合いを丁寧に施工し、隙間風を防止。

・換気計画・気流設計

 空気がこもらない設計により、断熱と快適性を両立。

無垢人homeが採用する**「ダブル断熱工法」**は、外断熱と内断熱を組み合わせた構造。

外気の影響を最小限に抑え、等級6相当の断熱環境を実現します。

7. 無垢人homeが実現する「高断熱・高性能住宅」

無垢人home(むくとホーム)は、断熱性能だけでなく、自然素材の心地よさと長く住める安心を大切にしています。

● 自然素材の家づくり

木の香りや質感を活かしながら、断熱材や内装材にも自然素材を使用。
温もりある空間と調湿効果で、快適な住環境を保ちます。

● ダブル断熱工法

外断熱+内断熱による高断熱構造で、室内温度のムラを軽減。
夏は涼しく冬は暖かい住まいを実現します。

● ブランド展開

・SIMPLE NOTE:合理的で無駄のない設計。熱ロスを最小限にし、省エネ性能を高める。

・ジョイ・コス:高断熱構造によりエネルギーロスを抑え、安定した室内環境を維持。

● 長期保証と地域密着サポート

**JIO保証+定期点検(1・3・5・10年)**で長期的な安心を確保。
会津地方の気候を熟知した地域密着型の工務店として、最適な断熱設計を提案しています。

8. 断熱等性能等級を上げるメリット・デメリット

【メリット】

・光熱費を大幅に削減できる

・一年中快適な室温を保ち、健康的な住環境を維持

・結露やカビを防ぎ、住宅の耐久性が向上

・省エネ住宅として補助金の対象になりやすい

・将来的に資産価値が高まりやすい

【デメリット】

・高性能断熱材・窓・施工により建築コストが上がる

・設計自由度がやや制限される場合がある

ただし、長期的に見れば光熱費の削減で十分に回収可能です。
「住み心地」と「経済性」を両立できるのが、高断熱住宅の大きな魅力です。

9. まとめ:断熱等性能等級を理解して、快適で省エネな家づくりを

断熱等性能等級は、家の快適性と省エネ性能を測る重要な指標です。
等級4〜6の違いを理解し、自分の地域とライフスタイルに合った性能を選ぶことが、後悔しない家づくりの第一歩となります。

無垢人homeなら、自然素材×ダブル断熱×地域密着の家づくりで、等級6相当の高性能住宅を実現。
性能だけでなく、人と環境にやさしい"本当に快適な住まい"をお届けします。

福島・会津の気候に最適化された断熱設計で、一年中快適な暮らしを叶えましょう。

【おうちづくりコラム】建ぺい率の有効利用

前回、その土地にどれくらいまで
1階部分をつくっていいのかを定めた指標である
「建ぺい率」について少し触れさせていただきましたが、
一般的な住宅地の場合、建ぺい率は60%であることが多いです。

ゆえに、そこに建てていい1階の面積は、
土地の面積が50坪である場合
30坪が上限であり、60坪である場合、
36坪が上限ということになります。

そして、そう考えると
60坪の土地である場合はもちろん、
建てる家の大きさ次第では
たとえ50坪土地だとしても
平屋を建てることが出来るということになります。

では今回は、この観点から
土地と家の関係性について考えていきたいと思いますが
先程、土地面積が60坪である場合、
そこには1階部分を最大36坪まで作ることが出来るとお伝えしましたが、
仮に建ぺい率をいっぱいまで使ったとしたら
その土地に残る余白は24坪ということになりますよね。

では、この残り24坪は一体どのように使われるのか。

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まず、家を建てるとなれば家の周囲に通路が必要となります。
水道管を埋設したり、給湯器を置いたり、
エアコンの室外機を置いたりするための余白です。
あるいは、軒があるお家だと
屋根や軒先の樋が敷地からはみ出さないように。

そして、この余白は
建てる家によって多少の誤差は出るものの
概ね10坪は必要となってきます。
ゆえ、これを差し引くと残りは14坪となるのですが、
続いて必要となるのが車を止めるためのスペースですね。

では、駐車スペースには一体どれくらい必要なのか。
これも置く車の大きさによって
必要となる奥行きが多少違ってくるものの、
概ね1台あたり4.5坪必要だと
お考えいただくといいかと思います。

4.5坪=約15㎡
15㎡=2.5m×6mという計算式です。
かなり車が止めやすいなと感じる
スーパーで引かれている白線の幅が2.5mなので、
奥行きはさることながら幅に関してもゆとりがある感じですね。

これらをまとめると
60坪という広さの土地には
1階の総面積が36坪の家を建てつつ
駐車場を3台確保することが出来るというわけですが、
そんなわけで弊社では
土地面積が60坪あるとしたら
問答無用の勢いで平屋を建てましょう
とお伝えさせていただいています。

ちなみに総面積36坪の家を分解すると、
玄関ポーチ(外玄関)面積を1坪と仮定した場合、
中庭面積が3坪(=6帖)だとしたら
延床面積は32坪が上限、
中庭面積が5坪(=10帖)だとしたら
延床面積は30坪が上限、
ということになるので、
階段もなく廊下も極限まで減らすことが出来、
かつ余分な部屋もつくる必要がない平屋だと
かなりゆったりしたサイズ感で建てられるという感じですね。

ま、細かく言うと
屋根がない中庭は建ぺい率に参入されないので、
正式には上限いっぱいまで使ってはないんですけどね。

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✔️50坪の場合どうなるのか?

では、50坪の場合一体どんな感じになるでしょうか。
この場合、建てていい1階総面積の上限は30坪になるため、
敷地の残りは20坪となります。
そして、そこから家の周囲余白10坪を差し引くと
残りが10坪となるので、
ここに停められる車は2台ということになります。

ゆえ、車を3台停めたいとお考えの方は
建てる家を3.5坪〜4坪ほど
小さくしていただかなくてはいけません。
総面積26坪〜26.5坪ですね。

では、仮に先程同様に
玄関ポーチ(外玄関)面積を1坪、
中庭面積を3坪(=6帖)と仮定してみると
確保することが出来る床面積は
22〜22.5坪ということになりますね。

となると、
3人家族であるなら平屋を建てることは出来ますが、
大抵の場合、2階部分をつくらざるを得なくなる
といった感じではないでしょうか。

車が2台でいいなら
26坪前後床面積をとることが出来るので
全然、平屋を建てることが出来るんですけどね。

いかがでしたか?
50坪、60坪という広さがどれくらいの広さなのか
少しイメージしていただけたでしょうか。

というわけで、
これから土地探しをされる方は
ぜひ参考にしていただければと思います。
それでは、、、

(追伸)
外にも庭がつくりたいとお考えの方は、
もっと土地を広くするか、
あるいはもっと家の面積を小さくしないといけないので、
それも加味しつつ
自分にとって必要な土地面積を算出してみてください。

【おうちづくりコラム】土地に答えを求めない

その土地にどれくらいまで
1階部分をつくっていいのかを定めた指標のことを
「建ぺい率」と言いますが、
個人的にはギリギリまで
「建ぺい率」を使った方がいいと考えています。

理由は、敷地に余白を残せばその分
外構工事の施工面積が増えることになり
外構工事費用が嵩むと同時に、
庭の維持管理の手間も増えてしまうから、
そして、出来るだけ1階に部屋や収納を集約した方が
老後はもちろんのこと、子育て期間中も
圧倒的に家が使いやすいからです。

洗濯動線にしても、
上下移動があるお家よりも水平移動だけで済むお家の方が
圧倒的に負担が減るのは間違いないし、
片付けや掃除にしても、
上下に収納場所が分かれているより
同じフロアに収納場所がかたまっている方が
圧倒的に負担が減るのも間違いありませんからね。

そんなわけで、
弊社ではギリギリのところまで「建ぺい率」を使うことで
1階部分をなるだけ大きくする(=広くつくる)
ようにしているのですが、とはいえこの選択は
当たり前に縛られていては到底実現することが出来ません。

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✔️家づくりの邪魔をする常識とは

家を建てる誰もが「南向き=価値がある」と考えますが、
これは見方によって正解になることもあれば、
逆に不正解になることもあります。

正解であるケースは
いつかその家(と土地)を売却しようとお考えの場合。
「南向き=価値がある」ということは
高い価格で売れる可能性が高いし、
かつ、売り(れ)やすいからです。

要は、資産価値が高い上落ちにくくもあるので、
将来売却を考えている方にとっては
ベストな土地であるということですね。

他方、不正解の場合は
ずっとそこで暮らし続けようとお考えの場合です。

南向きの土地を買ってしまうと、
部屋も全て南向きでつくらねばと考えてしまうと同時に、
南に大きな窓を設置せねばと考えてしまい、
これらが結果的にコストの増加と
使いにくさと耐震性の劣化を引き起こすことになるからです。

コストの増加は、
プライバシーを担保するために
カーテンや目隠しなどに余分なコストがかかってしまうから、
防犯性を担保するために
シャッターや塀、門などに余分なコストがかかってしまうから、
日当たりを担保するために2階建ての家を建てることになり
結果、外構工事面積が増加するから、
そして、そもそも土地代自体が最も割高であるから。

使いにくくなるのは、
南向きの部屋にこだわると2階建てありきの設計となるため、
生活が上下に分断され洗濯動線や片付けが複雑になるし、
掃除の負担も確実に増えるから。

耐震性の劣化に関しては、
耐震等級3の取得に必要な壁量は辻褄合わせで確保出来たとしても、
耐震において最も重要な壁量バランスが南と北で大きく崩れるから、
かつ、上下の壁量バランスも確実に悪くなるからですね。

大空間を必要とする1階は壁量が少なくなるのに対し、
2階は細かく部屋を仕切るため
どうしても壁量が多くなってしまいますからね。

そんなわけで、
ずっとそこで暮らし続けようとお考えの方には、
この「南向き信者」から卒業していただきたいと
考えている次第です。

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✔️日当たりの担保は設計で実現する

間取りを考える際、
直射光じゃなければ明るい家をつくれないと
多くの方が勘違いされていますが、
安定した明るさを担保するために必要な光は
直射光ではなく天空光であるため、
この2つの光を使い分けることが
設計では非常に重要になります。

天空光とは、
大気中の塵や水蒸気によって反射、拡散する光のことで、
直射光のように天候に左右されることなく
室内に光を届けてくれるのはこの天空光です。

ゆえ、まずは天空光でいい部屋と
直射光を取り入れたい部屋を区別しておいてください。

これを理解していただければ
これまで「平屋は無理だ」と諦めていた土地でも
平屋を建てることが出来るようになる
可能性が格段にアップします。
そして、平屋にすることによってコストが抑えられ、
使いやすさも向上し、耐震に不安を抱える必要もなくなります。

日当たりや明るさ、そして暮らしやすさは
土地によって決まるのではなく設計によって決まる。
それぐらい設計は大事である。
これを覚えておいてください!

ZEH住宅とは?補助金・デメリット・太陽光なしの省エネ住宅を無垢人homeが解説【福島対応】

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1. ZEH住宅とは?今注目される「省エネ住宅」の新基準

「ZEH(ゼッチ)」とは、"Net Zero Energy House"の略称で、
使うエネルギーよりも創るエネルギーを多くする家=エネルギー収支をゼロに近づける住宅を指します。

エネルギー価格の高騰や脱炭素化への関心が高まる中で、国もZEHの普及を強く推進しています。
特に、断熱・省エネ・創エネの3要素を組み合わせることで、快適かつ光熱費のかからない暮らしを実現できる点が大きな魅力です。

本記事では、「ZEHとは?」という基本から、補助金制度・長期優良住宅・住宅ローン控除・デメリット・太陽光なしのケースまで、福島・会津の家づくりを行う「無垢人home」がわかりやすく解説します。

2. ZEH住宅の仕組みと特徴

ZEH住宅の仕組みは大きく分けて3つの要素で成り立っています。

1.省エネ:高断熱・高気密で冷暖房効率を高め、エネルギー消費を減らす。

2.創エネ:太陽光発電などでエネルギーを自ら創り出す。

3.断熱性能の強化:外気の影響を最小限にして室内の温度を一定に保つ。

これらを組み合わせることで、家庭全体のエネルギー収支をゼロに近づけるのがZEHの基本思想です。

無垢人homeでは、外断熱と内断熱を組み合わせた「ダブル断熱工法」を採用。
この高断熱構造がZEHの省エネ性能と非常に相性がよく、福島のような寒暖差の大きい地域でも快適な住環境を維持できます。

3. ZEH住宅のメリット

● 光熱費を大幅に削減

高断熱・高気密+太陽光発電により、冷暖房や給湯に使うエネルギーを抑えられます。
長期的には、光熱費の削減効果が建築コストの差額を上回るケースも少なくありません。

● 一年中快適な室内環境

断熱性能が高いため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。
外気温の影響を受けにくいことで、ヒートショックの予防にもつながります。

● 補助金・助成金で初期費用を軽減

ZEH住宅は、国や自治体の補助金制度の対象になることが多く、建築コストの負担を軽減できます。

● 資産価値の維持・住宅の長寿命化

断熱・気密性能の高い住宅は劣化しにくく、快適性が長く続きます。
省エネ基準を満たすことで将来的な住宅評価(資産価値)も高くなります。

4. ZEH住宅のデメリットと注意点

どんな住宅にもメリットと同時に注意点があります。
ZEHを検討する際は、以下の点を理解しておくことが大切です。

● 初期コストがやや高い

高性能断熱材や高効率設備、太陽光発電などを導入するため、建築コストが上がりやすい傾向があります。
ただし、補助金や光熱費削減を考慮すれば、長期的には十分回収可能です。

● 設備のメンテナンス費用

太陽光発電や蓄電池は定期的な点検が必要です。
無垢人homeでは、**JIO保証と定期点検(1・3・5・10年)**で長期的な維持管理をサポートしています。

● 立地による発電効率の差

屋根の方角・勾配・周囲の建物によって発電量が変わるため、設計段階でのシミュレーションが重要です。

無垢人homeでは、構造・断熱・自然素材の3軸を最適化し、初期費用と性能のバランスを両立する住宅設計を行っています。

5. ZEH住宅と長期優良住宅・住宅ローン控除の関係

ZEHと長期優良住宅は、どちらも**「省エネ・長寿命・快適」**というテーマを共有しています。

長期優良住宅に認定されると、

・住宅ローン控除の上限額拡大

・固定資産税の軽減

・地震保険料の割引

といった税制優遇を受けられます。

一方でZEHは「省エネ性能」に特化しており、両方の認定を同時に取得することも可能です。
設計段階からZEH基準を意識すれば、長期優良住宅の取得もスムーズになります。

無垢人homeでは、認定取得の流れや書類準備もサポートしており、補助金・税制優遇を最大限活用できる家づくりを提案しています。

6. 補助金・助成金でZEH住宅を賢く建てる

国のZEH支援事業(環境省・経済産業省)では、年間を通じて公募が行われています。
対象となるのは、ZEH基準を満たし、登録事業者によって施工された住宅です。

補助金の目安は、1棟あたり55万円〜100万円程度(※年度・条件により変動)。
さらに、福島県や市町村でも独自の補助制度が設けられるケースがあります。

無垢人homeはZEHビルダー登録事業者として、
高断熱・高気密住宅で補助金対象基準に対応可能
手続きや申請方法も丁寧にサポートし、補助制度を活用した賢い家づくりを実現しています。

7. 「太陽光なし」でもZEHは可能?

「太陽光を設置しないとZEHにならないのでは?」という疑問をよく聞きます。
実は、太陽光なしでも「Nearly ZEH(ニアリーゼッチ)」として認められるケースがあります。

太陽光による創エネを導入しなくても、断熱・気密・省エネ設備を高めることでエネルギー消費を大幅に削減できれば、ZEHに準じた性能評価を得られます。

無垢人homeのダブル断熱+自然素材の家は、太陽光がなくても高い省エネ性能を発揮。
さらに、将来的に太陽光を後付けできるよう、柔軟な設計対応も行っています。

8. 無垢人homeが考える「ZEHと暮らしの本質」

無垢人home(むくとホーム)は、福島・会津地方を中心に
「自然素材×高断熱×地域密着」の家づくりを行っています。

● 自然素材の家づくり

木の香りと質感を活かした無垢材や自然塗料を使用。
断熱材も人と環境にやさしい素材を採用しています。

● ダブル断熱で支える高性能住宅

外断熱+内断熱の「ダブル断熱」で、外気の影響を最小限に。
ZEH基準を満たす省エネ性能と、自然素材の心地よさを両立します。

● ブランド展開

・SIMPLE NOTE:無駄を省いたミニマル設計で、省エネ効率を最大化。

・ジョイ・コス:高断熱構造によりエネルギーロスを抑え、快適性を長期維持。

● 地域密着とアフターサポート

福島の気候特性を熟知した設計提案に加え、
**JIO保証+定期点検(1・3・5・10年)**で性能を長く維持します。

9. まとめ:ZEH住宅は「省エネ×快適×安心」を実現する家

ZEH住宅は、光熱費の削減・快適な住環境・環境配慮を同時に叶える次世代の住まいです。
補助金や税制優遇を活用すれば、初期費用を抑えて建てることも可能。

太陽光がなくても、高断熱・高気密住宅で十分に省エネ効果を発揮できます。
無垢人homeなら、自然素材とダブル断熱による**「人にも環境にもやさしいZEH住宅」**を実現。

福島・会津の気候に合わせた快適で持続可能な家づくりで、
"光熱費に悩まない、心地よい暮らし"をあなたの手に届けます。

【おうちづくりコラム】省エネ≠光熱費削減

原発の稼働停止状態に加え
原材料費高騰の影響によって電気料金が高騰していっていますが、
化石燃料の使用を撤廃しようとする脱炭素の動きが無くならない限り
電気料金単価が落ち着くのは難しいのではないでしょうか。

原発はもちろん、
原発に次いで電気の製造コストが安い火力発電も縮小傾向になり、
その代わり電気製造コストがかなり割高な
風力発電、水力発電、バイオマスなどの再生可能エネルギーが
今後の電気製造の主役になっていく可能性が高いですしね。

そんなわけで電力の消費を最小限に抑えるために
省エネに優れた住宅にするのが当たり前になってきたし、
そのダメ押しとして省エネ住宅じゃないと
住宅ローン減税を受けられなくなったため、
恩恵の大きい住宅ローン減税を受けるために
否応なく省エネ住宅を建てなくてはいけなくなりました。

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✔️省エネ住宅にするだけで光熱費は削減出来るのか?

とはいえ、ここで疑問になるのが
省エネ住宅にすればそれだけで光熱費を削減出来るのか?
ということです。

確かに、断熱の強化によって
冷暖房による電力消費を最小限に抑えることが出来るし、
それに加えて冷暖房設備自体の性能も上がっていることから
そこに関しては光熱費削減が期待出来るのは事実です。

しかし、国が公表しているデータによると
家庭における電力消費の中で冷暖房が占める割合は
年間を通してわずか28%しかないため、
仮にその消費量が30%抑えられたとしても
全体の7.4%ほどの削減に止まってしまいます。

数字に直してみると、
仮に年間約20万円光熱費がかかるとしたら
省エネ性能アップによる削減費用は
年間で約14,800円だということですね。

✔️光熱費の盲点

ほとんどの人が
光熱費の7割〜8割ほどを冷暖房が占めていると
思い込んでしまっていると思いますが、
実際のところはそうじゃなく
1年中稼働する給湯器が冷暖房と同じ28%を占め、
それ以外全てを冷蔵庫や照明といった家電製品が占めています。

そして、これまた1年中稼働する冷蔵庫が
最も電力を消費すると言われていて
古くなった冷蔵庫となれば
なおのこと電力を消費すると言われています。

では、これらは省エネ性能をアップすれば
電力消費を削減することが出来るのか?
もちろん出来ませんよね。

断熱性能が高いから給湯器の使用量が減るわけではありません。
断熱性能が高いから冷蔵庫の電力消費が減るわけでもありません。
断熱性能が高いから照明の電力消費が減るわけでもありません。

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✔️太陽光発電の設置は不可避

冷暖房費も含め、
全ての電力消費を抑えるためには
太陽光発電の設置しか方法がありません。
あるいは何千年も昔のような生活をするか。

太陽光発電を設置すれば、
昼間の家電や給湯、そして冷暖房で消費する電気を
全て自家発電で賄うことが出来ます。

そして、高騰する昼間の電気を買わなくてよくなることで、
心置きなく電気が使えるし、
かつ、電気代抑えることが出来ます。
昼間に洗濯機・給湯器・炊飯器・食洗機・掃除機などを
タイマーで使用するように設定しておけば
なおのこと抑えられますしね。

というわけなので、
省エネは暮らしの質の向上にとっても大事なことではあるのですが、
決してそれだけで光熱費が大幅に抑えられるわけではなく
それを実現するためには太陽光発電の設置も不可避であることを
覚えておいていただければと思います。

【おうちづくりコラム】ミニマムコストで収納を充実させる方法

収納スペースを増やせば(=床面積を増やせば)
単純に収納力はアップするものの
その分コストまで増えてしまうのが手痛いところです。

現在の建築コストからすると
2帖(=1坪)分収納を増やせば、
1階部分であれば7〜80万円
2階部分だとしても5〜60万円ほど
建築コストが上がってしまいますからね。
(2階に収納を増やしても使い勝手が悪く、
増やした意味をなさない可能性が高いため
どうせなら1階に増やそうとする方がほとんどではないでしょうか?)

とはいえ、
現在の暮らしからすると収納不足は深刻な問題であり、
家を建てることによってその問題は完全に解決したい・・
そうお考えの方が多いと思うので、
今回は金銭的な負担を上げずに収納に困らない
家を建てるための知識をお伝えしていきたいと思います。

この問題における弊社からの解決策は2つ。
1つは「平屋にすること」
あるいは平屋が無理な場合「子供部屋を1階につくること」
そしてもう1つは「壁面を有効活用すること」です。

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✔️平屋にしてコストは大丈夫なのか?

平屋にすると全ての部屋と収納が1階になり、
上下移動の必要がなくなり
水平移動だけで全てが完結するため、
本来、自分の部屋に持っていって欲しい荷物が
面倒臭いからという理由で
1階に置きっ放しになるリスクがほぼゼロになります。

小さな子供たちはお母さんの近くでずっといるため、
リビングやキッチン周辺に子供たちの荷物が常に集まるし、
それらを毎日自分の部屋まで片付けに行けないですしね。

洋服に関しても2階の部屋に収納を作ったとて
自分の部屋を使うようになる思春期までは
その収納に服が片付けられることはまずないでしょうし、
思春期になったとていつも着る服をいちいち持って上がったり
持っておりたりするのは面倒なため階段に置きっ放しになったり、
いつも使うものなどはリビング付近に散乱する可能性が
圧倒的に高いでしょうしね。
(自分が子供の時そうじゃありませんでした?)

そんなわけで出来れば平屋にするか、
あるいは平屋が無理だとしても
せめて子供部屋だけは1階につくることを推奨している
というわけですね。

要は子供部屋を1階につくれば、
子供部屋の収納を持て余すことなく使えるし、
かつ、子供部屋そのものを子供たちの収納として使うことが出来、
結果、収納不足問題を解決しやすくなるというわけですね。

ただ、それは理解していただけたとしても
そもそも平屋にするということ自体が
建築コストが上がってしまうのではないか?
という疑問があると思います。

この問題に関しては、階段がなくなることに加え、
なくてもいい廊下を限りなくゼロに出来ること、
かつ余分な部屋をつくる必要がなくなること、
(全ての部屋と収納が1階にあるからです)
これらの合わせ技によって
2階建てと同等の費用もしくは、
2階建てより抑えながら建てることが出来るようになるため、
「平屋=高い」という概念は
今すぐ頭の中から消去いただければと思います。

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✔️収納力は「床」ではなく「壁」

収納を増やすために床面積を広げると
それに連動してコストが増えますが、
壁面積を増やすのは
コストが増えるどころか逆にコストが下がります。

使える壁を増やすためには
「窓」の数を減らす必要があるからです。
そして、窓が減ればその分コストが落ちると同時に、
カーテンも数も減るためさらにコストが下がるという理屈ですね。

ただ、これを実現するためには
最小限の窓だけで家全体に光を届けられるように
窓の設計をしないといけません。
いや、その前に間取りの設計をしないといけません。

しかし、基本カーテンが必要ない家にすることが出来れば、
窓1つ1つからたっぷりと光が入ってくるようになるため、
光不足に備えて窓の数を増やす必要がなくなり、
自ずと壁量が増えることにつながります。

というわけなので、
「収納はたくさん欲しい!でもコストは抑えたい・・・」という方は、
ぜひこの2つの方法を実践していただければと思います。

中庭のある注文住宅で後悔しないために|費用・間取り・デメリットと無垢人homeの工夫【福島対応】

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1. なぜ「中庭のある注文住宅」が人気なのか

近年、プライバシーを守りながら開放的に暮らせる「中庭のある家」が注目を集めています。
住宅が密集するエリアでも外からの視線を遮りつつ、光と風を室内に取り込める点が魅力です。

特に、自然光をふんだんに取り入れたい、家族がリビングで心地よく過ごせる空間にしたいと考える人に人気。
また、外とのつながりを感じられる中庭は、デザイン性だけでなく心のゆとりも生み出します。

本記事では、中庭のある注文住宅の魅力・費用・間取り・デメリット、そして会津・福島エリアの気候に合わせた家づくりのポイントを詳しく解説します。

2. 中庭のある家の魅力とは?

中庭の魅力は、「外に開きすぎず、内に開く」空間設計にあります。
リビングやダイニングの中心に中庭を設けることで、自然光が家全体に広がり、どの部屋にいても明るく開放感を感じられます。

外部の視線を遮る構造により、プライベートな庭を楽しめるのも大きな利点。
外に出かけなくても、室内にいながら自然を感じる癒しの時間を過ごすことができます。

また、中庭は家族の共有スペースとしても、一人の時間を楽しむ空間としても機能します。
植栽やウッドデッキを組み合わせれば、四季を感じる暮らしが可能です。

3. 中庭のある注文住宅の間取りアイデア

中庭住宅で多く採用されるのが「コの字型」や「ロの字型」の間取りです。
家の中心に中庭を配置することで、採光・通風のバランスが取りやすく、室内の温度や湿度が安定します。

・コの字型プラン:リビング・ダイニング・寝室をL字状に配置し、開放的でありながらプライバシーも確保。

・ロの字型プラン:完全に囲むことで、外からの視線を遮断しつつ光と風を取り入れる設計。

また、平屋との相性も抜群です。
階段がなく、すべての部屋から中庭にアクセスできるため、開放感と動線のシンプルさが両立できます。


無垢人homeのような自然素材を活かした設計なら、木のぬくもりと光が調和する穏やかな空間が生まれます。

4. 中庭住宅の費用目安とコストを抑える工夫

中庭のある家は、一般的な注文住宅に比べて外壁面積が増える分、建築費がやや高くなる傾向があります。
断熱や防水施工にかかる費用も増えるため、資金計画の段階で余裕を持って検討することが大切です。

目安として、無垢人homeの坪単価は約70〜90万円
中庭を含む延床30坪の住宅なら、建物本体価格は2,100万〜2,700万円程度が想定されます(仕様により変動)。

ただし、形状をシンプルにすることでコストを最適化できます。
たとえば、コの字型よりもロの字型にする、外構を最小限に抑えるなど、設計次第で費用を抑えながらデザイン性を保つことが可能です。

地元工務店の無垢人homeなら、性能とコストのバランスを両立した中庭住宅を提案してくれます。

5. 中庭で「後悔」しないために知っておきたいポイント

● よくある後悔・デメリット

・採光や通風を考慮しないと、想像より暗く・寒くなりやすい。

・落ち葉や排水など、メンテナンスに手間がかかることもある。

・雨天時は使いづらく、庇や屋根の設計を工夫しないと不便。

・視線の抜けや外観デザインを考えずに設計すると、外からの圧迫感が出ることも。

● 後悔しないための工夫

・断熱・気密性能を高めることで、外気の影響を抑えて快適に。

・植栽や照明、庇を組み合わせて見た目と機能を両立。

・設計段階で「何を中庭で過ごしたいか」を明確にすることが大切。

 → たとえば、「朝日を浴びながらコーヒーを飲む」「子どもが遊べるスペースにしたい」など目的を明確にすることで、失敗を防げます。

6. 会津・福島で中庭住宅を建てるときの注意点

中庭は開放的な空間だからこそ、地域の気候に合わせた設計が欠かせません。
福島や会津地方は、冬の積雪や寒暖差が大きく、断熱・気密性能をしっかり確保することが重要です。

・冬:積雪や冷気を遮るために高断熱サッシ・外壁断熱を採用

・夏:日射を遮りながら風通しを確保する庇設計や通風計画がポイント

無垢人homeでは、外断熱と内断熱を組み合わせた「ダブル断熱工法」を採用。

中庭空間の温度ムラを抑え、福島の厳しい気候でも一年中快適に過ごせる住宅を実現しています。

さらに、地域密着の工務店として、土地条件や風向きなども考慮した設計提案が可能です。

7. 無垢人homeの中庭×注文住宅

会津を拠点に家づくりを行う**無垢人home(むくとホーム)**は、自然素材と高断熱性能を融合させた家づくりが特長です。

● 自然素材の家づくり

木の香りや手触りが心地よい自然素材をふんだんに使用。
時間とともに味わいが増し、経年変化を楽しめる住まいです。

● ダブル断熱で快適な温熱環境

外断熱+内断熱の「ダブル断熱」により、外気の影響を最小限に抑制。
中庭がある住宅でも、室温のムラを感じにくい快適な環境を実現します。

● ブランド展開

・SIMPLE NOTE(シンプルノート):開放的で無駄のないデザイン。中庭を生かした"美しく暮らす家"を提案。

・ジョイ・コス:高断熱構造でエネルギー効率を最大化し、快適性を持続。

● 長く安心して暮らせるサポート体制

JIO保証+定期点検(1・3・5・10年)により、建てた後も安心。
地域密着型のサポートで、長期にわたって快適な住まいを維持できます。

8. まとめ:中庭のある注文住宅で"光と風を感じる暮らし"を

中庭のある家は、「外の開放感」と「室内の快適さ」を両立させる理想的な住まいです。
ただし、採光・通風・断熱のバランスを誤ると、後悔につながることもあります。

福島・会津エリアで中庭住宅を建てるなら、地域の気候を熟知した工務店に相談することが大切です。
無垢人homeなら、**「自然素材×高断熱×地域密着」**の家づくりで、デザインと機能の両立を実現。

四季を通じて心地よく暮らせる"光と風の家"を、一棟一棟丁寧に形にしています。

【おうちづくりコラム】隠れた費用に要注意!

土地探しをするにあたり注意すべき点の1つが、
表示されている価格だけでは土地を買うことは出来ず、
土地によりけりで様々な費用が別途でかかるということです。

例えば、不動産会社が売主である場合
仲介手数料が必要ありませんが、
そうじゃない土地である場合、
基本(土地価格×3%+6万円)×消費税
の仲介手数料が必要となります。

また、土地に水道が引き込まれていない場合、
道路から水道を引き込む費用が別途でかかると共に、
水道を管理している市町村に
水道加入金を支払わないといけません。

この他、隣地との境界費用や排水同意金といった費用が
別途で必要となってくるケースが多く、
要は土地購入に関しては、
土地代以外にかかる費用も把握することが大切で、
その上で土地購入に踏み切っていただきたいと考えています。

とまあ、これが土地探しをする上で
抑えておきたい基本なのですが、
これを知っていないと
相場に比べて安く土地が買えたのに
蓋を開けてみると安くないどころか
逆に高くついてしまったという
最悪の事態を招く恐れがあります。

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(ケース1)✔️境界工事全やり直し・・・

土地購入において最も気を付けた方がいい土地は
古い家が建っている土地です。
理由はいくつかあるのですが、
まず気を付けるべきところが境界です。

というのも、昔に建てられたブロックは
そもそも基礎がない場合も多いし、
基礎があったとしても強度的に問題がある場合もあれば、
ブロックだけじゃなく
基礎から斜めに倒れてしまっている場合も多々あり、
これらは全て基礎工事からやり直さないといけないからです。

そして、そうなると
基礎工事だけでも1mあたり15,000円前後、
それ加えて上に積むブロック費用が1mあたり9,000円前後、
必要になってきます。

仮に、やり直さないといけない境界の長さが30mあるとして、
隣地の方が費用的に協力してくれず
仕方なく自分の敷地内で収まるように境界工事をするとしたら、
基礎工事だけで45万円、
ブロックまで積むとしたらさらに27万円、
これにブロックの解体費用に10万円、
合計で82万円も余分な工事が必要になってくるという感じです。
(土地が大きく距離が2倍になれば単純に工事代も2倍になります)

(ケース2)✔️水道のやり直し・・・

続いて気を付けるべきところが水道の状況です。
元々家が建っていたからといって
必ず水道が引き込まれているかというとそうではないし、
仮に引き込まれていても水道管が細く
水圧に問題がある場合がほとんどだからです。

ゆえ、この調査も購入する前にしていただき、
その費用も予算計上しておいてください。
引き込み直しとなればそれだけで3〜40万円ぐらいかかるし、
それに加えて水道加入金が必要となってきますからね。

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(ケース3)✔️予期せぬ解体費用が・・・

そしてもう1つ気をつけておいた方がいいことが
解体工事です。

解体更地渡しという条件であれば
別段問題が生じることはありませんが、
現況渡しという契約条件である場合、
こちら側で解体工事をしなければいけません。

そしてこの場合、
家だけじゃなく境界ブロックも解体しないといけない、
鬱蒼と生い茂った草木を除去しないといけない、
家の中に残った家財道具を撤去しないといけない、
などの費用がかかってしまうことで、
思っていたより解体費用が嵩むことがあります。

また、鉄筋コンクリートや鉄骨の場合、
アスベストが材料に混入されているということが
後から発覚することもあるかもしれません。
そして、そうなるとその除去費用に
とんでもない費用がかかってしまいます。

ゆえに、古い家がある土地を購入する場合に至っては、
これらを調査しこれらの費用も計上した上で
購入をご検討いただければと思います。

結果、全然割安じゃなかった・・・
むしろ割高で買ってしまった・・・
なんてことも珍しい話ではないので。

【おうちづくりコラム】カーテンがいらない利点

カーテンありきで間取りをつくると
カーテン代が余分にかかると同時に
予定していた採光が取れないことから
いざ暮らし出してみると
思っていたよりも家の中が薄暗くなります。

またカーテンを開けることが出来ない家は
採光の確保だけじゃなく
通風の確保も難しくなってしまうし、
カーテンやレールがあることによって
掃除にも一手間を要することになります。
窓が多くなれば窓の掃除箇所も増えるだけですしね。
(戸締りの心配も!)

そんなわけで弊社では、
「コストカット」「採光・通風の安定」
「掃除の手間カット」が実現出来るよう
カーテンありきで間取りをつくらないようにしているのですが、
その最大の利点は実は意外なところに潜んでいます。

では、その利点とは何か?
それは"カーテンありきで間取りをつくらない"
"=窓を最小限にすることが出来る"から生まれる利点です。

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✔️より高い耐震性を実現

窓の数が増えれば、その分耐震性を有する壁の量が減り、
窓の数が減れば、その分耐震性を有する壁の数が増えるため、
結果的により耐震性が高い住まいが出来上がります。

これに加えて、
平屋を基本としつつ「中庭」から採光を確保し
外周部につくる窓を最小化することで、
外周面の壁量の十分な確保と
バランスのいい壁量配置が自然と出来るようになるので、
更なる高い耐震性を実現出来ます。

✔️より良い快適性を実現

窓(サッシ・ガラス)の性能はここ数年でも著しく進歩したため
昔の家に比べると窓からの熱損失は小さくなったものの、
それでも断熱材が施工された壁に比べると
熱損失が大きいのは紛れもない事実です。

ゆえ、窓の数を減らすことは
必然的により高い室内の快適性確保に寄与します。

これに加えて空気の循環を妨げる原因となる
「廊下」や「階段」をなくすことが出来れば、
さらに冷暖房効果が高まり
更なる高い快適性をもたらしてくれます。

かつ、床面積の減少にも繋がり
その分、建築費を圧縮することが出来るし、
そこに必要となる「窓」や「ドア」もなくすことが出来るため
更なる建築費の圧縮につながります。

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✔️部屋と収納が使いやすくなる

おそらく「言われてみると確かに」
と思っていただけると思いますが、
窓を最小化すると壁の量が増えるので、
結果、部屋が使いやすくなるし
収納もより多くつくることが出来ます。

部屋の使いやすさに関しては、
窓が多かったり大きいと家具の配置が限定されてしまうし、
欲しい場所にコンセントがつくりにくくなったりするのに対し、
窓の数やサイズを最小化すればそのストレスが緩和されるからです。

収納に関しても使える壁の量が増えると
その分収納がたくさんつくれるようになるのですが、
これも意外と知られていない事実です。
多くの方が「収納の多さ=床面積の多さ」だと
思い込んでしまっていますからね。

そんなわけで壁量を増やすことによって
コストをアップさせることなく
より多く収納がつくれるようにしているというわけです。

いかがでしたでしょうか?
これら冒頭にお伝えした利点に加えて
カーテンありきで間取りを考えないことによって
享受出来る大きな利点なので、
これから家を建てる方は参考にしていただけたらと思います。

平屋一人暮らしの魅力とは?女性・男性・シニア別の暮らし方とメリット・デメリット|無垢人home

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1. 一人暮らしで「平屋」を選ぶ人が増えている理由

近年、ライフスタイルの多様化により「平屋で一人暮らし」を選ぶ人が増えています。
家族の人数に関係なく、自分にちょうどいいサイズの住まいを求める傾向が強まっており、シンプルで管理がしやすい家として平屋が再注目されています。

ワンフロアで完結する動線は、家事の手間を減らし、毎日の生活をスムーズにします。
また、断熱性や省エネ性能が高い住宅が増え、コンパクトでも快適な住環境を実現できるようになったことも人気の理由です。


本記事では、平屋一人暮らしの特徴や男女別・年代別の暮らし方、メリット・デメリット、そして無垢人homeの平屋づくりの魅力を紹介します。

2. 平屋一人暮らしの魅力とは?

平屋の魅力はなんといっても「ワンフロアで完結する暮らしやすさ」です。
階段がないため移動がスムーズで、掃除や家事の負担も少なくなります。
キッチン・洗面・寝室がコンパクトにまとまることで、生活動線が短く効率的です。

将来的にも段差が少ないバリアフリー設計がしやすく、長く安心して暮らせる家としてシニア層にも人気があります。


また、無垢人homeのように自然素材を使った平屋であれば、木の香りやぬくもりに包まれた穏やかな時間を過ごすことができます。
一人の時間を大切にしたい方にとって、心も身体もリラックスできる住まいといえるでしょう。

3. 【男女別】平屋一人暮らしの理想の暮らし方

● 女性の平屋暮らし

女性の一人暮らしでは、「可愛らしさ」と「機能性」を両立したデザインが人気です。
コンパクトでもおしゃれに暮らせるよう、明るい色味の内装や自然光を取り入れた間取りが好まれます。
家事動線を短くしたり、収納を工夫したりすることで、片付けやすく居心地のよい空間が実現します。

また、リビングと寝室をゆるやかに分けることで、プライベート感を保ちながら開放的な雰囲気を演出することも可能です。
無垢材を使用した床や造作家具は、温もりを感じられる空間づくりにぴったりです。

● 男性の平屋暮らし

男性の場合は、趣味や仕事を中心にした「自分の空間を楽しむ家づくり」が魅力です。
ガレージを備えたり、書斎やワークスペースを設けたりと、自分時間を充実させる設計が人気。
掃除やメンテナンスがしやすく、管理の手間が少ないのも平屋のメリットです。

無垢材の質感や落ち着いた色合いを取り入れることで、シンプルながらも重厚感のある雰囲気を楽しむことができます。

4. シニア・老後の一人暮らしにも平屋が人気の理由

平屋は、シニアや老後の一人暮らしにも理想的な住まいです。
段差が少なく、移動しやすいバリアフリー設計にしやすいため、将来的にも安心して暮らせる点が大きな魅力です。

また、広すぎない間取りは冷暖房の効率が良く、光熱費を抑えやすいという利点もあります。
断熱性・気密性の高い住まいであれば、冬でも暖かく、夏は涼しく快適に過ごせます。
さらに、無垢人homeが得意とする自然素材の家は、湿度を調整しながら快適な空気環境を保ち、健康的な暮らしを支えます。

5. 平屋一人暮らしのメリットとデメリット

● メリット

・階段がなく、移動や掃除が楽。

・光熱費・メンテナンス費を抑えやすい。

・動線が短く、生活がコンパクトで効率的。

・自然素材やデザイン性を取り入れた平屋なら、心地よく暮らせる。

・無垢人homeの「SIMPLE NOTE」シリーズのように、デザイン性と機能性を両立した平屋も可能。

● デメリット

・基礎や屋根の面積が広くなるため、建築コストがやや高い。

・窓の位置や配置を工夫しないと、プライバシーが確保しにくい場合がある。

一定の土地面積が必要になるため、敷地条件に注意が必要。

とはいえ、これらのデメリットも設計の工夫次第で十分に解消可能です。
信頼できる工務店と相談しながら、自分のライフスタイルに合ったプランを選びましょう。

6. 平屋一人暮らしの費用感・広さの目安

一人暮らしの平屋住宅では、延床20〜25坪前後が目安となります。
間取りとしては、1LDK〜2LDK程度が多く、広すぎず狭すぎないバランスの取れたサイズです。

無垢人homeの坪単価はおおよそ70〜90万円台
たとえば25坪の平屋であれば、建物本体価格は約1,750万〜2,250万円ほどが想定されます(設備や仕様により変動あり)。
さらに、高断熱・高気密仕様を標準採用しているため、冷暖房コストの削減やメンテナンス費用の抑制にもつながります。

長期的な視点で見れば、光熱費の安定と住まいの耐久性を両立できるため、コストパフォーマンスにも優れています。

7. 無垢人homeの平屋づくりの特徴

無垢人homeでは、会津地方の気候に合わせた**「自然素材×高性能」**な平屋づくりを行っています。

● 自然素材の家づくり

木の香りや質感を活かした空間設計で、暮らしに温もりと安らぎを。
調湿性にも優れ、四季を通して快適な住環境を保ちます。

● ダブル断熱工法

外断熱と内断熱を組み合わせた「ダブル断熱」により、冬の寒さや夏の暑さをしっかり防ぎ、一年中快適な室温をキープします。

● ブランド展開

・SIMPLE NOTE:無駄を省いたデザインと機能性を両立し、シンプルで上質な平屋を実現。

・ジョイ・コス:高断熱性能を標準化し、エネルギーロスを最小限に抑える仕組み。

● 安心のサポート体制

JIO保証+定期点検(1・3・5・10年)により、建てた後も長く安心して暮らせます。
地域密着の工務店として、会津地方の気候特性を熟知した設計提案を行っています。

8. まとめ:平屋一人暮らしで叶える"快適で心地よい暮らし"

平屋は、女性・男性・シニアそれぞれにとって「ちょうどいい暮らし方」を叶えてくれる住まいです。
ワンフロアでの生活は無駄がなく、安心感と快適さを両立できます。

メリットとデメリットを理解し、自分のライフスタイルに合った間取りを選ぶことが、後悔しない家づくりの第一歩。
自然素材と高断熱性能を兼ね備えた無垢人homeの平屋なら、一人でも豊かに暮らせる心地よい住まいが実現します。

「自分らしい一人暮らし」を、平屋というかたちで叶えてみませんか。

【おうちづくりコラム】住宅ローン 選びと リスク対策

マイナス金利が解除された上、
インフレが慢性化しつつある現在は
更なる金利上昇の可能性がかなり高まってきていますが、
この状況の中あなたは変動と固定
どちらを選んだ方がいいとお考えでしょうか?

現時点では、変動金利の場合0.7%前後、
固定金利の場合1.8%前後と
その差が1.1%もありますからね。

では、家づくりの総額を4000万円、
40年返済で全額借入れをすると仮定し比較した上で、
固定を選びたいとお考えの方はどうすればいいか?
そして、変動を選びたいとお考えの方はどうすればいいか?
についてお伝えしていきたいと思います。

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✔️固定を選びたい方

少々金利が高くても
ずっと変わらない安心感を得たい方は
固定金利を選びたいとお考えだと思います。

この場合、返済額は116,962円となるため
おそらく現在の家賃より大きく負担が
上がるのは間違いないと思います。

そして、これに加えて
賃貸の時にはいらなかった税金が必要になるし、
火災保険料も高くなるためさらに負担は上がります。

ゆえに、学資・医療を含めた
生命保険の見直しをしていただきつつ、
車にかける費用も最低限に抑えていただければと思います。

もちろん、出来れば
家づくりの予算を少しでも落とすのが
理想的であることは言うまでもありませんよね。
4000万円の予算を3700万円にするという風に。

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✔️変動を選びたい方

同条件で変動金利を選ぶ場合、
返済額は95,567円と
先程の固定に比べて21,395円も減少します。

ゆえに、固定を選ぶ場合より
幾分ゆとりは出来ることになるわけですが、
変動金利の場合、
金利が途中で変わるリスクがあるため
そうなった時の返済負担に備えて
浮いた分は丸々貯蓄に回すようにしてください。

もちろん、固定金利を選ぶ方同様に
学資・医療を含めた生命保険も見直しつつ、
車にかける費用も最低限に抑えていただきながら。

変動金利は半年ごとに金利が見直されるものの
5年間は返済額が変わらないというルールと
5年後の返済額見直しの時点でも
125%以上にはならないというルールが存在するので
たちどころに家計が厳しくなることはありません。

しかし、金利が上がれば元本の減りが遅くなり、
かつ未払い利息が積み上がっていくことになるので
生涯ローンに苦しめられる可能性が格段に高まります。

ゆえに、そのリスクヘッジのためにも
とにかく繰上げ返済資金を貯めていく
という意識を持つことがなにより大切だと思います。

以上、これから家を建てる方は
参考にしていただければと思います。

【おうちづくりコラム】ローンの 有無と ローンの取扱い

建築費の上昇に伴って
家づくりにかける予算を上げざるを得なくなったため、
現在は夫婦で収入合算をし
住宅ローンの借り入れをすることが
ごく一般的になりつつありますが、
そうなればご夫婦そろって
信用情報が必要となってくるため、
家づくりに動き出す前にお互いの収入はもちろん
抱えているローンの返済状況を把握しておかないといけません。

現在は、携帯電話の機種代金が
基本分割払いになっているため、
誰もがローンを抱えた状態で暮らしているのですが、
住宅ローンの審査で重要なのは、
ローンを抱えていることではなく
そのローンをキッチリ返済しているかだからです。

要は金額の大小にかかわらず
忘れることなく、遅れることなく、踏み倒すことなく、
真面目に支払っているかどうかを
銀行は審査で見るというわけですね。

ゆえに、まずはこの点からおさえていただければと思います。
(なんとなく心当たりがある場合は
ご自身でC.I.CとJ.I.C.Cにアクセスし
自分の信用情報を取得していただければ、
ローンが借りられるかどうかが分かります)

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では、返済履歴に決定的な傷がなく
住宅ローンが借りられるとして、
借入額はどのように決まるのかについて
続いてお伝えしていきたいと思います。

例えば、フラット35という
住宅金融支援機が取り扱っている全期間固定型住宅ローンの場合、
借入額の目処を算出するのに、
税込年収が400万円未満なのかそれ以上なのかで違ってきます。

400万円未満の場合、
年収の30%が年間支払限度額になるのに対し、
400万円以上となると
年収の35%が年間支払限度額になるため、
399万円と400万円で比べてみると
年間で20.3万円(月額だと1.7万円)も
返済可能だとみなされる額が違ってくるという感じですね。

そして、これを35年返済にて
現在のフラット35の金利(1.82%)で逆算してみると、
借入限度額は年収399万円の場合3097万円、
年収400万円の場合3622万円と
525万円も違ってくるということになります。

ゆえ、フラット35においては
年収が400万円以上か未満かで
ずいぶんと条件が違ってくるということを覚えておいてください。

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✔️返済中のローンがある場合

続いて返済中のローンがある場合、
これはどのようにみなされるのかについて
お伝えしていきたいと思います。

この返済中のローンに関しては、
住宅ローンを借りる上で完済するとしたら
ローンがないものとしてみなされますが、
完済せずこれまで通り払っていくとしたら
その返済額が毎月の返済可能額から
差し引かれることになります。

仮に、年収が400万円だとしたら
毎月の返済可能額はフラット35の場合だと
400万円×35%÷12ヶ月=11.66万円となるのですが、
返済中のローンが3.66万円ありそれを完済しないとしたら、
返済可能額は8万円に減ってしまうというわけですね。
(11.66万円-3.66万円=8万円)

そして、そこから逆算して金額が借入可能額となります。
35年返済、金利1.82%だと2483万円ということですね。

ゆえ、ローンがある場合は、
それを完済するかどうかも
あらかじめ考えておいていただく方が
スムーズに進んでいくかと思います。

先程の場合、借りたい金額が3500万円だとしたら
全て完済しないと満額借りることが出来ませんからね。

あるいは手元にある資金では
どうしても完済出来ないのだとしたら、
奥さんにも名義に入ってもらって
収入合算して住宅ローンを借りるという手段を使うか、です。

家づくりの予算が上がってしまった現在、
このローン対策は割と多くの方についてまわる問題だと思うので、
スムーズに家づくりをしていただけるよう
あらかじめ夫婦で腹を割って
金銭面の話し合いをしておいていただければと思います。

高気密高断熱住宅とは?メリット・デメリット・エアコンの使い方と後悔しない家づくり|無垢人home

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1. なぜ今「高気密高断熱住宅」が注目されているのか

近年、光熱費の高騰や気候変動の影響により、住宅の「断熱性能」や「省エネ性」に注目が集まっています。
とくに福島のように冬の寒さと夏の暑さの差が大きい地域では、外気の影響を受けにくい「高気密高断熱住宅」が人気です。

高気密高断熱の家は、少ないエネルギーで一年中快適に過ごせる点が魅力。


この記事では、その仕組みやメリット・デメリット、エアコンとの関係、後悔しないためのポイントを詳しく解説します。

2. 高気密高断熱住宅とは?基本の考え方を解説

まず、「高気密」と「高断熱」は似ているようで異なる概念です。

●高気密:家のすき間をできる限り少なくし、外気の侵入を防ぐこと。

●高断熱:壁や屋根、床などに断熱材を入れて、室内の熱を外に逃がさないこと。

この2つを両立することで、外気温に左右されない快適な室温を保てるようになります。


性能を数値で表す指標としては、断熱性能を示す「UA値」、気密性能を示す「C値」があります。

数値が小さいほど高性能であり、住宅の品質を判断する重要な基準です。

福島のように寒暖差が大きい地域では、これらの性能が住宅の快適性と光熱費に直結します。

3. 高気密高断熱住宅のメリット

高気密高断熱住宅の最大の利点は、快適さと省エネの両立です。

● 冬暖かく、夏涼しい快適性

外気の影響を受けにくく、室内の温度が一定に保たれるため、どの部屋でも快適に過ごせます。
ヒートショック(急な温度変化による健康被害)のリスクも軽減します。

● 光熱費の削減

冷暖房の効率が良くなり、少ないエネルギーで室温を維持できるため、電気代を抑えられます。
長期的には家計にも優しい設計です。

● 住宅の耐久性向上

外気や湿気の侵入を防ぐことで、構造材の劣化を抑え、住宅寿命を延ばす効果もあります。
結露の発生が減るため、カビやダニの発生リスクも低下します。

4. 一方で知っておきたいデメリット・注意点

高気密高断熱住宅にも注意すべき点があります。
特に「デメリット」を理解せずに建てると、後悔につながるケースもあります。

● コストがやや高くなる

断熱材のグレードや施工精度を上げる必要があるため、初期費用は一般住宅より高くなる傾向にあります。
ただし、光熱費の削減で長期的には十分に回収できる投資といえます。

● 換気計画が重要

気密性が高い分、計画的な換気システムが必須です。
適切に設計されていないと、結露や空気のこもりが発生しやすくなります。

● 施工品質の差が出やすい

同じ断熱材を使っても、施工精度が低ければ性能を発揮できません。
信頼できる工務店を選ぶことが、高気密高断熱住宅成功のカギです。

5. エアコンと高気密高断熱住宅の関係

高気密高断熱の家では、少ない台数のエアコンで家中を快適に保つことが可能です。

● 小容量エアコンで効率運転

気密性が高いため、冷暖房効率が非常に良く、小型のエアコンでも室内全体を快適に保てます。
エアコンの稼働時間が短く、電気代も大幅に削減できます。

● 設置位置と風の流れがポイント

リビングや吹き抜け部分に設置して、気流の循環を工夫することで、冷暖房ムラを防止。
間取り設計とエアコン計画を一体的に考えることが重要です。

● 一般住宅との違い

一般的な住宅では部屋ごとに冷暖房が必要ですが、高気密高断熱住宅では全館空調のような快適さを得ることも可能です。

6. 高気密高断熱住宅で「後悔」しないために

性能の数値だけでなく、「実際の暮らしやすさ」を意識することが大切です。

● 性能値だけを追いすぎない

UA値・C値が良くても、設計や換気が悪ければ快適性は損なわれます。
「暖かいけど乾燥する」「こもる」といった後悔の声は、トータル設計の不足が原因です。

● 換気・結露対策を忘れずに

熱交換型の24時間換気システムを取り入れ、室内の空気を常に循環・浄化させることがポイントです。
湿度管理や結露防止対策を重視しましょう。

● 工務店選びが最大の鍵

施工品質や気密測定の実施、断熱仕様の明示など、信頼できる体制を確認することが重要です。
建てる会社の理念や技術力が、住み心地を左右します。

7. 無垢人homeの高気密高断熱住宅づくり

無垢人home(むくとホーム)では、**「自然素材×高性能×地域密着」**をテーマに、快適で長持ちする住まいを提供しています。

● 自然素材の家づくり

木の香りと質感を活かした自然素材の家は、気密性と調湿性のバランスを保ち、過ごしやすい空間を実現します。

● ダブル断熱工法

外断熱と内断熱を組み合わせた「ダブル断熱」で、室内の温度ムラを防ぎ、冬も夏も快適な環境を実現。
気密性を高めながら、構造材の結露や劣化も防ぎます。

● ブランド展開

  • SIMPLE NOTE:無駄を省いた設計で、デザイン性と高性能を両立。

  • ジョイ・コス:高断熱性能を標準化し、エネルギーロスを最小化。

● 地域密着とアフターサポート

会津地方を中心に、地域の気候を熟知した設計・施工を行い、
**JIO保証+定期点検(1・3・5・10年)**により、長く安心できる住まいを守ります。

8. まとめ:高気密高断熱住宅で、快適かつ安心の暮らしを

高気密高断熱住宅は、快適性・省エネ性・健康性のすべてを兼ね備えた理想の住まいです。
ただし、性能数値だけに頼らず、換気計画や施工品質まで含めたトータル設計が重要です。

「暖かくて省エネ、長く安心して暮らせる家」を実現するなら、

自然素材と高断熱・地域密着の家づくりを行う無垢人homeが最適なパートナーです。


気候に合わせた設計力と丁寧な施工で、**"後悔しない高性能住宅"**をあなたの暮らしに。

【おうちづくりコラム】数字マジックに踊らされない

住宅ローンの借入額は
1.返済額
2.金利
3.返済年数
この3つによって決まるので、
家づくりの予算設定とは
この3つをどう組み合わせるかを
考えるということになります。

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例えば毎月の返済額と返済年数が同じでも
変動金利を選ぶのか、はたまた固定金利を選ぶのかによって
借入額は大きく違ってきます。

毎月の返済額を10万円、
返済年数を35年で設定した場合、
仮に変動金利が0.7%だとしたら
借入額は3724万円となりますが、
1.8%の固定金利を選ぶとしたら、
借入額は3114万円となり、
同じ返済額でも610万円も
家づくりにかけられる予算が
減ってしまうことになりますからね。

また、返済額と金利が同じでも
返済年数を変えるとこれまた借入額は大きく違ってきます。

毎月の返済額を10万円、
金利を固定型の1.8%で設定した場合、
35年返済だと借入額が3114万円ですが
これを40年返済にまで延ばすと
借入額は3419万円となり、
5年返済を延ばすだけで
305万円多く借りることが出来ます。

あるいは、先程お伝えした0.7%の変動金利の場合、
35年返済だと3724万円だった借入額が
40年返済にすると4185万円にまでなる
といった感じですね。

ここまでをまとめると
固定金利で35年返済にした場合と
変動金利で40年にした場合では、
1071万円も家づくりにかけられる予算が
違ってくるというわけです。

もちろん、これだけの金額が銀行の審査で通れば
の話ではあるのですが、
仮に通るとして理想の家づくりを実現するためには
これだけの予算が必要だとしたら、
そうせざるを得ない方も
決して少なくないのではないでしょうか。

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✔️数字マジックの結末

そして、建築費はもちろん土地代や外構費に至るまで
ずいぶんと高くなってしまった現在は、
それでも予算が足りないという方もいらっしゃると思いますが、
そうなると返済額の見直しをせざるを得なくなります。

変動金利0.7%返済年数40年の場合、
返済額10万円を11万円にすると
借入額は4185万円から4604万円まで増えるし、
返済額を12万円にすると
借入額は5022万円まで増えるといった感じですね。

これは一見とんでもない数字のように
見えるかもしれませんが、
資金計画のやり方を間違えると、
いとも簡単にこれだけの総予算に膨れ上がってしまうのが
現在の家づくりの恐ろしいところです。

このリスクへの対応策もないまま家づくりをしてしまうと、
金利が上がると、あるいは収入が減ると、
たちどころに家を手放さざるを得なくなるかもしれないし、
そうはならなくてもローン返済だけで
いっぱいになってしまうかもしれません。

収入が順調に増えない限り
出費が増える分貯蓄にお金を回す余力が
確実に小さくなってしまうため、
延々とお金の不安を抱えたまま
暮らし続けないといけなくなりますしね。

というわけで、この数字マジックに陥って
後から後悔しないためにも
絶対に資金計画を厳かにしないように
していただければと思います。


【おうちづくりコラム】新・返済額の目安

家づくりで最初にすべきは
間違いなく「資金計画」です。

資金計画をすることによって初めて
銀行から調達しないといけない金額が明確に分かるし、
その金額が分かるからこそ
土地にかけられる予算や家にかけられる予算が明確になり、
それを基に動き出すことが出来るようになるからです。

ゆえ、家が欲しいと思った時は、
いきなり土地を探したりせず
まずはご自身の「予算」を明確にすることから
始めていただければと思います。

とりわけ家に関しては、
「予算」という決まり事が明確になっていなければ、
いとも簡単に青天井のごとく予算が上がっていく
恐ろしい買い物ですからね。

住みたい地域、土地の広さ、家の広さ、家の仕様、他様々
予算アップの引き金となるトリガーが無数に存在しているからです。

では今回は、資金計画について
少し詳しくお伝えしていきたいと思います。

資金計画で最初にすべきは
銀行からの借入額をいくらにするかを決めることです。
どんな買い物でも最初に「予算」を決めるのは
ごく当たり前のことですからね。

では、借入額をどうやって決めるのか?
借入額は
1.毎月の返済額をいくらにするか?
2.金利がいくらか?
3.返済期間を何年にするか?
この3つの要素によって決まるのですが、
現在は以前に比べて1の金額が大きく変化しました。

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✔️返済負担率の変化

現在のように建築価格が高くなかったコロナ前であれば、
基本ローンはご主人だけで組み
ご主人の給料の手取り金額の4分の1くらいが理想、
3分の1くらいを上限に設定していたのですが、
建築費ももちろん、土地価格・外構費・家具代なども
以前に比べて高くなってしまった現在は、
これは不可能になりました。

仮にご主人の給料が月30万円の場合、
手取りがざっと24万円、
ゆえに返済額は理想が6万円で上限が8万円、
そこから金利1%、返済期間35年で逆算すると
借入額は2835万円が上限。
ゆえにこれに出せる自己資金を合わせた額が
家づくりの総予算だったという感じが、
現在は建築費だけでこの予算を超えてしまうこともあるし、
おそらく以前に比べて1000万円ほど予算が上がっているからです。

結果、その分
借入額を増やさざるを得ないわけですが、
そうなると単純に返済負担が3万円ほど高くなります。
あるいは返済期間を40年にすると2万円ほどの負担増なのですが、
手取り金額が変わらないまま負担だけが上がるのは
正直な話しんどいですよね。

これに加えて家を持つと
固定資産税や火災保険といった維持費もかかってくるし、
将来のメンテ費用も積み立てしていかないといけませんしね。

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✔️返済額の目安とリスクヘッジ

ゆえに、現在はご主人の給料だけで住宅ローンを組むのではなく、
夫婦で収入合算しローンを組んでいただき
2人で返済してもらわざるを得ない
というのが現実的な話ではないでしょうか。

仮にご主人の給料が30万円で手取りが24万円だとして、
奥さんの給料が20万円で手取りが16万円だとしたら、
合計手取り金額が40万円になるので、
その4分の1である10万円前後が
返済の目安になってくるといった感じですね。

とはいえ、この計画は
奥さんもずっと働き続けることが前提となってしまうため、
出産や育児を理由にフルで働けなくなるという
リスクも想定しておかないといけないし、
あるいは怪我や病気によって収入が減るというリスクも
以前よりシビアに考えておく必要があります。

ゆえに、別の記事で何度も申し上げているように、
家を建てるタイミングでは、
いらない保険は解約しそれを「貯蓄」に回す、
そして家づくりへの負担も出来るだけ軽減し、
その分も「貯蓄 」に回す。

この2つを実行していただき
今後起こりうるリスクに
少しでも備えていただければと思います。

【おうちづくりコラム】大切な家具選び

せっかく自分好みな仕上げで家を建てるんだから、
家具やインテリアにもこだわりたいと
誰もがお考えだと思います。

しかし、家に予算をかけ過ぎてしまうこと、
あるいは、そもそも家具やインテリアに
充分な予算を確保していないこと、
この2点を原因として家具やインテリアは
妥協の産物になりやすい項目でもあります。

ゆえ、これらにも
前回お伝えした外構費用同様に
しっかり予算を確保していただくことをオススメしていますし、
テーブルや椅子などのプロダクトは一生ものであることから、
予算を削るような項目でないことを認識していただきつつ
家具との調和も図りながら
家づくりの計画を立てていただきたいと考えています。

とりわけ弊社のような
あえて家の中の仕上げを簡素にしてあるお家だと、
家具やインテリアの選定によって
家の雰囲気がガラリと変わってしまうので
その選定が大事になってきますしね。

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そんなわけで、個人的には
家電とは別に家具やインテリアには
100万円程度予算を確保していただきたと思っているので、
一般的なお家に比べて外構費用が圧倒的に安くなる弊社の場合、
そこで浮いた費用を、家具をはじめとしたインテリア予算に
回していただくと丁度いいかなと思っています。

品質の良いものや憧れのメーカー品を購入しようと思えば、
ダイニングテーブルだと15万円〜30万円ほどするし、
ダイニング・リビングチェアーも
1脚あたり7万円〜10万円ほどするし、
照明器具にしてもメインで使いたいものなどは10万円以上しますからね。

また、ベッドに関しても
マットや布団なども合わせると1台あたり10万円ほどするし、
リビング周辺のものも(ラグ・テレビボード・ローテーブル・ソファーなど)
あっという間にこのスペースだけで
30万円〜50万円かかることもざらにあるので、
全て品質の良いものでそろえる必要はないものの
やはり、100万円程度予算を確保しておいたほうが
より楽しんで家づくりが出来るのではないかと考えている次第です。

壁面に飾る絵画やポスター・観葉植物といった
オシャレ感アップに欠かせない大切なアイテムなども
それなりにそろえたいところですしね。

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というわけで、
これから家を建てようとお考えの方は、
資金計画の際に家具にも充分な予算を取るように
注意していただければと思います。

もちろんIKEAやニトリをはじめとして
安くてもいいデザインの家具はあるので
最悪、予算圧縮も可能なのですが、
ファストファッション同様に
価格の安いものはくたびれるのも早く、
けっこう早い段階で家とマッチしなくなるかもしれないし、
都度、買い直しをしていくと
結局、高くついてしまう可能性が高い
と個人的には考えています。

家同様に家具も一生使い続けられるくらい
デザインはもちろん構造まで
しっかりと考えられて作られているものなので、
その点も頭の片隅に置きながら家づくりをしていただけたらと思います。
そして家も家具も良いものを選び経年を愉しんでいってください。

【おうちづくりコラム】建築費と外構費

基本、建築会社は家の予算を減らしたくないため
外構工事の予算を甘く見積もり、
出来るだけ建築工事に予算を回したいと考えています。

そして外構予算を甘く見積り過ぎた結果、
思うような外構工事が出来なくなる、
あるいは追加融資を受ける、
貯金を切り崩す、親に援助をお願いする、
などの手段によって不足した予算をカバーせざるを得なくなる
という結末を迎える可能性がグンと高くなります。

ゆえ、資金計画においては
外構予算を正しく配分することが
大幅な予算オーバーを防ぐ重要な鍵の一つとなります。

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まず知っておいていただきたいことが、
外構工事費用は
どんな家を建てるのかによって予算配分が違ってくる
ということです。
間取り、窓の位置・形状、家の外観などによって、です。

例えば「ウッドデッキやタイルデッキ」
一般的にウッドデッキやタイルデッキは
建築工事ではなく外構工事で予算計上されるのですが、
弊社のお家のように「中庭」がある場合
それは外構工事ではなく建築工事で予算計上されることになります。

そしてこの時点で50〜100万円ほど
建築予算と外構予算の配分が変わるのですが、
一般的なお家の場合、
周囲から丸見えの場所につくる
ウッドデッキやタイルデッキを
心置きなく使えるようにするためには
同時に目隠し工事が必要となるため
さらに100万円ほど
外構予算を多く確保する必要があります。

また中庭があるお家は、
採光を家の中心から確保するため
外周部に大きな窓をつくらなくてよくなり、
結果、高い防犯性が担保出来、
外構工事によって防犯対策をする必要がほぼなくなります。

他方、外周部につくる窓から採光を確保しているお家は、
窓の形状によって間取りが分かるし
窓から家の中の状況が分かることから、
塀や目隠し、門やアプローチ、植栽などを施すことによって
防犯性やプライバシーの担保をはかりたいところです。

快適な日々の暮らしを実現するためには、
室内の温度環境を整えるだけじゃなく
プライバシーの担保が欠かせませんからね。

この結果、
中庭があるお家とそうじゃないお家とでは
これらの工事に費やす予算が少なくとも100万円、
使用する材料や仕上げの豪華さや耐久性によっては
200万円ほど違ってくることになります。

ゆえに、資金計画ではこれを踏まえた上で
予算配分を行っていただければと思います。
これが出来ていれば、
外構屋さんとの打ち合わせの際も
お互いストレスを感じることなく、
素晴らしい家の完成に向けてきっと進んでいけるはずです。

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✔️土地によっても左右される

そして、もう1つ外構予算を左右するのが土地の条件です。
隣地との関係性、土地の広さなどによって、です。

例えば、買った土地が隣地との間に境界がある土地だと
その境にある境界の基礎の上に
ブロックやフェンスを作ればいいだけですが、
隣地との間に境界の基礎がない土地を購入した場合、
ブロックやフェンスをつくるための
基礎工事をしなくてはいけません。

また、必要以上に広い土地を買ってしまうと
その分、施工面積が大きくなってしまうし、
境界の距離も長くなってしまいます。

結果、割高に費用がかかるのですが、
草抜きが嫌だから
出来るだけコンクリートを打ちたいとお考えだとしたら
なおのこと割高になってしまいます。

ゆえ、土地を購入する際は
こういったことも意識していただきたいし、
かつ、間取りをつくる際にも
無駄な余白をつくらないことを意識していただければと思います。

以上、今回は不必要な予算オーバーを未然に防ぐために
知っておいていただきたい内容をお伝えさせていただきました。

注文住宅の基礎知識まとめ|相場・流れ・費用・実例公開で学ぶ家づくりのポイント

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マイホームを検討するとき、多くの人が悩むのが「注文住宅と建売住宅の違い」です。

建売住宅は完成済みの物件を購入するため即入居できるメリットがありますが、間取りや仕様はすでに決まっているため自由度は低めです。

一方、注文住宅は自分や家族のライフスタイルに合わせて間取りやデザインを決められるのが最大の魅力。その反面、相場や流れを理解せずに進めると「予算オーバー」や「工期遅れ」といった失敗につながる可能性もあります。

そのため、基礎知識を持つことが安心の家づくりの第一歩。この記事では、相場や費用の内訳、家づくりの流れ、実例公開から学べるリアルな情報を整理して解説します。

2. 注文住宅の相場を知ろう

全国平均と地方の違い

全国的な注文住宅の建築費は、建物本体で約3,000万〜3,500万円が目安とされています。これに土地代や諸経費を加えると総額は4,000万円を超えるケースも少なくありません。

ただし地方(福島など)では土地価格が比較的抑えられるため、都市部よりも同じ予算で広い家や高性能な仕様を実現しやすいのが特徴です。

坪単価の考え方

建築費を判断する際に使われる指標が「坪単価」です。延床面積1坪あたりの建築費で、仕様やデザインによって大きく変わります。相場感を理解しておくことで、複数社の見積もりを比較しやすくなります。

土地あり/なしで変わる総額

土地を持っている場合は建築費中心の資金計画で済みますが、土地を新たに購入する場合は数百万円〜数千万円の追加が必要になります。資金計画の初期段階で「土地あり・なし」の両方をシミュレーションしておくことが大切です。

3. 注文住宅の費用内訳と注意点

本体工事費

建物そのものにかかる費用で、総費用の7〜8割を占めます。構造や設備仕様によって幅が大きく、断熱性能やデザイン性を高めると費用も上がります。

付帯工事費

地盤改良、外構工事、給排水設備などが含まれます。特に地盤改良は土地の状況によって数十万〜数百万円の追加が発生するため、見積もり時に確認が必要です。

諸経費

設計料、確認申請費用、登記費用、ローン手数料、火災保険など。見落とされがちですが、合計で100万円を超えることも少なくありません。

家具・家電

新築に合わせて買い替えるケースが多く、数十万円〜100万円以上の出費になることもあります。インテリアまで含めたトータル費用を意識しましょう。

4. 注文住宅の家づくりの流れ

土地探し・資金計画

まずは予算を決め、土地を探します。ローン借入額や返済比率を意識して計画するのがポイントです。

間取り・プラン設計

家族のライフスタイルに合わせた間取りを検討。動線や収納計画を重視すると暮らしやすさが大きく変わります。

契約・着工・竣工

設計内容と見積もりに納得したら契約。着工後は基礎工事、建て方、内装仕上げを経て完成します。

引渡し・アフターサポート

完成後の引渡しを受けたら終わりではなく、定期点検やメンテナンスを受けながら長期的に住まいを守っていくことが大切です。

5. 実例公開から学ぶ注文住宅のリアル

最近では多くの工務店や住宅会社が、施工実例や見積もりを「公開」しています。これによって以下のようなことが分かります。

・実際にかかった総額や内訳

・想定以上に費用がかかるポイント(外構・地盤改良・設備アップグレードなど)

・入居後に感じるメリット(断熱性能の快適さなど)や注意点(収納不足など)

「公開情報」を参考にすることで、自分の計画に反映でき、失敗を未然に防ぐことができます。

6. 無垢人homeの家づくりにおける基礎知識(オリジナル要素)

福島・会津地方を拠点とする無垢人homeは、以下の特徴を持つ工務店です。

自然素材の家づくり

木の温もりや質感を活かした住まいは、健康面でも安心感をもたらします。

ダブル断熱

外断熱と内断熱を組み合わせた「ダブル断熱工法」で、断熱性・耐久性を強化。夏涼しく冬暖かい省エネ住宅を実現します。

ブランド展開

・SIMPLE NOTE:無駄を省いたミニマルデザイン

・ジョイ・コス:高断熱性能を備えた高性能住宅

坪単価70〜90万円目安

明確な価格目安を提示しているため、資金計画が立てやすいのも魅力です。

JIO保証と定期点検

引渡し後も1・3・5・10年の定期点検を実施。建てた後の安心もサポートします。

7. 注文住宅で失敗しないためのポイント

・相場と費用を把握すること:坪単価や諸費用まで含めて理解しておく。

・家づくりの流れを知ること:契約や工期の段階を知ることで不安を減らせる。

・信頼できる工務店を選ぶこと:地域に密着し、長期的にサポートしてくれるパートナーが大切です。

8. まとめ:基礎知識を理解して安心の注文住宅を

注文住宅は、相場や費用の内訳、流れを理解することで安心して進められます。さらに、公開されている実例や見積もりから学ぶことで、リアルな視点を持つことができます。

無垢人homeなら「自然素材×高性能×明確な価格」で、初めての家づくりでも安心。長く快適に暮らせる理想の住まいを、信頼できる地域工務店と一緒に実現してみてはいかがでしょうか。

新築費用の相場と内訳|一戸建て・平屋・土地ありの場合の費用から家具家電まで徹底解説

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1. 新築費用は「建物代」だけではない

新築を計画するとき、多くの人がまず気にするのは「建物そのものの価格」です。
しかし実際には、建築費だけでなく、土地代や付帯工事、登記費用、家具や家電といった支出まで含めて考える必要があります。

この記事では、新築にかかる費用の内訳や相場を整理し、「一戸建て」「平屋」「土地あり・なし」の違いを比較。さらに、見落としがちな費用や工務店ならではの工夫についても紹介します。

2. 一戸建て新築にかかる基本費用の内訳

新築費用は大きく分けると本体工事費用・付帯工事費用・諸経費の3つに分類されます。

本体工事費用

家を建てるための直接的な費用で、建物の躯体工事・内装・設備などを含みます。総費用の7〜8割を占めることが多く、新築費用の中心です。

付帯工事費用

地盤改良、給排水工事、外構工事、仮設工事など、家の周囲や基礎に関わる部分の費用です。地盤の強度によっては数十万円〜数百万円の追加になることもあり、見積もり段階でしっかり確認しておきましょう。

諸経費

設計料、確認申請費用、ローン手数料、火災保険、引っ越し費用などが含まれます。総額の1割程度を見ておくと安心です。

3. 平屋と二階建てで変わる新築費用

平屋の費用

平屋はワンフロアで生活が完結するため人気がありますが、基礎や屋根の面積が広くなる分、二階建てより割高になりやすい傾向があります。特に広さを求める場合は土地の確保も課題になります。

二階建ての費用

二階建ては床面積をコンパクトな土地に収めやすく、基礎や屋根面積も小さく済むためコスト効率が良いのが特徴です。ただし、階段スペースを確保する必要があり、バリアフリー性では平屋に劣ります。

家族構成やライフスタイルで選ぶ

小さな子どもがいる家庭や老後を見据える人には平屋の安心感が、都市部や土地面積が限られる場合には二階建ての効率性が適しています。

4. 土地あり・土地なしで変わる新築費用

土地を所有している場合

土地をすでに持っている場合は、建築費と諸経費が中心となり、総額を抑えることができます。

土地から購入する場合

土地代が加わるため総額は大幅に増加します。福島エリアの場合、喜多方や会津地方の郊外では数百万円台から土地が見つかることもありますが、都市部に近いエリアでは1,000万円を超えることも珍しくありません。

土地価格の地域差

エリアや立地条件によって大きく変動するため、資金計画を立てる際は「土地あり」「土地なし」のケースを両方シミュレーションして比較するのが重要です。

5. 見落としがちな費用:諸経費・登記費用・家具家電

諸経費の具体例

登記費用、ローン事務手数料、火災保険、地震保険など。これらはまとまると100万円以上になることもあり、見落とすと後で大きな負担となります。

登記費用の目安

建物の所有権保存登記や抵当権設定登記には数十万円がかかります。司法書士へ依頼することが一般的で、契約時に必ず確認しておきましょう。

家具・家電の買い替え費用

築に合わせて冷蔵庫やエアコン、照明、カーテンなどを新調するケースが多く、数十万円〜100万円超の出費になる場合もあります。資金計画にあらかじめ組み込んでおくことが重要です。

6. 無垢人homeの新築費用の考え方(オリジナル要素)

福島・会津地方を拠点とする無垢人homeでは、資金計画が立てやすいように坪単価70〜90万円を目安とした住まいを提案しています。

自然素材の家づくり

木の香りや質感を活かした自然素材をふんだんに使い、健康的で心地よい住まいを提供。初期費用以上の「価値」を実感できます。

ダブル断熱の家づくり

外断熱と内断熱を組み合わせた「ダブル断熱」で、断熱性能・省エネ性能を強化。光熱費を抑えることができ、長期的なランニングコスト削減にもつながります。

ブランド展開

・SIMPLE NOTE:無駄を省いたシンプルでデザイン性の高い住宅

・ジョイ・コス:高断熱性能を確保する住宅ブランド


JIO保証と定期点検

引渡し後も1・3・5・10年の定期点検を実施。建てた後も安心が続くサポート体制を整えています。

7. 新築費用を抑えるための工夫

間取りや仕様を工夫してコストダウン

シンプルな形状の建物や、水回りを一か所にまとめる設計はコスト削減につながります。

ランニングコストを含めて考える

初期費用だけでなく、冷暖房費やメンテナンス費などのランニングコストを意識すると、結果的に「総額を抑える」ことが可能です。ダブル断熱のように省エネ性の高い工法は、長期的な費用削減に貢献します。

工務店との相談で現実的な計画を

資金計画は一人で考えるよりも、工務店に相談することで具体的なプランが見えてきます。補助金や税制優遇も含めて、無理のない返済計画を立てることが大切です。

8. まとめ:新築費用を正しく理解して、安心の家づくりを

新築費用は「建物代」だけでなく、土地代、付帯工事、諸経費、登記費用、家具家電と幅広い要素で構成されています。

平屋か二階建てか、土地ありか土地なしで総額は大きく変わります。さらに、見落としがちな費用を把握しておくことで、安心して計画を進められます。

無垢人homeなら「自然素材×高性能×明確な価格目安」で、費用以上の価値を持つ住まいを提供。新築を検討する際には、資金計画とライフスタイルに合った最適なプランを一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

【おうちづくりコラム】価格の判断基準

建築費を1坪あたりで割った坪単価は、
家が小さくなるほど高くなり、
家が大きくなるほど安くなるのに対し、
建築費の総額はそれに逆行して
家が小さくなるほど安くなり、
家が大きくなるほど高くなります。

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坪単価が
家が小さくなるほど高くなり
家が大きくなるほど安くなる理由は、
坪単価が突出して高くなる
キッチンやお風呂といった
水回りスペース以外のスペースが
家が大きくなるほど多くなるからですが、
とはいえ、単純に工事面積が増えれば
その分建築費が嵩んでしまうので、
家が大きくなるほど建築費は
高くなってしまうというわけですね

そんなわけで
家の価格を少しでも抑えたいとお考えの方は、
「坪単価」ではなく「総額」に
価格の判断基準を置くことを
オススメさせていただいているのですが、
この価格に関しては
坪単価以外にもトラップが存在するので、
正しく判断出来るようになるためには
適切な知識が必要となります。

例えば、価格の中に
「消費税」が入っているかいないか。
仮に2500万円の中に
消費税が入っていないとなると
この時点で予算が250万円狂ってしまいます。

例えば、価格の中に
「本体工事」以外が入っているかいないか。
仮に2500万円の中に設計・確認申請費用・浄化槽費用
・照明器具費用・カーテン費用・シャッター費用・
屋外水道工事費用といった「付帯工事」が入っておらず
それらに200万円かかるとしたら
その時点でこれまた予算が200万円狂ってしまいます。

例えば、使う建材や設備。
仮にその建築会社が標準として
採用しているキッチンが50万円だとして、
あなたがSNSから影響を受け
絶対に採用したいと思っているキッチンが
200万円もする高価なものだとしたら
その時点でさらに予算が150万円狂ってしまいます。

あるいは、
仮にその建築会社が標準として
採用している仕上げがクロスだとして、
あなたが採用したい仕上げ材が漆喰や珪藻土だとしたら
その時点で予算が100万円狂ってしまいます。

あるいは、
仮にその建築会社が標準として
採用している外壁材がサイディングだとして
あなたが採用したい外壁材が塗り壁仕上げだとしたら
その時点で予算が100万円狂ってしまいます。

ゆえ、興味がある建築会社に
家の価格を尋ねる時は、
自分がやりたいと思っていることをある程度お伝えしつつ、
そこに消費税が入っているか、
「本体工事」だけじゃなく「付帯工事」まで含まれているかを
お聞きしていただければと思います。

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✔️予算オーバーを防ぐ価格の聞き方

SNSを開けば無数に情報が溢れているし、
生涯一度の買い物であることから妥協しにくい分、
基本家の価格は上がる傾向にあると思います。

とはいえ、
じゃあ安易に予算を上げていいのかと言うと
決してそうではありません。

「予算」という要望は、
資金計画から導き出した
理想の暮らしを実現するために必要な要望であるとともに、
気に入ったキッチンを入れたい・・
カッコいい家にしたい・・あれもこれも欲しい・・
などと同列の要望であり、
このバランスを崩してしまうと
後からなんらかの皺寄せが
暮らしの中に起こる可能性が
高まってしまうからです。

ゆえ、建築会社で価格を尋ねる際には、
まずは資金計画を行っていただき
そこから算出された建築費の中で、
自分がやりたいことをお伝えし、
その上でどれくらいの大きさの家を
建てることが出来るのかを
お聞きするようにしてください。

この結果、
理想の家と現実の予算との間の
ギャップに悩むことになるかもしれません。

ですが、このギャップに悩むことなく
突き進んでしまうことほど
恐ろしいことはないというのが個人的な意見です。

ゆえ、価格について適切な知識をつけていただき、
無理ない予算で家を建てることが
出来るようになっていただければと思います。

【おうちづくりコラム】家づくりのコスト削減法(維持管理続編)

前回、電気代を抑えるために
必要な知識についてお伝えさせていただきましたが、
電気代同様に生涯かかり続ける費用が固定資産税と火災保険です。

そして、この2つに関しても
電気代同様に建てる前に
知識があったかどうかによって負担が違ってくるため、
最低限の知識をつけていただいた上で
家づくりに臨んでいただきたいと考えています。

まず、固定資産税に関しては、
購入する土地面積を200㎡(60坪)以下に
抑えていただくことをオススメしています。

200㎡以下までの土地なら
課税基準となる固定資産税評価額が
6分の1にまで圧縮されるのに対し、
200㎡を超えてしまうと
超えた分に関しては3分の1までしか圧縮されないからです。

要するに200㎡を超えた分に関しては
税額が2倍になってしまうというわけですね。

仮に100坪土地を購入するとして
土地の評価額が18万円だとしたら、
60坪までは坪あたり3万円の評価なのに対し、
残りの40坪に関しては
坪あたり6万円の評価になるという感じですね。

税額で言うと、
60坪までは3万円×60坪×1.4%=25,200円で、
残りの40坪は6万円×40坪×1.4%=33,600円、
合計58,800円というわけですね。

そんなわけで
余分な税金を払い続けないようにしていただくために、
購入する土地の広さは60坪までに抑えていただきたい
と考えている次第です。

60坪もあれば車を3〜4台止められるようにしつつ
子育て世代のご家族がゆったり暮らすことができる
「平屋」を建てることが出来ますしね。

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✔️一部地域だけにかかる「都市計画税」

そして税金に関して
もう1つ知っておいていただきたいことが、
「●●市の市街化区域」と呼ばれる地域に関しては
固定資産税に上乗せして都市計画税という税金がかかる
ということです。

そして、この都市計画税に関しても固定資産税同様に
200㎡以下の土地と200㎡を超える土地とでは、
税額基準となる評価額が2倍違うということも
覚えておいていただけばと思います。

なので、この点も考慮した上で、
住む地域や選ぶ土地の広さを決めるようにしてください。

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✔️馬鹿にならない火災保険料

続いて、火災保険についてお伝えさせていただきますが、
火災保険に関しては「非耐火構造」か「省令準耐火構造」かによって
保険料が大きく違ってくるので
「省令準耐火構造」で建てられることをオススメしています。

火災保険料だけで比較しても
省令準耐火構造かどうかによって2倍以上違ってくるし、
建物本体だけじゃなく家財道具にも火災保険をかけるとしたら
その分さらに価格に差が生まれるからです。

また、地震保険にも入りたいとお考えであれば、
これもまた火災保険同様に
省令準耐火構造かどうかによって大きな価格差が生まれるからです。

そんなわけでまずは省令準耐火構造かどうかを
ご確認していただければと思います。

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✔️地震保険料をさらに安くする方法

そして、家を建てるなら
絶対に地震保険に入っておきたいとお考えの方は
「耐震等級3」を取得していただくといいと思います。
「耐震等級3」を取得することで安心が買えると同時に、
保険料がさらに半分近くまで安くなるからです。

そして、安くなった分、地震保険も建物本体だけじゃなく
家財道具にもかけておいていただくといいのではないかと思います。
理由は、地震が起こった場合、
建物本体より家財の方が保険料がおりやすいからです。

もちろん、保険は文字通り「もしもの時に対する備え」なので、
入り過ぎはもったいないなとお考えなら、
必要最低限の火災保険だけに入っておくという選択でも
いいんじゃないかとは思うんですけどね。

ま、その辺は自己責任なのでどこまで入るのかは
ご家族で話し合って決めていただければと思いますが、
とにかく、家を建てる時は、建てる時の費用はもちろん
建てた後にかかる費用の知識もつけていただき、
賢い選択が出来るようになっていただければと思います。

注文住宅の相場や費用は?福島でおしゃれ・高性能な家を建てるポイントと無垢人homeの特徴

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1. 福島で注文住宅を検討する人が増えている理由

近年、福島エリアで注文住宅を検討する人が増えています。その背景には、ライフスタイルの多様化と「自分たちの暮らしに合った住まいを実現したい」というニーズがあります。

また、震災以降「安心できる住宅性能」への関心も高まっており、耐震性・断熱性・気密性といった性能を確保した家づくりが重視されるようになっています。

福島の都市部と地方では土地価格や建築条件も異なり、それが注文住宅の計画にも影響を与えています。

2. 福島の注文住宅の相場と費用感

全国との比較から見る福島の相場

全国的に注文住宅の坪単価は70万〜100万円が目安とされますが、福島県内では比較的落ち着いた価格帯で建てられることが多く、坪単価60万〜90万円が一般的です。都市部(郡山市・福島市など)ではやや高く、地方(会津地方や中通りの一部)では比較的安く抑えられる傾向があります。

注文住宅の坪単価目安

無垢人homeが提示する坪単価70〜90万円は、福島エリアでの現実的な目安です。この価格帯で自然素材や高断熱性能を取り入れられる点は大きな魅力です。

費用に含まれるもの(建築費・諸経費など)

注文住宅の総額には建築費だけでなく、地盤改良や外構工事などの付帯工事費、設計料や登記費用などの諸経費も含まれます。家具・家電の買い替えも発生しやすいため、総額の1割程度を余裕費として考えておくのが安心です。

3. おしゃれな注文住宅を実現するためのポイント

デザインバリエーションの豊富さ

おしゃれな注文住宅を実現するためには、外観や内装デザインの選択肢が豊富であることが重要です。和モダンや北欧風、カリフォルニアスタイルなど、自分のライフスタイルに合ったデザインを選ぶことで、住まいに愛着を持てます。

外観・内観デザインのトレンド

近年はシンプルで洗練されたデザインが人気です。外観はシンプルな形状に自然素材を組み合わせ、内観は木の質感を活かしたナチュラルテイストや、モノトーンでまとめたシックなスタイルが好まれています。

ライフスタイルに合わせた空間設計

リモートワーク対応の書斎、子育てしやすい動線、趣味を楽しむ空間など、ライフスタイルに合った間取りを考えることで「おしゃれ」だけでなく「暮らしやすさ」も両立できます。

4. 高性能な注文住宅の条件とは?

耐震性・断熱性・気密性の重要性

家族を守るためには「地震に強い構造」「快適な室内環境を維持する断熱性」「熱の出入りを防ぐ気密性」が欠かせません。これらの性能が整ってこそ、長く安心して暮らせる家になります。

省エネ・快適性を左右する断熱材や工法

断熱性能が高いほど、冷暖房効率が良くなり光熱費を抑えられます。ダブル断熱工法のように外断熱と内断熱を組み合わせることで、福島の寒暖差にも対応できる快適な住環境を実現できます。

長く快適に暮らすための性能チェック項目

住宅性能表示制度に基づく耐震等級・断熱等性能等級などの基準を確認することが重要です。これらを満たした住宅は資産価値も高まりやすくなります。

5. 注文住宅の費用を抑える工夫

設計・間取りの工夫でコストを抑える

シンプルな形状の住宅は施工コストが抑えられるだけでなく、メンテナンスもしやすくなります。また、廊下を少なくしたり水回りを集約したりすることで効率的な設計が可能です。

規格住宅やセミオーダーとの比較

完全自由設計よりも規格住宅やセミオーダーを選ぶことでコストを抑えつつ、一定のデザイン性や性能を確保できます。

補助金や税制優遇制度の活用

こどもエコすまい支援事業やZEH補助金、住宅ローン減税などを組み合わせることで、実質的な負担を軽減できます。

6. 無垢人homeの家づくりに見る「注文住宅の強み」

無垢人homeは、福島県会津地方を拠点に**「自然素材×高性能」**をテーマとした家づくりを行っています。

自然素材の家づくり

木の質感や香りを活かした自然素材の家は、心身にやさしく、住む人に癒しを与えます。化学物質を抑えた健康的な住環境を求める人に適しています。

ダブル断熱の家づくり

外断熱と内断熱を組み合わせたダブル断熱は、福島の寒暖差にも強く、冬は暖かく夏は涼しい快適な住まいを実現します。光熱費削減にもつながるため、長期的なコスト面でもメリットがあります。

ブランド展開(SIMPLE NOTE/ジョイ・コス)

・SIMPLE NOTE:無駄を省いたミニマルでスタイリッシュな家

・ジョイ・コス:優れた断熱性能を備えた高性能住宅ブランド

坪単価70〜90万円の目安

資金計画を立てやすい明確な価格帯で、年収やローンに合わせて検討しやすい点が魅力です。

JIO保証・定期点検(1・3・5・10年)

引渡し後も定期的な点検を行い、長期にわたって住宅性能を維持できる安心体制が整っています。

地域密着(会津地方中心)

喜多方を拠点とした地域密着の工務店として、土地の気候や風土を理解した家づくりが可能です。

7. 注文住宅を建てるときの工務店とハウスメーカーの違い

ハウスメーカー

全国規模で展開しており、安定感やブランド力があります。モデルハウスが豊富で完成イメージを掴みやすい一方、価格はやや高めになりやすい傾向があります。

工務店

地域密着型で、自由度が高く施主の要望を反映しやすいのが特徴です。自然素材や地域特性を活かした家づくりができる点も魅力です。

自分に合ったパートナーを選ぶ重要性

どちらにもメリット・デメリットがあるため、自分たちの暮らしに合ったスタイルや価値観を重視して選ぶことが重要です。

8. まとめ:福島で注文住宅を建てるなら「相場」と「性能」を理解して選ぼう

福島で注文住宅を検討する際には、相場や費用感を理解し、デザイン性と高性能を両立させる視点が欠かせません。

無垢人homeは「自然素材×ダブル断熱×地域密着」という強みを持ち、資金計画を立てやすい明確な坪単価とアフターサポートで安心の住まいを提供しています。

注文住宅は一生の大きな買い物です。相場・費用・デザイン・性能を整理し、自分たちの暮らしに合った住まいを無垢人homeとともに実現してみてはいかがでしょうか。

家を買うのに必要な年収は?300万〜600万・世帯別シミュレーションと無垢人homeの安心ポイント

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1. 家を買うとき「年収」はどれくらい必要?

「自分の年収でどんな家が買えるのだろう?」これは住宅購入を考える誰もが抱く疑問です。家づくりは人生最大級の買い物だからこそ、年収と購入可能額の関係を理解することが安心の第一歩となります。

年収ごとの目安を把握しておくことで、無理のない資金計画を立てやすくなり、将来の暮らしにも余裕が生まれます。

本記事では「年収の何倍が住宅購入の目安か」という基本から、年収300万〜600万円別の購入可能額、さらに独身・シングルマザー・共働きなど世帯状況ごとの違いを整理して解説します。

2. 家の購入費用は「年収の何倍」が目安?

一般的な目安:年収の5〜7倍以内

住宅購入額の目安は「年収の5〜7倍」と言われています。年収500万円なら2,500万〜3,500万円が購入可能額の目安となります。

ただし、これはあくまで「最大」ではなく「安心して返せる範囲」を意識する必要があります。

住宅ローン返済負担率(返済比率)の考え方

金融機関が重視するのは「返済負担率(年収に占めるローン返済額の割合)」です。目安は以下の通りです。

・安全圏:20〜25%以内

・上限:35%(金融機関の審査基準)

例えば年収500万円の場合、返済額は年間100万〜125万円程度に収めるのが安心です。

家計全体のバランスを崩さない範囲

住宅ローン以外にも教育費・生活費・老後資金などが必要です。住宅費に偏りすぎると生活のゆとりがなくなり、将来設計にも影響を及ぼすため注意が必要です。

3. 年収別に見る「買える家」の目安

年収300万円:中古住宅・小規模住宅が現実的

借入可能額は1,500万〜2,000万円前後が目安です。中古住宅や延床面積の小さめな新築住宅が候補に入ります。補助金や支援制度を活用することが大切です。

年収400万円:狭小地やローコスト住宅が候補

2,000万〜2,800万円程度の家が現実的です。都市部では土地代が高いため、狭小住宅や規格住宅の活用が選択肢になります。地方なら新築一戸建ても可能です。

年収500万円:平均的な新築一戸建てに手が届きやすい

2,500万〜3,500万円程度を目安に、新築一戸建てや注文住宅を視野に入れることができます。性能やデザインにこだわる余裕も出てきます。

年収600万円:自由度が高く注文住宅の選択肢が広がる

3,000万〜4,200万円前後までが目安です。間取りや仕様にこだわりを反映させやすく、長期的に住みやすい家を建てられる可能性が高まります。

4. 世帯状況による違い(独身・シングルマザー・世帯年収)

独身世帯:返済負担率を低めに設定するのが安心

収入源が一人に限られるため、返済比率は20%程度に抑えるのが安全です。万が一のリスクに備え、将来の収入変動にも対応できるようにしましょう。

シングルマザー世帯:子育て支援制度や補助金の活用がカギ

教育費との両立が必要なため、住宅ローンの返済は無理のない範囲に。自治体による子育て世帯向け補助金や住宅支援制度を活用することが大きな助けになります。

世帯年収:夫婦共働きなら借入可能額が増え選択肢が広がる

世帯年収600万円や700万円になると、購入可能額も広がり、注文住宅や高性能住宅が現実的な選択肢となります。ただし、共働きであってもライフイベント(出産・教育費)を考慮した計画が重要です。

5. 家を買うときに考えるべき資金計画のポイント

住宅ローン以外にかかる費用

登記費用・火災保険・引越し費用など諸経費は総額の5〜10%程度かかります。家具や家電の買い替え費用も含めて考えましょう。

補助金や減税制度の活用

こどもエコすまい支援事業やZEH補助金、住宅ローン減税など、国や自治体の制度を利用すれば実質的な負担を軽減できます。

無理のない返済計画を立てるための相談先

工務店やファイナンシャルプランナーに相談することで、長期にわたり安心できる返済プランを組むことが可能です。

6. 無垢人homeの家づくりと年収目安

無垢人homeは福島県会津地方を拠点に、自然素材と高性能を両立した家づくりを提供しています。年収別のシミュレーションを考えるうえで、わかりやすい坪単価やアフターサポートが魅力です。

坪単価70〜90万円目安

年収ごとに資金計画を立てやすい明確な価格帯を提示。家づくりを現実的に考えるための指標となります。

自然素材の家づくり

木の質感や風合いを活かし、健康と癒しを大切にした住まいを提供。コスト以上の価値を実感できます。

ダブル断熱の家づくり

外断熱と内断熱を組み合わせ、省エネと快適性を両立。光熱費を抑え、家計に優しい家を実現します。

ブランド展開(SIMPLE NOTE/ジョイ・コス)

・SIMPLE NOTE:無駄を省いたシンプルデザイン

・ジョイ・コス:高断熱性能を実現する仕組み

JIO保証・定期点検(1・3・5・10年)

引渡し後も長期にわたり安心を提供。施工品質だけでなく、暮らしの安全性を支える体制が整っています。

7. まとめ:自分の年収に合った「安心の家づくり」を

家を買う際には「年収の何倍が目安か」を理解し、年収別の購入可能額を参考にすることが大切です。

また、独身やシングルマザー、共働き世帯など世帯状況によって無理のない返済計画が異なるため、自分のライフスタイルに合った計画を立てることが必要です。

無垢人homeなら「自然素材×高性能×安心サポート」で、年収に応じた現実的な資金計画とともに、長く安心して暮らせる家づくりを実現できます。

【おうちづくりコラム】家づくりのコスト削減法(維持管理編)

ここまで7回にわたって、
建築費が高騰している中
少しでもローンの負担を減らすために、
家づくりにかかるイニシャルコストを圧縮する方法について
お伝えさせていただいたのですが、
「資産」は手に入れて終わりではなく
持ち続けている限りずっと
ランニングコストがかかり続けるので、
その費用も同時に抑える工夫をしなければいけません。

ランニングコストとは、
固定資産税・火災保険・地震保険・
光熱費・メンテ費用・家電製品の買替えといった費用です。

ゆえ、これらのことまで踏まえた上で
家づくりの計画を立てるべきなのですが、
とりわけ、この中でも
「光熱費(の中の電気代)」に関しては、
生き続けている限り一生かかり続ける費用であるし、
その変動幅たるや住宅ローン金利どころの騒ぎじゃないので、
その対策を忘れてはいけません。

その対策とは、
今や当たり前となりつつある
断熱性能の強化をした上で、
太陽光発電を設置するということです。

では今回は、
太陽光発電を設置した方がいい理由
についてお伝えしていきたいと思います。

太陽光パネルを設置していない方や
時代の流れについていけてない勉強不足な方たちなどから
ネガティブな話を聞いたことがある方は
おそらく設置に懐疑的だと思うので、
今回の記事をぜひ参考にしてください!

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✔️売電金額が安いからダメ?

太陽光パネルの設置に後ろ向きである方たちが
共通しておっしゃることが、
「売電金額が安くなり元が取れないからダメだ!」
ということです。

確かに、売電金額は
太陽光パネルが普及し始めた10年ほど前と比べると
大幅に減りました。

しかし、太陽光パネルが普及し始めた当初と現在とでは、
私たちが電力会社から買う電気料金が大幅に高くなっているし、
かつ太陽光パネルそのものの価格も大幅に安くなっているため、
単純に売電金額だけで考えるのではなく
それを加味した上で設置の可否を検討しなければいけません。

電気料金に関しては
以前の昼間の料金が20円代半ばだったのに対し
現在の昼間の料金は40円台半ば。
かつ、パネルの価格に関しても
以前は1kwあたり60〜70万円だったのに対し、
現在は20〜30万円となっているからです。
(メーカーによって価格が異なるため価格に幅を持たせています)

そんなわけで現在は以前とは全く違う考え方で
太陽光パネルの設置を検討しなければいけない
というわけですね。

出来るだけ夜に電気を消費し、
電気を売ることに注力することで
経済効果を得ていた以前に対し、
現在は、出来るだけ昼に電気を消費し
電気を買わないことに注力することで
経済効果を得るという考え方に
シフトチェンジすることによって。

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✔️太陽光パネルは住宅ローンで払う?

そして、設置を検討する上で
間違えていただきたくないことが
太陽光パネル費用の返済方法です。

これを住宅ローンに組み込むと、
毎月の負担は低くなるものの、
返済期間が長くなればなるほど
利息の額が大きくなってしまうし、
金利が上昇することになれば
さらに利息の過払いを引き起こしかねないからです。

ゆえ、弊社では
太陽光パネルの設置費用は住宅ローンには組み込まず、
10年で返済していただくことをオススメしています。

10年返済にすると
35年や40年返済の住宅ローンに比べて金利は高くなるものの、
返済期間が短い分、利息は思ったより膨らまないからです。
複利は期間が長いほど利息が膨らみやすい
という性質を持っていますからね。

かつ、現在のパネル価格であれば、
パネルの返済がある当初10年間でも
設置しない場合より実質的な支出は減るし、
10年経過した後はパネルの返済がなくなり、
その恩恵が爆発的に大きくなりますしね。

これまでシュミレーションしてきた事例を平均すると、
住宅ローンと同じ期間(35年)
で試算すると設置したかしなかったかで
600〜700万円ほど手元に残るお金が違うのではないでしょうか。
ざっとアルファードが1台買えるかどうかくらい違ってくる
という感じですね。

ゆえ、太陽光パネルについても
現在に合った考え方を持っていただき
ぜひランニングコストも圧縮していただけたらと思います。

資源を輸入に頼る日本は、
戦争や地政学的な理由による資源(原材料)価格の高騰によって
すぐに電気料金が上がってしまうし、
今後は自動車のEV化の進行や生成AIの発達によって
ますます電気使用量が増え、
電気料金が上がっていくことが予想されるので、
その影響をモロに受けないためにも
間違った知識に侵されないように気をつけてください!

【おうちづくりコラム】家づくりのコスト削減法(建築編4)

「収納は多いに越したことはない」

現在住んでいるところが、
収納が少なくそれを原因として家が片付かなかったり
はみ出た荷物によって部屋が圧迫されているとしたら、
そうならないように新しい家には
収納を出来るだけ多く作っておきたいとお考えになると思います。

また、先に建てた友人からも
「収納が足りないからもっと作っておいたらよかった・・」
という言葉を聞くこともあるでしょうから
なおのこと、家を建てる時は収納に過敏になってしまうと思います。

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しかし、収納とて
作り過ぎは面積の増加につながり返済負担が増加し
貯蓄(積立投資)資金を食い潰す原因になりかねないし、
作り方によってはコストが増えた反面、
分量はほとんど増えてなかったという事態も引き起こしかねないので、
正しい図面の見方と作り方を知っていただく必要があります。

まず基本として知っておいていただきたいことが、
収納は「管理のしやすさ」が大事であるということです。

例えば、一般的に収納の奥行きは
91cmで作られることが多いのですが、
ほとんどの持ち物がこの半分の奥行きでおさまることから
この収納は床面積のわずか半分しか有効活用出来ません。

手前に物を置いてしまうと
奥に置いてある物が取り出しにくくなるし、
奥に置いてあるものを忘れてしまう可能性が高くなるからです。
要するに管理がしにくくなるというわけですね。

他方、これを教訓として
奥行きを半分にし、逆に幅を2倍にすると
床面積は全く変わらないまま(=コストを増やすことなく)
収納の分量を2倍にすることが出来るし、
手前に何かを置くこともないため、
非常に管理がしやすくなります。

かつ、2m40cmある天井高を有効活用して棚を設置すれば、
さらに分量を増やすことが出来ます。
棚板が2枚だと80cmずつの高さになりますが、
これだと壁に余白が生じるのに対し、
棚板を5枚に増やせば40cmずつの高さになり、
余白を生むことなく壁面を使い切ることが出来るからです。

わかりやすく数字に直してみると、
奥行き91cm×幅91cmで棚板が2枚の収納だと
2m73cm(91cm×3段)の分量しかないのに対し、
奥行きを半分、幅を2倍にしつつ、棚板の枚数を5枚にすると、
先程の4倍となる10m92cm(1m82cm×6段)もの分量になる
という感じですね。

以上のような事実から
収納は「管理のしやすさ」を第一に考えていただきたいし、
それを実現するためには、
「床」の広さを追求するのではなく
「壁」の広さを追求していただきたい
と思っている次第です。

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✔️「通り抜け動線」の欠点

そして、収納を考える上で
もう1つ覚えておいていただきたいことが
「通り抜け動線」は分量を減らす原因になるということです。

例えば、3帖という広さの収納には
使える壁の長さが約5.2mあるのですが、
この収納を通り抜け出来るようにすると、
多くの場合、使える壁が半減してしまいます。

通路となる壁には物が置けなくなるし、
出入り口となるドア面にも物が置けなくなるからです。

その上、ドアが1本増えた分コストが上がることになるし、
スイッチも2箇所切りにするか、
センサーライトにせざるを得なくなり
さらにその分コストが上がることになります。

要するに、通り抜け動線は
利便性を手に入れることが出来る反面、
コストを増やしつつ分量を半減させてしまうリスクがある
というわけですね。

ゆえ、通り抜け動線に関しては、
本当にそこは分量を犠牲にしてまで通り抜け出来た方がいいのか?
ということまで熟慮した上で決めていただければと思います。

いかがだったでしょうか?

たくさん作りたいとお考えになる収納とて
闇雲に床面積を増やせば
その分コストに直結することになるし、
その上、作り方次第では
わざわざコストを増やしたのに分量は全く増えていないし、
かえって使い勝手が悪くなってしまった
なんて事態も引き起こしかねないことを
ご理解いただけたのではないでしょうか。

というわけなので、
具体的に設計に入る前に
収納の正しい見方と作り方を
ぜひ覚えておいていただけたらと思います。

ハウスメーカーの特徴とは?東京・外観・工務店との違いをまとめて解説

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1. ハウスメーカーの特徴を知る前に

家づくりを考える際、多くの人が最初に迷うのが「ハウスメーカーに依頼するか、それとも工務店に依頼するか」という選択です。どちらにも特徴があり、比較しながら検討することが失敗しない家づくりの第一歩となります。

全国展開するハウスメーカーは知名度と安心感が魅力ですが、地域密着の工務店はその土地に合った家づくりや柔軟な対応力が強みです。

本記事では、東京など都市部でのハウスメーカーの特徴と、福島エリアを中心に家づくりを行う工務店の違いを整理しながら紹介していきます。

2. ハウスメーカーの特徴とは?

大手企業ならではの安心感とブランド力

ハウスメーカーは全国規模で展開しており、知名度や信頼性が高いのが特徴です。豊富な実績と大規模な企業体制が安心感を生み出しています。

外観デザインの統一感やモデルハウスの豊富さ

規格化されたプランが多いため、外観に統一感があります。各地にモデルハウスを持ち、完成イメージを確認できる点も安心材料です。

価格帯の幅と大量生産による効率性

大量発注や施工方法の標準化によってコストを抑えやすい一方で、ブランドや仕様によって価格に幅があります。

アフターサービスの仕組み

ハウスメーカーは全国規模のサポート体制を持ち、保証や定期点検などもシステム化されています。

3. 工務店の特徴とは?

地域に密着した家づくりの強み

工務店は地域ごとの気候や土地条件を熟知しており、その地域に適した家づくりを提案できます。

外観・間取りの自由度が高い

規格に縛られにくいため、施主の要望を反映しやすいのが工務店の強みです。外観デザインも土地条件や施主の好みに合わせて柔軟に対応できます。

施主との距離が近く要望を反映しやすい

打ち合わせや現場確認で施主と密にやり取りができるため、細かな希望も形にしやすいのが特徴です。

コストの柔軟性

大手よりも柔軟に仕様調整が可能で、予算に合わせた提案を受けやすいのも魅力です。

4. 外観から見るハウスメーカーと工務店の違い

・ハウスメーカー:規格化された外観で統一感があり、洗練された印象を持たせやすい。

・工務店:自然素材や木材を活かした外観、地域の気候風土に合ったデザインを実現しやすい。

特に工務店は、素材感や木の温もりを感じられる外観デザインを得意とする場合が多く、オリジナリティを求める人には魅力的です。

5. 東京など都市部でのハウスメーカーの特徴

都市部での住宅は敷地が限られるため、狭小地や変形地に対応するプランが充実しています。

・高層住宅や3階建て狭小住宅の実例が豊富

・外観のバリエーションが豊かで、流行のデザインに敏感

・設計力や土地活用の提案力が強み

東京など都市部では、敷地条件への対応力と外観デザインのトレンド性が、ハウスメーカーの魅力として大きく発揮されています。

6. 無垢人homeにみる「工務店の特徴」

無垢人homeは福島県会津地方を拠点に、自然素材と高性能住宅にこだわった家づくりを行っています。

自然素材の家づくり

木材の質感や風合いを活かしたデザインを得意とし、見た目の美しさと健康的な室内環境を両立させています。

ダブル断熱の家づくり

外断熱と内断熱を組み合わせたダブル断熱工法で、省エネ性と快適性を確保。長期にわたり住まいを守ります。

ブランド展開

・SIMPLE NOTE:シンプルでミニマルなデザイン。

・ジョイ・コス:高断熱性能を重視した住まい。

地域密着(福島県会津地方中心)

施主との距離が近く、地域に根ざした安心感があります。

坪単価70~90万円の目安

価格帯が明確で、資金計画を立てやすいのもポイント。

JIO保証・定期点検(1・3・5・10年)

引渡し後も長期にわたって安心が続くアフター体制が整っています。

7. ハウスメーカーと工務店の違いをまとめて比較

・ハウスメーカー
全国対応・ブランド力・外観の統一感・システム化された保証体制。

・工務店
地域密着・外観や間取りの自由度・自然素材を活かした個性・施主との距離の近さ。

どちらを選ぶかは「安定感や効率を重視するか」「自由度や素材感を重視するか」で変わってきます。

8. まとめ:理想の家づくりは「特徴」を理解して選ぶことから

ハウスメーカーは都市部での住宅事情に強く、工務店は地域性や素材を活かした家づくりに強みがあります。

特に福島エリアで家づくりを考える人にとって、無垢人homeのような地域密着型の工務店は「自然素材×高性能×安心サポート」で理想の住まいを実現できる選択肢です。

自分に合った家づくりを選ぶためには、両者の特徴を正しく理解し、希望する暮らし方や地域性に合ったパートナーを見つけることが大切です。

規格住宅とは?平屋・おしゃれ・価格から見るメリットとデメリット【福島での家づくりにも】

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1. そもそも「規格住宅」とは?

「規格住宅」とは、あらかじめ設計や仕様が標準化された住宅のことを指します。自由設計の注文住宅に比べて、間取りやデザインの選択肢がある程度決まっているのが特徴です。

一方、建売住宅のようにすでに完成した状態で販売されるのではなく、標準プランから選んで建てるため、施工のタイミングや内部仕様には一定の自由度があります。

なぜ今、規格住宅が注目されているのか。その理由は「価格の分かりやすさ」と「デザイン性の進化」にあります。

従来は画一的なイメージもありましたが、現在の規格住宅は平屋やおしゃれなデザインを含め、多様なライフスタイルに対応できる点が魅力です。

2. 規格住宅で実現できる暮らしのスタイル

平屋の規格住宅

ワンフロアで生活が完結する平屋は、バリアフリー性や生活動線の良さから人気があります。規格住宅のプランにも平屋タイプがあり、シンプルで暮らしやすい住まいを選ぶことが可能です。

デザイン性のある規格住宅

最近の規格住宅は「おしゃれさ」も大きな魅力です。外観や内装デザインに洗練されたプランが増え、モダン・ナチュラル・和風モダンなど幅広く対応できます。

ライフスタイルに合った選び方

家族構成やライフステージに合わせ、規格住宅のプランを選択できます。子育て世帯なら収納や動線を重視したプラン、夫婦二人ならコンパクトで高性能な平屋、といった選び方ができます。

3. 規格住宅の価格の特徴

規格住宅は注文住宅に比べてコストを抑えやすいのが最大の特徴です。

  • 設計・仕様が標準化されているためコスト削減が可能

  • 建築資材の大量発注や工期短縮による効率化

これにより、注文住宅よりも総額が安くなるケースが一般的です。価格が明確に提示されやすく、資金計画を立てやすいというメリットがあります。

注文住宅が「自由度の高さと引き換えに価格が上がる」傾向にあるのに対し、規格住宅は「コストバランスと安定した品質」に強みがあります。

4. 規格住宅のメリット

・価格が分かりやすい:総額が見えやすく、予算オーバーを防ぎやすい。

・工期が短い:設計が効率化されているため、着工から完成までがスピーディ。

・一定のデザインや間取りが選べる:標準化されていても複数プランがあり、好みに合わせられる。

・品質が安定しやすい:同じ仕様・工法で建てるため、性能にばらつきが少ない。

5. 規格住宅のデメリット

・自由度が低い:細かな要望を反映するのは難しい。

・オリジナル性に限界がある:完全なオーダーメイドを求める人には不向き。

・敷地条件に制約がある場合も:特殊な形状の土地では対応できないケースがある。

注文住宅のように「理想をゼロから形にする」のではなく、規格住宅は「決まった選択肢の中から最適解を選ぶ」スタイルであることを理解しておく必要があります。

6. 福島で規格住宅を検討するときのポイント

福島県は地震や寒暖差が大きい地域であるため、住宅性能への意識が高いエリアです。そのため規格住宅を選ぶ際にも、断熱性能や耐震性能に優れた工務店を選ぶことが重要です。

また、自治体によっては移住促進や子育て世帯向けの補助金制度が整っています。新築時に補助金を活用できれば、規格住宅のメリットである「コストの明確さ」がさらに引き立ちます。

地域密着の工務店と相談しながら、自分の条件に合う制度やサポートを確認するのが安心です。

7. 無垢人homeの家づくりと規格住宅の相性

無垢人homeでは、自然素材と高性能を重視した家づくりを行っており、規格住宅にもその強みを活かせます。

自然素材の家づくり

無垢材や漆喰などを用いた健康的で快適な住まいを、規格住宅のプランにも取り入れることができます。

ダブル断熱

外断熱と内断熱を組み合わせることで、冬暖かく夏涼しい住宅を実現。省エネ性や耐久性が高まり、長期的に快適に暮らせます。

ブランド展開

・SIMPLE NOTE:無駄を省いたミニマルで洗練されたデザイン。

・ジョイ・コス:高断熱性能を標準化し、規格住宅にも高性能を。

坪単価70〜90万円の目安

価格帯が明確で、規格住宅を検討する際の比較基準として役立ちます。

JIO保証/定期点検(1・3・5・10年)

引き渡し後も長期にわたり点検を実施し、安心が続くサポート体制が整っています。

8. まとめ:「規格住宅とは」を理解して、あなたに合う住まいを選ぼう

規格住宅は「価格の分かりやすさ」「工期の短さ」「一定のデザイン性」というメリットを持ちつつ、「自由度の制約」というデメリットもあります。

しかし、平屋やおしゃれなデザインも選べるようになり、現代の規格住宅は多様なニーズに対応可能です。特に福島のような性能重視の地域では、信頼できる工務店と組み合わせることで、安心の住まいづくりができます。

無垢人homeなら、自然素材・ダブル断熱・ブランド展開による高性能規格住宅を、明確な価格と長期保証体制で提供しています。「規格住宅×無垢人home」で、あなたにぴったりの住まいを実現してください。

【おうちづくりコラム】家づくりのコスト削減法(建築編3)

モデルハウスや住宅展示場などを見に行くと、
リビングダイニングはもちろん寝室や子供部屋なども
広くつくられていることが多々ありますが、
ほとんどの方がリビングダイニングで大半の時間を過ごし、
部屋は寝る時だけしか使わない可能性が高いことから、
正味の話、最低限の広さがあれば充分ではないでしょうか。

昔の家は収納がほとんどなかったことから、
家具を持ち込まなくてはいけない分
部屋が広めに作られていましたが、
ここ最近の家は収納がたっぷりあって
そこに全て片付けることが出来ますしね。

また、子供部屋に至っては
やがて子供たちは家を出ていくため、
持て余す可能性だってあるわけですしね。

そんなわけで、
今回は適切な部屋の広さについて
お伝えしていきたいと思います。

そこに何を置くのかで
広さを決めていただくのが最良の手段だと思うので、
それをイメージしながら読んでいただければと思います。

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✔️文字通りの部屋

「寝室」は文字通り寝るだけの部屋であると共に、
隣接して大型クローゼットが設置されることが多いため、
そこにベッドをどのように置くのかで
広さを算出していただくのが
最良の手段だと考えています。

例えば、ベッドのサイズには
シングル(幅90cm×長さ2m)
セミダブル(幅1.2m×長さ2m)
ダブル(幅1.4m×長さ2m)
クイーン(幅1.8cm×長さ2m)
などが存在しますが、
セミダブルを2台並べて置く場合、
2.4m×2mのスペースと
その周りに通路が必要になるのですが、
さてこの場合、どれくらいの
部屋の広さにしたらいいのでしょうか。

10帖(横幅4.42m×奥行き3.51m)
8帖(横幅3.52m×奥行き3.51m)
7.5帖(横幅4.42m×奥行き2.6m)
6帖(横幅3.52m×奥行き3.51m)
4.5帖(横幅2.6m×奥行き2.6m)

この場合、流石に4.5帖では
通路スペースが取れないのでちょっと厳しいですよね。
また、逆に10帖も必要かと言われると
通路としては勿体無いぐらい余白が出来過ぎるので、
そこまで必要ないですよね?

この場合、6〜8帖の中のどれかを
選ばれる方が多いと思いますが、
個人的には6帖で充分かと考えています。
ベッドを真中でくっつけて置くとしたら、
両サイドに約55cmずつ通路が出来、
かつ、足元にも60cmの通路が確保出来るわけですからね。

いかがでしょうか?
なかなか合理的な決め方だと思いません?

というわけなので、
この内容を参考にしながら
寝室の広さを算出していただければと思います。

かつ、同時に南向きにこだわらないようにも
していただけたらと思います。
寝室は文字通り寝るだけの部屋であり、
基本、日が沈んでいる時間帯に使う部屋ですからね。

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✔️子供部屋も寝室と同じ

そして、子供部屋もまた
寝室と同じように考えていただいていいと思います。

子供たちは小さいうちはもちろん、
自分の部屋を使うようになっても部屋に籠るのではなく
寝る寸前までリビングで過ごす可能性が高いからです。
遅かれ早かれいつかは家を出ていくわけですしね。

ゆえ、子供部屋に関しても
そこに何を置くのかから逆算した部屋の広さにするのが
最良だと考えている次第です。

個人的には
そこに置くのがシングルベッドと勉強机ぐらいだとしたら
4.5帖もあればゆったり使えるのでそれでいいと考えています。
逆に言うと、それ以上増やすとその余白を埋めるために
無駄な買い物(=無駄な出費)をしてしまうことになるでしょうしね。

もちろん、これは子供部屋に限らず
リビングや収納などでも言えることなんですけどね。
人間は隙間を見ると、
ついついそこを埋めたくなるという習性を持っているからです。

というわけなので、
モデルハウスや住宅展示場を見ると
部屋も広くとりたいと思ってしまうかもしれませんが、
それもまたコストに直結することなので、
必要なところと不必要なところを
しっかりと見極められるようになっていただければと思います。

では、次回は広さの鍵を握る最後の場所である
「収納」についてお伝えしていきたいと思います。
この内容を知っているかいないかでコストはもちろん、
使いやすさも大きく違ってくる大切な項目です。

【おうちづくりコラム】家づくりのコスト削減法(建築編2)

現在暮らしている住まいが賃貸住宅だとしたら、
部屋や収納が少ないことによって
暮らしの不便さを感じている可能性が高いでしょうから、
その不満や不快さを解決するべく
過不足がないように部屋も収納もつくりたい
とお考えになると思いますが、
そうなれば、どんどんコストに跳ね返ってきてしまいます。

結果、その皺寄せが
ローンにのしかってくるわけですが、
それだけじゃなく無闇矢鱈に多く作ったスペースは
やがて持て余すことになる可能性が高いのではないでしょうか。
ご実家の余った部屋たちのように・・・

ゆえ、弊社では
家族が最大化する現在だけに目を向けず、
家族が最小化する将来にも同時に目を向けつつ、
家づくりをしていただくことをオススメしています。

では今回は、
面積を左右する2つ目の項目である
「部屋の数」についてお伝えしていきたいと思います。

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✔️旧「客間」兼「子供部屋」

以前に比べ来客をもてなす機会が減ったことから、
「客間」を求める方はずいぶんと少なくなりましたが、
ご実家から離れた場所に家を建てようとしている方などは、
親御さんが遊びに来た時に備えて
もう1つ部屋が余分に欲しいと
お考えになるのではないでしょうか。

リビングに隣接してもう1つ部屋を設えておけば、
子供たちが小さいうちには子供たちの遊び場にもなるし、
子供たちの荷物も置いておけますしね。

2階建ての方に至っては子供部屋が基本2階になり、
そうなれば子供たちが自分の部屋を使うこともなければ、
(小さな子供たちが親から離れた場所で過ごすこと自体
あり得ませんよね?)
いちいち自分たちのものを
自分の部屋に持っていってくれることもないため、
リビングが散らかり放題になるでしょうしね。

そんなわけで
2階建ての家を建てようとお考えの方は、
住みやすい家にするために来客の有無に関わらず
1階に客間的な部屋を作らざるを得ないというのが
現実的な話ではないでしょうか。
コストが高くなるのは承知の上で。

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✔️新「客間」兼「子供部屋」

ゆえ、弊社ではコストをアップさせることなく
「客間」的な要素も兼ね備えた部屋を設けるために、
2階建ての家を建てるにしても
「子供部屋」は基本1階に作ることをオススメしています。

子供部屋を1階に作れば、
子供たちに使ってもらいやすくなるし、
子供たちが自分の荷物を
自分の部屋に片付けやすくなるからです。

また、親御さんが泊まりに来た時も
その部屋を使ってもらいやすいからです。
親御さんが泊まりにくるのは
基本子供たちが小さいうち。
そして、子供たちが小さいうちは
自分の部屋で寝るのではなく
親と一緒に寝室で寝ているからです。

以上のような理由から、
弊社では平屋はもちろん2階建ての場合でも
子供部屋を基本1階に作ることを
オススメしているというわけです。

やがて子供たちが出ていった後は、
2階から1階に引っ越して来れば
自分たちの寝室として使えるし、
あるいは、夫婦それぞれが
それぞれの部屋(書斎や仕事部屋)として
使えるようになりますしね。

この他、洗濯物を干したり畳んだりするためだけの
ランドリールームなども予算にゆとりがあればいいですが、
そうじゃないない場合は無くてもいいスペースではないでしょうか。

出来るだけリビングから生活感を消したいのも分かりますが、
そのために部屋を作れば
それだけで冷暖房機器も含めると
100〜150万円ほどコストが上がるし、
広く作ったリビングダイニングキッチンで
子供たちの様子を見ながら
家事が出来るのが現在の家の魅力ですしね。

というわけなので、
利便性や不安やもしもの備えから
どんどん家を広げたくなる衝動に駆られると思いますが、
そこにはコストがつきものであるということをご理解いただき、
現在だけじゃなく将来のことも考慮して
合理的な判断をしていただけたらと思います。

では、次回は面積を圧縮に欠かすことの出来ない
次なる要素「部屋の広さ」について
お伝えしていきたいと思います。

住宅購入の補助金2025年版|福島の制度と無垢人homeの家づくり活用ポイント

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1. 住宅購入で補助金が重要視される理由

住宅購入や新築には、土地代を含め数千万円規模の費用がかかります。頭金・住宅ローンに加え、諸経費や家具家電まで含めると、家計への負担は非常に大きいのが現実です。

そこで注目されるのが「補助金・助成金」の存在です。補助金を上手に活用すれば、数十万円から数百万円規模の負担軽減につながり、資金計画の安定化にも役立ちます。

2025年は国の住宅関連補助金制度が拡充・更新されるタイミングにあたります。特に、省エネやZEH関連の支援、子育て世帯向けの制度などは引き続き注目されており、最新情報を把握することが欠かせません。

2. 2025年に利用できる住宅購入補助金の種類

住宅ローン減税との違いと併用可否

住宅ローン減税は「税金が戻る仕組み」、補助金は「建築や購入の際に直接支給される支援」という点で異なります。両者は基本的に併用可能であり、トータルでの負担軽減が期待できます。

国が実施する主な補助制度

2025年も継続・拡充が見込まれる主な制度は以下のとおりです。

・子育てグリーン住宅支援事業:子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、省エネ性能の高い住宅の新築やリフォームに補助金を交付する制度です。2025年度に創設され、条件に応じて最大100万〜160万円の補助を受けられます。

・ZEH関連補助金:ゼロエネルギー住宅の建築を対象に、性能レベルに応じて数十万〜100万円規模の支援。

・長期優良住宅取得支援:耐震性・断熱性・維持管理のしやすさを備えた住宅を対象に、登録や認定費用の一部が支援される制度。

申請条件や対象住宅のポイント

制度ごとに対象条件は異なります。省エネ性能や耐震性を満たす必要があるほか、申請期限や予算枠が設定されているため「早めの申請」が成功の鍵になります。

3. 福島県・市町村の住宅購入補助金(2025年版)

福島県内では、国の制度に加えて自治体独自の補助制度も用意されています。

移住促進・子育て世帯向けの補助

・空き家購入や新築への補助

・子育て世帯への支援金制度

住宅取得支援(新築・中古購入の補助)

新築住宅の取得費用の一部を助成する制度や、移住者向けの購入支援が市町村レベルで行われています。

自治体による違いと最新情報の調べ方

補助金の金額や対象条件は自治体ごとに異なり、毎年更新されます。そのため、各市町村の公式ホームページを確認することが最も確実です。他地域の制度と比較しながら、自分の条件に合う制度を探すことが重要です。

4. 補助金を活用する際の注意点

補助金は便利ですが、いくつかの注意点もあります。

・申請時期や予算枠に左右される:予算が埋まると早期終了する場合があります。

・書類準備・手続きが煩雑:工務店や住宅会社の協力が不可欠です。

・条件を満たさなければ支給されない:断熱等性能や耐震性能などの基準を事前に確認する必要があります。

5. 無垢人homeの家づくりと補助金活用の相性

無垢人homeでは「自然素材」と「高性能」にこだわった家づくりを行っています。これらの特長は、補助金制度とも相性が良いのが特徴です。

自然素材の家づくり

木や漆喰など自然素材を活用することで、健康面や環境配慮の観点から補助対象になるケースもあります。

ダブル断熱の家づくり

外断熱と内断熱を組み合わせたダブル断熱工法により、高い断熱性能を実現。ZEHや省エネ住宅の補助制度との親和性が高い点が強みです。

ブランド展開(SIMPLE NOTE/ジョイ・コス)

・SIMPLE NOTE:合理的な設計でコストバランスを最適化

・ジョイ・コス:高断熱性能を標準化

これらのブランドは、補助金の条件を満たす住宅づくりに柔軟に対応できます。

JIO保証・定期点検(1・3・5・10年)

建築後も第三者保証や定期点検があり、補助金取得後も長期的な安心をサポートします。

坪単価70〜90万円目安

明確な価格帯が提示されているため、補助金を考慮した資金計画を立てやすいのも特徴です。

6. 補助金と住宅ローンを組み合わせた賢い資金計画

補助金を受けるだけではなく、住宅ローン減税や金利優遇制度と組み合わせることで、より賢い資金計画が実現します。

工務店に早めに相談すれば、自分の条件に合った補助制度の選定や申請手続きのサポートが受けられます。長期的なライフプランを考えながら、補助金と住宅ローンの両面で無理のない計画を立てることが重要です。

7. まとめ:2025年の住宅購入は補助金を活用して賢く建てよう

2025年は国の補助制度が拡充され、福島県内でも自治体独自の支援が充実しています。補助金を上手に活用すれば、住宅取得の負担を大幅に減らすことができます。

無垢人homeは、自然素材・ダブル断熱・ブランド展開により、補助金制度の対象条件を満たしやすい高性能住宅を提供しています。さらに、JIO保証や定期点検で建てた後も安心を支えます。

「補助金×無垢人homeの家づくり」で、賢く、そして安心のマイホーム計画を進めてみてください。

地震に強い家とは?特徴・構造・木造住宅の工夫と間取りのポイント

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1.なぜ「地震に強い家」が今求められているのか

日本は世界でも有数の地震多発国です。地震による住宅被害は過去の大震災でも甚大な影響を及ぼし、多くの家庭が暮らしの基盤を失いました。

そのため、これから家を建てる人にとって「地震に強い家」を選ぶことは、家族の命と生活を守るために欠かせない重要な要素です。

特に木造住宅を検討している人にとって、耐震性の不安はつきものです。

しかし、木造住宅には他の構造にはない強みや工夫できるポイントが多くあります。

本記事では、地震に強い家の特徴や構造、木造住宅ならではの工夫、さらには間取りや設計の工夫までを解説します。

2. 地震に強い家の特徴とは?

建物の強さを決めるポイント

地震に強い家かどうかを左右するのは、耐震等級や構造バランスです。耐震等級3を取得している住宅は、震度6強〜7クラスの地震にも倒壊しない基準を満たしています。家を建てる際には、等級確認を欠かさないことが大切です。

材料選び(木材・鉄骨・RCの比較観点)

・ 木造住宅:軽量で揺れに強い。木材のしなやかさが復元力を高める。

・ 鉄骨住宅:大空間や自由な設計に適するが、重量があるため基礎強度が重要。

・ RC住宅(鉄筋コンクリート):耐久性・耐火性に優れるがコストが高い。

耐震性能を長持ちさせる工夫

家の耐震性は建てた直後だけでなく、経年劣化にどう対応するかも重要です。定期的な点検やメンテナンスで柱・接合部・基礎の状態を維持することが、長期的に強い家づくりにつながります。

3. 地震に強い家の構造と基本的な考え方

耐震構造・免震構造・制震構造の違い

耐震構造:壁や柱を強化し、揺れに耐える仕組み。

・ 免震構造:建物と地盤の間に装置を入れ、揺れを伝えにくくする。

・ 制震構造:建物内部にダンパーを設置し、揺れのエネルギーを吸収する。

木造住宅の場合、コストや普及状況を踏まえると「耐震+制震」の考え方を採用するケースが多く見られます。

木造住宅の構造強化の仕組み

耐力壁をバランスよく配置し、建物の「ねじれ」を防ぐ設計が基本です。加えて、筋交い・金物補強・構造用合板などを適切に使うことで、揺れへの耐性を高められます。

接合部や基礎部分の重要性

木材同士の接合部は、耐震性に直結する弱点となりやすい部分です。金物でしっかり補強し、基礎と土台を確実に緊結することが欠かせません。基礎の耐久性が低いと、どれだけ上部構造を強化しても意味を持たなくなります。

4. 木造住宅は地震に弱い?強い?

木造住宅が地震に強いと言える理由

木は鉄やコンクリートに比べて軽いため、地震時の揺れによる負担が小さいのが特徴です。住宅全体が軽量であることで、倒壊リスクを減らすことができます。

木のしなやかさと復元力

木材は適度にしなる性質を持ち、揺れを吸収したあと元に戻る復元力があります。この柔軟性が、地震エネルギーをうまく分散し、建物全体の損傷を防ぐ役割を果たします。

木造住宅の耐震性を高める工夫

・壁量計算による耐力壁の配置

・接合金物による補強

・高品質な木材の使用

これらを組み合わせることで、木造住宅は「弱い」という誤解を払拭できる性能を発揮します。

5. 地震に強い間取りと設計の工夫

バランスの良い間取りが大切な理由

建物の重心や剛心(構造の中心)が偏ると、地震時にねじれが生じやすくなります。四角形に近いシンプルな形状が理想で、複雑な間取りは注意が必要です。

耐力壁や柱の配置を意識した設計

広い空間を設ける場合でも、耐力壁を適切に配置することが重要です。壁が偏ると建物全体が弱くなってしまうため、設計段階で構造バランスを確認することが求められます。

大空間・吹き抜けの取り入れ方の注意点

開放的な空間は人気ですが、耐力壁の不足につながりやすい設計でもあります。構造計算を行い、梁や柱を補強して強度を確保することが必須です。

家族の避難しやすさを考えた動線設計

万が一の地震時には、家族全員が速やかに避難できる動線が大切です。出口を複数確保したり、避難経路に家具を置かない工夫なども設計時に考慮できます。

6. 無垢人homeの家づくりにおける安心ポイント

自然素材×木造住宅で実現するしなやかさと快適性

無垢人homeでは、木の質感や風合いを大切にした自然素材の家づくりを行っています。木材のしなやかさは、地震に強い家をつくるうえでも大きな力となります。

ダブル断熱の家づくり

断熱性能を高めることで、建物の耐久性を維持しやすくなります。外断熱と内断熱を組み合わせたダブル断熱は、快適性だけでなく、構造材を長持ちさせる効果も期待できます。

JIO保証と安心サポート

第三者機関による検査を受けられるJIO保証に加入しており、施工品質に対する安心感を提供しています。

引渡し後の定期点検

1年・3年・5年・10年ごとに点検を実施し、耐震性の維持や必要な補修をサポートします。長期的に安心できる体制は、無垢人homeならではの強みです。

ブランド展開(SIMPLE NOTE/ジョイ・コス/ダブル断熱)

・SIMPLE NOTE:無駄を省いたシンプルで強い構造設計

・ジョイ・コス:高断熱性能で家を守る工法

・ダブル断熱:外断熱+内断熱で快適性と耐久性を両立

7. 地震に強い家を建てるためにできること

信頼できる工務店選びの基準

・耐震等級への対応

・構造計算をきちんと実施しているか

・保証・アフターサービスの充実度

打ち合わせ時に確認すべきチェック項目

・耐震等級の取得有無

・基礎や構造材の仕様

・施工中の検査体制

長期的に安心して暮らすためのメンテナンス意識

定期点検やメンテナンスを続けることで、建物の耐震性を維持できます。工務店と二人三脚で家を守る意識が欠かせません。

8. まとめ:安心と快適を両立した「地震に強い家」を

地震に強い家づくりには、特徴・構造・木造・間取り・工夫のすべてが関わっています。

無垢人homeは、自然素材とダブル断熱を軸に、SIMPLE NOTEやジョイ・コスなどの多様なブランドで設計自由度と安心性能を両立しています。さらにJIO保証や定期点検体制によって、建てたあとも長期的に安心できる家づくりを実現しています。

「安心」と「快適」を同時に叶える住まいを望むなら、地震に強い工夫が施された木造住宅、そして地域密着でサポートを続ける工務店の選択が重要です。無垢人homeなら、家族の安全と心地よい暮らしを両立した住まいを手に入れることができます。

【おうちづくりコラム】家づくりのコスト削減法(建築編)

建築コストを少しでも安く
抑えなければならない状況に直面した時、
パッと思い浮かぶのが使用する材料を変えたり
材料のランクを落とすことですが、
この方法は妥協した割に
その期待に沿うような成果を
得ることが出来ないことが多いため、
面積縮小を優先して考えることをオススメしています。

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例えば、床材を無垢材から
無垢材じゃないものに変更すれば
けっこうコストが下がると
思われている方が多いと思いますが、
多くの場合、期待の半分も下がらないし、
選ぶものによったらほとんどコストが変わらない
なんてこともあったりします。

また、断熱材も同じレベルの性能を有しているものでも
安価なものもあれば高価なものもあるのですが、
コストを落とすために安価なものに変えた場合、
見た目の数字はほとんど変わらないまま
(高い性能値を維持したまま)
コストだけが落ちるように思うものの、
実際暮らし出してみると数字だけでは分からない
「体感」が全然違ってきたりするのも事実です。

そんなわけで、
使うものに言及するより
優先して面積縮小に取り組んでいただきたいというのが
弊社からの提案なんですが、
とはいえ、普通に考えると家を小さくするとなれば
「収納足りないのでは?」とか、
「使いにくくなるんじゃないか?」とか、
「見窄らしくなるんじゃないか?」など
様々な不安が頭をよぎりなかなか実行出来ないものです。

なので、その不安を少しでも払拭していただけるよう
それを実行するために知っておいていただきたい
考え方についてお伝えしていきたいと思います。

家の面積を縮小するためにというよりは、
闇雲に家の面積を大きくしないために
まず出来るだけなくしたいものが、
「なくても問題ないスペース」です。

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例えば「廊下」。
どんな家にしたいのかをお聞きさせていただく時に、
「是が非でもこのスペースが欲しい!」
とおっしゃる方はほとんどいないし、
あなた自身も同じように
「廊下は絶対必要だなー」とは
思っていないのではないでしょうか。

実際、このスペースにも
部屋や収納と同じように
基礎・床・壁・天井・屋根があるので
同じだけコストがかかるのですが、
全く欲しいとも思っていない
しかも、ただ通るだけの機能しか有していないこのスペースに
部屋や収納と同じだけのお金を払うのは
なんだか勿体無いですよね。

このスペースがあることによって
自ずと室内ドアの本数が増え、
(1本あたり6〜7万円します)
その分さらにコストアップするし、
廊下に出来る空気層がいわゆる断熱材の代わりとなり
冷暖房の道を塞いでしまうことで
せっかくの高性能住宅の良さを帳消しにしてしまいますしね。
(高性能住宅の真骨頂は、冷暖房の空気を家全体に
ムラなく行き届かせて温度差を限りなくなくすことです)

以上のような理由から
まずカットすべきは「廊下」だと考えている次第であり、
これを実現するための最良の手段が「平屋」だと考えています。

2階建てにし2階部分に部屋を多くとればとるほど
その部屋に行くための通路が必要となり
無駄に廊下を増産してしまうし、
2階建てになると
「廊下」の仲間である「階段」が必要になりますが、
階段は廊下以上にコストがかかるし、
階段があることによって上下階に温度差が生じるため、
快適な暮らしを実現するためには、
大きなコストを払うことによって上下階の空気を循環させる
空調システムなどを導入せざるを得なくなったりしますからね。

というわけなので、
まずは「平屋」を基本に考え「階段」をなくしながら
出来るだけ「廊下」をゼロに近づけること。
これを覚えておいていただければと思います。

では次回は、
面積縮小の鍵を握る2つ目の項目である
「部屋の数」について言及していきたいと思います。

【おうちづくりコラム】家づくりのコスト削減法(外構編)

家づくりのコストを抑えるためには
建築コストと土地取得コストを抑えるだけじゃなく、
外構工事費用も抑える必要があるのですが、
この費用に関しては当初の計画では抑えていたものの
蓋を開けてみると大幅にオーバーした
という事例が数多く存在します。

もちろんその理由は、
建築予算を確保したいあまりに、
建築会社が外構予算を甘く見積もってしまっている
ことにあるのですが、そうならないためには
次の2つの解決策のいずれかを選択するしかありません。

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まず1つ目の解決策は、
外構予算を多めに確保することです。
仮に建築予算と外構予算を合わせた
合計予算が2800万円だとしたら、
その比率を2700万円と100万円ではなく、
2500万円と300万円にするということですね。

前回の土地の話でお伝えさせていただいたように、
オーソドックスな家を建てる場合、
周囲から家の中が丸見えになるため
それを隠すための工事(植栽や目隠し)が確実に必要になるし、
ウッドデッキに関しても
使えるようにするためには目隠しが必要になるし、
敷地内に入ってきにくくするために
塀や柵を立てるなどの工夫も必要になるからですね。

ゆえに、オーソドックスな家を建てられる方は、
それらの工事に備えて
予め充分な予算を確保しておくことを
オススメさせていただいています。

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✔️第2の解決策

そしてもう1つの解決策は、
そもそも外構工事がほとんど必要ない
家を建てるということです。

例えば、周囲から家の中が丸見えじゃない家にすれば、
それを隠すための植栽や目隠しをつくる必要がありません。
また、ウッドデッキも周囲から見えない場所にあれば
同じく目隠しをつくる必要がありません。

これらは「中庭」をつくることで実現出来ることなのですが、
中庭から採光を確保することで
外部に採光のための窓を設けなくてよくなれば、
自然と外壁そのものが塀の代わりになってくれるため、
結果、敷地に入られにくくするための
塀や柵もつくる必要がなくなります。

そして、外から見て窓が少ない家になれば、
自ずと外観も美しくなるため、
外構工事で色々な装飾をすることで
外観を美しく整える必要もなくなりますしね。

採光を家の真ん中から採れば
採光のための余白を敷地につくる必要もなくなり、
その分、土地面積が圧縮出来
結果、外構面積が最小化出来ますしね。

このような家づくりをすれば
建築予算と外構予算を合わせた
合計予算が2800万円である場合、
建築予算に2700万円確保し、
外構予算を100万円にしても
大幅に予算が狂うことはありません。

もっと言うと、
建築予算も2700万円から2500万円に抑えられたら
家づくりの予算を200万円
圧縮することが出来ることになります。

というわけなので、
次回からはこれを実現する方法について
お伝えしていきたいと思います。

【おうちづくりコラム】家づくりのコスト削減法(土地続編)

日当たりの良さとともに、
土地の価格を押し上げる要因となるものが
土地の広さです。

土地を広く買ってしまうと、
単純に土地代が高くなるだけじゃなく
土地に出来る余白が増え
その分、外構工事費用までも
高くなってしまうからです。

ゆえ、弊社では土地を探し始める前に
建てたい家を明確にしておくことを
オススメさせていただいています。

平屋なのか2階建てなのか。
面積はどれくらいになりそうなのか。
土地を探す上で必要なこの2つを明確にしておけば
それを建てるために必要な
土地の面積を導き出すことが出来、
結果、無駄に広い土地をつかんでしまう
リスクが限りなくゼロに近づくからです。

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例えば自分が建てたいと思っている家が
オーソドックスな平屋だとして、
必要な広さが32坪前後でちょっとした庭が欲しくて
必要な駐車台数が3台だとしたら、
おそらく必要となる土地の広さは
70〜75坪ぐらいになります。

まず、必要な家の広さ32坪。
そして、家の周りで出来る室外機や給湯器を置き、
配管を通すスペースに約10坪。
駐車場が1台につき約4.5坪必要なので
3台分だと13.5坪。
(2.5m×6m=15㎡、15㎡×0.3025=約4.5坪)
これに日当たりの確保も兼ねながら庭をつくるとしたら、
さらに約15〜20坪必要となるからです。

ゆえ、この場合その広さを目安として
そのエリアで土地を探していくことになります。

他方、同じ平屋でも
「中庭」がある平屋を建てたいとなると
探す土地の広さが全く違ってきます。

なぜ、同じ平屋なのに全く違ってくるのかと言うと、
日当たりの確保も兼ねながら
庭をつくる必要がなくなるからです。

中庭があるということは
採光を確保する窓が自然と隣家から離れる
ということでもあるため、
日当たりを確保するためのスペースが
そもそも必要なくなるし、
家の中に庭があれば、
人目を気にすることなく
そこでなんでも出来るようになるため、
外に庭をつくる必要がなくなるからです。

ゆえ、同じ平屋でもどんな平屋にしたいかで
探す土地の広さが15〜20坪ほど変わってくる
というわけですね。

坪単価が10万円の地域でも150〜200万円違うし、
坪単価が20万円の地域だと
300〜400万円も違ってくるので
かなり大きいですよね。
これに加えて外構の工事面積も違ってきますしね。

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✔️60坪以上の土地は買わない方がいい?

2階建ての場合はもちろん、
弊社では平屋を建てたい場合でも
60坪(=200㎡)以上の土地は
買わないことをオススメしています。
固定資産税が割高になるからです。

200㎡までの土地は
課税基準となる評価額を
6分の1にしてくれるのに対し、
200㎡を超えた部分に関しては
3分の1にしかしてくれませんからね。

評価額が18万円の地域だと
200㎡までは3万円にしてくれるのに対し
200㎡を超えた部分に関しては
同じ土地なのに6万円の評価になる
という感じですね。

ゆえに、土地を選ぶ際は
これも頭の片隅に置きながら
探していただければと思います。
固定資産税は一生払い続ける費用だし、
税金の支払いは出来るだけ抑えたいものですしね。

先程もお伝えしましたが
平屋を建てるにしても
「中庭」という選択肢を知れば
よほどの豪邸を望まない限りは
60坪以上の土地を探す必要がありません。

また、2階建てを建てる場合も
平屋の時同様に
同じ2階建てでも採光の手段によって
必要となる土地の広さが違ってきます。

オーソドックスな2階建てだと
土地の広さが50〜60坪は必要だけど、
採光を工夫すれば10坪前後面積をカット出来る
という感じですね。

発想を変えてみると
50〜60坪の土地を既に買ってしまったとしたら
2階建てではなく平屋にしていただくといい
ということなんですけどね。

これから土地探しをされる方は
ぜひ参考にしていただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】家づくりのコスト削減法(土地編)

頭金を入れることなく
無理のない返済の範囲で借り入れを行いつつ
(無理のない=積立投資が出来る余力がある)
マイホームを手に入れるためには、
家づくりにかける予算を合理的に圧縮しなければいけません。
家そのものにかける費用はもちろん、
土地にかける費用や外構工事にかける費用も含めてです。

そして、そのためにはそれを実現するために
必要な知識をまずは身に付けていただき、
その上で実行していただかないといけません。

というわけで今回は、
土地にかける費用を圧縮していただくために
必要な知識についてお伝えさせていただきます。

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✔️土地代が高くなる2大要因

同じエリアで土地を探す場合、
土地の価格は「日当たり」と「広さ」によって
大きく違ってきます。

同じ分譲地でも
日当たりが良い「南向き」の土地と
日当たりが悪い「北向き」の土地では、
売れやすさ(人気度)が違うので
坪単価に差があるのが当たり前だし、
広くなればその分価格が高くなるのも
ごく当たり前の話ですもんね。

ゆえに土地にかける費用を抑えるためには、
人気がある「南向き」の土地ではなく
それ以外の日当たりが悪い土地を選ぶ。
かつ、土地面積を必要最小限の広さにする。
この2つを実行していただかないといけません。

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✔️「南向き」じゃなくて良い理由

「土地の日当たりが良ければ家の日当たりも良くなる。
結果、明るくて心地いい家になる。」

日当たりが良い南向きの土地が
人気がある理由はまさにこの思考にあると思いますが、
いざ暮らしてみるとこれとは違ったものになっている方が
大半ではないでしょうか。

南向きの土地は、
日光を遮るものがない分、
日光がたくさん入ってくるのですが、
それと同時に、周りからの視線もたくさん入ってくるため、
それを遮るためにカーテンが必需品となり
しかもずっと開けることが出来ないのが現実だからです。

つまり、カーテンのせいで
採光のためにつくった窓から充分な光が入ってこなくなるため、
家の中が暗くなりやすいというわけですね。

窓に近いリビングはまだしも、
北に配置されがちなキッチンや洗面・脱衣といった水回りは
日中でさえも照明なしではいられないというのが
現実ではないでしょうか。

また、南向きの土地は
台風の時に最も直風を受けやすいという難点も備え持っています。
ゆえに、南につくった大きな窓には
飛散物に備えてシャッターを設置せざるを得なくなるのですが、
南向きの窓にシャッターがある家の多くが
シャッターを閉めっぱなしにしている光景を目にすることも
決して少なくないのではないでしょうか。

直射日光が入ってき過ぎれば
家の中が暑くなるし、テレビが見にくくなるし、
光線が眩し過ぎて逆に過ごしにくくなるからです。
こうなれば家の中は真っ暗です。

いかがでしょうか?
日当たりが良い土地にも
それなりのデメリットが備わっていることを
ご理解いただけたでしょうか。

豊かな暮らしの代名詞的存在でもあるウッドデッキも、
あまりに丸見えになり過ぎるため
ほとんどの方が全く使ってないというのが現実でしょうしね。

そんなわけで、
単純に日当たりが良いからという理由だけで
南向きの土地に飛びつく
のはやめてくださいというのが
弊社からの提案です。

ここまで挙げた問題を解決するためには、
外構工事に多額のお金をかけるしかなく、
そうなれば、家づくりのコストが
さらに2〜300万円も跳ね上がってしまいますしね。

南向きや日当たりの良さに拘らなければ、
土地価格はグンと抑えられます。
そもそも価格設定が安い上、
価格交渉にも応じていただきやすいからです。

また、防犯やプライバシー対策として
2〜300万円も余分に費用をかけて
先程お伝えしたような外構工事をする必要もなくなります。

もちろん、これを実現するためには
間取りの考え方を根底から変えないといけないのですが、
これに関しては後日改めて家の費用を抑える方法の中で
お伝えさせていただきますね。

では、今回はここまでとして
次回は「適切な土地の広さを算出する方法」
についてお伝えしていきたいと思います。

【おうちづくりコラム】インフレと住宅ローン金利

2022年末以降、
日本銀行が長期金利の上限幅を
引き上げてきたことによって、
10年固定型や全機関固定型の
住宅ローン金利が上がりつつあります。

この2つの住宅ローン金利が上がりつつある理由は、
長期金利の上限が引き上げられれば
それに連動する10年物国債の利率が上昇し、
結果、銀行はその利率よりも低い金利で
住宅ローン金利を設定しなくなるからです。

銀行からすると、
わざわざ国債より低い利率で
多少なりともリスクのある住宅ローンを貸し出すより、
リスクのない日本国債を買った方がいいですからね。

そんなわけで現在は、
それでも固定を選んだ方がいいのか?
それとも、今のところ金利上昇の影響を受けてない
変動金利を選んだ方がいいのか?
悩ましいところだと思いますが、
さて、あなたはどうお考えでしょうか?

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✔️損得勘定だけでは選べない

住宅ローンを選ぶ際、
どっちが得なのかを考えても、
そもそも誰にもこれから先のことを
正確に予想することなんて出来ないので、
どっちを選んでも当たる確率は半々ではないでしょうか。

このインフレは今だけの一過性のものかもしれず、
スタグフレーションを引き起こして
10年後には再びデフレに逆戻りしているかもしれないし、
逆にこのままインフレの波に乗って
日本経済が息を吹き返すとしたら、
変動金利に影響を与える短期金利も含めて
まだまだ金利が上昇する可能性が充分考えらますからね。

つまり損得勘定で選ぶとしたら、
前者の方が、可能性が高いと考えるなら
少しでも金利が安い変動を選んでおいた方がいいでしょうし、
逆に、後者の可能性が高いと考えるなら
少々金利が高くとも固定を選んでおいた方がいいとなるのですが、
これに関しては正解を言い当てることは不可能だと思います。

ゆえに、住宅ローン選びに関して
僕自身が相談を受けた際には、
損得で選ぶのではなく、
どっちの方が性格的に向いているのか?
で選んでいただくようにしています。

変動の場合、
区切り区切りで銀行に金利の交渉を
しにいかないといけないし、
場合によったら借り換えを
しないといけなくなるかもしれないので、
それが面倒だと感じる方には
固定をオススメするという感じですね。

あとは、借り換えをするとなれば、
健康状態がいいことが条件となるので、
(団信への加入が基本必須となるからです)
家系的にそれが引っ掛かるという方にも。

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✔️帳尻合わせの選択は絶対にNG!

住宅ローン選びに関して
一番やってはいけないとハッキリと言い切れることは、
借入額が多すぎるがゆえに、
返済の帳尻を合わせるという選び方です。

つまり、本当は固定を選びたいのに
固定を選ぶと返済負担が高くなり過ぎるので、
その負担を下げるために
変動を選ばざるを得なくなるという状況です。

例を挙げると、
毎月の返済額は10万円以下に抑えたい。
そしてそうなると固定金利を選ぶと
(金利1.45%・40年返済)
借入額は3600万円に抑えないといけないのだけど、
それよりも1000万円予算が上がってしまい、
そのまま固定金利でいくとなると
毎月の返済が125,000円を超えてしまい、
流石にそれは家計的にキツいから
金利が安い変動金利(0.45%)を選び、
出来るだけ10万円に近づけるという調整をする
(105,000円になる)という感じですね。

もちろん、この場合も
終わってみるとこれで良かったとなるかもしれないのですが、
これとは逆の方向に経済が向かっていった場合、
これから先、生活のどこかに
大なり小なり皺寄せがやってくる可能性が高くなってしまいます。

なので、
住宅ローン選びにおいては以上の点をご留意いただき、
ご自身の性格と家計にあった選択をしていただければと思います。

【おうちづくりコラム】資金計画と住宅ローン

家を建てる時には、
綿密な資金計画を立てる必要があるのですが、
ここで重要になってくるのが
資金計画の進め方を間違えないことです。

というのも、
資金計画には進め方が2種類あり、
その選択を間違えてしまうと
家づくりの予算設定を
高い確率で間違えることになるからです。

そして、その結果
貯金に資金を回せなくなり、
貯金に資金が回せた方との間に
金銭的にも気持ちのゆとり的にも
大きな差が生じることになります。

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では、まずダメな資金計画からお伝えさせていただくと、
それは、先にローンの金額を決めて
そこから土地や家や外構に
それぞれ適切な予算を配分していくのではなく、
それとは真逆の道を辿ります。

つまり、
先に土地を探し、家や外構の設計をし、
それらを合計した金額がローンの金額になる
という流れを取るわけです。

結果、土地の予算がかさみ、家の予算もかさみ、
さらに外構の予算もかさみます。
そして、ローンにその皺寄せがやってきて
夫婦で収入合算をしながら
銀行から資金調達をすることになります。

一例を挙げるとするなら、
本来土地に費やせる予算は850万円なのに
1200万円を費やしてしまい、
本来家に費やせる予算は2500万円なのに
3000万円費やしてしまい、
本来外構に費やせる予算は150万円なのに
300万円費やしてしまう、という感じです。

つまり、予算から逆算すると
土地・家・外構に合計で費やせる予算は本来3500万円なのに、
進め方を間違えてしまったことで4500万円も費やしてしまった、
ということですね。

そして、毎月の返済負担が25,000〜30,000円も高くなり、
貯金をする余裕がなくなってしまいます。

他方、先にローンの金額を決め
それから土地・家・外構に予算を振り分けていくという
資金計画の流れをとれば
そのような悲劇を未然に防ぐことが出来ます。

具体的には、毎月の返済額がいくらであれば
今後、積立投資をするゆとりが出来るのか?
を考慮した上で借入額を決める。
そして、それに加えて保険を見直すことで
積立投資の額をどこまで増やせるのかを考える。

そして、その借入額から
土地・家・外構以外に必要な費用を差し引き、
残りの費用をそれぞれに振り分ける。
という流れですね。

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仮に無理のない返済額が9万円だとしたら
借入額は3500万円になる。
そこから土地・家・外構以外に
250万円が必要だとしたら
残りの3250万円を土地・家・外構にそれぞれ振り分ける。

そして、建てたい家が平屋だとしたら
土地の広さが55〜60坪必要なので
まず外構に100万円の予算を取る。
で、残りの3150万円を土地と家に振り分ける。

住みたい地域が決まっていて
その地域で55〜60坪の土地を買うとしたら
最低でも750万円は必要だとする。
であれば、3150万円から750万円を差し引いた
2400万円で出来る平屋の家を考える。
といった感じですね。

この方法で進めれば
建てた後、生活が苦しくなる可能性は
限りなくゼロに近づくと思いますが、
一方で、古来の家づくりの考え方に縛られていては、
これを実現するのが限りなく難しくなります。

ゆえ、土地の選び方にせよ、
間取りの考え方にせよ、外構の考え方にせよ、
知識の幅を広げていただき
柔軟に考えられるようになっていただきたいと考えています。

というわけで、
このあと家づくりの予算を
合理的に圧縮する方法について
お伝えしていきたいと考えているのですが、
その前に、資金計画において
もう1つの大切な項目である「住宅ローン」について
次回はお伝えしていきたいと思います。

【おうちづくりコラム】頭金の使い道

昔は家を建てる時、
「頭金が2割は必要だ」と言われていましたが、
現在は、どこの銀行でも
ほぼ全額貸してくれるようになりました。

それゆえ、頭金として出せるお金を持っている場合、
それを出した方がいいのかどうか
悩んでいる方がいらっしゃると思いますが、
その答えは、その資金をどのようにするつもりでいるのかで
大きく違ってきます。

この場合、
1.頭金を入れる
2.頭金を入れず預金口座に置いておく
3.頭金を入れず投資に回す
という3つの選択肢がありますが、
結論から申し上げると、
迷わず3の選択肢を取っていただきたいと考えています。

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つまり100万円の頭金があるとしたら
それを全額長期積立投資の頭金として入れた方がいい
というわけですね。

この100万円は銀行預金に置いていても
銀行の預金金利ではごくわずかしか増えないし、
あるいは頭金として入れたとしても、
それで圧縮出来る利息の額は
40年間で20万円ぐらいなのに対し、
長期積立投資の頭金として入れた場合、
仮に毎年平均6%ずつ増えていくとしたら
40年後その資金は10.6倍である1060万円にまで
膨れ上がることになるからです。

ゆえ、入れられる頭金がある場合は、
それを積立投資の頭金として全額入れていただきつつ、
前回・前々回お伝えしたように不要な保険を全て解約し、
毎月の積み立て資金に回していただく。
これが最良の方法だと考えています。

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おそらくこの選択肢を知り実行した方は、
老後2000万円問題(インフレが進むと4000万円問題になるかも?)
に直面することなく優雅な老後を過ごせる可能性と、
これからずっとお金の不安を感じることなく
暮らし続けられる可能性が圧倒的に高くなると思われます。

これに対し、
この選択肢を知らないまま進んだ方や
知っていても投資に悪いイメージがあり実行出来なかった方などは、
それらとは真逆の状況に直面する可能性が
圧倒的に高くなるかもしれません。

お金の不安を感じながら暮らし続ける・・
仕事をやめてのんびり暮らしたくても
所得がなければ生活していけないから働き続けざるを得ない・・
といった状況です。

そんなわけで、
「投資=損をする」とか「投資=リスクが高い」という
ネガティブなイメージをお持ちの方は、
出来れば、家を建てるタイミングで正しい知識をつけていただき、
家を建ててもお金の不安を感じることなく暮らしていっていただけるよう
備えていただければと思います。

【おうちづくりコラム】積立資金の捻出方法2

結婚と同時に「生命保険」に加入しなければ
と考えるのと同じように、
子供が産まれると同時に「学資保険」に入らなければと
誰もが考えてしまうと思いますが、
学資保険に関してはそもそも入る必要はありません。
理由は、銀行の預金並にお金が増えないからです。

増えない理由は、
掛け金の運用期間が短過ぎること、
(子供が18歳になるまでですもんね)
そして、学資保険にも死亡保証がついていること、です。
(死亡保証の掛け金は掛け捨てなので返ってこない費用です)

そんなわけで学資保険に関しても、
前回の生命保険同様に家を建てるタイミングで
見直していただきたいと考えている次第です。

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では、子供たちの大学への進学資金は
どのように調達すればいいのかという話になるのですが、
個人的には、まずは学資保険に回そうと思っていた資金を
丸々「NISA」に回していただきたいと考えています。

お子さんが2人いて、
それぞれに1万円ずつ学資保険をかけようとお考えだとしたら、
2万円「NISA」のつみたて枠を増やすということですね。

ただし「NISA」に関しも
先程お伝えした学資保険同様に運用期間が短いと
学費が完全に賄えるほどお金は増えてないと思われます。
それゆえ、学費に関しては「NISA」には手をつけず
「奨学金」を申し込んでいただくといいと考えています。

「奨学金」は
銀行の教育ローンに比べて金利がずいぶん安いし、
返済も大学を卒業してから半年後からのスタートなので
大学在籍時にかかる家賃・光熱費・生活費などと
出費が重ならないからです。

つまり、せっかく低金利である「奨学金」制度があるんだから、
「NISA」によって資産が増えていようといまいと
その資産には手をつけない方がいいというわけですね。

「NISA」は増えたお金を再投資することによって
お金が雪だるま式に増えていく
「複利」によって運用されているので、
途中でお金を引き出してしまうとその効果を減らしてしまうから、
そして、あくまで「NISA」は
老後資金の不足分を賄うための貯金だからです。
(年金で足りない分をここから徐々に切り崩していくイメージです)

そんなわけで結論を申し上げると、
「学資保険」は解約しその資金は「NISA」に回す。
そして増えていようといまいとその資産には手をつけず
大学の学費は「奨学金」を利用する。
これでいいと考えています。
(それでも親からの仕送りで生活が厳しい場合は、
自分でバイトして稼げばいいと思います。
大学は自分が行きたくて行っているわけですからね!)

(*注)
「奨学金」に関しては、
給付型はもちろん貸与型に関しても所得制限があるので、
その点だけは注意してくださいね。

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✔️医療保険も最低限でいい

では、最後の3つ目の軸である医療保険についてですが、
この保険に関しては、生命保険や学資保険のように
全く加入しなくていいとは思わないものの、
とはいえ民間の保険会社の口車に乗せられて
入り過ぎないように注意は必要だと思います。

理由は、ここ日本では
国民健康保険を真面目におさめていれば、
国からの手厚い保証を受けることが出来るからです。

まず、私たちは医療機関で診てもらった時、
診療費・治療費の30%しか負担する必要がありません。
そして、大きな病気や怪我をした時も
「高額療養費制度」と呼ばれる制度が適用されるため、
仮に300万円ほどの治療費だった場合
健康保険と高額療養費制度の適用によって
その支払額はわずか10万円強で済むことになります。

以上の2つのことから医療保険に関しても、
もしもに備えて入り過ぎて悪戯に保険の掛け金を増やすのではなく、
いつでも引き出せる現金を
手元に増やしておくことが大事だと考えています。

ゆえに、医療保険に入り過ぎているかもと思われた方は、
生命保険と学資保険を見直すタイミングで
医療保険の見直しもしていただければと思います。
そして、保険に回していた資金を
「NISA」を利用しつつ長期積立投資に回してください。

では次回はこれらの話と関連性が高い
「頭金の使い途」についてお伝えしていきたいと思います。

【おうちづくりコラム】積立資金の捻出方法1

家を建てると同時に、
毎月積立投資をしていただくことが
今後の家づくりに必要なことだと
個人的には考えているのですが、
家賃より負担が上がる上、
資産を所有することによって
維持費もかかるようになることから、
(固定資産税・火災保険・メンテ費用)
積立投資資金を捻出するのは
そう簡単なことではないと思います。

ましてや、日々の暮らしの中で
何かを我慢することによってその資金を選出するとなれば、
毎日が楽しくなくなり
家を持ったことを後悔する可能性が高くなってしまいます。

ゆえに、そんな状況にならないために
家づくりをするタイミングで
「保険にかけるコスト」「家づくりにかけるコスト」
この2つの固定費を最適化することで
積立資金を捻出することをオススメさせていただいています。

まず、保険に関しては3つの軸で
見直しをはかっていただきたいと考えています。

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✔️死亡保証の見直し

見直していただきたい1つ目の軸が
「死亡保証」について、です。

理由は、住宅ローン金利の中には
もしものことがあった場合、
残債が全て繰上げ返済される「団体信用生命保険」という
掛け捨ての生命保険料が含まれているからです。

債務者(ローン名義人)に
もしものことが起こった場合、
残された家族の暮らしを守ってくれる
とっても優れた保険が、です。

では、これはどういうことか?
仮に(でする話ではないのですが)、
債務者にもしものことがあったとします。
この場合、債務者の収入がゼロになってしまうため、
これから先生活していけるのだろうかと
大きな不安を感じるかもしれません。

しかし、実際はそうなりません。
債務者の収入は無くなるものの、
大きな固定費である住居費がなくなるし、
(固定資産税や火災保険料は必要ですが)
所有する車の台数が1台減るし、
(車1台の維持費は月5〜7万円だと言われています)
債務者にかかっていた費用が全ていらなくなり、
(生活費・交際費・保険代など)
これらを相殺するとほぼ「±0」になるからです。

そして、それに加えて
奥さんが働いていればその分収入があるし、
その収入が高過ぎない限りは、
国から遺族年金も支給されるからです。

そんなわけで
住宅ローンを組むことが決まった瞬間、
死亡保証型の生命保険は見直していただいていい
と考えているわけです。
(仮に残すとしても
子供たちが大学を卒業するまでで充分かと思います)

また、死亡保証も充実しつつ、
貯蓄性も高いとされている「終身保険」なども
実は入る必要がありません。

この保険は加入してからしばらくの間
解約すると元本割れしてしまうのですが、
これは保険会社に支払う手数料が高いからだし、
貯蓄性を考えると同じ額を保険に預けるぐらいなら
自分自身で積立投資をしていった方が
圧倒的にお金が増えるからです。

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そんなわけで
保険によって過剰に死亡保証に備える必要もなければ、
保険に貯蓄性を求める必要もないと考えている次第です。

では、今回はここまでにして
次回は2つ目の軸である「学資保険」について
言及していきたいと思います。

【おうちづくりコラム】家づくりの転換点

急速に進むインフレを解消すべく
昨今、賃上げが声高に叫ばれていますが、
コロナ以降の物価急騰を加味すると
わずか5%程度の賃上げでは全く生活の足しにならない
というのが本音ではないでしょうか。

毎月の出費を見る限り、
食料品にせよ、衣料品にせよ、
ゆうに10%以上は上がっているし、
こと家に関しては10%どころか
30〜40%ほど上がっていますしね。
ずいぶんとウッドショックによる
木材価格高騰が落ち着いてきた現状ででも、です。

そんなわけで、今家を建てようという方は、
コロナ前に建てた方に比べて毎月の返済負担が3〜4万円ほど
確実に上がっているのですが、
これを受けて個人的には家づくりの考え方や進め方を
これまでとは大きく変えた方がいいと考えています。

現在のインフレが起こる前までは、
アパートやマンションの家賃と同じか
あるいは少し足せば手が届く
という存在だったマイホームが
そうじゃなくってしまった上、
家とは切っても切り離せない
電気料金も過去に建てた方より
確実に負担が大きくなっていますしね。

では、これから家を建てる方は
何をどのようにしていけばいいのか?
ということになりますが、
例外なく全ての方が取り組むべきことは
・預金ではなく投資に目を向ける(金融知識をつける)
・少しでも家づくりのコストを圧縮する
この2つです。

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✔️金融知識をつけないといけない理由

この理由は
これまで当たり前とされていた
金融知識を元に暮らしていったのでは
今後、生活苦になる可能性が
以前に比べて圧倒的に高くなったからです。

今後もインフレが続くとなると
手元にある現預金の価値は落ちていく一方だし、
今回のように賃金が上がらない中
物価高だけが進んでいくと
貯金をする余裕すらなくなってしまい、
将来に備えることが出来なくなり、
不安ばかりが増大していくのは
火を見るよりも明らかなことですしね。

なので、これまでの常識である
「貯金=銀行預金」
「保険に手厚く入る」
「投資=危険」
という偏った知識を全て一掃していただいた上で
家づくりに取り組んでいただきたいと考えています。

要するに
「貯金は銀行にはしない」
「基本、保険には入らない」
「投資は早い段階から始める」
というマインドに切り替えた上で
家づくりに取り組んでくださいということですね。

ここでは突っ込んでお伝えしませんが、
これら3つにはそれぞれそうした方がいい理由があるので、
詳しくはいつでもお聞きください!

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✔️家のコストを圧縮すべき理由

この理由は、少しでも家計の中の固定費を減らし
その資金を長期積立投資に回していただきたいからです。

仮に、家づくりにかける費用を
毎月25,000円減らすことが出来、
その資金を長期積立投資に退職するまで回すことが出来た方と、
全く削らず長期積立投資が出来ないまま過ごした方とでは、
きっと老後資金に数千万円単位で差が生まれるでしょう。

つまり、それだけで不安を感じることなく
気持ちにゆとりを持って老後が過ごせるか、
たとえ体調が悪くなろうとも
お金を稼ぐためにずっと働きつづけざるを得なくなるか、
くらいの差が生じることになるというわけですね。

なので、家を持ってもいつまでも
気持ち的にも経済的にもゆとりを持ちながら
暮らし続けていただくために、
これから家を建てる方は
今回申し上げた2つのことに取り組みながら
家づくりをしていただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】家づくりの2本の要

行き過ぎた円安を防ぐために
開き過ぎたアメリカとの金利差を埋めること、
そして行き過ぎた物価上昇を防ぐために、
日本も利上げを進めていこうとしていることから
10年固定と全期間固定の住宅ローンの金利が
ジワジワと上がっていっています。

この2つの住宅ローンは
長期金利に連動する商品ですが、
長期金利が1%を超えたとなると
日本の10年物国債の利率も1%を超えることになり、
そうなれば銀行は国債の利率以下で
これらの住宅ローンを貸す理由がなくなるからです。

銀行側からすると、
国債より低い利率で住宅ローンを貸し出すぐらいなら、
安全資産である国債を購入した方がいいという
結論に至るのが当然の流れですからね。

というわけで、
これから10年固定の住宅ローンを利用しながら家を建てる方は、
これまでの方に比べ0.5%前後高い金利で
住宅ローンを借りることになり、
残念ながらその分返済負担が上がってしまうわけですが、
今後もインフレの流れが継続し
金利が上がっていく可能性が高まっていることを考えると
それを想定した上で住宅ローン選びをした方が
いいのではないでしょうか。

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✔️4000万円借りるとしたら

現在、土地から買って家を建てるとなると、
おおよそこれくらいの予算になると思われますが、
ではこれを40年返済で借りるとして
10年後に金利が1%上がり、
さらに10年後に金利が1%上がり、
その後はその金利が続くとしたら、
10年固定で住宅ローンを組むのと
全期間固定住宅ローンを組むのとでは
どれくらい差が生じるのか簡単に試算してみますね。

・10年固定金利の場合
(ボーナスなしで計算)

当初10年間
金利1%→毎月101,142円
11〜20年
金利2%→毎月116,230円
21〜40年
金利3%→毎月127,423円

これらを全て足してみると
101,142円×120回+116,230円×120回
+127,423円×240回=56,666,160円
となり、払った総支払利息は
16,666,160円ということになりますね。

・全期間固定金利の場合
(ボーナスなしで計算)

全期間金利1.5%→毎月110,869円
110,869円×480回=53,217,120円となり、
払った総支払利息は13,217,120円ということになり、
仮に金利が上がっていく可能性が高いと思うなら
全期間固定にしておいた方がいいということになります。
(全期間固定金利の場合、
最初に融資手数料を余分に支払わないといけないので、
それも考慮しないといけませんが)

他方、この金利上昇は一過性のものであり、
今後もこれまで通り景気なんて良くなる見込みが少なく、
金利は上がるどころか平行線もしくはまた低くなるとお考えの方は、
少しでも金利が低い住宅ローンを
選んだ方がいいということになります。

というわけで、
これから家を建てる方は今後を踏まえた上で
住宅ローン選びをしていただければと思います。

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✔️家計を左右するもう1つの存在

そして、家を建てるにあたり
検討していただきたいもう1つのことが太陽光発電の設置です。
順調にインフレが進んでいる現在の日本の状況を踏まえると、
今後も電気料金単価が上がっていく
可能性が高いことが考えられるからです。

やがて終わりがある住宅ローンと違い
電気料金には終わりがないし、
電気料金は住宅ローンとは比べ物にならないぐらい
急激に上がることがありますしね。
戦争や気候変動といった不可抗力的な理由によって、です。

先程の住宅ローンシュミレーションでは、
300万円ほど支払いの差があったかと思いますが、
太陽光発電を設置したか否かによる総支払い電気料金の差は、
少なくともその2倍、今後の情勢によったら
3倍ほど差が生じるかもしれません。

そして、それらの負担増は
確実に今後の暮らしに大きな影響を及ぼすでしょうし、
浮いた資金を長期積立投資に回した人と
その負担増のせいで長期積立投資がずっと出来ない方では、
きっと手持ち金に大きな違いが生じることでしょう。

なので、これから家を建てる方は
家計を左右するこの2つのことについても
家のこと同様に勉強していただいた上で
家づくりをしていただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】全改装と建替え

建築費が高騰した今、
実家が所有する土地に建てるという選択肢が
ずいぶんと現実的なものになってきたかと思いますが、
その選択肢の中で使っていない木造の古い家がある場合、
それを全改修した方がいいのか
あるいは建て替えた方がいいのか
という疑問を誰もが感じられると思います。

もちろん、その答えは一概にこうだと言えるほど
簡単な問題ではないのですが、
いずれにするかを判断する上で
最も大切だといっても過言ではない
「金額面」のことについて
今回はお伝えしていきたいと思います。

まず、木造住宅の全改修と建て替えとで
大きな違いが出ることが、
「地盤調査を行うか否か」です。

「建て替え=新築」の場合、
瑕疵担保履行法の定めにより
必ず家が建つ位置で地盤調査を
行わなければいけないのに対し、
全改修の場合、基礎を残す形になるので
調査を行うことが出来ないからです。

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ゆえ、新築の場合は、
地盤改良工事費用が別途でかかる可能性があるのに対し、
全改修の場合は調査そのものが出来ないため、
これが発生する可能性がありません。

続いて「解体費」ですが、
これに関しては、全て壊すよりも
基礎や主要な構造部(土台・柱・梁)を
残しつつ耐震や断熱の補強を行なっていく全改修の方が、
処分するものの量が少ないため、
その分は安くなりそうなものの、
一気に解体していける建て替えに比べ、
全改修は主要なものを残しながら解体しないといけないため、
その分、職人さんの手間がかかることから
手間代を相殺すると案外そう変わらないかもしれません。

建築費に関しては、
材木にかかる費用が新築に比べて抑えられることから
その分、安く収まると思いますが、
同じように残す基礎に関しては、
古い家である場合、
立ち上がりしか基礎がないため(布基礎であるため)、
耐震強度を高めると同時に、
地中から上がってくる水蒸気を防ぐために
新築の家同様にベース部分にも
鉄筋を入れつつコンクリートを打たないといけないのと、
そのために家の下にある余分な土を処分しないといけないこと、
かつ、間取り変更の場合などは
新たに柱が立ち、壁が出来る所に追加で基礎をつくること、
以上の工事が必要となるので、
実質新築と同等に費用がかかると
思っていただいて良いぐらいではないかと思います。

以上が新築と全改修を比べた場合の
金額的な差異となるのですが、
結論を申し上げると、
新築の場合とそう大きな差異が生じないのかもしれません。

ゆえ、よほどその建物に思い入れがない限りは、
間取りを大きく変えたいとお考えの方や
不安な耐震の強化や不快な断熱の強化を図りたい
とお考えの方は、
建て替えという選択肢の方がいいんじゃないか
と思っている次第です。

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✔️怖いのは地盤の傾き

そして、古い家を使う際に
注意して見ておきたいことが
軟弱地盤による建物の傾きです。

地盤調査を行い、
必要な場合改良工事を行う上、
立ち上がりだけじゃなく
ベースにまでコンクリートを打つ
現在のベタ基礎の場合、
軟弱地盤によって建物が傾くことはほぼありませんが、
立ち上がりしか基礎がない昔の建物は
軟弱地盤の影響をモロに受け、
建物が傾いている可能性がかなり高いからです。

そして、傾きが酷い場合、
基礎に大きな亀裂が入り、
かつ亀裂に前後のズレが生じていたりします。

もちろん、こんな場合は
その基礎は到底使えるものではないため
確実に建て替えした方がいいんですけどね。

というわけなので、
実家にある古い家の全改修か
建て替えかを悩んでいる方は、
まず家に傾きがないかを調べていただき、
傾いているなと感じた場合、
基礎に大きなクラックとズレがないかを
見てみていただければと思います。

その上で、使えそうなら全改修と建て替えを
両輪で検討していただくといいかと思います。

(追伸)
固定資産税に関しては、
全改修をした場合、
どれくらい評価が見直されるか分からないので
ここでは割愛させていただきました。
それと、全改修の場合
現在は大きな補助金があるのですが、
これもタイミングによって変わるので
ここでは割愛させていただきました。

【おうちづくりコラム】南向きの窓は必要なのか?

部屋と窓を南向きでつくることは
家づくりの大前提の一つですが、
この当たり前が正解かどうかの答えは
家を建てる土地によって違ってきます。

例えば、住宅が建ち並ぶ密集地で
この前提のもと家を建てるとなると、
日当たりが良い南向きの土地であれば、
そこから日が差し込んでくるものの
同時に視線まで差し込んでくることから、
結局窓をカーテンで閉じてしまうことになるし、
南向き以外の日当たりが悪い土地であれば
十分な光がそこから入ってこない
という悲惨な状況を招きかねません。

そんなわけで弊社では、
その大前提に縛られることなく、
その土地ごとに最適な光の採り入れ方を
ご提案させていただくようにしています。

そして、基本カーテンいらずの
明るく開放的な住まいを
実現させていただいています。

では今回は、
「部屋も窓も南向きにしないといけない」
という強迫観念に縛られないようにしていただくために
家を建てる前に知っておいた方がいい事実について
お伝えしていきたいと思います。

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✔️間違った固定概念

まずお伝えしたいことが部屋の向きについてです。
一般的には部屋を南向きでつくり水回りを南以外でつくる
というのが世間の常識となっていますが、
そもそも寝室や子供部屋を南向きでつくる必要はありません。

寝室は、文字通り寝るだけの部屋であるため
太陽が沈んでいる時間帯に使う部屋だし、
子供部屋に至っても
子供たちは昼間学校に行っているし、
かつ帰ってきても寝る寸前までリビングで過ごすため、
これまた寝る時しか使わないからです。

また、受験生となり自分の部屋で勉強するとなっても、
朝から夕方までずっと光が差し込んでくる南向きの土地では
直射光が邪魔で勉強に集中出来ないでしょうしね。
(仕事場でも日光が当たりすぎる場所では
デスクワークがやりにくいですよね?)

他方、一般的に水回りは北に配置されがちですが、
これも個人的には水回りスペースこそ
日当たりや風通しを考慮した上で
つくるべきではないかと考えています。

脱衣室で室内干しするとなれば
風通しがいい方がよく乾くし、
少しでも日光を当ててあげた方が除菌効果もあり、
洗濯物の生乾きの臭いが発生しにくいからです。
水を使うスペースは
日が当たった方がジメジメ感も解消出来るでしょうしね。

そんなわけで、
土地に合わせたいい間取りを一緒につくりあげていくために、
まずはこういった当たり前を
頭の中から取り除いていただきたいと考えています。

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✔️光は直射光だけじゃない

そして、もう1つ知っておいていただきたいことが、
光の種類は「直射光」だけじゃないということです。

オフィスや店舗などは
北向きの方がいいと言われていますが、
これは北からの光は「天空光」と呼ばれる
空気中の塵や水蒸気に反射して拡散されていく光で、
天候に関係なく安定した光を届けてくれるのは
この光だからです。

ゆえ、室内に安定した光を届けるためには
「直射光」だけに頼らず
「天空光」を上手く使うことが不可欠であることも
覚えておいていただければと思います。

これらを知っていれば、
過度な「南向き信者」になることもないし、
土地に合わせた部屋の配置や
窓のつくり方が出来るようになります。
そして、基本カーテンがいらない
明るく開放的な住まいをつくることが出来るようになります。

そんな家を建てることが出来れば
さらに「質」の高い暮らしを
していただけるのではないでしょうか。

【おうちづくりコラム】預金と住宅ローンと投資と

金利上昇に伴い
定期預金金利も急激に上昇したわけですが、
それでもその金利はわずか0.3%しかなく、
銀行にお金を預けていても
ほとんど増えないことにそう変わりはありません。

仮に、300万円をまとめて
その10年定期に預金したとしても
1年目に増える金額は
300万円×0.3%=9,000円
そこから約20%の税金を引かれて
手取りは7,200円、
2年目はその7,200円が上乗せになり
3,007,200円×0.3%=9,021円
そこから約20%の税金が引かれて
手取りは7,217円といった感じでしか
増えていきませんからね。

まーそれでも
これまでのことを考えると、
貯金=銀行一択の方からしたら
なかなか嬉しいことには違いないんですけどね。

では今回は、
「預金」と「住宅ローン」と「投資」
についてお伝えしていきたいと思います。

銀行が10年の定期預金金利を上げたと同時に
家を建てる方が最も利用している
10年固定の住宅ローン金利も上がってしまったし、
今後も安定したインフレが起こるとしたら
長期金利に連動する
10年固定の住宅ローン金利は
さらに上昇するのが自然の流れであり、
かつ、今後は短期金利の上昇に伴う
変動金利の上昇が待っていると思うので、
その辺も含めた上で
今後家を建てる場合どうしたらいいかについて
個人的な見解を述べていきたいと思います。

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✔️頭金は入れるべきなのか?

仮に数百万円単位で銀行預金があるとか、
親御さんからの贈与がある場合、
それを頭金として入れ借入れを減らした方がいいのか?
というご相談を受けることがありますが、
この答えはその資金を
どのように運用するつもりなのかによって
180度違ってきます。

今後の10年固定の金利は
おそらく最低でも1%。
(日本の10年物国債の利率より
低い金利で銀行が貸すことは
まずあり得ないからです)
それに対し10年の定期預金金利はわずか0.3%。

ご説明するまでもなく
金利の差を見ただけで
預金するぐらいなら
頭金を入れて借入額を減らした方がいい
と感じていただいたのではないでしょうか。

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一方で、このまとまったお金を預金ではなく
投資に回すとしたら話は変わってきます。

仮にこの300万円を
全世界株のインデックスファンドに
毎月分割して積立投資した場合、
過去の事例通りには行かないにしても
それでも住宅ローンが終わる40年後には
2倍以上になると考えられます。

そして、仮に今後物価が年率で2%ずつ
コンスタントに上がり続けていくとして
ローンが終わる頃には物価が2倍になってしまうとしても、
持っているお金の価値が2倍以上になっているとしたら
そのリスクを十分ヘッジ出来るのではないでしょうか。

ゆえ、これから家を建てる方は、
こういったまとまった資金がある場合、
預金や頭金を入れるという選択ではなく、
積立投資に回すという選択も考えていただければと思います。

理想は、少しばかりまとまった資金を入れて、
その後も数万円の積み立てを毎月上乗せしていく。
まとまった資金を入れるのが、
気持ち的に抵抗があるのなら、
増える額は少なくなってしまいますが、
この資金を分割して毎月コツコツと積み立てしていく。

この知識は、
これから家づくりをされる方に
例外なく必要だと思うので、
この記事の内容を知っていただいた上で
家づくりの予算計画を
立てていただければと思います。

【おうちづくりコラム】マイホームの価値

賃貸で暮らされている方は、
「賃貸とマイホームでは
ぶっちゃけ一体どっちがいいのか?」
という疑問をお持ちだと思いますが、
単純に金銭的な比較だけで申し上げると
賃貸の方が生活は楽だと思います。

建築費だけじゃなく
造成費や外構費も値上がりした現在は、
マイホームを持つとなると
4000万円前後の総予算となり、
そうなれば40年返済で借りた場合
10〜11万円もの返済金額となり、
(ボーナスなしのベタ払いの場合です)
確実に賃貸で払っている費用より負担が増えるからです。

賃貸だと新しい物件に住んでいるとしても
駐車場も入れた家賃は8万円ぐらいまでですもんね。

かつ、マイホームを持てば
固定資産税も必要となるし、
(徳島市内の一部地域は都市計画税も)
火災保険の支払い負担も増えるし、
やがて訪れるメンテナンスのための
積み立てもしていった方がいいですしね。

そんなわけで、
単純に出ていくお金のことだけで比較してみると
「賃貸でいる方がいい」ということになるのですが、
個人的にはマイホームは
負担を上げてでも持つだけの価値があると思っているので、
今回はその価値についてお伝えしていきたいと思います。

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まずお伝えしたいことが、
マイホームでの暮らしと賃貸での暮らしでは
「質」が全く違うということです。

例えば、音の問題。
賃貸では常に隣、上下階の住人に対して
常に音の配慮をしなければいけないのに対し、
マイホームを持てば、その心配をする必要がありません。

また、比較的新しい賃貸では
これはないかもしれませんが、
古い賃貸の場合
結露に悩まされている方がいらっしゃると思います。
そしてマイホームを持てばこの問題も一気に解決します。

さらに、音問題ほどではないにせよ
子供たちを外で遊ばせたいと思っても、
駐車場と庭を兼ねて作っている賃貸では
そう気軽に出来ないという悩みもあるのではないでしょうか。

これに関してもマイホームを持てば
プライベートな庭が出来るので、
子供たちものびのび遊ぶことが出来るようになりますよね。

この他、収納が少ないことによって
家が片付かないという悩みがあったり、
部屋が潰れてしまうという賃貸ならでは、
の悩みを抱えている方も決して少なくないと思いますが、
思い通りに間取りをつくることが出来るマイホームでは、
その悩みもきっと一瞬で解決するでしょう。

このように暮らしの「質」が爆上がりするのが
マイホームの最大の利点なのですが、
これ以外にも一戸建てのマイホームしかやることが出来ない
大きな大きな価値があります。

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✔️電気料金を軽減する手段

それは、
太陽光発電が設置出来る唯一の手段が
一戸建てのマイホームだということです。
賃貸はもちろん、マイホームを持つにしても
分譲マンションではつけたくてもつけられませんからね。

かつ、賃貸や分譲マンションは
太陽光発電だけじゃなく蓄電池もつけられないし、
電気自動車の充電コンセントもつけられませんしね。

原発はおろか、
火力発電まで制限されていっているため、
今後はますます電気料金が値上がりする可能性が高く、
そうなれば住宅ローンの返済負担増なんて
比べ物にならないぐらい家計を圧迫する要因となるのが
この電気料金ですからね。

そんなわけで、
今後考えられる脱炭素社会の皺寄せを
モロにくらわないためにも
太陽光発電の設置が出来る一戸建てのマイホームを
オススメしているというわけです。

電気料金は住宅ローンと違って
支払いが終わることがないし、
実際の屋根に合わせて試算してみると
太陽光発電をつけたがどうかで
ローン返済期間中だけでも
600〜700万円ぐらい出費に差が生まれますしね。

いかがでしたか?

この他、住宅ローンを組めば
必然的にもしものことがあった場合、
ローンの残債がゼロになる
生命保険にも加入することになります。

ゆえ、これを機に生命保険を見直していただければ
その分は家計負担も楽になると思うので、
この点も考慮していただくといいかと思います。

以上、マイホームを持つかどうか悩んでいる方は
ぜひ参考にしてみてください!

【おうちづくりコラム】農地に家を建てる場合の注意点

コロナ前に比べて建築費が
30%以上値上がりした上、
まだ値上げが続く建築資材のことを考えると、
実家に使える土地がある方は、
それを活用するという選択肢も
現実的になってきているのではないでしょうか。

土地を買わなくていいとなれば、
現在の土地価格からすると1000万円前後、
家づくりのコストを抑えることが出来ますからね。

とはいえ、それは
そのまま土地が使える場合だけに限られ、
実際のところは、古い家が建っていて
それを取り壊してそこに家を建てるとか、
農地の一部を造成してそこに家を建てる
のいずれかであることが多く、
そうなれば、その状況に応じて
それなりに費用が必要になってくるんですけどね

というわけで今回は、
後者である農地を造成して家を建てる場合について
詳しくお伝えしていきたいと思います。

農地ならでは、の注意点をお伝えした後に
費用面について言及していくので、
農地を活用しようかとお考えの方は
最後までお付き合いください。

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✔️まずは地域を把握する

農地を活用するにあたり
まず調べていただきたいことが、
そこが「市街化調整区域」なのかどうかです。

市街化調整区域という地域だけは、
農業を推進する地域なので、
農地を宅地に変えるのがとっても難しいからです。
ゆえに、まずはここを親御さんからお聞きするか
あるいは市役所に行って確認いただければと思います。

そして、その調査時に
同時に調べていただきたいことが、
その地域が「農業振興地域」に
含まれていないかどうかということです。

この地域に含まれていると
農地転用(農地を宅地に変える申請)をする前に、
この地域から外してもらう申請をしないといけない上、
その申請は年に2回しかなく、
しかも申請が受理されるまで半年もかかりますからね。
農地転用は毎月か2ヶ月に1回はあり、
しかも1ヶ月か2ヶ月で受理されるのに対し。

ま、要するにすぐに建てたいと思っても、
この地域だった場合、
造成工事をするまでに最短でも8ヶ月、
時期によったら1年以上かかってしまうことになり、
「あらら・・・」ということになりかねないので、
農地を利用するという選択肢が
少なからずあるのであれば、
事前に調べておいていただくことを
オススメしているというわけですね。

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✔️宅地にするのにどれくらいかかるのか?

では、続いて費用面について
お伝えしていきますね。

まず農地転用の申請をするのに
行政書士さん・土地家屋調査士さんに
支払う費用が必要となるのですが、
(測量・分筆して申請を出すからです)
測量が絡んでくるとなると
50万円ぐらいは計上しておいた方がいいと思います。

続いて必要となるのが、
水道の引込工事と水道加入金の支払いです。
農地は前の道から水道を引き込んでいないからです。
ゆえ、これにも合計50万円ぐらいは
計上しておいた方がいいかと思うし、
前の道に水道がない場合は、
もっと遠いところから水道を引いてこないといけないのですが、
そうなれば100万円単位で
追加工事が必要になる可能性があるので、
これに関しても市役所であらかじめ
調査しておいた方がいいと思います。

続いて、本題の造成費用ですね。
造成に関しては、
境界につくる擁壁基礎工事費用、
表面の土を取り除いて処分する費用、
そして新たに土を入れる費用、
この3つが必要となるのですが、
ざっとこの3つを合計すると
少なくとも造成する坪数×3万円は、
基礎の深さや土の処分料によっては
坪数×4万円近く必要となってくる
とお考えいただいた方がいいかと思います。

造成する面積が60坪だとしたら
180〜240万円、
造成する面積が80坪だとしたら
240万円〜320万円、
必要となってくるという感じですね。
これらの合計が、
農地に家を建てる場合に必要となってくる費用です。

というわけなので、
これから家を建てるにあたり
実家の田んぼや畑を使わせてもらおうかなーとお考えの方は、
この記事を参考にしていただけばと思います

この他、排水問題などもありますが、
細かいことは案件ごとに
アドバイスさせていただきますので、
いつでもご相談いただければと思います。

【おうちづくりコラム】太陽光発電が必要な理由

太陽光発電を設置するにあたり、
「元が取れるかどうか?」が
最大の論点になってくると思いますが、
よほど日当たりが悪い土地でない限り、
(高層マンションが南に建っているとか)
その心配はありません。

とはいえ、
太陽光発電の売電が始まった当初は
いかに電気を自家消費せずに
売ることにフォーカスしていたのに対し、
現在はいかに電気を売らずに
自家消費することにフォーカスしているので
その試算方法は全く違うんですけどね。

というわけで今回は、
現在の太陽光発電の試算方法と
その後の電気料金の考え方について
お伝えしていきたいと思います。

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では、以下の条件で
試算していってみたいと思います。
・太陽光発電パネル:8kwh
・メーカー年間発電予想:10,000kwh
・自家消費:2,000kwh
・売電:8,000kwh
・昼間の電気料金:50円/kwh
・売電金額:15円/kwh(当初10年)

この場合、
太陽光発電を設置したことによる
経済メリットは以下のようになります↓

買わなくてよかった電気
→2000kwh×50円=100,000円
余ったから売った電気
→8000kwh×15円=120,000円
それらを合計した額
→100,000円+120,000円=220,000円

つまり、
太陽光発電を設置したことによって
年間で220,000円お金が浮いた
ということですね。

とはいえ、太陽光発電は
無料で設置出来るわけではないので、
ここから設置に必要となる費用を
差し引かないといけません。

例えば、
8kwhの太陽光発電を設置するのに
税込で160万円必要だとして、
これをキャッシュで設置するとしたら
22万円/年×10年=220万円の浮いたお金から
160万円を差し引くことになるので
合計60万円の経済効果あるということになりますよね。

あるいは、この160万円を
10年返済のリフォームローンで返済していくとなれば、
毎月の返済額は14,700円となるので
14,700円/月×12ヶ月×10年=176.4万円
を差し引くことになるので、
実質約45万円の経済効果があるということになります。

という風に、
いずれの選択を取った場合でも、
多かれ少なかれ経済効果が見込めるわけですが、
さて、あなたならどれを選択されるでしょうか?

個人的には、手元にキャッシュを残し、
その資金を長期積立投資に回したほうが
ローンの利率よりもお金が増えると思われるので、
一気にキャッシュを入れるという選択ではなく
10年ローンで設置するという感じでしょうか。

その後は、売電金額が減るものの、
ローン返済がなくなるので、
さらに経済効果が高くなることが
想定出来るわけですしね。

発電に関しても電気製品としては
異例の長さの25年保証があるため、
少なくとも25年間は
発電効率が落ちるとは考えにくいし、
その後も発電効率は低下しつつも
それなりに発電してくれるでしょうしね。

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✔️設置を前提として第2ステップ

そして、設置していただいた後、
必ずやっていただきたいことが
出来るだけ昼間に電気を使うように
意識して暮らしていただくということです。

売電金額が高かった時は、
電気代が安かったため、
出来るだけ夜に電気を使い
昼間は使わず売ってください
というシステムだったのに対し、
現在はその逆で、
電気代が高く売電金額が安くなって
しまっているので、
いかに昼に消費するのかが
更なる節約につながります。

仮に発電する10,000kwhのうち
昼間の自家消費を4,000kwhにしたら
4,000kwh /年×50円=200,000円
6,000kwh /年×15円=90,000円
200,000円+90,000円=290,000円となり、
更なる経済効果が期待出来ますからね。

というわけなので、
これから家を建てる方は
太陽光発電をつけていただきつつ、
太陽が出ている間に
給湯器、食洗機、洗濯機、掃除機
などを出来るだけ使うようにし、
今後も高騰が予想される電気代という
出費を防いでいただければと思います。

【おうちづくりコラム】平屋にするとコストが下がる理由

2階建てに比べて平屋は
家そのもののコストが
割高なイメージがありますが、

・階段がいらないこと。
・廊下を減らすことが出来ること。
・全ての部屋と収納が同じフロアにあることから
部屋を減らすことが出来ること。

この3つの理由から
2階建てに比べて面積が
大なり小なりカット出来るため、
結果的に2階建てよりも
安く建てることが出来たりします。

そして、高性能化が進む現在においては
以下の2つの理由により
ほぼ確実に安く建てられる
と言っても過言ではないのではないでしょうか。

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まず、1つ目の理由が
「制震ダンパ」が
2階建てでは基本必要なのに対し、
平屋にすれば必要じゃなくなるからです。

細かく部屋を仕切る2階に比べて
広々としたLDKをつくる1階は
壁が圧倒的に少なくなる上、
基本全ての部屋を
南向きでつくろうとすることから
南と北の壁量バランスが
悪くなる傾向がある2階建てのお家は、
地震の時はもちろん
日常的な重量車両の通行による揺れや
強風時の揺れなどの影響も受けやすく、
耐震等級3の取得だけでは心許ないのに対し、
平屋は上からの荷重が小さく
地震の時はもちろん
日常的な重量車両の通行による揺れや
強風時の揺れなどの影響を受けにくいからです。

ゆえ、耐震等級3を取得する場合でも
2階建てのように、
柱や壁の位置に制限をそう受けることもありません。

もっとも
より安心感を得たいという方は、
平屋の場合でも「制震ダンパ」を
設置していただいてもいいわけですが、
これだって50万円前後もコストがかかる
列記としたオプション工事ですからね。

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そして2つ目の理由が
仰々しい「空調設備」を
設置する必要がなくなるからです。

どれだけ断熱性能を高めても
上下階の温度差は生まれることから
2階建ての家で快適に暮らすためには、
空気を循環させるための仕掛けが必要となるのに対し、
平屋の場合、無駄な廊下さえ量産しなければ
リビングの空調設備さえ動かしていれば
基本、家全体に空気が行き届くからです。

今後は、住宅ローン控除の兼ね合いから
ZEH基準以上で建てることが基本となりますが、
そうなれば、これまで以上に
外気の影響も受けにくくなるし、
壁に比べて断熱が弱い窓ガラスからも
熱が逃げていきにくくなりますしね。

ZEH基準となると
太陽光発電も標準搭載になるため、
太陽が出ている間は
電気料金を気にすることなく
空調設備をつけておくことが出来、
結果、家の中をより快適に保ちやすくなりますしね。

ま、要は平屋にすればそれだけで
自然と「耐震」や「断熱」を高めることが出来、
それらにお金をかける必要がなくなるというわけなので、
これから家を建てようとお考えの方は
前向きに平屋をご検討いただけたらと思います。

とはいえ、平屋はつくり方を間違えると
コスト的にも暮らし的にも
最悪の事態を引き起こしかねないので、
その点には十分注意してくださいね。

【おうちづくりコラム】2種類の平屋

現在、人気急騰中の平屋ですが、
どんな平屋にするかによって
家づくり全体にかかるコストが大きく違ってきます。

そして、その建て方の違いは
コストに違いを生じさせるだけじゃなく、
「暮らしの質」にも大なり小なり
影響を及ぼすことになります。

例えば、「中庭」がない平屋は
採光を外周部から確保する必要があるため、
外周部にはそれなりの大きさの
窓をつくることになりますが、
そうなると、その窓からは
採光とともに視線までも入ってくるため、
基本、ずっとカーテンが
開けられない状態になってしまいます。

そして、家の中が暗くなり
朝から照明なしでは暮らせなくなるし、
外の景色を見ることも出来なくなります。

他方、「中庭」をつくれば
人の視線を気にしなくていいため、
そのためにカーテンをつける必要がなくなり、
そこから光がたっぷりと入ってきて、
かつ、家の真ん中から取った光が
家の端まで拡散していってくれるため、
日中、安定した明るさをもたらしてくれます。
晴れの日はもちろん、曇りや雨の日でも。

かつ、その窓の向こうに広がる
空や景色を見ることも出来ます。

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続いて、ウッドデッキについて。
「中庭」がない平屋は
基本、ウッドデッキも
人から丸見えの場所につくらざるを得ません。

結果、最初のうちは
バーベキューや遊び場として多少使ったとしても、
どんどん使わなくなり、
遅かれ早かれ全く使わない
「ただのお飾り」と化してしまいます。

他方、「中庭」をつくり
そこにウッドデッキをつくれば、
プライバシーが担保されているため
持て余すことなくふんだんに使うことが出来ます。

バーベキューをするのはもちろん、
単純に食事をとるにしても、
テントを貼ってキャンプ気分を味わうにしても、
プールを出して水遊びをするにしても、
まったりとお酒を飲むにしても、
ハンモックで昼寝をするにしても、です。

しかも、そこで遊ぶ子供の姿を見ながら
キッチンやリビングで家事を
こなすことだって出来ますしね。
わざわざ、家事の手を止めて
子供を外に遊びに連れて行かなくても、です。

これ1つを取っても
かなり大きく違うことが
お分かりいただけたのではないでしょうか。

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最後にもう1つ。
それは洗濯の動線です。
そもそも平屋になれば、
上下移動がなくなり平行移動だけになるので、
2階建てよりかは便利になっているんですけどね。

とはいえ、あなたが
晴れた日や花粉を気にしなくていい日は、
外に干して乾かしたいとお考えであれば、
「中庭」のあるなしによって
これまた大きな違いが生じます。

「中庭」がない平屋だと、
勝手口を出て隣家との間のスペースに
干しに行かなくてはいけないため、
ノーメイクやパジャマのままでは
この作業がやりにくいのに対し、
「中庭」があればここに干せばいいので、
身なりのことを一切気にする必要もなければ、
時間帯も一切気にする必要もありません。

また、勝手口を出て外にいくとなれば、
夏は汗だくになるし、冬は手や足がかじかむ、
そして、そんな中何回も洗濯物の出し入れをしないといけない
という大変な状況になるのに対し、
「中庭」があれば、
干すも取り込むも数歩の移動だけで全てが片付くため、
暑い、寒い、面倒臭いという思いを
全くしなくてよくなります。

いかがでしたでしょうか?
単純に平屋にすればそれだけで
暮らしやすくなるわけではないこと、
そして、間取りのつくり方によって
暮らしの質に大きな違いが生じることに
お気づきいただけたのではないでしょうか。

というわけなので、
これから家を建てる方は
この違いをご理解いただいた上で
家づくりを進めていただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】平屋の人気が急騰している理由

平屋は空前のブームとなっているのですが、
「じゃあその理由が何ですか?」と聞かれると
「何でなんですかねー??」というのが正直な感想です。

とはいえ、これだけ流行っているということは
世間が「平屋の間違ったイメージ」から解放されていっているのは
紛れもない事実だと思うので、
今回はその点について言及していきたいと思います。

そのイメージとは「平屋は高い」ということです。
平屋にすれば建築費が割高になるし、
平屋を建てようと思うと土地がかなり広く必要になるし、
そうなれば自ずと外構費用も高くなるからです。
かつ、日当たりを確保するために
最も価格が割高である南向きを買いたくなるからです。

以上のような理由から
「平屋は高い!」「平屋は金持ちの家だ!」
というイメージが蔓延していたわけですが、
ここ最近、平屋を希望される方とお話しさせていただいている限り、
どうやらそのイメージが和らいできているんじゃないかと感じています。

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✔️高くない平屋と高い平屋

とはいえ、ひとくちに平屋を建てると言っても、
どんな平屋にするかによって
全体にかかるコストが大きく変わってくるのもまた
一つの事実だったりします。

例えば、弊社では平屋・2階建てに限らず
「中庭」をつくることが多いのですが、
「中庭がある平屋」は
家づくり全体にかかるコストを大幅に軽減出来ます。

まずは、土地の面積が縮小出来、
結果、土地の負担が小さくなります。
採光を確保するための無駄な余白を
敷地の南につくる必要がなくなるからです。
「中庭」をつくれば家の真ん中から採光が取れますからね。

結果、土地面積を最小限にすると同時に
その敷地に無駄な余白を残すことなく
建物を配置することが出来るようになります。

また、土地の日当たりを気にしなくて良くなるということは、
割高な南向きの土地を買う必要もなくなるということでもあります。
結果、単価的にも土地の負担が抑えられるようになります。

さらに、外構工事費用も圧倒的に抑えられます。
家の真ん中から採光が取れれば
外周部に大きな窓を設置する必要がなくなり、
外からの丸見え感を防ぐための無駄な工事が全てカット出来るからです。
目隠しフェンス、境界塀、門、植栽もろもろの工事ですね。

外周部に窓がいらなくなるということは、
「=外観が整いやすくなる」ということでもあるので、
外観を整えるための外構工事も一切必要なくなりますしね。

家だって、中庭をつくれば施工面積が増えることから
一見だいぶと価格が上がりそうに思いますが、
これに関しても
無駄なスペースや無駄な部屋さえ合理的にカット出来れば
高くなるどころかむしろ安くなりますしね。
カーテンやシャッターといった
余分な追加工事もいらなくなるわけですしね。

以上のような理由から「中庭がある平屋」は
家全体にかかるコストが安くなるわけですが、
そうじゃない平屋は家全体にかかるコストが割高になります。

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日当たりを確保するための余白分
土地を広く買わないといけなくなるし、
日当たりがいい南向きの土地にしないと
採光が確保出来なくなる可能性が高いし、
そうなれば目隠しの役割を果たす
外構工事をたくさんしないといけないし、
かつ、土地面積が広い分、
外構工事の施工面積も広がるからです。

その上、家は割高ではなくなるものの、
家の中を見られないようにするために
カーテンが全ての窓に必要になるし、
それに加えて大きな窓にはシャッターも必要になりますしね。
これぞ「The 金持ちの家」ではないでしょうか。

さて、あなたはこの空前の平屋ブームの中、
一体どちらの平屋を建てられますか??

【おうちづくりコラム】古い家が建っている土地の注意点

売り土地には、耕作しなくなった田や畑、
使わなくなった工場や倉庫などを不動産業者が買い取り
それを造成して売り出される分譲地と、
昔の分譲地の残りや自らが所有していた不動産を
個人の方が販売される土地がありますが、
前者の場合、道路、水道、排水、境界などが
完璧に整備されているのに対し、
後者の場合、それとは真逆の場合が多々あります。

また、後者の場合
古い家が建っていてそのまま売りに出されていることも少なくなく、
売り土地が少ない地域だと、
このような土地も検討材料として入れざるを得ないと思うので、
今回は、古い家が建っている土地を購入する場合の注意点について
お伝えしていきたいと思います。

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その前にまず古い家を残したままの状態で
土地を売っている2つの理由についてから。

1つは、更地にするとなれば解体をしなくてはいけないため、
その費用を先に払わないといけなくなるから、ですね。
ごく当たり前の理由です。

そして2つ目が、
家が建っている状態にしておくと固定資産税が安いからです。
200㎡(約60坪)までの敷地だと更地の状態の6分の1なので、
仮に土地の評価が18万円の場所であれば
3万円の評価になるという感じです。

解体してすぐ売れるという確証があるならまだしも、
もしかしたら数年間売れないなんてことも十分考えられるので、
この税制優遇は売る側からしたら受けておきたいところですもんね。

以上のような理由から、
古い家を残したまま売っている場合も少なくないというわけですね。
もちろん、更地にしておいた方が間違いなく雰囲気がいいので、
売るにあたって圧倒的に有利にはなるんですけどね。

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✔️古い家が建っている土地の注意点

では、ここからは
このような土地を購入する場合の注意点というか
着眼点についてお伝えしていきたいと思います。

まず注意しておきたいところが、
境界のブロックや基礎の状態です。
そのまま使えるかどうかで
かかってくるコストが大きく違ってくるからです。

境界壁が基礎ごと倒れてきている場合、
一旦それを壊して新設し直さないといけないため、
単純にブロックだけをやりかえるのとでは
かなりコストが違ってきますからね。

続いて注意しておきたいところが水道管です。
かなり築年数が建っている家だと、
上水道を引き込まず地下水を使っていることもあるし、
上水道を引き込んでいたとしても
現在の市の規定に合致していなければ
引き込み直さないといけないため、
そうなれば数十万もの費用が別途で必要になってきますからね。

ゆえ、境界壁の状態と共に
この水道も抜かりなく調査しておいてください。

この他、家が建っている土地の場合、
地盤はしっかりしているため地盤改良工事は必要ないのでは?
と言われることがあるんですが、
これも必ずしもそうではありません。

もちろん、元々家が建っていたため
田や畑を造成した土地に比べると、
地盤が締まっていると地盤調査会社からは見なしてもらえるので、
微妙な判定の際は良い方向に働くもの事実なんですが、
如何せん、地盤調査が必須化したのはここ15年ぐらいであり、
昔は調査もせず家を建てており
「家が建っていたから=地盤が強い」というわけではないので、
ここは楽観的に考えない方がいいかと思います。

最後にもう一点。
古い家が建っているということは、
周りの家も同じように古いことが予想され、
これはつまりシロアリが近所に潜んでいる可能性が高い
ということでもあります。

ゆえ、家を建てる時には、
土壌部分にシロアリ対策をしっかり行ってください。
まー、これに関しては
今やどこの住宅会社でも標準化していると思うので、
あまり心配することはないんですけどね。

というわけで、これから土地を購入するにあたり
古い家が建っている土地を前向きに考えることがありそうな場合は、
この記事を参考にしていただければと思います。

【おうちづくりコラム】「室内干し」の欠点のカバー方法

基本、日中は家に居ないことが多いこと、
そして花粉症に苦しむ方が増えたこと、
この2点を理由に洗濯物を
外干しではなく室内干しにする方が増えてきていますが、
室内干場をつくるとなれば
注意しておいた方がいいポイントがいつくか存在します。

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例えば、室内干場をつくるとなれば
まず頭に浮かぶのは脱衣室だと思いますが、
あまりよく考えずに干場を人が通る動線上につくってしまうと
そこを通る時、洗濯物が邪魔になり
いちいち洗濯物を避けながら通らなければいけなくなります。

また、そこに取り付けられたバーは基本取り外さず
そのままにしておくでしょうから、
洗濯物を干してなかった場合でも
脱衣室に入るたびにそれがいちいち目に飛び込んできて、
きっと圧迫感を感じることになるのではないでしょうか。

ゆえ、最初の注意点としては
干場の位置まで考えた上で脱衣室の中の配置は考えた方がいい
ということですね。

そして、注意しておいた方がいい2つ目のポイントが、
せっかく洗った洗濯物に「生乾き臭」がこびりつかないように
室内干場は風通しと日当たりがいい場所につくった方がいい
ということです。

洗濯物を乾燥させる役目を果たすのが「風通し」で、
除菌の役目を果たすのが「日光」ですが、
風通しが悪い上、日光も浴びない場所に干すとなると、
生乾き臭が発生する確率が上がってしまうだけですからね。

その上、干場が足りず
ぎゅうぎゅう詰めに洗濯物を干そうものなら
さらに生乾き臭の確率が上がってしまいますしね・・

ゆえ、弊社では部屋よりもこの脱衣室を優先して
日当たりがいい場所に配置させていただいています。
そして、その窓からふんだんに直射日光が取れるように
窓のサイズを出来るだけ大きくし、
かつ、その窓を常に開け放しておけるように
人の視線が気にならないような工夫を凝らしています。

北向きの脱衣室では、直射日光も入らなければ
サイズが小さい上、外からの視線が気になる窓では
風通しも確保出来ないでしょうからね。

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このように弊社では、
室内干しがもたらすデメリットを
「間取り提案」によってカバーしているのですが、
このデメリットは床だけじゃなく壁や天井にも
自然素材を使用することによってカバーすることも出来ます。

壁や天井に塗った漆喰をはじめとした自然素材のものは
湿度が高くなれば湿気を吸収し、
逆に湿度が低くなれば(乾燥すれば)
湿気を放出してくれるからです。

そして、この方法であれば
多少風通しや日当たりが悪くとも
洗濯物の生乾きの臭いを防いでくれます。
かつ、夏はもちろん、洗濯物が乾きにくい冬でも
夜に干した洗濯物が翌日の夕方には乾くという
嬉しいメリットまでもたらしてくれます。

ただし、この方法は
けっこうコストが上がってしまうというデメリットがあるので、
それを理由に採用するのがなかなか難しいんですけどね。

その上、壁内に使用する断熱材を
自然素材と相性の良いものにしないといけないし、
通気の取り方にも注意しないといけないので、
安請け合いしにくいということもありますしね。

兎に角、
室内干しライフを快適に暮らしていただくためには、
「間取り」による解決策と「素材」による解決策があるので、
これから家を建てるにあたり室内干し中心で考えている方は
覚えておいていただければと思います。

【おうちづくりコラム】カッコ良さと掃除のしやすさを両立

インスタが大きく影響を与えていることもあって
フルフラット型キッチンがトレンドになっていますが、
(キッチン前に目隠し壁がないタイプ)
実際、このタイプのキッチンは費用を惜しまずセレクトすれば
洒落た空気を放ってくれるかなり優れたアイテムです。

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また、このタイプのキッチンを選ぶ理由は、
「見た目の良さ」だけじゃなく「片付けに強制力が働く」
という点にもあると時折お聞きします。

調味料やキッチン用品を出しっぱなしにしてしまうと、
せっかくの景観がそれだけで失われてしまうので、
あえて隠さないことによって自分を律するという感じですね。

とはいえ、そうは言っても料理は毎日のこと。
つまり、きちんと料理をする方ほど
常に美観状態を保つことは極めて至難の技であることに
間違いはないと思うので、
今回はそこまで片付けをきっちりする自信がない、
でもキッチンはきれいに保ちたいという方に
弊社のオススメプランをお伝えしたいと思います。

僕のように
片付けがあまり好きではないずぼらな性格の方には
うってつけの方法だと思うので、
該当する方はどうぞお付き合いください!

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✔️何も置けない前壁をつくる!

いつも使う調味料やキッチン用品を
毎回、所定の位置にしまうのはなかなか面倒臭いため、
最初のうちはこまめに片付けることは出来ても、
そのうち「ま、いっか」となり
いつの間にかそこには生活感が生まれることになります。

ゆえ、そのリスクがありそうだなーという方はそれを見越して
キッチンの前に目隠しの壁をつくることをオススメしています。

とはいえ、この場合出来ればやらない方がいいことが
前壁の天板を分厚くすることです。
理由はそこにたくさん物を置いてしまう可能性が高いからです。
キッチンの前につくる壁の高さは
1m〜1m10cmにする場合が多いのですが、
なんせこの高さは何かを置くのに丁度いい高さだからです。

ましてや、北側道路の場合だと、
玄関からキッチンに入り込んでくる可能性が高くなるため、
そうなると帰ってきてすぐの場所に
何かを置くには丁度いい高さの棚が出来てしまうだけですからね。

結果、その天板は物置と化し、
リビング側から見たら生活感満載に見えてしまうし、
そこには水や油が飛び跳ねるため
汚れがつきやすい上、埃も溜まりやすく
ただただ掃除が大変になります。

そもそも、そこを拭くために
いちいちそこに置いてある物をのけること自体が
面倒臭いことですしね。

そんなわけで弊社では、
そこに何も置けない薄い壁を
キッチン前につくることをオススメしています。
(置けるとしてもスマホぐらい?)

モノが置けなくなると、
リビングから見た時、生活感を感じることはないし、
キッチン周りがスッキリ見えます。
また、何もないのでキッチンを使った後、
布巾でさっと一拭きすれば汚れや埃を取ることが出来るので、
掃除がだいぶ楽ちんになります。

というわけなので、
カッコよさと掃除の楽ちんさ両立させたいという方は、
ぜひこのキッチン仕上げを参考にしていただければと思います。

【おうちづくりコラム】LDKをスッキリ見せる2つの秘策

どこのご家庭でも共通して言えることが、
家族みんなが大半の時間をLDKで過ごす
ということだと思いますが、
(部屋を使うのは寝る時だけですよね?)
となるとLDKをいつもスッキリ保つのは
なかなか至難な技ではないでしょうか。

常に居るということは、
その周辺にいつも使うものやいつも着るものが
自ずと集まってくるからです。

ゆえ、弊社では
たとえ掃除があまり得意ではないという方でも、
少しでもLDKがスッキリ保てるように
間取りづくりにおいて2つのことを
オススメさせていただいています。

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まず1つ目の提案が
「子供部屋を1階につくる」ということです。
平屋が建てられる場合は必然的にそうなるのですが、
たとえ平屋が無理で2階建てにせざるを得ない場合だとしても、です。

子供部屋を1階につくれば
子供たちが使うものを
自分たちの部屋に片付けておきやすくなるからです。

子供たちが小さいうちは、
衣類はもちろん、おもちゃや絵本。
小学校に通い出してからは、
衣類はもちろん、学生服にランドセル、その他学校のもの。
これに加えて塾や習い事、部活に使うものなど。

2階に部屋をつくってしまうと、
いちいち自分の部屋まで持って行き、
また持って降りてくるのはかなり面倒臭いことなので、
間違いなく子供たちが手の届く範囲に置き放しにするのに対し、
1階に部屋をつくっておくと、
2階に比べるとずいぶんと持ち運びしやすくなりますからね。
また、1階に自分の部屋があると家族の気配を感じやすいので、
小さいうちからでも安心して自分の部屋が使えるでしょうしね。

以上の理由から弊社では、
基本どんな土地でも子供部屋は1階につくるということを
提案させていただいております。

要は、子供部屋を
「子供部屋」兼「収納」兼「子供リビング」
として使えるようにすることで、
LDKの荷物散乱を防ぐというわけですね。

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✔️「パントリー」兼「納戸」

そしてもう1つの提案が、
キッチンの後ろに大きめの収納をつくるということです。
これを弊社では「パントリー」と呼んでいるのですが、
キッチンの後ろにこの収納をつくる理由は、
ここに冷蔵庫や家電製品を置き、
キッチン背面をスッキリ見せること。

そして、ものが溢れがちなキッチン近くに
豊富に物が置けて管理がしやすい収納が出来ること。
イメージとしては半分をパントリーとして使い、
もう半分を納戸代わりに使うといったところでしょうか。

かつ、キッチン近くに死角の壁をつくることで、
壁に貼る紙のものがリビング側から見えないようにすること、です。
キッチンの近くにはゴミの日程表や連絡票など
なんやかんやと貼っておかないといけないものがありますからね。

以上のような理由から
弊社では広めの「パントリー」を
キッチン背面につくることをオススメさせていただている
というわけです。

もちろん、この収納の弱点としては
冷蔵庫は問題ないものの、
家電製品までの距離が少し出来るので、
やや不便に感じるかもしれないという点があるんですけどね。
ま、そこに関してどう感じるかは個人差があるので、
何を優先するかで決めていただくという感じですね。

いかがでしたか?
こうしただけでスッキリの完全解決までとはいかないものの、
ずいぶんと片付けが楽になりそうに
感じていただけたのではないでしょうか。

文章だけではいまいちイメージがつきにくいなーと感じられた方、
あるいは実際にこの2つを採用した間取りを見てみたいと思われた方は、
ぜひ弊社の住まいを見に来ていただければと思います。

【おうちづくりコラム】開放感をつくるいくつかのルール

「開放感」は
単純に天井を高くしたから出るというものでもなければ、
単純に部屋を広くしたから出るというものでもありません。

もちろん、それらは開放感を出すための
有効な手段であることに違いはないのですが、
想定通りの開放感を得るためには、
それをアシストするいくつかのルールが存在することも
知っておかなければいけません。

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まず1つ目のルールが、
「可能な限り凹凸をなくす」ということです。
空間的にも仕上げ的にも、です。

空間的なところで言うと、
開放感を感じたい場所、
つまりリビングダイニングキッチンは
出来るだけ直線的なラインで整えるということですね。

そしてその上で、
その空間に存在する突起物を可能な限り少なくすることも
かなり大切な要素となります。
窓枠、ドア枠、巾木、スイッチ(コンセント)
といった部材はもちろん、
カーテンやカーテンレール、照明器具、
インテリア家具なども含めて、です。
いわば目に飛び込んでくる情報量を出来るだけ減らす、
というわけです。

2つ目のルールが、
「視線の抜けをつくる」ということです。
インスタなどでよく紹介されている
家具の高さを低めで統一するのもこのためですが、
弊社では、視線の抜けをつくるために
まずカーテンがいらない家にしています。

カーテンがあるとそこで視線が止まってしまい
全く抜け感が感じられないからです。

そして、それと同時にしていることが
闇雲に天井を高くするのではなく、
天井・ドア・窓の高さを統一するということです。

ドア上に出来る垂れ壁がなくなれば
部屋が続く限り視線が抜けるし、
カーテンがない窓の上に出来る垂れ壁がなくなれば、
空にまで視線が抜けますからね。

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そして、その上で弊社が決めている3つ目のルールが
「白を基調した内装」です。

壁の色や天井の色、
そしてドアの色を白で統一すれば、
光の拡散効果が最も期待出来るからです。
イメージ的には外から入ってくる直射光や天空光を
白の反射効果で拡散することによって、
ムラなく家全体を明るくするという感じです。

かつ、ドアと壁を同じ白で統一すれば、
ドアと壁がまるで一体かのように馴染み、
より直線的なラインを出してくれます。

この3つのルールを全て取り入れれば
コストをかけて天井を高くしなくても、
また過剰にリビングダイニングキッチンを広くし過ぎなくても、
適切な明るさと充分な開放感が感じられると同時に、
心が落ち着く空間を得ることが出来ると思います。

もちろん、コストを厭わないというのであれば、
この3つを全て取り入れていただいた上で天井を高くし、
リビングを広くしていただいてもいいんですけどね。

というわけで「開放感」にこだわりたいという方は、
この3つのルールを覚えておいてくださいね!

【おうちづくりコラム】法律と現実

部屋に必要な採光や換気は
建築基準法に定められている基準に従って計算するのですが、
この基準をクリアしたから充分な採光や換気が取れているのか?
と言うと決してそうではありません。

その多くの窓にはカーテンが設置され、
外から入ってくる光を遮断するからです。
また、カーテンが必要な窓は開けることすら難しいからです。

その上、煩わしい直射光を遮断するために
シャッターまで閉めようものなら
もはや、その窓は窓としての機能を
一切果たさない状態と化してしまいます。

そんなわけで採光と換気に関しては、
決して建築基準法がどうのという話だけで考えるのではなく、
実態レベルで考えなければいけません。
残念なぐらいに薄暗くて空気がどんよりとした
家を建ててしまわないためにも。

この問題を解決するためには、
そもそもカーテンが必要のない窓を
どうすればつくることが出来るのか?
を考えなければいけません。

どのようにすれば、
採光や換気を確保出来ると同時に
プライバシーも守れる窓に出来るか?ということです。

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例えば、一般的に窓の高さは
床から2mを天端として
そこから70cm〜90cmの高さの窓を設置することが多いのですが、
この窓の高さは家の中が外から非常によく見える高さであるため
外からの視線が気になりカーテンを設置せざるを得なくなります。

また、リビングをはじめとした南向きの窓に関しては、
南からの直射光を取り入れたいあまりに大きな窓を設置しますが、
窓の向こうに視線を遮断するものがない場合、
外からの視線が気になり、
これまたカーテンを設置せざるを得なくなります。

ゆえ、弊社では床までの大きな窓を設置する場所は、
外からの視線が気にならないところだけに限定しているし、
それ以外の場所の窓に関しても
外からの視線が気にならない高さに設置したり、
外からの視線が気になる場所に設置せざるを得ない場合などは、
透明ガラスではなくフロストガラス(曇ガラス)を使うなど、
視線を防ぐためのカーテンが必要ないように工夫しています。

あ、そうそう。
外の地面の高さは家の中の床の高さよりも約60cm低く、
窓の高さを低くすればするほど外から覗かれやすくなるので、
これも建てる前に知っておいた方がいいかと思います。

そんなわけで窓は1つ1つ立地環境を加味しながら
高さ、形状、ガラスの種類などを丁寧に決めていくわけですが、
これが出来れば予定通りの光が家の中に入ってくるし、
いい気候の時期には心置きなく窓を開けることが出来るし、
開けたままにしておくことも出来ます。

また、プライバシーが担保された透明ガラスからは
外の様子はもちろん、光の動きや四季の移ろい、
そして空を眺めることが出来るので、
圧巻の開放感と贅沢な時間を
感じていただくことも出来ると思います。

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いかがでしたか?
快適な家にするために
どれだけ窓が重要な役割を占めているのか
お分かりいただけたのではないでしょうか。

なので、間取りや動線ばかりに気を取られ過ぎず、
窓のことも同じぐらいよく考えながら
設計図をご覧いただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】南向きの土地の活かし方

南向きの土地は家を建てる多くの方から
欠点のない万能の土地だと思われがちですが、
決してそんなことはありません。

例えば、よほど広く土地を買わない限り
駐車場と庭がいっしょくたになり、
庭のプライバシーが担保しにくくなると同時に、
庭で遊ぶ子供たちの身の危険が高くなります。
あるいは、安全性と防犯性を担保するために
塀や門をつくるとなればその分外構費が高くなります。

また、南向きの土地は
庭のみならず家の中もプライバシーが担保しにくいという
リスクを最も秘めています。
南向きの土地を買った以上、
部屋の向きも窓の向きも出来るだけ南にしなければいけない
というマインドが発動するからです。

結果、その状態の中で
プライバシーを担保する方法を模索するしかなくなるのですが、
その方法として用いられるカーテンやシャッターは、
窓から入ってくる光を閉ざすという役割まで果たしてしまいます。

つまり、明るいはずなのにあまり明るくなくなってしまう、
あるいは暗くなってしまうというわけですね。

その上、土地はもちろんのこと、
家や外構も南向きの土地が一番高くなりやすいですしね。

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という風に
たとえ最強と言われている南向きの土地でさえも、
その他の土地同様に
それなりに欠点を持ち合わせているのですが、
南向きの土地の最も厄介なことが
それ以外の方角の土地に比べて
この解決策を講じるのが難しいということではないでしょうか。

「採光」と「プライバシー」を両立するためには、
西・東・北同様に道路面からの採光に頼らない
という方法を用いるのが最も良い解決策なのですが、
「せっかく南向きを買ったのに!」
という考えが確実にそれを邪魔するからです。

ゆえ、個人的にはそのリスクを未然に防ぐために
そもそも南向きの土地をオススメしないようにしています。

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✔️プライバシーの担保が最優先

ここまでお伝えしたように
南向きの土地が抱える一番の問題は、
採光方法を単純に考えるとプライバシーが担保されなくなること、
そしてその解決策に多額の資金を
突っ込まないといけないこと、です。

ゆえ、それらを解決するために弊社では、
間違いなく外から家の中が見られない立地じゃない限りは、
南向きの土地においても西・東・北の土地同様に、
家の正面には基本窓を設けないというスタンスを貫いています。

土地が広い場合、
その解決策は「中庭」となるでしょう。
そして、土地が狭い場合、
その解決策は「吹抜け」となるか、
あるいは「吹抜け」と「中庭」の併用となるかもしれません。

これらの方法は、南向きの土地においては
とっても意味がなく勿体無いことのように映るかもしれません。
また、友人や親御さんに図面を見せようものなら、
全否定されるかもしれませんし、
大なり小なり家のコストは上がってしまうかもしれません。

ですが、これらがもたらす恩恵は
安定した採光と開放感はもちろん、
家の中と庭のプライバシーがしっかりと担保されたことで
安心して過ごすことが出来るようになることです。

かつ、カーテンやシャッターといった
付属部材にコストをかける必要がなくなり、
また、塀や目隠しといった余分な外構工事にも
コストをかける必要がなくなり、
その分、家づくりの予算を落とすことが出来ることです。

なので、こういったことも踏まえた上で
土地選びをしていただければと思います。
きっと、土地探しの幅が確実に広がるはずですから!

【おうちづくりコラム】北向きの土地の活かし方

土地選びにおいては
東西南北のうちで「北」という方角は最も敬遠される土地ですが、
一方で建築業界では形状によっては
「最悪」にもなれば「最高」にもなるとも言われています。

奥行きが浅い場合、
つまり南北の距離が短い場合だと
ただただ日当たりが悪くなってしまうだけですが、
奥行きが深い場合だと日当たりに問題が生じにくい上、
プライバシーが担保された庭をつくることが出来るし、
室内のプライバシーも庭同様に担保されるからです。

つまり駐車場と庭が別々になると同時に、
庭で遊ぶ子供たちが道路に飛び出す心配がないため、
安心して庭で遊ばせることが出来るということ。

そして、人目を気にすることなく家の中で生活しやすくなるし、
庭でも遊びやすくなるし、
外に干した洗濯物も人から見られにくくなるというわけですね。

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ゆえ、北向きの土地に関しては、
一概に良し悪しを語ることが出来ないのですが、
ただ一つ奥行きが浅い場合でも、あるいは深い場合でも
「北向きの土地ならでは、の問題」というものが実は存在します。

その問題は、
「外観が美しくなりにくい」ということです。
日当たりを優先すれば部屋が南に配置されるため、
階段や水回りスペースなどが自ずと家の正面となる
「北」に配置されることになるからです。

つまり、高さ・サイズ:形状がバラバラの窓が
家の正面に並ぶことになり、
これが美しさを損なう原因となるし、
それに加えて換気扇も北に設置せざるを得なくなり、
これらが家を汚していく原因となるから、というわけですね。

その上、便利だからと勝手口ドアまで
家の正面につけようものなら、
ただただ生活感の塊を周りに披露することになりますしね。

ま、そもそも家の顔となる表に
裏口の象徴である勝手口をつけること事態が
間違った考え方なんですけどね(笑)

以上の理由から、北向きの土地は
外観の美しさを整えるのが難しいという問題が発生しやすい
というわけですね。

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✔️美しさを整える工夫

この問題を解決するためには
「南にリビング、北に水回り」
というなんとなく家の基本となっている
この固定概念を頭の中からリセットしなければいけません。

極端に言えば「北にリビング、南に水回り」
でも全然良いんじゃないかと思えるようにするということですね。

例えば、北の筋にリビングをつくり、
真ん中の筋に中庭をつくり、
南の筋に部屋や水回りをつくると仮定します。

この場合、
南に建つ隣の家から充分な距離を開けたところに
リビングをつくることが出来ると同時に、
リビングの窓を南向きでつくることが出来るため、
直射光がほぼ邪魔をされることなく
入ってくるのは間違いありません。

また、南だけじゃなく
東や西に建つ建物からも充分な距離を開けた場所に
中庭の東や西の窓をつくることが出来るので、
1日を通して採光に苦しむことはまずないと思います。
その上プライバシーが担保された中庭の窓は
カーテンをつける必要もありませんしね。

これが出来れば外観は一気に美しくなります。
リビングの採光を道路面に設置する窓に頼る必要がなくなるし、
水回りや部屋が正面(北)ではなく
隣の家が建つ東・西・南に配置されることになり、
換気扇やエアコンなどが全て隠せるようになるからです。

「中庭」からの採光があれば、
部屋や水回りへも直射光はもちろん、
反射光や天空光なども入ってくるため、
思っている以上に明るくなりますしね。

というわけで今回は、
北向きの土地で奥行きの深さに関係なく
採光と美しい外観を担保する方法
についてお伝えさせていただきました。

【おうちづくりコラム】東向きの土地の活かし方

東向きの土地が持つ特徴の一つに
西向きの土地同様に
「日当たりに難があることが多い」ということがありますが、
忌み嫌われる西日とは違い
爽やかな朝日を採り込みやすい東向きの土地は、
西向きの土地ほど悪いイメージはないと思います。

とはいえ、
道路面となる東面に大きな窓をつくってしまうと
プライバシーと防犯を悪くする恐れがあると同時に、
それをカバーするために外構工事費用もアップしやすいことから、
弊社では、東向きの土地の場合でも西向きの土地同様に
道路面からの採光に頼らずとも
家の中が明るくなるように設計しています。

では今回は東向きの土地の場合、
日当たりの問題をどのように解決するのか
お伝えしていきたいと思います。

「平屋」が建てられるぐらい
土地が広い場合(55〜60坪)は西向きと同じ解決策であり、
それは前回お伝えさせていただいたので、
今回は「平屋」が建てれそうにない
少し狭い土地の場合の解決策についてお伝えしていきたいと思います。

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✔️一般的な解決策

土地が狭くなればなるほど
南に建つ家との間に距離を開けることが難しくなるため、
一般的には道路面である東から採光の補填をしようとします。

ですが、東面に大きな窓をつくると
外から家の中が丸見えになることから
それを遮断するためにカーテンを設置することになりますが、
その目的で設置されたカーテンはずっと開けることが出来ないため、
その方法では充分な光を家の中に取り込むことが出来ない
というのが現実です。

つまり、この方法では充分な採光を
家の中全体に届けることが出来ないというわけです。

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✔️弊社の解決策

ゆえ、弊社では土地が狭い場合
道路面には基本窓を設けないようにしつつ
「中庭」をつくるという方法か、
「吹抜け」をつくるという方法か、
あるいはその両方をつくるという方法によって
日当たりの悪さ問題を解決するようにしています。

「中庭」という手段は、
南に建つ家から採光を取りたい窓まで充分な距離が確保出来るから。
「吹抜け」という手段は、
より高い位置から採光を取ることが出来るし、
深いところ(北の方)まで日差しを入れることが出来るため、
南の建物近くにリビングを配置することが出来るようになるから。

端的に申し上げるとこのようなメリットが存在するからです。
そして、これらの手段によって採光が確保出来れば、
プライバシーや防犯が担保され外構工事費用が大幅にカット出来ます。

また、外周面の窓に頼らずとも採光が確保出来るとなれば、
周囲の建物の有無に関係なく
敷地いっぱいに建物を配置することが出来るようになります。
結果、可能な限り1階により多く部屋とより多くの収納を
配置することが出来るようになります。

つまり、2階部分を最小限にすることが出来るので、
2階建てが引き起こす様々な欠点も
最小限に出来るというわけですね。

洗濯の動線に無駄が出来る問題。
子供が自分の部屋を使いにくい問題。
結果、リビングが散らかりやすい問題。
掃除の手間がかかりやすい問題。
足腰が悪くなった時、住みにくい問題。
といったことが、です。

このように、土地が持つ問題というものは
設計によってほぼ100%解決することが出来ます。
そして、その解決策によって暮らしやすさやコストの問題なども
同時に解決することが出来ます。

ぜひ、これからの
家づくりの参考にしてみてください!
では次回は北向きの土地の活かし方」について
お伝えしていきたいと思います。

【おうちづくりコラム】西向きの土地の活かし方

西から射し込む光は深く射し込むと同時に
日差しが厳しいことから忌み嫌われており、
西からの日差しが確保しやすい
西向きの土地を好んで購入したいとお考えになる方は
あまりいらっしゃらないと思います。

しかし、その一般論とは裏腹に
弊社では西向きの土地を
積極的にオススメさせていただくことが多々あります。

理由は至って単純で、
弊社は道路の向きに関わらず
道路面となる正面に基本窓を設けないからです。

つまり西向きの土地を買っても
日常生活において
西からの直射日光に頭を悩ますことがないため、
買っていただいても全く問題がないというわけですね。

とはいえここで疑問になることが、
「西向きの土地」=南と東には(北にも)
家が建っていることが多いため
西から光を採らなければ日当たりが悪くなるんじゃないか?
ということだと思うので、
その解決策について今回はお伝えしていきたいと思います。

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✔️一般的な解決策

西向きをはじめとした
日当たりに難がありそうな土地の場合、
一般的には家の南に充分な余白を取るという手法を用いて、
日当たりを確保しようとします。

リビングから南の境界まで少なくとも3〜4m、
出来れば5〜6mほど距離を取るという感じですね。

5〜6m南に建つ家と距離を開けることが出来れば
南に建つ家が2階建てだとしても
1年中直射光が確保出来るからです。

そしてこの結果、
その余白部分に建てることが出来る部屋を
2階に持ち上げることになるのですが、
弊社ではこのような解決策は提案しません。
日常生活において様々な問題を引き起こす原因となるからです。

洗濯の動線に無駄が出来る問題。
子供が自分の部屋を使いにくい問題。
結果リビングが散らかりやすい問題。
家の中に温度差が生まれやすくなる問題。
家の耐震性が悪くなる問題。
掃除の手間がかかりやすい問題。
足腰が悪くなった時、住みにくい問題。
外構工事費用が高くなる問題。
プライバシーと防犯が悪くなる問題。
などなど、詳細はここでは省きますが、
一般的な2階建ての家が抱える様々な問題が、です。

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✔️弊社の解決策

それゆえ、弊社では一般的な解決策ではなく、
日当たりの問題と同時に暮らしやすさを損なわないような
解決策をご提案しています。

例えば、日当たりを確保するために
南に建つ家から充分な距離が開けることが出来るぐらい
敷地にゆとりがあるとしたら弊社では「平屋」をご提案します。

「平屋」にすれば
洗濯動線の問題、
子供部屋が使いにくい問題、
リビングが散らかりやすい問題、
温度差が生じやすい問題、
耐震性が悪くなりやすい問題、
掃除の手間がかかりやすい問題、
足腰が悪くなった時に困る問題、
が一発に解決出来るからです。

ただし、日当たりの問題や外構工事のコスト問題、
そしてプライバシーや防犯問題に関しては、
ただ「平屋」にしただけでは解決にはなりません。

ゆえ、弊社では敷地に余白をつくり
そこに庭をつくるという考えではなく、
家の内側に庭をつくるという解決策をご提案しています。
いわゆる「中庭」という提案ですね。

「中庭」をつくれば、
南に限らず東に建つ家からも、また北に建つ家からも、
採光を確保する窓まで充分な距離が確保出来ると同時に、
その窓にカーテンを設置する必要がありません。

「中庭」に面する窓の向こうに広がる景色は、
人目が気にならない自分の家の室内ばかりだからです。

結果、日中ずっと採光を
確保し続けることが出来るというわけですね。
たとえ周りが家に囲まれていようとも。
また、たとえ曇りや雨の日だろうとも。

そして、人目につくところに
大きな窓をつくる必要がなくなるため
外壁そのものが盾の役割となり、
プライバシーと防犯を同時にしっかり確保すると同時に、
目隠しや塀にかかる無駄な外構費もカットしてくれる
というわけですね。

いかがでしたか?
なんとなくイメージしていただけたでしょうか?
それとも文章だけだと
いまいちイメージがつきにくかったでしょうか?

というわけなので、そんな方は
ぜひ一度弊社の住まいを見に来ていただければと思います。
きっと新しい発見があるはずなので
お気軽にお問い合わせくださいね。

【おうちづくりコラム】一生暮らすつもりなのに

土地の選び方と家の建て方は、
一生そこで暮らすつもりなのか?
しばらく住んだ後売却することを考えているのか?
によって全く違ってきます。

一生そこで暮らすつもりなら、
自分の価値観を思いっきり詰め込んだ家にした方が絶対にいいし、
土地の日当たりや向きにそこまでこだわる必要がないのに対し、
売却するつもりだと、少しでも早く売却しやすいように
(=誰にでも受け入れてもらいやすいように)
普遍的な家にしておいた方がいいだろうし、
土地に関しても日当たりや向きにこだわっておいた方が
間違いなく売却しやすいからです。

また、家の内容に関しても、
売却予定があるのだとしたら
絶対に「長期優良住宅」にしておいた方がいいのに対し、
その予定がないのだとしたら、
逆に「長期優良住宅」にこだわる必要もないかもしれません。

「長期優良住宅」にするということは、
「=価値が落ちにくい家にする」ということなので、
時間が経っても価値が落ちにくい
「=高く売れやすい」「=固定資産税が安くなりにくい」
と考えられるからです。

そんなわけで、
ずっとそこで住むつもりの方とそうじゃない方とでは、
どんな家にした方がいいのかと
どんな土地にした方がいいのかが
全然違ってくるというわけなのですが、
この話の結論は、後者の価値観を反映させた家づくりは
全体にかかる費用がずいぶんと高くなるということです。

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まず、高くなるのが「土地」にかかる費用です。
いつか売却を考えているなら
圧倒的に人気が高い「南向きの土地」を選んでおいた方が
絶対に後々売れやすいからです。

また、地域に関しても人口が減っていかないか
あるいは増える見込みが高い地域にしておいた方がいいので、
そもそも土地の坪単価自体も高くなってしまうでしょうしね。

家にかかる費用もおそらく割高になると思います。
売却するとなれば、
それなりの部屋数と広さにしておかないと売りにくくなるだろうし、
南向きの土地に南向きの部屋で家を建てるとなれば、
カーテンやシャッターといった
オプション費用も高くなりやすいからです。

長期優良住宅の仕様にするのに
値段が上がることはないものの、
長期優良住宅の認定を取得するために別途で費用がかかるし、
長期優良住宅にするということは
こまめにメンテナンスをしていかないと
いけないということでもあるので、
そのための費用も待ったなしで必要になってくるでしょうしね。

外構工事に関する費用も確実に割高になってきます。
南向きの土地は庭がオープンになり人目につきやすいため、
快適な暮らしを手に入れるためには
目隠しや塀、植栽などを駆使し、視線を遮断する工夫や
心理的に敷地に入ってきにくい工夫を凝らさないといけないし、
同じく人目にさらされるウッドデッキに関しても、
心置きなく使えるようにするためには
目隠しをせざるを得ないからです。

これらに加えて、
土地価格が高い地域だと土地の固定資産税も高いでしょうし、
長期優良住宅でありながらそれなりの広さの家を建てるとなると、
家の固定資産税も高いでしょうしね。

以上のような理由から、
後者の家づくりは前者の家づくりに比べて
ずいぶんと高くなってしまうというわけですね。

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✔️ずっと住むことが前提なら

家を建てる方の多くが、
将来売却する予定がないのに、
まるで将来売却をする予定でもあるかの如く、
ここまで紹介してきたような家づくりをされています。

土地の日当たりにこだわると共に
家の日当たりと広さにこだわったがために
割高に買い物になる。
さらにその副産物として発生する
オプション工事や外構工事にまで多額のコストを支払う。
そして、その結果ローン返済に負荷がのしかかってくる。
という家づくりを。

このような家づくりは、
巷では当たり前とされていることではあるものの、
そこでずっと暮らすことを前提として
一つ一つを論理的に紐解いていくと
何もかもが当たり前として
認定した方がいいことではありません。

ゆえ、これから家を建てる方は、
狭い価値観の中で家づくりを決めるのではなく、
弊社も含め、家づくりにも
色々な考え方と形があるということを知っていただいた上で、
家づくりを進めていただければと思います。

【おうちづくりコラム】変動金利の恐ろしいところ

日本銀行が長期金利の上昇幅を
1%まで容認したことによって、
全期間固定や10年固定の
住宅ローン金利を左右する長期金利が上がりましたが、
長期金利の上昇が意味するところは、
全期間固定や10年固定の金利が上がるというだけに止まらず、
遅かれ早かれ変動金利を左右する
短期金利の上昇にも影響を与えるということです。

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というのも、この図のように長期金利が上がれば
短期金利との間に出来る金利差が大きくなるため、
その差を埋めるために短期も上昇せざるを得なくなる
というのが市場の原理だと考えるのが妥当だからです。

また、現状の物価高(インフレ)を考えると、
近い将来、短期金利をもう一段階上げる可能性が
高まってきているのも紛れもない事実です。

ゆえ、これから家を建てる方は
単純に目先の金利だけに囚われず、
この視点も持った上で
住宅ローン選びをしていただくことをオススメしています。

では、今回は
今後、短期金利が上がっていくことになるとしたら、
変動金利を選んだ方は一体どうなるのかについて
お伝えしていきたいと思います。

これまで変動金利の住宅ローンを
取り扱ってなかった地方銀行まで
取り扱い出している近々の動向を見る限り、
短期金利が上がるのはそう遠い未来ではないんじゃないかと
個人的には考えているので、
同じように危惧されている方は、
ぜひご覧いただければと思います。

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✔️じわりじわりと痛ぶられるイメージ

変動金利は半年ごとに金利が見直されるものの、
金利が上がったからと言って
すぐに返済負担が上がるというわけではなく、
5年間は返済額が変わることがありません。

では、その金利の上下がどのように影響してくるのか
ということになるですが、
仮に途中で金利が上がることになった場合、
元本と利息の割合が変わることになります。

仮に毎月の返済が10万円で
元本が8万円、利息が2万円だとしたら、
元本が7万円、利息が3万円になるという感じです。

要するに、元本の減りが遅くなってしまい、
その結果、返済額見直しのタイミングで
負担が上がりやすくなるというわけですね。

とはいえ、金利上昇に伴って
急激に返済額が上がってしまうと、
住宅ローン破綻という事態を招きかねないので
変動金利の場合、返済額見直し時でも
今の返済額の1.25倍以内までしか
上げてはいけないというルールがあり、
たちどころに返済が出来なくなるということにはなりません。

仮に、これまでの返済額が10万円だとして
元本の減りの鈍化×金利上昇によって
返済額が14万円になってしまうとしても、
1.25倍の12.5万円でとどめてくれるという感じです。

ただ、この場合
本来の14万円の内訳が元本7万円、利息7万円だとしたら、
12.5万円となる場合、
元本が5.5万円、利息が7万円となり、
さらに元本の減りが鈍化していくことになってしまいます。

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✔️これが導く結論

もし今後、短期金利が上がっていくとしたら
変動金利を選んでいる方は、
このような状況を経験していくことになります。
そして、これが引き起こす結末は
住宅ローンの返済がいつまで経っても終わらないということです。

途中の金利上昇時も、返済額見直し時も、
金利上昇の皺寄せを全て
元本の減りを鈍化させることに集中させているため、
期間を延ばすしか方法がなくなってしまうからです。

いかがでしたか?
変動金利の商品の恐ろしさを少しはご理解いただけたでしょうか?
問題を先送りにしてジリジリと追い込まれていく感を
お分かりいただけたでしょうか?

というわけなので、
これから家を建てられる方はこれをご理解いただくとともに
金利上昇リスクをどのようにヘッジするのかも
同時に考えていただきながら
家づくりの計画を立てていただければと思います。

銀行が変動金利の商品を充実させてきているからといって、
目先の金利の安さだけで飛びつかないように充分注意してください!

【おうちづくりコラム】豊かさを実現する真逆の方法 続々編

家は最低でも30坪は必要で、
普通なら35坪、出来れば40坪は欲しいと
多くの方がお考えだと思いますが、
大きくなればそれに比例して家の価格が高くなるため、
家のコストを抑えたい方は、
この固定概念に縛られないようにしなければいけません。

面積が広がったからといって、
それだけで開放感が出るわけでもないし、
広くなれば逆に掃除の手間がかかる上、
固定資産税や電気代をはじめとした
維持管理費も高くなるだけですしね。

というわけで今回は、
その固定概念を形成する3つの「無駄」について
お伝えしていきたいと思います。

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通路という無駄

最初の無駄が「通路」です。
通路とは文字通り「ただ通るだけ」の機能しか果たさないスペースで
「廊下」と「階段」のことです。

ゆえ、面積を抑えるためには
まずは階段をなくすこと「=平屋にすること」を
最優先に考えます。

2階建てにすれば、それだけで階段分面積が広がるし、
その上、2階にそれぞれの部屋をつくることが前提になると、
廊下がたくさん出来てしまうからです。

また、利便性を求め
「玄関→土間収納→洗面→脱衣→ファミリークローク→リビング→玄関」
という風に、グルグル回れる回遊動線を
求められる方も多くいらっしゃいますが、
これはつくる必要のない「廊下」を量産してしまう可能性が高い
という欠点を内に秘めています。

つまり、利便性をゲットために
「コスト」という代償を払う可能性が高いというわけですね。
ただ通るだけの「廊下」も
部屋や収納と同じだけコストがかかっているからです。

✔️数という無駄

2つ目の無駄が「部屋数」です。
例えば「客間」。
この部屋は、家庭訪問用とか来客用とか親が泊まりにきた時用
という名目で作られる部屋ですがこれらは本当に必要でしょうか。

親御さんが泊まることがあるとしても
高い確率で使っていない子供部屋を使って貰えばいいし、
あるいは広々したリビングに
布団を敷いて寝てもらってもいいでしょうからね。

この他、子供部屋に関しても
高い確率でいつか家を出ていくことを考えると、
必ずしも人数分だけつくる必要はないかもしれませんし、
ランドリールームや家事室など特定の用途のためだけに
小さめの部屋をつくりたいとお考えの方もいらっしゃいますが、
小さな部屋を多くつくればその分建築コストが上がると同時に、
冷暖房機器のコストも上がってしまうので、
それがあることを普通だと決めつけてしまっていないか?
世間の情報に流され過ぎてないか?
その部屋はコストという犠牲を払ってでも必要なものなのか?
これらを、間取りを描いてもらう前に
今一度よく考えてみてください。

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✔️広さという無駄

最後の無駄が「部屋の広さ」です。
寝室の広さ、子供部屋の広さ、
リビングダイニングキッチンの広さです。

寝室に至っては基本寝る時間だけしか使わないこと、
隣にウォークインクローゼットがありそこに荷物を全てしまうこと、
となると部屋にはベッド以外置くものがない可能性が高いので、
闇雲に大きくつくる必要がないのではないでしょうか。

子供部屋の広さにしても、
子供たちも大半の時間をリビングで過ごす可能性が高いし、
いつか出て行くことを考えると、
必要以上にお金をかけてまで
広くつくる必要はないのではないでしょうか。

リビングも然りです。
ここは過ごす時間が最も長い場所であり、
家族みんなが集まる場所なので、
個別の部屋に比べるとお金をかけてでも
少しゆったりつくっておいた方がいいものの、
かといって過剰な広さにしてしまうと
無駄な余白ばかりが生まれ
悪戯にコストが上がってしまうだけなので、
その点には注意していただきたいところです。

いかがでしたか?

今回お伝えさせていただいた
3つのことに配慮しながら間取りを考えると、
35坪や40坪どころか30坪にも満ちていないのに
充分ゆったり過ごせそうな間取りで
家を建てることが出来るようになります。

そして、それに加えて
前回、前々回の記事も参考にしていただければ、
無理のない予算で
美しいデザインと素晴らしい機能を兼ね備えたいい家を
建てることが出来るようになります。

「無駄を排除することで最小限の予算でマイホームを手に入れ
豊かな暮らしを実現する」
このコンセプトで家を建てたい方は、
全3回の記事をぜひ参考にしてみてくだい!

【おうちづくりコラム】豊かさを実現する真逆の方法 続編

前回、土地代や外構代を落としていただくために
カット出来そうな無駄についてお伝えさせていただきましたが、
それらを実現するためには、
根本的に家の設計から考え直さないといけません。

南向きにしなくても、
つまり家に囲まれている環境下でも充分な採光が確保出来る設計。
日当たりのために余分に土地を購入しなくても
必要な場所に充分な日照が確保出来る設計。

塀や目隠しなどがなくても人目が気にならず、
防犯的にも安心出来る設計。
また、何も装飾をしない方がむしろ家が美しく見える設計。
といった感じでしょうか。

そして、そのためには
家の無駄を省くことが一番の近道となります。

では今回は、
考えられる家の無駄についてお伝えしていきたいと思います。
一言で言ってしまうと、
「無駄」とは「固定概念の集まり」なので
まずはそれらが何かを知っていただければと思います。

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✔️カーテンという無駄

家にカーテンがあるのは
ごく当たり前の景色かもしれませんが、
少し掘り下げて考えてみるとカーテンがあることによって
家に様々な支障が出ていることに気が付くと思います。

家の中が暗くなる。
結果、朝から電気がないと暗くていられない。
外が見えないから開放感が感じられない。
カーテンが開けられないから窓が開けられない。
そして風が通らない。
カーテンの洗濯も含め掃除の手間が増える。
などなど。

他方、カーテンがいらない窓を意識してつくることが出来ると、
これらと真逆の現象が起こります。

家の中がいつも明るい。たとえ曇りや雨の日でも。
外が見えるので開放感が感じられる。
窓が開けられるので風通しがいい。
カーテンを洗う必要がない。
などなど。

その上窓の数も減らすことが出来るので、
窓掃除の手間も減るし戸締りの心配も少なくなるし
耐震性や断熱性も高くなります。

✔️シャッターという無駄

そして、カーテンと同じぐらい
無駄なアイテムなのがシャッターです。
カーテン以上に値段が高いですしね。

これもカーテン同様に南向きに窓を作らないといけない
という固定概念がもたらしたものです。
台風の時、シャッターがないと何かが飛んできて
ガラスが割れるかもしれないし、
長期間不在にする時、
シャッターをしてないと防犯的に心配だし、
シャッターがないと日中差し込み続ける
熱い陽射しをシャットアウト出来ませんからね。

そんなわけで日照時間が長く台風が多い徳島では
シャッターも定番アイテムと化しているのですが、
これも実は設計次第で100%無くすことが出来ます。
要は、防犯性とプライバシー性が担保された場所に窓を作れば、
カーテンとともにシャッターも必要じゃなくなるというわけですね。

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✔️2階建てという無駄

家の基本は平屋から始まり
その土地の中に入らない部分を2階につくるというのが
設計の基本なのですが、
なぜか土地に広さに関係なく
2階建てありきで多くの家が設計されています。

これは前回お伝えしたように
南向きじゃないといけないという
間違った固定概念がもたらした産物であることに違いありません。

しかし、冷静に考えてみてください。
太陽が沈んでいる時間に使う寝室を南向きにする必要はあるでしょうか。
昼間学校に行っている子供たちの部屋を南向きにする必要はあるでしょうか。
日中ずっと直射光に晒される眩しい部屋で
落ち着いて勉強なんて出来るでしょうか。

そしてそう考えると、
南向きにこだわった方がいい部屋なんてごく限られていると思いませんか?

これを理解しているだけで
間取りの幅がずいぶんと広がるはずです。
そして、家の南に無駄な余白をつくる必要がなくなり
平屋でいい土地に2階建てを建てなくてよくなります。

結果、耐震性や断熱性が自然と高くなり、
家事動線がよくなり、今も未来も暮らしやすくなり、
将来の不安がなくなるとしたら、
あなたはどちらを選びたいでしょうか。

いかがでしたか?
どれも当たり前にようにそうしなければいけないと
思われていたことばかりではないでしょうか。

そして、これらを当たり前にしているだけで、
土地代も外構代も高くつくという結果を招くことに
お気付きいただけたのではないでしょうか。

では、今回はここまでにして
次回もまた、まだまだ存在する当たり前のように受け入れている
「無駄」についてお伝えしていきたいと思います。