【おうちの補助金コラム】R6喜多方市/自家消費型 再生可能エネルギー設備等 設置費 補助金

喜多方市内でこれから
太陽光発電、薪ストーブ・ペレットストーブ、地中熱利用設備、
蓄電池設備、電気自動車充給設備などを設置しようとする方にオススメの補助金です。

分かりやすく一覧表にしたので、参考にしてみてください!

補助金喜多方市_page-0002.jpg

補助金の詳しい内容はこちらから

【おうちづくりコラム】理想的な返済額を実現する2つの手段

たとえ夫婦共働きだとしても、
住宅ローンの毎月の返済額は、ご主人の手取りの30%以内に抑えるのが理想的です。
というのも、奥さんが稼いできたお金は、
家の維持管理費用の積立や、
子供たちの進学費用の積立、
そしてレジャー費、貯蓄などで
そのほとんどが消えていく可能性が高いからです。

ゆえ、たとえ夫婦共働きで、
現在少し家計に余裕があるとしても、
少しでも毎月の返済を抑えるようにした方がいいし、出来ることならご主人の手取りの
30%以内にした方がいいというわけですね。

では、手取りの30%を前提として
家づくりを行った場合、
どのようなコトになるか、お伝えしていきたいと
思います。

理想(希望)と現実(予算)の間にはけっこうなギャップがあって、
現実(予算)を優先した場合、どんな家づくりをすべきなのかという話です。

28278550_s.jpg
 
✔︎予算圧縮の手段を知ることが肝
 
例えば、ご主人の手取りが30万円だとしたら、
毎月の返済額の上限を90,000円以内に抑えないといけないのですが、
この返済額を1.0%の金利、35年返済で借りるとしたら、
借り入れ出来る額は約3,200万円となります。
 
そして、これに自己資金を合わせた額が
あなたが家づくりにかけていい総予算となるのですが、
仮に、あなたが出せるお金が200万円で
親からの援助が300万円あるとしたら、
あなたの総予算は3,700万円となります。
一方で、銀行経費や火災保険費用、
登記費用などの諸経費や、
家具や家電などの購入費用、
地盤改良費用といった
いわゆる家・土地・庭以外に必要となる
別途経費に合計300万円かかるとしたら、
残りの3,400万円という枠の中で、
土地を買い、家を建て、
庭を仕上げなければいけなくなります。


 
いかがですか?
なかなか厳しい予算だなと感じたのではないでしょうか?
 
しかし、これが多くの方にとって現実的な数字だと思うので、
この予算で家づくりをやりきるための、
2つの手段を知っておく必要があります。

まず1つ目が、
土地と家の予算をいずれも圧縮するという手段です。
みんなと同じように家づくりをすれば
土地に1,000万円、家と庭に3,000万円、
合計4,000万円ぐらいかかるところを、
土地と家(庭)をそれぞれ300万円ずつ圧縮するといった感じですね。
そして、そのための具体的な手段が
・家を少しでも小さくする
・南向きの土地はあえて外す
・建てる家にフィットした土地を買う、といった
ことです。
 
続いての手段は「土地を買わない」という手段です。
つまり、実家に余っている土地があるなら
そこを使った方がいいということですね。
あるいは、土地を買わなくてはいけない場合、
土地代を身内からの贈与で賄うか、です。

個人的には、これが選択出来るとしたら
迷わずそうした方がいいと思っています。
仮に土地にお金がかからないとしたら、
先程の予算でも、思い通りの家を建てることが
出来るでしょうし、
あるいは、家の予算を圧縮すれば借入額をもっと
減らすことが出来ます。
 
家と庭に3,400万円フルでかけるか、
あるいは、家の広さにこだわらないなら、
家と庭を2,900万円に抑えることで500万円借り入れを減らす、
という感じですね。
 
とはいえ、実家の近くに住むのは、
どうしてもメンタル的に嫌だなーと思ってしまうと思うので、
さすがにゴリ押しは出来ませんけどね。
しかし、これからもずっと共働きでガッツリ働き
続けるとしたら、
近くにどちらかの親が居てくれた方が、
子供たちの面倒を見てもらえるため、
仕事の選択肢も広がるし、安心して働きやすくなりますよね。
また、時折晩ご飯をつくってもらえるかもしれないし、
野菜や米や食材などをもらえるかもしれませんよね。
 
そんなこんなで、
こういったことを合理的に考えつつ、
また、予算としっかり向き合いつつ、
家づくりをしてもらえたらと思っているので、
一つの意見としてぜひ参考にしてもらえたらと
思います。

【おうちづくりコラム】白をベースにする理由とその合わせ技

「白」という色は、
「熱を吸収しにくい」ことと
「光を反射しやすい」という
特徴を持っていることから、
弊社では「白」を外壁と内装の
メインカラーとして使用しています。

熱を吸収しにくい「白」を外壁に使えば、
家の中が暑くなりにくいし、
光を反射しやすい「白」を室内の壁と天井に使えば、
光が家全体に拡散しやすく家が明るくなりやすいからです。

とはいえ、ただ単に「白」を外壁に使えば
それだけで快適性が増すわけではなく、
それに加えて良い断熱材を使うという合わせ技が大事なように、
室内とて、ただ単に「白」をメインに使えばそれだけで
家が明るくなるわけではないので、
今回は、どんな土地でも明るい家を実現するための
合わせ技についてお伝えしつつ、
最後に内装を「白」でまとめている
もう1つの理由についてお伝えしていきたいと思います。

では、まずはどんな土地でも
明るい家を実現するための
合わせ技についてから。

25535605_s.jpg

✔️カーテンがいらない家にする

壁や天井で光を拡散するためには、
そもそも家の中に光を入れないといけません。
ゆえ、窓をつくるわけですが、
設計の時に熟考しないといけないのが
この窓のつくり方です。

というのも、闇雲に窓をたくさんつくっても
カーテンがセットになって
ひっついてくるような窓ばかりでは、
充分な光が家の中に入ってこないからです。

ゆえ、弊社では基本カーテンがいらない窓しか
つくらないようにしているのですが、
この合わせ技をやった結果、
たっぷりと室内に光が入ってくると同時に、
窓の数が減りその分コストが削減出来るし、
さらにカーテンもいらないので、
もっとコストを削減することが出来ます。

また昼間から照明をつける必要もなくなるので、
高騰していく電気代も削減することが出来ます。
(曇りの日でも必要ないレベルです)

✔️ハイサッシを使う

そして、窓に関するもう1つの工夫は、
光をたっぷりと採り込みたい窓は
天井まで高さがあるサイズのものを使うということです。

つまり、一般的に使われている
窓の高さは2mですが、
2mは使わず天井と同じ高さの
2m40cmを使うということですね。

わずかこれだけのことですが、
これだけでも窓から入ってくる
光の量が格段に変わります。

というわけで、
カーテンがいらない窓にしつつ
メインで光を入れる窓をハイサッシにする、
という合わせ技をすることで、
「白」による光の拡散効果を
最大限に高めているというわけですね。

では最後に、
「白」を内装のメインカラーとして使っている理由、
もっと言うと内装をシンプルにしている理由について
お伝えしていきたいと思います。

28153412_s.jpg

✔️内装をシンプルにする理由

それは、いざ生活しだすと、
家の中がたくさんの色で氾濫することになるからです。

つまり、ただでさえ
いろんな色で氾濫することになるのに、
その下地となる内装にまで
色をたくさん使い過ぎてしまうと、
家の中がゴチャゴチャし過ぎて
リラックスした状態で
過ごしにくくなってしまうからですね。

ゆえ、弊社では
基本壁と天井の色を「白」にすると共に、
室内ドアの色も「白」にし、
かつ、そのほかの様々な部材も
「白」にしているというわけですね。

いわば、家具や雑貨、そして生活用品などが
そこに加わることを前提として
家をコーディネイトしているという感じでしょうか。

確かに、白を基調とした
色をほとんど使っていない室内は、
なんだか病院を連想させそうだし、
味気なく物足りない感じがしてしまうかもしれません。

しかし、大切なことは、
全てのアイテムが揃った時、
その空間がどうなるかじゃないかな?
と個人的には思っています。

なので、これから家を建てようとお考えの方は、
こういった考え方があることも
ぜひ知っておいていただければと思います。

【おうちづくりコラム】これから土地を買って家を建てる方へ

原材料費の値上がりによって
家の価格は約20%値上がりしているのですが、
おそらくこの価格は高止まり状態が続くと予想されます。

ゆえ、個人的には
住宅ローンの負担を軽減するために、
実家に土地があるなら
そこに家を建てるという選択肢を
これまで以上に前向きに検討した方がいいと思っているのですが、
もちろん、みんながみんな
その選択肢があるわけじゃないと思うので、
今回はその選択を取れない方、
つまり土地を買わないといけない方が
住宅ローンの負担を軽減するためには
どうすればいいのかについて
お伝えしていきたいと思います。

結論から申し上げると、
土地を買って家を建てる方が
やるべきことはシンプルにたった2つ。
土地の面積を少しでも小さくすることと、
家の面積を少しでも小さくすることです。

では、それぞれのやり方を
お伝えしていきたいと思います。

28126097_s.jpg

✔️土地の面積を少しでも小さくする

例えば、
家を建てるにあたって必要な土地の広さは
家+家の周囲スペース+駐車スペースですが、
仮に必要な駐車スペースが3台で
建てたい家が約30坪の平屋だとしたら、
これを実現するためには
最低約55坪の土地が必要となります。

そして、その地域の
土地の価格相場が20万円だとしたら、
単純に土地代に最低1100万円かかることになります。

もちろん、自己資金(貯金・贈与)が多く、
この土地を買ってもローン返済的に全然問題ないのであれば
そのままゴーしていただいても構いませんが、
資金計画の結果、予算を落とすべきだとなったとしたら、
もっと価格が安い地域で土地を探すか、
あるいはそれが嫌だとしたら
土地の面積を削るという選択を取るしかありませんよね。

単純に土地面積を10坪小さくして
45坪の土地を買うようにすれば、
20万円×10坪=200万円も
予算を落とすことが出来るからです。

もちろんこの場合、
土地が10坪小さくなった分、
家に取れる面積も10坪減ることになるので、
家にそのままの広さを求める場合、
平屋は諦めざるを得ず、
どこかの部屋を2階につくらなければいけないのですが、
設計のやり方さえ間違えなければ、
家がコストアップすることもなければ、
住みにくくなることもありません。

理由は、1階部分で20坪取ることが出来るとしたら、
1階には玄関・ホール・土間収納・
LDK(階段)・水回り・中庭に加えて、
寝室とウォークインクローゼットまで
充分取ることが出来るからです。

つまり、子育て期間中にしても、
やがて老後を迎えたとしても、
1階に備わっておいて欲しい
スペースが全て揃ってさえいれば、
建てた後ずっとなんの問題もなく
暮らし続けられるからというわけですね。

そんなわけで、
住む地域を妥協したくないという方には、
こういった柔軟な考え方を持っておいていただくことを
オススメしている次第です。

土地代で200万円削ることが出来れば、
建築コストの上昇を
全て吸収することは出来ずとも、
大幅な負担増は回避出来るわけですからね。

28630038_s.jpg

✔️家の面積を小さくする方法

そして、土地同様に
小さくした方がいいのが家の面積です。
当たり前のことですが、
家が小さくなれば
その分確実に価格も減少するからです。

では、家の面積を小さくするためには、
何をどのようにすればいいのか?

まず削減すべきは、
部屋でもなく収納でもなく「廊下」です。
これに関しては、間取りのつくり方次第で、
1坪~1.5坪ほど削れるはずなので、
40万円~60万円ほどコストを削減出来ると思います。

次に考えるべきが「部屋の数」です。
単刀直入に申し上げると「客間」のことですね。
というのも、仮に時折親御さんが泊まりに来るとしても、
わざわざそのために部屋をつくらずとも、
自分の部屋で寝ていない
小さな子供たちの部屋で寝てもらえばいいからです。

そして、この部屋をつくらなければ
3坪ぐらい面積を削減出来るので、
ざっと考えても150万円ぐらいは
コストを削減出来ると思います。

最後に考えるべきは
寝室や子供部屋などの広さですね。
今の家は昔の家に比べて
ずいぶんと収納が充実しているため、
昔のように家具を持ち込む必要がないからです。
家族みんながリビングで大半の時間を過ごすため、
ただ寝るだけの部屋になっていますしね。

そんなわけで、これらの部屋もミニマムサイズにしても
別段問題ないと思っている次第です。
そして、これを実行すれば3坪~4坪ほど面積がカット出来、
結果、コストも120万円~150万円ほど
カット出来るのではないかと思っています。

いかがでしたか?

少しでも家を小さく出来れば、
自然と土地も小さくすることが出来ます。
そして、いずれのコストも削減出来た結果、
住宅ローンの負担を上げることなく
家を持つことが出来るようになります。

なので、これから家を建てる方で、
どうしても土地から買わないといけない方は、
このシンプルな方法をぜひ実行していただけたらと思います。

【おうちづくりコラム】王道は常に間違えている?

家を建てる時に、
絶対に考えておいた方がいいことが
子供の教育資金をどのように準備するのか
ということです。

というのも、
子供を1人大学にやろうとしたら
約1000万円は必要だと言われており、
早い段階から計画を立て準備していかないと、
進学を目の前にしてその資金繰りに
確実にあたふたすることになるからです。

そんなわけで今回は、
教育資金についての個人的な考え方を
お伝えしていきたいと思います。

世間一般的には、
貯金や学資保険で準備するのが
当たり前とされていますが、
この低金利時代の現在は、
この2つよりも適切な手段があるので、
ぜひ一つの手段として
知っておいていただけたらと思います。

では早速、独断と偏見による
教育資金の準備方法について
詳しくお伝えしていきたいと思います。

28508030_s.jpg

✔️基本は「積立投資」

現在の銀行の金利は
普通預金で0.001%、
10年の定期預金でも0.01%という
空前絶後の低金利状態です。

また、この低金利の影響は
学資保険にもバッチリ出ていて、
教育資金のド定番とされている
学資保険でさえも掛け金に毛が生えた程度しか
お金が増えない状態となっています。

ゆえ、個人的にはリスクをはって
もっとお金が増える可能性があるところに
お金を預けるべきだと考えていて、
実際、自分自身も貯金の額をグンと減らし、
学資保険なんて一切かけずに、
35年~40年という長期間の積立投資を
ずいぶん前から継続してやっています。

なぜ長期間で考えているのかというと、
株価というものは短期的には
上下するものであるのに対し、
資本主義経済というものは、
アップダウンを繰り返しながらも
長期的には確実に右肩上がりで
株価が上がっていくものだからです。

過去100年の米国の株価を見てみると、
もちろん増えないどころか
減っている年もたくさんあるし、
オイルショックやリーマンショックの時なんかは、
数年間株価は低迷しているものの、
それでも最終的には平均で
年率10.5%ずつ上がっていっている
というデータもありますしね。

そんなわけで、個人的には
わずか1つの会社の株を買うのではなく、
米国のインデックスファンドを中心に
毎月(毎日)同じ額を継続的に
買っていっているというわけです。

こうやって分散して買っていけば、
必然的に株価が高い時には買う量を減らし、
逆に株価が安い時には買う量を増やすことになり、
自ずと仕入れコストが安くなりますしね。

つまり、この買い付けの仕組みこそが
資産を爆発的に増やす要素になる
というわけです。

ましてや「つみたてNISA」という
増えた分に対して通常かかる
約20%の税金が免除になる制度もあるので、
例外なく誰もが貯金や学資保険ではなく
もっと前向きに積立投資をやるべきだ
と思っている次第であります。

27170700_s.jpg

✔️補充は「奨学金」

ただし、積立投資にも
「期間が短い場合、そこまで増えていない可能性が高い」
という弱点があります。

つまり、
子供が中学生ぐらいになってから積立を始めた場合、
積立期間が短いため、
大学進学時にまだそこまでお金が増えてないかもしれない
場合があるというわけですね。

ゆえ、そんな場合には、
まだそこまで増えていない積立投資を切り崩すのではなく、
一旦「奨学金」を借りるという選択を
視野に入れておいてもらえたらと思います。

奨学金の返済が始まるのは、
大学を卒業してから半年後からなので、
4年半投資による恩恵を増やすことが出来るし、
仮にその段階になってもそこまで増えてなかった場合でも、
奨学金の金利は低いことから、
充分に資産が増えるところまで
奨学金返済をしていってもらっても
大した負担にならないからです。

というわけなので、これから家を建てる方は
こういった方法があることもぜひ覚えておいてください。
そして、その上でその積立資金も避けていただいた上で、
家づくりにかける予算を導き出してもらえたらと思います。

いい環境で育ててやることも
充分な教育の機会を与えてやることも、
親として果たすべき責務なので、
ライフプランをよく考えた上で家づくりを行なってください。

【おうちづくりコラム】メンテ費用も織り込んで考える

品質が良いものを
良い状態で長く使い続けるためには、
定期的にメンテナンスを
しなければいけないのですが、
もちろんそのためにはその費用を
積み立てていかないといけません。

良いものの維持管理には、
それなりにコストがかかるからです。

例えば、私は18歳の時、
バイトで必死にお金を貯めてとある時計を買ったのですが、
定期的にしなければいけないオーバーホール(メンテナンス)を
お金をケチってずっと怠っていたため、
先日、思い切ってメンテに出した時、
買った値段とそう変わらないぐらいの
修理費用を払うハメになってしまいました。

なんせ、全くメンテしてなかったせいで
時間はすぐに狂うわ、気がついたら時間が止まっているわ、で
時計としての役割を全く果たしていませんでしたからね・・・

まー、ここ数年は
スマホで時間を確認するようになったので
そんな状態だったとしても
別段支障が出たわけでもないのですが、
とはいえ、新品同様になって戻ってきた時計を見た瞬間に
メンテの重要性を実感したのでした。

というわけで、
これと同じことが家にも言えるなと思い、
今回の記事を書くに至った、というわけです。

家のメンテ周期は時計に比べて長いものの、
その費用は時計とは比べ物にならないし、
その費用を準備しておらず
都度リフォームローンに頼ろうものなら、
数万円もの返済が毎月の住宅ローンに上乗せされることになり、
それが生活を圧迫しかねませんからね。

28442181_s.jpg

✔️毎月4万円の積立

家を良い状態で維持していくためには
出来れば働いてお金を稼いでいる間
毎月4万円維持管理費用として
積立していくことをオススメしています。

では、その根拠を
あなたの年齢が現在35歳で
70歳まで働き90歳までその家に住み続けると仮定して
試算してみましょう。

35年×12ヶ月×4万円=1680万円
まずはこれが維持管理のために
積み立てていって欲しい費用なのですが、
では、リアルに必要となるであろう工事とその費用を
ここから出していってみますね。

・15年ごとに必要となる外壁の塗り替え
→これには足場費用も含めると、
150万円~200万円ほどのコストが都度必要となります。
ゆえ、生涯で3回必要だとしたら、
450万円~600万円必要だということになります。

・20年ごとに必要となる
水回りの入れ替えに伴う簡単なリフォーム
→これには都度250万円~300万円必要になると思われます。
ゆえ、2回この工事が必要だとしたら
500万円~600万円必要だということになります。

いかがですか?
この2つを合わせると、
この時点で950万円~1200万円もの費用が
必要だということになるのですが、
実はもう1つ必要となる費用があるのを
ご存知でしょうか?

24641842_s.jpg

それは、家電の買い替えコストです。
冷蔵庫や洗濯機といったハイコストなものが
10年ごとに壊れるだけじゃなく、
オール電化住宅なら給湯器というハイコストなものまで
10年ごとに壊れるでしょうからね。

では、これらには
一体どれくらいの費用を準備していくべきなのでしょうか?

冷蔵庫を30万円、
洗濯機を20万円、
給湯器を40万円、
その他諸々の家電を10万円だとして、
これらを10年ごとに買い換えるとしたら、
5回は回転することになるので、
500万円ほど必要になりますよね。

ゆえ、これも先程の費用に
プラスして考えてもらえたらと思います。
つまり、1450万円~1700万円は
家を維持管理していくためには
かかると思っていただいた方がいいというわけですね。

この話は、
これから家を建てる方は知っておきたいものの、
僕も含めてあまり目を向けたくない嫌な現実だと思います。

しかし、価値ある資産を持つということは
その維持管理のために
多額の費用がかかるということでもあるので、
この現実をご理解いただいた上で
家づくりに進んでいただけたらと思います。

というわけで、資金計画時には
ランニングコストの積み立て費用も
忘れず組み込むようにしてくださいね。